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Yamareco

記録ID: 5977326
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳 北鎌尾根(新穂ワンディ)

2023年09月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
9
2〜3泊以上が適当
GPS
18:42
距離
34.2km
登り
3,489m
下り
3,488m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
16:43
休憩
1:02
合計
17:45
22:56
6
新穂発
23:02
23:02
20
23:22
23:22
29
23:51
23:51
0
0:49
0:49
3
0:52
0:53
34
1:27
1:27
93
3:00
3:01
61
4:02
4:04
13
4:17
4:19
33
4:52
4:53
65
5:58
5:59
86
7:25
7:27
101
9:08
9:14
94
10:48
11:14
154
13:48
13:57
8
14:05
14:06
5
14:11
14:12
37
14:49
14:49
56
15:45
15:53
32
16:25
16:26
2
16:28
16:28
50
17:18
17:18
11
17:29
17:29
8
17:37
17:37
2
17:39
新穂高
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新穂高温泉
コース状況/
危険箇所等
東鎌尾根
基本的には夏道。急な岩場には階段が設置されているが、高度感あり。

水俣乗越-北鎌沢右俣
水俣乗越からの下りは、ザレた急斜面。ひとが歩いた形跡はあるので迷うことはない。
北鎌沢は水は何箇所も出ている。キレては出てを繰り返すが、最終的には北鎌コルの標高差100m下に汲める程の水の流れあり。

