北鎌尾根・槍ヶ岳2023

2023年08月10日(木) 〜 2023年08月13日(日)

• GPS: 29:30
• 距離: 47.4km
• 登り: 2,740m
• 下り: 2,750m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:31
• 休憩: 0:08
• 合計: 2:39

13:05 上高地バスターミナル
13:09 13:09 河童橋公衆トイレ
13:16 13:16 小梨平
13:49 13:57 明神館
14:01 14:01 徳本口
14:37 14:37 徳沢公衆トイレ
14:54 14:54 徳澤園
15:07 15:07 新村橋
15:45 横尾

2日目

• 山行: 6:15
• 休憩: 2:09
• 合計: 8:24

15:45 横尾
6:57 6:57 横尾山荘
7:31 7:32 槍見河原
7:41 7:49 一ノ俣
7:56 7:56 二ノ俣
8:22 8:37 槍沢ロッヂ
9:03 9:03 ババ平
9:43 9:45 槍沢大曲り
10:46 11:19 水俣乗越
13:05 14:17 北鎌沢出合
15:23 北鎌沢出合

3日目

• 山行: 9:10
• 休憩: 1:24
• 合計: 10:34

15:23 北鎌沢出合
6:21 6:35 北鎌のコル
9:25 9:54 独標2899m
14:04 14:43 槍ヶ岳
14:51 槍ヶ岳山荘

4日目

• 山行: 6:30
• 休憩: 1:03
• 合計: 7:33

14:51 槍ヶ岳山荘
6:45 6:46 播隆窟
6:52 6:54 坊主岩屋下
7:32 7:32 槍沢・天狗原分岐
7:59 8:09 槍沢大曲り
8:30 8:30 ババ平
8:49 9:10 槍沢ロッヂ
9:32 9:32 二ノ俣
9:57 9:57 一ノ俣
10:05 10:05 槍見河原
10:36 10:36 横尾山荘
10:44 10:47 横尾
11:27 11:27 新村橋
11:39 11:41 徳澤園
11:43 11:45 徳沢公衆トイレ
11:48 12:08 徳澤園
12:10 12:10 徳沢公衆トイレ
12:45 12:45 徳本口
12:49 12:51 明神館
13:23 13:23 小梨平
13:44 13:45 河童橋
13:49 13:49 上高地バスターミナル
13:50 ゴール地点

天候

4日とも晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

松本→新島々→上高地

コース状況／危険箇所等

【水俣乗越分岐（大曲）〜水俣乗越】
樹林帯だけど急坂・風無し・日差しキツシ
【天上沢】
ザレッザレッ。精神的には疲れるけど一気に通り抜けましょう。
【北鎌沢出合までの沢】
流れる水のない沢。まま大きい岩が多く、まぁまぁ時間はかかる。途中の沢、取水できるような水場は枯れているが北鎌出合から下流に15分ほど下ったところに水場あり。
夜も暑く深夜までシュラフ不要で、深夜過ぎにやっと寒くなってきた。
虫・風は無し。テントのペグは不要
【北鎌コルまで】
けっこうエグい急坂。途中2箇所ほど大きい岩場があり、突破するのに難儀するかも。1900、2000m付近に水場あり。ガイドさんにひたすらついて行っただけにつき、クライマーズホイホイなど気づかぬうちにスルー。コルでは虫が多くいるも歩き始めれば問題なし。
【北鎌コル〜天狗の腰掛け】
樹林帯と岩場の混在地帯。ここらはまだ好調。だけどいつも以上に日差しが気になる。
【稜線】
日差しと暑さからキツくなる。岩場を登るときに這ったりひざまづいたりするのが多くなり、それがますます体力を削ぐ
【P11〜】
ギブアップ宣言するもガイドさんに「ダメです、頑張ってください」と言われ、ヨボヨボと。逆にギブアップするほど余裕がなかったので、途中のリッジの怖いところとかは勢いだけで行けたのかも。この区間の記憶は正直あまり無し。あとでヤマレコのルートを見るとそれまで稜線直登をメインにしていたのに、以後は比較的巻き道のルート設定、結果としてみんなに迷惑かけたなぁと。
【槍直下〜槍ヶ岳山頂】
槍ヶ岳直下まで来たら流石にヘリは着接できないので行くしかないと。チムニーとかはちょっと怖かったけど祠の後ろから無事ひょっこりできた♪

