薬師岳〜黒部五郎岳 久々のテン泊（折立〜新穂高）

2023年07月29日(土) 〜 2023年07月31日(月)

• GPS: 25:21
• 距離: 45.4km
• 登り: 3,425m
• 下り: 3,644m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:47
• 休憩: 0:08
• 合計: 3:55

10:56 折立
11:01 11:02 十三重之塔 慰霊碑
11:54 11:55 太郎坂
12:30 12:37 青淵三角点
12:47 12:48 積雪深計測ポール
13:14 13:14 ベンチ
13:51 13:51 五光岩ベンチ
14:08 14:08 太郎兵衛平
14:32 14:34 太郎平小屋
14:57 薬師峠

2日目

• 山行: 10:43
• 休憩: 0:55
• 合計: 11:38

14:57 薬師峠
4:31 4:31 薬師平
5:05 5:05 薬師岳山荘
5:33 5:33 薬師岳避難小屋跡
5:47 5:57 薬師岳
6:10 6:11 薬師岳避難小屋跡
6:33 6:34 薬師岳山荘
7:01 7:01 薬師平
8:05 8:16 薬師峠
8:37 8:38 太郎平小屋
8:46 8:47 太郎山
10:12 10:12 神岡新道分岐
10:20 10:31 北ノ俣岳
11:01 11:02 赤木岳
11:12 11:13 赤木岳南峰
11:45 11:52 中俣乗越
13:19 13:19 黒部五郎の肩
13:29 13:36 黒部五郎岳
13:45 13:52 黒部五郎の肩
15:44 黒部五郎小舎

3日目

• 山行: 8:43
• 休憩: 0:40
• 合計: 9:23

15:44 黒部五郎小舎
5:54 5:55 三俣蓮華岳巻道分岐
6:26 6:29 三俣蓮華岳
6:58 6:58 丸山
7:23 7:23 中道分岐
7:44 7:49 双六岳
8:18 8:19 双六岳中道分岐
8:21 8:21 双六岳巻道分岐
8:35 8:45 双六小屋
8:49 8:49 双六池
9:20 9:21 くろゆりベンチ
9:33 9:33 花見平
9:44 9:45 弓折乗越
10:18 10:34 鏡平山荘
10:35 10:35 鏡池
11:07 11:07 シシウドヶ原
11:25 11:25 イタドリが原
11:39 11:39 チボ岩
11:52 11:52 秩父沢出合
12:35 12:35 小池新道入口
13:08 13:11 わさび平小屋
13:22 13:23 笠新道登山口
13:32 13:33 中崎橋
13:46 13:47 お助け風穴
14:02 14:06 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
14:12 14:12 新穂高温泉駅
14:13 ゴール地点

天候

初日　晴れのち雷雨
2日目、3日目 晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き　東京駅始発の新幹線で富山まで
富山から地鉄で有峰口まで
有峰口〜折立　路線バス（要予約。席に空きがあれば予約なしでも乗れます）
→10時半に折立到着