北鎌尾根
踏跡がほぼ明瞭なので完全なバリエーションとは言いにくい。アップダウンが多く足が削られます。
特に注意は独標と山頂直下。今回我々は独標は巻きを選択したが、踏み跡を外して際どいトラバースを強いられた。山頂直下はクライミングパートが1箇所。ガバホールドあるので難しくない。なんども北鎌尾根の経験があるのでロープは持参しませんでした。
予約できる山小屋
槍平小屋
寒い夜で槍が岳山荘まで写真は撮れなかった。
キャンプ場には沢山のテントが張ってあった。
2023年09月24日 04:05撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8
9/24 4:05
寒い夜で槍が岳山荘まで写真は撮れなかった。
キャンプ場には沢山のテントが張ってあった。
飛騨沢途中からウインドブレーカーを羽織る。夏は過ぎ去り完全に秋。上の気温は1〜2℃と思われる。
2023年09月24日 04:06撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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9/24 4:06
飛騨沢途中からウインドブレーカーを羽織る。夏は過ぎ去り完全に秋。上の気温は1〜2℃と思われる。
山荘の朝は早い。朝ごはん支度中でした。
2023年09月24日 04:07撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8
9/24 4:07
山荘の朝は早い。朝ごはん支度中でした。
日の出を待つ。下界の夜景もくっきり確認できる。
2023年09月24日 04:11撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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9/24 4:11
日の出を待つ。下界の夜景もくっきり確認できる。
槍が岳山荘4時過ぎ着。一服を楽しむ人たちを横目に先を急ぐ💨
2023年09月24日 04:18撮影 by  iPhone 12, Apple
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9/24 4:18
槍が岳山荘4時過ぎ着。一服を楽しむ人たちを横目に先を急ぐ💨
ご来光目的の人達はもう出発していた。
2023年09月24日 04:18撮影 by  iPhone 12, Apple
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9/24 4:18
ご来光目的の人達はもう出発していた。
雲海
2023年09月24日 04:50撮影 by  iPhone 12, Apple
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9/24 4:50
雲海
一旦、槍さんに別れを告げて、東鎌尾根を下る
2023年09月24日 04:57撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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9/24 4:57
一旦、槍さんに別れを告げて、東鎌尾根を下る
雲海を左手に見ながら東鎌尾根を水俣乗越まで下ります
2023年09月24日 04:59撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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9/24 4:59
雲海を左手に見ながら東鎌尾根を水俣乗越まで下ります
分厚い雲海
2023年09月24日 05:00撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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9/24 5:00
分厚い雲海
北鎌尾根の全貌
2023年09月24日 05:13撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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9/24 5:13
北鎌尾根の全貌
東鎌尾根から見る前穂・北穂方面
2023年09月24日 05:20撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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9/24 5:20
東鎌尾根から見る前穂・北穂方面
東鎌から見る槍は綺麗な三角錐
2023年09月24日 05:24撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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9/24 5:24
東鎌から見る槍は綺麗な三角錐
雲海が滝雲に。この先、滝雲ミストを浴び寒い!
2023年09月24日 05:27撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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9/24 5:27
雲海が滝雲に。この先、滝雲ミストを浴び寒い!
雲海が上にあがりました。
2023年09月24日 05:28撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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9/24 5:28
雲海が上にあがりました。
背後は滝雲でボヤけた槍さん
2023年09月24日 05:40撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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9/24 5:40
背後は滝雲でボヤけた槍さん
槍山荘から約2時間かけて水俣乗越到着。
ここからガクンと標高下げます。3000mまで登ったのに1850mまでおります。
2023年09月24日 05:58撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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9/24 5:58
槍山荘から約2時間かけて水俣乗越到着。
ここからガクンと標高下げます。3000mまで登ったのに1850mまでおります。
天上沢まで降りてきたが、水はあてにできなかった
2023年09月24日 06:27撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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9/24 6:27
天上沢まで降りてきたが、水はあてにできなかった
向こうの尾根の正面の沢を下ってきた
2023年09月24日 06:58撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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9/24 6:58
向こうの尾根の正面の沢を下ってきた
天上沢は枯れています
2023年09月24日 07:09撮影 by  iPhone 12, Apple
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9/24 7:09
天上沢は枯れています
第二ラウンド。北鎌のコルまで右俣を詰める。
2023年09月24日 07:56撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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9/24 7:56
第二ラウンド。北鎌のコルまで右俣を詰める。
巨岩もあります
2023年09月24日 08:18撮影 by  iPhone 12, Apple
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9/24 8:18
巨岩もあります
暑いので途中、頭に水かぶり、水浴び中
2023年09月24日 08:39撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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9/24 8:39
暑いので途中、頭に水かぶり、水浴び中
北鎌のコル着。テント張れます
2023年09月24日 09:12撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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9/24 9:12
北鎌のコル着。テント張れます
あちらは常念岳
2023年09月24日 09:29撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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9/24 9:29
あちらは常念岳
まずは正面の独標目指して。
アレを越えない限りは槍は見えない。
2023年09月24日 09:39撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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9/24 9:39
まずは正面の独標目指して。
アレを越えない限りは槍は見えない。
北鎌の空中散歩
2023年09月24日 09:56撮影 by  iPhone 12, Apple
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9/24 9:56
北鎌の空中散歩
存在感ある独標
2023年09月24日 10:05撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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9/24 10:05
存在感ある独標
北アのオールスター
2023年09月24日 10:11撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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北アのオールスター
どでかい独標に向かっていく
2023年09月24日 10:17撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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どでかい独標に向かっていく
ファイトー
2023年09月24日 10:31撮影 by  iPhone 12, Apple
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ファイトー
最初の先行者をパスしていく
2023年09月24日 10:35撮影 by  iPhone 12, Apple
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最初の先行者をパスしていく
さてどこをどういこう
2023年09月24日 10:43撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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9/24 10:43
さてどこをどういこう
際どいトラバースにはスリングが垂れています
2023年09月24日 10:44撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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9/24 10:44
際どいトラバースにはスリングが垂れています
独標、巻きには踏み跡あり。
2023年09月24日 10:46撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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9/24 10:46
独標、巻きには踏み跡あり。
しかし、踏み跡を外し、難儀な岩場に行ってしまいヤバかった
2023年09月24日 10:50撮影 by  iPhone 12, Apple
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9/24 10:50
しかし、踏み跡を外し、難儀な岩場に行ってしまいヤバかった
なんとか無事クリア
2023年09月24日 10:51撮影 by  iPhone 12, Apple
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9/24 10:51
なんとか無事クリア
独標巻き終え、槍さんに再びご対面
2023年09月24日 11:18撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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9/24 11:18