写真

8/10 13:09

初上高地です。テンション高い一方、不安も一杯一杯、変なテンションで観光中

8/10 13:41

明神岳、高っいなぁ

8/10 13:43

明神岳、登れる気がしません

8/10 14:17

うちの子（猫）の横顔に似ている。ぷぅちゃん、今何しているかなぁとしんみり

8/10 14:32

良い天気です

8/10 14:33

明神岳

8/10 15:45

横尾山荘からの明神岳

8/10 15:46

一日目は横尾山荘泊

8/11 5:14

曙の明神岳

8/11 7:02

朝の清々しい空気の中すすむ

8/11 7:25

今回のパーティ。案の定、自分が一番貧弱

8/11 7:42

渡河

8/11 7:55

8/11 8:02

8/11 8:05

8/11 8:36

槍沢ロッヂでは小休止

8/11 8:37

槍の穂先が少し見える

8/11 8:44

8/11 9:04

ババ平。日差しで暑そうだ

8/11 9:15

8/11 9:22

横尾尾根

8/11 9:23

東鎌尾根

8/11 9:23

8/11 10:25

8/11 10:36

8/11 10:40

必死に急坂を登っている最中野いちごが。食べられたら美味かろうに

8/11 10:46

水俣乗越から

8/11 11:03

見たことのない蝶

8/11 11:27

ザレッザレッを降りている中野いちご。あぁ、美味そうだ

8/11 11:41

ザレッザレッ！

8/11 11:49

槍だ！

8/11 12:14

沢は続く

8/11 12:23

沢から槍をのぞむ

8/11 13:03

8/11 13:18

北鎌出合に到着。熱中症寸前で日陰に逃げ込む

8/11 13:39

命の水、いただきました、あな、うれしや♪（ガイドさんが水場までの往復約20分、詰め込み数分かかったのに、一瞬で飲み干す。われながら人でなしや！）

8/11 14:27

命の水場ぁ

8/11 14:31

さらに少し下った先で体を冷やす

8/12 4:38

三日目。D-DAY。さぁ、北鎌へアタック開始！

8/12 4:57

このような感じでコルまで上がる

8/12 5:18

北鎌のコルからの赤岩岳方面

8/12 5:31

エイヤッとでかい岩場を登った先に可憐に咲いている花に癒やされる

8/12 6:03

8/12 6:09

8/12 6:23

赤岩岳方面

8/12 6:50

硫黄岳方面

8/12 6:53

北鎌尾根独標が見える

8/12 7:46

北鎌尾根独標とのツーショット。既に笑顔が引きつっている

8/12 7:57

北鎌尾根独標

8/12 8:05

北鎌尾根独標

8/12 9:38

稜線越しの初槍ヶ岳。これを見たかったんだよ

8/12 10:59

カックイイ！！

8/12 10:59

8/12 10:59

この凶々しさ♥

8/12 11:55

ここまで突き進んだところで体力限界と思いギブアップ。「ヘリ呼びます」宣言をするも、ガイドさんの愛のムチでしばらく進むことに。ただここらへんからは一歩一歩歩く（這う？）ので一杯一杯😵10分おきに休憩を考えたり、足がピリピリしたりしてきたときは何回ももうダメかと。（ここで蒼白な顔色の自分とガイドさんのツーショットを撮ってもらったのですが、帰宅してからアップして良いものかわからなくなったのでアップせず。）

