鈍足でも行ける、刻んで進む白峰三山縦走

2023年09月29日(金) 〜 2023年10月03日(火)

• GPS: 26:00
• 距離: 25.8km
• 登り: 3,303m
• 下り: 2,627m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:05
• 休憩: 0:02
• 合計: 5:07

8:41 奈良田バス停
8:52 8:52 奈良田駐車場
9:11 9:11 奈良田第一発電所
9:14 9:14 大門沢ゲート
10:06 10:07 森山橋
10:31 10:32 早川水系発電所取水口
11:18 11:18 大古森沢出合
13:48 大門沢小屋

2日目

• 山行: 8:05
• 休憩: 0:52
• 合計: 8:57

6:09 大門沢小屋
10:51 11:14 大門沢下降点
12:43 13:04 農鳥岳
14:00 14:08 西農鳥岳
15:06 農鳥小屋

3日目

• 山行: 4:03
• 休憩: 0:12
• 合計: 4:15

7:31 農鳥小屋
9:49 10:01 間ノ岳
11:07 11:07 中白根山
11:46 北岳山荘

4日目

• 山行: 5:04
• 休憩: 2:27
• 合計: 7:31

6:52 北岳山荘
7:27 7:34 トラバースルート分岐
8:01 8:17 吊尾根分岐
8:48 9:30 北岳
9:48 9:54 両俣分岐
10:01 10:20 北岳肩ノ小屋
10:38 10:50 小太郎尾根分岐
10:54 11:04 草すべり分岐
12:03 12:30 白根御池小屋
13:11 13:18 第二ベンチ(2059ｍ)
13:33 13:33 第一ベンチ(1880ｍ)
13:56 13:57 白根御池分岐
14:14 14:14 旧広河原山荘
14:19 14:19 広河原・吊り橋分岐
14:23 広河原インフォメーションセンター

5日目のログは非公開

天候

9/29 晴れ
9/30 晴れ、夕方から時々曇り
10/1 暴風雨（風速約15m/s）
10/2 晴れ強風（風速約12m/s）
10/3 晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：身延駅（JR身延線）→奈良田温泉（はやかわ乗合バス）
帰り：広河原（山梨交通）→甲府