独標巻き終え、槍さんに再びご対面
大槍、中槍、この角度ならではの景色
2023年09月24日 11:20撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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9/24 11:20
大槍、中槍、この角度ならではの景色
THE KITAKAMA ONE
2023年09月24日 11:22撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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9/24 11:22
THE KITAKAMA ONE
THE NORTH RIDE
あってる?
2023年09月24日 11:25撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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9/24 11:25
THE NORTH RIDE
あってる?
あとはポコポコ越えていこう
2023年09月24日 11:29撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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あとはポコポコ越えていこう
アップダウンが足を削る
2023年09月24日 11:38撮影 by  iPhone 12, Apple
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9/24 11:38
アップダウンが足を削る
いやー何度見ても様になりますね
2023年09月24日 11:57撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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9/24 11:57
いやー何度見ても様になりますね
一応、バリエーションです。ルーファイは結構大事です。
2023年09月24日 12:16撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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一応、バリエーションです。ルーファイは結構大事です。
この辺は槍までまだ近いようで遠い。
2023年09月24日 12:27撮影 by  iPhone 12, Apple
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この辺は槍までまだ近いようで遠い。
何度も前衛としてポコが立ちはだかる
2023年09月24日 12:29撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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何度も前衛としてポコが立ちはだかる
振り返る
2023年09月24日 12:40撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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9/24 12:40
振り返る
もう目の前まできた
2023年09月24日 12:42撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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9/24 12:42
もう目の前まできた
どこ登ったら良いかわからんけれど、ちゃんとルートはあります
2023年09月24日 12:42撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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どこ登ったら良いかわからんけれど、ちゃんとルートはあります
ラストがんばー
2023年09月24日 12:42撮影 by  iPhone 12, Apple
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ラストがんばー
槍をバックにポーズ
2023年09月24日 12:43撮影 by  iPhone 12, Apple
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槍をバックにポーズ
ズンズン
2023年09月24日 12:43撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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ズンズン
槍ばかりではない、圧巻の景色をいくのがこの尾根なんです
2023年09月24日 12:45撮影 by  iPhone 12, Apple
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9/24 12:45
槍ばかりではない、圧巻の景色をいくのがこの尾根なんです
ど正面
2023年09月24日 12:49撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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ど正面
大槍、中槍、小槍
2023年09月24日 12:52撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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大槍、中槍、小槍
Kもいく
2023年09月24日 12:52撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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Kもいく
暑いけれど、ラストスパートです
2023年09月24日 13:21撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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暑いけれど、ラストスパートです
針山ですか
2023年09月24日 13:29撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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針山ですか
上には大勢の登山客が。ひょっこりさせてもらいます。
2023年09月24日 13:34撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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上には大勢の登山客が。ひょっこりさせてもらいます。
四足歩行のように全身運動で登っていく
2023年09月24日 13:35撮影 by  iPhone 12, Apple
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四足歩行のように全身運動で登っていく
一箇所クライミングパートあり
2023年09月24日 13:44撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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一箇所クライミングパートあり
よっしゃー
2023年09月24日 13:48撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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よっしゃー
ギャラリー槍
2023年09月24日 13:48撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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ギャラリー槍
槍ました
2023年09月24日 13:50撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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槍ました
写真は順番待ちなので
2023年09月24日 13:51撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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写真は順番待ちなので
遠目からKが写る
2023年09月24日 13:51撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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遠目からKが写る
速攻で下山する
2023年09月24日 13:51撮影 by  iPhone 12, Apple
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速攻で下山する
山荘は大人気
2023年09月24日 13:53撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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山荘は大人気
最後まで安全第一
2023年09月24日 14:02撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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9/24 14:02
最後まで安全第一
もう緊張する場所はないです
2023年09月24日 14:04撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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9/24 14:04
もう緊張する場所はないです
あとは下るだけ。疲れたー。
2023年09月24日 14:04撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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9/24 14:04
あとは下るだけ。疲れたー。
ここからの角度はななめの槍さん。
2023年09月24日 14:06撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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ここからの角度はななめの槍さん。
大喰岳です
2023年09月24日 14:09撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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大喰岳です
さわ飛騨沢降りましょう。
2023年09月24日 14:14撮影 by  iPhone 12, Apple
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さわ飛騨沢降りましょう。
紅葉は今ひとつです
2023年09月24日 14:16撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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紅葉は今ひとつです
スキーが欲しいです
2023年09月24日 14:44撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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9/24 14:44
スキーが欲しいです
これから紅葉、色づきますかね
2023年09月24日 15:41撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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これから紅葉、色づきますかね
帰り道の滝谷
2023年09月24日 15:41撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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9/24 15:41
帰り道の滝谷
槍平もテント多数。こんなふうにたまにはまったりしたいですねー。お疲れ様でした。
2023年09月24日 15:42撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
17
9/24 15:42
槍平もテント多数。こんなふうにたまにはまったりしたいですねー。お疲れ様でした。

