【後立山連峰縦走】扇沢・柏原新道～八方尾根

2023年08月13日(日) [日帰り]

• GPS: 14:40
• 距離: 25.9km
• 登り: 3,267m
• 下り: 2,845m

コースタイム

日帰り

• 山行: 13:39
• 休憩: 1:02
• 合計: 14:41

0:07 扇沢駅
0:20 0:21 柏原新道登山口
1:18 1:19 ケルン（柏原新道）
1:26 1:30 駅見岬
2:14 2:14 水平岬
2:33 2:39 富士見坂
3:01 3:01 種池山荘
3:36 3:37 爺ヶ岳南峰
3:49 3:49 爺ヶ岳中峰
4:05 4:05 爺ヶ岳北峰
4:21 4:22 冷乗越
4:34 4:40 冷池山荘
4:47 4:48 冷池山荘テント場
5:27 5:27 布引山
6:07 6:13 鹿島槍ヶ岳
6:44 6:45 鹿島槍ヶ岳北峰
7:31 7:38 八峰キレット
7:47 7:51 八峰キレット小屋
8:59 9:00 北尾根ノ頭
10:21 10:25 五竜岳
10:54 10:55 五竜山荘
11:00 11:00 遠見尾根分岐
11:38 11:45 大黒岳
12:41 12:42 牛首
12:47 12:50 唐松岳頂上山荘
13:11 13:14 唐松岳
13:29 13:29 唐松岳頂上山荘
13:52 13:52 丸山
14:00 14:03 扇雪渓
14:19 14:19 下の樺
14:27 14:27 八方池
14:31 14:31 八方ケルン
14:38 14:38 石神井ケルン
14:48 14:48 八方池山荘
14:48 ゴール地点

天候

晴れのちガス

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

【行き】前日、JR信濃大町駅駐車(1日停めて1500円ぐらいに思います)、16:24発バスで扇沢駅(1650円)(最終は17:04発) ・・・その後、扇沢駅の屋外ベンチで0時まで待機
【帰り】リフト、ゴンドラ(最終は16:30)～歩いてバスステーション～JR白馬駅～JR信濃大町駅へ戻る(17:13)

コース状況／危険箇所等

【柏原新道～冷池山荘】歩きやすいルート。種池山荘以降は眺望を楽しめるはず(夜間通りましたので心の中で)
【冷池山荘～鹿島槍ヶ岳(南峰)】特に危険はありません。連続する九十九折と若干ザレてるところあり。
【鹿島槍ヶ岳(南峰)～(北峰)～八峰キレット】岩場、ザレ場が続きます。危ない場所は鎖がありだいたい安心。カニのヨコバイみたいに見える部分は足場がしっかりしていて大丈夫。ただしルートミスだけは起こさないようにする必要あり。
【八峰キレット～五竜岳】割と何度も峰を越えます。気をつけるべき鎖場は2、3回あったように思います。日帰りの場合、この区間が非常に長く感じます。
【五竜岳～唐松岳】五竜山頂直下の岩場、唐松手前の牛首もそんなに難易度高くない。振り返ってみると見た目は怖そうですが八峰キレットより少し下ぐらい。ルートミスに気をつける必要あり。
　今回水を1.8ℓしか持っておらず、山荘で補給。
　五竜山荘・・・水場無し、消毒済み雨の水は500mlで100円
　唐松山荘・・・水場無し、スポーツ飲料とコーラは500mlで600円、水は消毒無しの物しか販売してませんでした。
【唐松岳から八方尾根】登山者が多く様々な方がいました。昨年も同様でした。八方池より下の木道部分は人が多く、木道ではないルートの方が早かったです。(ゆっくり並走していただいたトレランの方ありがとうございます)

その他周辺情報

・JR白馬駅で無料の足湯
・足湯の豚骨ラーメンで栄養補給

写真

8/13 3:49

【爺ヶ岳中峰】ほんの少し明るみ。予定より早い。

8/13 4:32

冷池山荘で明るくなって来ました。登山者もたくさん。天気が良くなりそうで気分UP

8/13 4:46

冷池山荘の少し上にはテントがいっぱい。朝陽を楽しんでいる感ありますね〜。2年前のGW残雪期に来た時のことを思い出しました。あの時は爆風の中でテント張ってる方が多くてびっくり。

8/13 5:03

東からご来光！
今日は期待しかありません。

8/13 5:09

向かいの西側には立山・剱岳がモルゲン

8/13 5:09

剱岳アップ。北方稜線行きたいなぁ。

8/13 5:11

爺ヶ岳もモルゲン。赤く染まってます。

8/13 5:29

【布引山山頂】ここからの立山、剱岳良かったです。

8/13 5:38

雷鳥さん、久しぶり。

8/13 6:04

槍まで見渡せました。

8/13 6:06

針ノ木、奥に鷲羽〜薬師岳

8/13 6:06

そして立山三山

8/13 6:06

剱岳〜毛勝三山

8/13 6:10

北峰へは割と岩場のアップダウン

8/13 6:11

【鹿島槍南峰】山頂

8/13 6:15

山頂に来て五竜方面がようやく見えて来ました。

8/13 6:17

雲海と北峰、中央は頚城

8/13 6:24

北峰を見上げます。割とすぐ。

8/13 6:39

【鹿島槍北峰】登頂！南峰を見渡します。

8/13 6:41

谷の風景と雲海。奥に頚城の山々(雨飾、火打、妙高、高妻)