コース状況／危険箇所等

人気ルートなので不明瞭な場所は特になし
3,000mの稜線で暴風に遭うと相当怖いので無理は禁物

写真

9/29 5:06

富士駅前のホテルに前泊し、始発の身延線に乗ってスタート

9/29 6:34

身延駅からはやかわ乗合バス

9/29 8:40

奈良田温泉からは徒歩

9/29 8:54

第一発電所のトンネルの所まではバス乗れたのかも

9/29 9:48

工事車両も通る道を歩いて、ここから登山道

9/29 10:05

丈夫な吊り橋

9/29 10:12

工事中の箇所にはいくつか登山者休憩所がある

9/29 10:33

不安な吊り橋

9/29 10:40

渡渉ポイント

9/29 11:17

不安な木橋

9/29 12:12

昭和の遺構

9/29 13:23

不安な手すり

9/29 13:28

鉄パイプの橋

9/29 13:44

太めの木橋

9/29 13:51

辛い登りの写真はほとんどない。建物らしき物が見えた！

9/29 14:08

大門沢小屋

9/29 14:43

スターバックス 大門沢小屋店。以前、身延で購入していたゆるキャンマグで

9/29 16:24

まさかの Starlink を使用した Wi-Fi があった🛜

自宅のCATV回線の倍速い！

9/29 17:06

農鳥岳へはまだまだ登りが続く

9/30 4:29

おやすみなさい

9/30 6:32

予定より10分遅れでスタート

9/30 8:17

樹林帯はガスってる

9/30 10:25

ガレ場

9/30 10:42

ようやく稜線が見えてきた。こういう景色好き。実際稜線まではまだ結構あるけどね

9/30 10:53

最後の取りつき

9/30 10:55

ようやく大門沢下降点。登り長過ぎ、、、

9/30 11:02

←大門沢｜岳チウゴロヒ→

9/30 11:01

塩見岳かな

9/30 11:45

登ってきたルート。東側はガスってる

9/30 11:56

十山て何者？

9/30 12:04

富士山見えた！ やはり富士山は登るより遠くから見る山だな

9/30 12:05

↑（ここを登り切れば）

9/30 12:06

農鳥のピークはまだ先だった、、、

9/30 12:20

🐻「おるで！ 気〜付けなはれや！」
頂上直下に熊の💩。存在を示してくれてるのはありがたい

9/30 12:20

最後の取りつき

9/30 12:29

農鳥岳（3,026m）登頂

9/30 12:50

悪沢岳かな

9/30 12:28

次のピーク、西農鳥岳

9/30 13:11

西農鳥岳も山容が美しい。手前、何か鋭利な物で抉られた様な跡

9/30 13:12

抉られて切れ落ちてる

9/30 13:14

奥に間ノ岳、北岳

9/30 13:14

南側の谷はカールでしょうか？ 奥に塩見岳、悪沢岳

9/30 13:26

3,000mの連峰

9/30 13:57

農鳥越しの富士山

9/30 13:58

農鳥岳から南の山々

9/30 14:02

ようやくピークかと思わせておいて、一度降らせる。思わず声に出してツッコんでしまった

9/30 14:10

西農鳥岳（3,051m）登頂

9/30 14:18

間ノ岳は山がデカい！ コルに建つ小屋は映える！

9/30 15:11

意外とカラフル農鳥小屋。ドラム缶の上に名物親父はいませんでした。15:00に到着したので、居たら説教もんだろうなぁ、、、

9/30 15:48

夜叉神から鳳凰三山の尾根かな。雲が不穏

9/30 15:49

本日のテン場（2,813m）

9/30 16:04

南アルプス市から甲府市方面

9/30 17:54

の夜景

10/1 7:32

朝方4:00くらいから暴風雨に。テントを早々に畳んで避難小屋に逃げ込む。
雨は収まったけど暴風の中、1時間半遅れで 3日目スタート

10/1 9:12

ひたすら暴風、時々暴風雨の中を進んでるので写真は全然ない

10/1 9:47

ガスで先が見えないから、遠さは感じないけど、怖さはずっと感じてた

10/1 9:52

暴風雨の中、間ノ岳（3,190m）登頂

10/1 11:08

少し降って中白峰（3,055m）
日本にある 3,000m峰の21座から外されてる残念なピーク

10/1 11:36

もう少しで北岳山荘が見えてくるはずなんだけど、何も見えない

10/1 11:45

お昼前にセーブポイント北岳山荘に到着。予約なしで断られたらどうしようとドキドキで聞いてみたら大丈夫でした。助かった！

Windyで確認した当日 3,000m地点の風速

これだけの風雨だと音量が90dBを超えるらしい。Apple Watch から複数回通知が来てた。このせいなのか、なぜか途中で Apple Watch が電池切れになった。

10/1 16:16

夕方になってようやく晴れてきた。なお強風は残ってます
間ノ岳

10/1 16:16

北岳

10/1 16:20

富士山

10/1 16:39

小屋の中はこんな感じ。感染症対策かパーティションがあるので過ごしやすい

10/1 17:00

せっかくなので夕食も付けてもらった。白身魚のホイル蒸し。温かいご飯が嬉しい

10/1 17:59

小屋の中は安心して眠れる。おやすみなさい

10/2 6:49

おはよう富士山

10/2 6:50

北岳山頂まで約1時間。朝は体温が低く出力が低いので、実際はもっと掛かる

10/2 6:51

目指す北岳

10/2 6:51

南アルプスの女王

10/2 7:30

これは左俣沢？

10/2 7:31

北岳は急峻

10/2 7:42

階段は登る方が怖くない

10/2 7:41

強風が吹きつけてる西側斜面の気温は4℃くらい。長めの霜柱

10/2 7:49

足先の感覚が無くなってきたなと思って靴を見たら、昨日の雨で濡れてた部分がガチガチに凍ってた

10/2 8:13

昨日は何も見えずに進んだ間ノ岳からの道

10/2 8:24

こういう景色が好き

10/2 9:23

北岳（3,193m）登頂、白峰三山縦走完登！

10/2 9:12

仙丈ヶ岳越しの北アルプス

10/2 9:20

富士山側

10/2 9:28

オプションで予定している鳳凰三山（地蔵岳）

10/2 9:29

こちらもオプションで予定している甲斐駒ヶ岳

10/2 9:49

この両俣小屋へのルートはバリエーションルートになってるけど行かれるのかな？ 渡渉とかあるっぽい？
ここがいけると両俣小屋経由で北沢峠に抜けて甲斐駒へのルートが開ける