感想

新穂を起点に北鎌ワンディを父とKとでやってきた。北鎌は今回で2回目、1回目は上高地が起点だった。今から15年前の大学生の時だった、時が経つのが早い。今回の新穂起点は上高地起点よりも行程が長く累積標高差も大きいのでワンランクアップしている。こんなこと最初にやろうと思いつく人はやばいです。

18時間もかかってしまった。原因は私です。飛騨乗越の登りでは寒さと睡魔に体調不良を感じ、遅れてしまった。槍山荘で自分だけ北鎌の断念を申し入れたが、受け入れられず、結局根性で歩き通しました。太陽が出れば元気出るんですね。成せばなるを痛感しました。

北鎌は足の置き所に終始、緊張の糸が張り詰めて余計に疲れました。
しばらくぶりに最高の天気で空中散歩できたことはよかった。

初めて北鎌を単独で挑戦したのは30年ほど前、GPSも携帯も、ルート記録も満足にない時代で北鎌沢の取付を間違え、引き返して次が左俣に迷い込んで稜線手前で進退極まり独標で天泊する羽目になった。しかし今は腕時計にGPSが出てルート案内してくれるすんごい時代になった。あの時の辛かった大型ザックの経験から以降北鎌はワンディしかないと上高地2回、新穂2回実践している。

新穂からの北鎌は累積標高差3500近くあり中々楽しいコースである。昨日は30分睡眠で23時に新穂をスタートした。飛騨沢は寒気が溜まってめちゃ寒くて震えながら進んだ。飛騨沢後半で兄ちゃんペースダウン、肩の小屋でもう敗退したいと半泣きであったが、行くしかないだろうと鼓舞してペースを落としてその先を進む。

東鎌尾根では雲海が広がり水俣乗越から天上沢を下った。北鎌沢を登る頃はもう暑すぎるくらい兄ちゃんも元気回復してきたのでその先を急いだ。心配した水も北鎌沢では豊富にあり最終は稜線手前2400mまで大丈夫だった。

北鎌尾根は数パーティが先行しているだけで静かであった。単独で大きなザックを担いでいる女性もおられた。勘だけでルートを伸ばしていくが入ってはいけないやばいコースにも入ってしまいかなり緊張した場面もあった。

最高の展望を楽しみながら大槍に近づいて行く北鎌はやはり素晴らしい、基本ルートは無数にあるがどこを辿るかで力量が試される。最後槍山頂に飛び出すあの爽快感はたまらんち、ピクったら休憩なしでダッシュで帰還した。

飛騨沢の紅葉はイマイチなのでダッシュで降りた。新穂に着く頃はもう夕暮れであった。自宅を出て帰還するまで24時間以上経ていた。もう全身クタクタで五度目の北鎌を終えた。

日曜兄と北鎌行くけど来るかと先生からお誘い
今週も土曜山行けないので1日のために新穂高に行くのはコスパイマイチだけど、やりたいことやって生きていきたいので行くことにした

定刻通り23時スタートで4時に槍ヶ岳山荘に着いた。せっかく3000mまで標高上げたのに1800mまで下るこのコースヤバいです。
水俣乗越までは朝露で濡れないようにカッパを着たり暑くなって脱いだりして時間がかかった

天上沢には水がないけど北鎌沢には稜線直下まで水があった、序盤で水をとったのでなんとも言えない気持ちになった

北鎌のコルから稜線歩きがスタート
独標は今回は巻いたけど巻きルートの踏み跡は無数にあるので登りやすいところで登りあげた方が安心かと思った。今回は独標のトラバースが個人的には核心だった
独標を巻き終えて稜線に上がると槍が見えてくるが中々近づかない、北鎌平まで来てやっと近づいた感じがした。
そこからは意外とすぐ山頂に上がれた、祠の写真の列の邪魔にならないようにすぐ下山

3時間ほどの消化試合を終えて今日は18時間の完全燃焼です。1ミスで死ぬっていう状況が長いのでめちゃくちゃ疲れた、でもたまにキツいことをやっておくと何か辛いことがあってもあの時よりはマシだろうと思えるのでこういうのも必要です。

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この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
槍ヶ岳/飛騨沢ルート/新穂高温泉起点槍平経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
槍ヶ岳 〜新穂高から双六、西鎌経由〜
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
新穂高〜上高地
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

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