8/12 12:36

おおっ、雲だ！雲、もっと湧いてくれ！この日差しをどこかにやってくれ（最悪なツアー客(-_-;)）

8/12 13:01

グダグタな中、踏破してきた北鎌尾根を振り返る。本当に歩いてきたんだぁと。（←僕の場合は本当に歩いただけだけど）

8/12 13:19

槍の直下

8/12 13:47

ガイドさん、華麗にチムニーを超えていく。さすが！

8/12 14:06

槍山頂の祠（裏側からこんにちわ〜）

8/12 14:14

無事、槍ヶ岳山頂到達。ガスっているけど、そんなのどうでも良い。本当は泣いてもいいくらいだったけど、疲れすぎて泣けず。

8/12 14:14

槍、ヨシ
（同行したみんなとの写真も撮ってもらったけど、帰宅してからアップしてよかったかわからなくなったのでアップせず）

8/12 14:22

槍山頂、青空はほんの片隅のみ

8/12 14:50

槍ヶ岳山荘到着。さぁ暴飲するぞ

8/12 17:27

夕方前後一瞬ガスが晴れる

8/13 4:46

夜明けの槍ヶ岳

8/13 5:18

夜明けの尾根尾根

8/13 6:07

野花越しの槍。このときの態勢が悪く右膝の違和感がジワジワ〜と

8/13 6:27

遠ざかる槍

8/13 6:55

槍よさらば

8/13 7:09

水場。次回の槍では活用しよう

8/13 7:56

もう少しで日影ゾーン！足が速まる

8/13 8:52

水俣乗越分岐からは、槍沢ロッヂの日影ベンチを先取りするべく飛ばした甲斐があり日影ベンチ確保！先行していたガイドさんにも一瞬追いつく。日影最高！日影ラブ！

8/13 9:23

8/13 9:24

8/13 9:29

8/13 11:27

基本、「無」につきこの間写真ほぼ撮らず

8/13 13:15

ギュオン！という感じ

感想

Lofoten2014

（ツアーにて）
槍ヶ岳自体はよく渋滞していると聞き、優先順位は低かったのだけれど、北鎌尾根自体は憧れ出会ったので、北鎌尾根のツアーがあるのを知って即申込み。まさかの初槍ヶ岳が北鎌尾根という無謀男だよ。
ガイドさんが迷いなくルートファインディング・ロック地帯のヘルプもあり、日差し・プチ熱暑病などの体力限度オーバーをむかえたのに結果無事踏破。ただ自分の場合は道中を味わう余裕なく、そこは後悔。北鎌尾根トライする人は軽量化・熱暑対策バッチリしてください。
こんな僕に付き合っていただき、Ｔガイドさま、Ｔさん、Ｗさん、ありがとうございました😀
【備忘録】
①取水量
１日目500ml２日目1500ml持ち歩き、うち1000ml３日目3000ml持ち歩き、うち2000ml ４日目2100ml
②荷物
・バッテリー⇒正直山荘で充電できるので本当の補充無しの充電回数は一回のみにつき、5000mAの軽いものにすべきだった。（ただし槍ヶ岳山荘での充電競争は熾烈）
・ゴミ袋⇒必須
・ペットボトル⇒捨て場がないので潰しの効く「いろはす」ベースで。
・ズボン⇒暑さ対策として８〜９分丈のが欲しい
・靴⇒スポルティバでアタックし稜線中はそこまで考えなかったけど、上高地への長大なルートを思うと使いもしないコバのないもう少し軽いものを。
・整腸剤⇒水をガバガバ飲むので必要かな
・ポカリスエット⇒粉必要
・サングラス・日焼け止め⇒必須
・カメラ⇒自分はコンパクトデジカメ持っていったが、メンバー間の話し合いでグーグル社のPixel一択という結論に。
・メガネフォルダー・虫除け・カメラのバッテリー・帽子フォルダー⇒結果使わず
・クッカー類⇒同社のツアーなら事前にお湯をわけてもらえるのを聞き、持っていかなくてもよいか判断できうる
・服⇒行動用?１、就寝兼帰宅の公共交通機関着用?１で限定
・ダウン⇒結果使わず。ただし寒くなるかもしれないのでユニクロの薄いもの持っていった方が良いかも
・シェラフ⇒イスカ280持っていくもオーバースペック。160・190くらいの薄いものを！（北鎌出合でのテン泊ならペグ不要か？）
・リュック⇒参加者はみな30リットル台
③松本市 最高気温34℃最低気温21℃