10/2 10:00

布団を干す北岳肩ノ小屋

10/2 10:15

肩ノ小屋のテン場に泊まる予定だったんだけど、まぁそれはまた今度

10/2 10:34

緩やかな稜線

10/2 10:57

大樺沢の分岐辺りからは樹林帯に

10/2 11:10

こういう森の景色好き

10/2 11:14

これは何？

10/2 11:36

白根御池からの直登ルートに出たら御池が見えた

10/2 12:01

御池からの北岳の眺めも最高

10/2 14:16

野呂川を越える吊り橋を渡って、

10/2 14:17

無事下山！

10/2 14:17

パックラフトで楽しそうなドロップを発見。ただ左岸にアンダーカット、右岸に大きめのログがあるので実際は危険かも

10/2 14:52

広河原山荘のコインシャワーを借りる。10分 800円

10/2 14:34

ちょっと高いけどシャンプー、ボディソープなど完備だし、まぁまだまだ山の中なので。時間は大体でOK

10/2 15:09

命の水（コカコーラ）

10/2 15:40

農鳥小屋でずぶ濡れになったテントを干す。なぜなら、もう1泊するからです！

10/2 16:33

広河原山荘のテン場は旧山荘の前で変わらず。広めで平なのは助かる。夜中に鹿の群れと目があってビビった！

10/2 18:00

せっかくなので広河原山荘で夕食もいただきました。南アルプス市産の桃源ポーク、美味しいよ！

10/2 19:05

新しい山荘はインフォメーションセンターの奥なので、テン場までは真っ暗な中、吊り橋を渡って帰る。めっちゃ怖い！

10/3 8:00

翌日、オプションツアーの開始。まだ帰らないはずでした、、、

とある崩落現場。岩だらけなら越えられたかもしれないけど、細かい土砂で角度が急。装備がないとこれは無理。最初から無理せず予定のルートに向かえば良かったんだけどね、、、
場所はお察し、、、

10/3 9:42

結局、なんか気持ちが切れてしまいオプションツアーは無しに、、、

10/3 9:51

消化不良の中、10:00 のバスで甲府まで。甲府からは高速バスであっという間に帰宅しました

10/3 15:07

地元で寿司でも食うかと思ったら、まさかの定休日。付いてない時はとことん付いてない😨

9/28 1:37

今回の装備一覧（食料抜き）
（中央上のダウンパンツは持って行かなかった）

撮影機器：

iPhone 13 Pro 256GB SIMフリー Apple

感想

Sampo_Kangas

長い休みを利用して、白峰三山縦走からのオプションで甲斐駒ヶ岳などを予定

鈍足なので細かく刻んで白峰三山だけで 4日間で設定。写真を撮りながら歩くとさらに時間もかかるしね。せっかくなら長い時間、山の中にいたいし。
一度、広河原まで降ってから、反対側の早川尾根に登り返して甲斐駒方面に行く予定でしたが、ショートカットしようとして失敗しました。
やはり無理は禁物です

農鳥小屋のテン場、風の弱そうな場所を選んで張り綱もしっかり張ったのに、夜中の3時に強風で張り綱もフライシートのバンジーコードも全部外れて大変なことに。かろうじて中の人と荷物の重さで飛ばされなかったみたい。急いで張り直したけど、雨雲レーダーを見たらなかなかの雨も迫っていたので、急いで避難小屋に撤収。最初から避難小屋に泊まっておけば良かった。

とまぁいろいろありましたが、目標の白峰三山縦走は完登できたのでヨシッ！