8/13 6:42

これから行く峰。キレット小屋がよく建てたなという場所にある。

8/13 7:20

この時はキレット小屋の向こうの折り重なった部分が八峰キレットと思い込んでいた。ヤマレコルートがなぜか破線区間だったことからの思い込みです。この破線区間は八峰キレットより楽な区間でした。

8/13 7:32

ハシゴあり。崖に両側挟まれた空間。(実は八峰キレット)

8/13 7:40

鎖場、ここが八峰キレットの核心部だと後から気付かされました。通過する際は、八峰キレットの前哨戦なのにまぁまぁだなぁ、いよいよ怖くなるかもしれないぐらいの気持ちでした。

8/13 7:42

マツムシソウ、最近よく会いますね。

8/13 7:44

キレット小屋に到着。
休憩してると他の方から八峰キレットの感想を聞かれる。
ん、、まさか通過していたとは。。あまり写真撮ってなかったなぁ。

8/13 8:03

鹿島槍を振り返り

8/13 8:23

鹿島槍を再度振り返り。なかなか良い稜線

8/13 8:55

北尾根の頭まで来ました。白馬大池から扇沢まで縦走している方がいました。

8/13 9:30

鹿島槍振り返り。良い風景です。

8/13 9:31

五竜を見上げるともう少しです。
ピークを超えてもまたピーク。何回偽ピークだった？

8/13 9:40

時々こんな鎖場

8/13 9:41

写真で見ると怖そうですが、そんなことはない。

8/13 9:44

五竜岳を見上げます。

8/13 9:59

五竜最後の岩場

8/13 10:24

五竜登頂！

8/13 10:27

五竜を超えるとガスガスの旅となり、もうほぼ晴れませんでした。

8/13 10:37

岩場+ざれた感じのルート
ずっとガスガス。まぁ涼しかったので良かった。

8/13 11:39

【大黒岳】山頂プレートがなければ絶対スルーしていた感じです。

8/13 11:54

イワツメクサ

8/13 12:07

ヤマハハコ

8/13 12:14

イワギキョウ

8/13 12:25

向こう側の唐松岳。時々ガスが晴れて見えてくる

8/13 12:41

唐松山荘と唐松岳

8/13 12:45

ハクサンフウロ

8/13 12:53

コマクサ

8/13 13:11

【唐松岳】山頂
ガスは全然晴れてくれない。

8/13 13:35

八方尾根で下りますが、想定していましたが待ち行列

8/13 13:39

花穂のチングルマの群生

8/13 14:12

八方尾根では数ヶ所お花畑になっていました。

8/13 14:14

アザミ

8/13 14:27

八方池
いつか白馬か唐松と一緒に撮りたいなぁ。

8/13 14:29

もう後少しの下りです。
乙妻、高妻、戸隠、西岳あたりが正面に見えます。
正面のトレランの方に最後ついていきます。

8/13 15:59

白馬駅の無料足湯。今日も使用。この後隣のラーメン食べて駅に。

感想

toshi-o

【予定】お盆休みは最後4日間、北アルプスで完結する予定していました。初日は移動に時間がかかり休養日に変更、残り2日は台風対策で自宅に。結果1日のみとなり、バスでアクセス可能なゴタテに変更。
【ルート】ゴタテは縦走+公共交通機関で日帰りできる貴重なエリア。前日16時24分にJR信濃大町から扇沢行きバスに乗り込む。到着は17時10分頃。その後は駅の待合や屋外ベンチでひたすら出発時間までひたすら待機。レオンのジャンレノのような気分。そんなことをする人は私ぐらい(笑)
【山行】
・ようやく0時になりスタート。途中、鹿島槍ピストンの快速トレランの方に抜かれた。それに影響されたのか予定より早く種池山荘、爺ヶ岳通過し、布引山手前でご来光。剱、立山、毛勝、それと爺への眺望が素晴らしかった。
・今日の難所と想定していた八峰キレット。キレット小屋に到着して、これから慎重に行こうと休んでいたところ、逆向きに来た方から「もう通って来ているよ」と教えられた。なんて下調べ不足！と思いながらホッとする。それから、八峰キレットに近い難易度の箇所が、五竜までに数ヶ所あったと感じます。
・五竜までは、アップダウンが多く、幾つ峰を超えただろう。偽ピークだらけだなぁと思い込んで進んでいると、ようやく山頂に到着。
・次の唐松までは、下りで調子に乗り、途中ではりだした岩に膝を殴打。痛みでさらにペースダウン。もちろん登りも体力的にきつくなってきましたが、なんとかゆっくり唐松登頂。
・その後、下山の八方尾根途中から若いトレランの方とゆっくり並走(待ってもらってましたが)させていただきました。最後はなぜか膝の痛みを忘れて進んでました。まぁ最終的に計画通りぐらい。ガス区間が多かったですが、その分涼しく、爽やかに終われました。
【またいつか】
今日は時間的・精神的に少し余裕がありました。いつか日帰りで(扇沢～白馬)または(扇沢・針ノ木～唐松)もできそうな気がします。天気がもっと晴れた日の日帰りの計画ストックにしておきたいです。