帰り　新穂高から平湯温泉まで路線バス（910円）
平湯温泉〜新宿　高速バス（5700円）


行きは新幹線利用しても毎日アルペン号とほぼ値段変わらず、帰りは乗り換えの不便はあっても毎日アルペン号より大幅に安いです。

コース状況／危険箇所等

良く整備されてます

写真

始発の新幹線から乗り継いで、1030に折立到着。深夜の登山バスより快適な移動でした

久々のテン泊装備の荷物の重さに驚きながら、何とか休憩ポイントへ

なんか雲が増えてきた…

この直後から雷雨になりました。近くで雷鳴ってたので怖かった
この時の雷、薬師岳山頂にも落ちたって聞きました

パラパラとした雨がこの辺りで本降りに。

小屋に着いたら雨があがりました

テント張る前に雨が上がってヨカッタ

テン場へと続く道

まだパラパラと降っているけど、この程度なら大丈夫

テン場到着。賑わってました。
ただ、やっぱりパラパラと振ったりやんだりでした

翌朝は4時に出発。久々にヘッデンつけて歩きました
少し明るくなってきたところ

朝は涼しくて気持ちイイ

良い雰囲気
こんな時間でもすれ違う人がいるのが、さすが北ア

朝の景色

明るくなってきて、お花も見えるようになってきました

なだらかに見えるけど結構キツい道です

雲海

薬師岳山荘
山頂はこの奥の方です

山荘からひと登りで山頂到着！

新しい神社

イイですね〜
快晴です！

全くわからない山座同定

記念撮影

槍かな？槍ですよね〜w
今日はロングなので、テン場に戻ります

この雰囲気、たまりませんな〜

昨日の雷雨のせいか、青空がキレイでした

歩きやすい道で、鼻歌を歌いたくなります

ニッコウキスゲ
とっても好きなお花です

テン場に戻りました。往復3時間20分でした

薬師岳を思ったより早く往復できたので、余裕をもってテントを乾かしてたりしてたら、テント撤収に1時間もかけてしまいました。
黒部五郎に向けて出発！

太郎平小屋

雲ノ平との分岐
いつかはそちらにも行きたいな〜

これは素晴らしい👍

こんな道、大好きです^_^

なだらかに見えて、結構キツい登り

ホントに青空が美しい

今回、名もある山からの風景より、こんな風景が一番お気に入りでした　

ゆっくりと歩く事を心がけました

良いですね〜

雲ノ平方面の稜線も美しい

ライチョウさん！

写真ではわかりにくいけど、親子3羽いました

北ノ俣岳

あれが黒部五郎かな？
キツそうで登りたくないんだけと！

正面が黒部五郎岳
これは登りがキツいのは間違いないな…

中ノ俣乗越から登りが始まります

最初はゆるやかに

だんだん大きくなる黒部五郎
ココからの登りがキツかった…

苦しみながらも黒部五郎岳到着！

雲多めだけど晴れててヨカッタ

絶景です

写真ではさらにわからない山座同定

記念撮影

良いですね〜
でも、あまり時間がないので、退散します

黒部五郎の肩
ココから黒部五郎小屋までが遠かった

下りがキツい…

黒部五郎岳をこちら側から
反対側から見るのと印象違いますね

ガスったら迷いそうな感じ

沢の水で少し休憩
頭を冷やします

ダラダラとした平坦な道なのに、それでも辛いほどバテてました

景色は良いです。この景色に助けられてます

やっと小屋が見えた！

2日目、12時間越えのコースタイムを何とか歩けました。やっぱり体力落ちてるな…

翌朝
今日は明るくなってから歩きます

やっぱり暗い時間からよりも明るい時間から歩く方が良いですね

朝焼け

三俣蓮華はずっと見えてました

チングルマかな？

今日も晴天です

素晴らしい青空

黒部五郎かな？

眩しくなってきました
サングラスつけます

雪溪

三俣蓮華岳到着！

槍の存在感

この突き出た山は烏帽子岳？違う山？
良くわからない💦

槍ポーズ？
それても流行りのエッフェル塔ポーズ？ww

こちらにも山頂標識

双六岳に向けて出発

こちらはなだらかで好きな感じ

なだらかで歩きやすい感じがイイですね！

双六岳到着！

こちらにも山頂標識

これで、本日のピークは終わり
あとは新穂高まで下山です

槍へと続く道

歩きやすい

双六小屋の紅茶シフォンケーキ
山奥とは思えないホスピタリティ

槍の存在感はやっぱり別格

弓折乗越
前回は笠ヶ岳から双六に向かいましたが、今回は新穂高に下山します

鏡平

今度はラーメン休憩
ホントに小屋があって助かった…

鏡池

必死に下山しています

わさび平到着前は、体力不足で足が前に出ませんでした

わさび平でエネルギー補給した後は、元気に林道歩き

無事下山！
バス停近くのホテルでお風呂入ってから帰りました

自宅到着後はUber eatsでお寿司頼みました。流石に動きたくなかった…

感想

rickle

金曜日になって、翌週月曜日は仕事を休めることが急に決まりました。土日入れれば3連休。
この週末は特に予定を決めていなかったのですが、3連休ならどこかに行こうかな、と思って頭に浮かんだのが、今回のこのコースでした。
毎日アルペンの登山バスは当然ながら満席だったけど、交通アクセスで書いた方法なら問題なく予約できたし、小屋は無理でもテン場なら泊まれそう（薬師平は予約不要、黒部五郎小屋は特定日要予約。）

という訳で、ホントに久しぶりにテン泊で縦走することにしました。
調べたら、山中でのお泊まり（小屋泊）は2021年の立山〜剱以来、テン泊は2019年の白馬〜唐松以来、テン泊2泊以上になると2017年の南ア縦走以来でした。
色々あって、あんまりお泊まりはできなかったんです…

久々のテン泊だったのと、急遽決めた予定だったので、小さいミスが幾つかあり大変でした。

パッキングの際に余計なモノが多くて荷物が水なしで14キロになったのはご愛嬌としても、肝心のザックカバーを忘れてしまい、初日の雷雨では大変な事に…。幸い、全ての荷物をビニールで個別包装してるので被害は最小限だったけど、忘れ物はダメですね。

普段はライト装備の日帰りばかりなので、テン泊の場合にどれくらいの時間で歩けるかを考慮することなくコースを設定。その結果、2日目は12時間強、3日目は約10時間のコースタイムになってしまい、時間と体力を余計に使ってしまいました…
しかも、僕は暑さに極めて弱い事も考慮してなかったので、かなりキツイ縦走になりました。

それでも、素晴らしい景色の中を何とか歩き切れたし、北アらしく要所に小屋があるので、特に3日目は小屋でご飯補給する事でギリ体力も持ち、「さすが北アのホスピタリティ！」と感動していました。

初日の雷雨や小さいミス仕方ないとしても、肝心の2日目3日目は快晴で歩けたので、大満足の縦走でした。
これからは体力つけるためにも、テン泊をもう少し増やそうと思います。