表銀座縦走路


- GPS
- 24:49
- 距離
- 39.9km
- 登り
- 2,950m
- 下り
- 2,872m
コースタイム
- 山行
- 6:49
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 7:47
- 山行
- 9:04
- 休憩
- 2:24
- 合計
- 11:28
- 山行
- 6:02
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 6:41
天候 | 初日は雨。昼頃止んで少しがすがひき、槍の穂先が見えたりもしたけれど三時以降また雨。 2日目は朝から晴れて、大天井岳山頂より槍ヶ岳のモルゲンロート。その後一日中晴れ。 3日目の朝は、槍ヶ岳周辺ガスときどき晴れ。強風でテント撤収に苦戦。下山中はずっと晴れていたが、振り返っても槍はガスで見えなくなっていた。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り→上高地より予約制のバスで松本駅。松本駅か高速バスにて池袋バスターミナル。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
テント
マット
ヘルメット
シングルバーナー
メスティン
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
|
---|
感想
二泊三日で表銀座縦走路をいきました!
初めてのテント泊(山小屋泊も経験なし)、初めての北アルプスでした。
出発から雨の合戦尾根をひたすら登り、燕山荘あたりでようやく晴れ間がでてきました。荷物をデポして燕岳登頂後、大天井岳を目指して稜線歩き。けれどすぐにガスがかかり、期待していた絶景は途切れ途切れしかみえませんでした。それでも初めての北アルプスなだけに、思わず見惚れてしまいます。
喜作レリーフ周辺には滑落情報ありましたが、ハシゴがあるので注意が必要でした。
大天荘のテント場にて一泊。テントを取り出した途端雨が降り始め、焦って組み立てようとすればするほど手順を間違え、インナーテントまで結構ズブ濡れになってしまいました。
翌日は四時起床で、綺麗に晴れていてそれだけで気分があがります。荷物を置いたまま五時過ぎに大天井岳山頂。その後日の出に合わせて何名かいらっしゃり、みんなで日の出と赤く染まった雲海を見つめました。どなたかが「昨日雨の中頑張ったご褒美だ」とおっしゃっていましたが、心の中で大きくうなづきました。槍はオレンジ色に染まって、真っ赤ではありませんでしたが綺麗なモルゲンロートでした。
大天井岳から西岳までいき、一息いれました。途中にある赤岩岳に登ろうかと思いましたが、ちゃんとした登山道としては整備されていないと、行きあった方に教えていただきました。これに関しては事前の下調べ不足で、あえなく断念。
西岳からはヘルメットをつけて、水俣乗越。途中で赤岩岳の件でお世話になった方とまたお会いして、穂高連峰を眺めやりながらジャンダルムなんかを確認してました(来年あたりにはトライしてみたい!)。
東鎌尾根は勾配も急で標高も高いためとても苦労しました。よく注意して登ります。基本的には右手に槍ヶ岳が見えていて、辛いながらも楽しく登山できました。途中で水が尽きてしまい、喉の渇きとも闘いながらなんとか殺生ヒュッテへ。表銀座一番の難所ということで、荷物を少しでも軽くしようと持つ水をケチったのが災いしました。気をつけます。
テントを張ったら荷物を置いていざ槍ヶ岳。土曜日ということもあり、山頂への道は渋滞していましたが、結構へとへとだったので、休み休み登れてちょうどよかったです。前に並んでいたグループの方ともペースがゆっくりだっただけに少しお話ししたりできました。混雑には混雑のいいところがありました。途中見えるコヤリの上にはザイル。身につけて登っている方が……!あんなところでアルペン踊りは無理です。山頂では記念撮影し、北鎌尾根からのルートを覗き込むと断崖絶壁で、「こんなところをどうやって……」という気持ちになりました。そういえば水俣乗越でバリエーションルートへ逸れていく方をお見かけしました。
殺生ヒュッテのテントに戻ると疲労でうつらうつらしてしまいました。暗くなってから外に出て、寒さに震えながら星空と槍ヶ岳を撮影。コヤリに登るのを目標に山岳会に入るのなんてどうだろうと考えながら就寝。
朝は槍がガスでほぼ見えませんでしたが、それでも一瞬綺麗に見えました。
五時半に上高地目指して出発。YouTubeで下りの動画を見過ぎて無駄に色々意識しすぎていたせいで、ペースが遅くてどんどん抜かれました。コースタイムが押してしまうと困るので、途中からは考えるのをやめて下りましたが、身体の使い方をきちんと意識した上であえて考えるのをやめる、というプロセスを経たおかげか、これまでよりも安全かつ素早く下ることができました。
徳沢園では映画「氷壁」で使用されたピッケルが飾られていました。映画は見ていないものの小説は読んだので、なんだか感慨深く見ました。そこからかっぱ橋まで一気呵成に歩きました。
とても疲れましたが、憧れの表銀座を二泊三日で歩けたので大満足の山行でした。それに伴ってテントやシュラフも揃えたので、これからのテント泊も楽しみです。もう次はどこへ行こうか考えたりしています。
お土産は雷鳥の里。素朴な甘さで大好きなお土産です。
反省点:
・ザックがメルカリで急遽買ったものだったので身体に合わず、うまく腰に重さが乗ってくれませんでした。次回テント泊までにはちゃんと店で店員さんと相談しながら、身体にあったものを買います。
・色々想定しすぎて荷物が多くなりすぎました。より難易度の高いコースにいくことも考えて、荷物をちゃんと選別したいです。
・パッキングが下手で、ザックがボコボコになってしまいました。うまく背負えなかった原因はこれもあるかも?
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する