(百高山/2500峰完)登り忘れの三ツ岳へ伊藤新道から

2023年10月07日(土) 〜 2023年10月08日(日)

• GPS: 23:26
• 距離: 51.1km
• 登り: 3,186m
• 下り: 3,201m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:20
• 休憩: 0:59
• 合計: 10:19

5:09 七倉山荘
5:10 5:10 七倉登山口
5:17 5:17 唐沢ノゾキ
6:07 6:07 高瀬ダム濁沢登山口
6:13 6:18 高瀬ダム湯俣登山口
6:54 6:55 東京電力高瀬川第五発電所
7:11 7:19 林道終点
7:38 7:38 名無避難小屋
8:25 8:27 湯俣山荘
8:59 8:59 湯俣
9:18 9:18 第一吊橋跡
9:47 9:52 衝立岩
10:20 10:39 第三吊橋跡
11:07 11:07 第四吊橋跡
11:47 11:52 第五吊橋跡
12:08 12:22 赤沢出合
13:25 13:25 伊藤新道展望台
15:28 三俣山荘

2日目

• 山行: 12:19
• 休憩: 0:50
• 合計: 13:09

5:14 三俣山荘
5:38 5:38 黒部川水源地標
6:52 6:53 ワリモ水場
6:59 7:06 岩苔乗越
7:16 7:16 ワリモ北分岐
8:06 8:13 水晶小屋
9:03 9:03 東沢乗越
10:21 10:21 真砂岳分岐
10:25 10:25 真砂岳
11:00 11:00 野口五郎岳
11:14 11:26 野口五郎小屋
12:57 13:02 三ツ岳
13:52 13:53 烏帽子ひょうたん池
14:00 14:08 烏帽子小屋
15:06 15:09 三角点
16:15 16:16 権太落し
16:43 16:48 ブナ立尾根取付
17:02 17:02 高瀬ダム テント場
17:13 17:13 高瀬ダム濁沢登山口
17:22 17:22 高瀬ダム濁沢登山口
18:22 18:22 七倉登山口
18:23 18:23 七倉山荘
18:23 ゴール地点

天候

1日目晴れ！2日目曇りから小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

[七倉から湯俣]
頑張って歩く

[伊藤新道]
今年は雪が少なかったせいで、水の量も少なく
通行の難易度は低めになってるそうです。
渡渉は間違いなくあるので濡れる前提の装備は必要。
サワタビ履いたけど周りはトレランシューズが多かったです。
渡渉と岩場の経験あれば特に苦戦はしません。
整備とクラファンした方々へ感謝感謝！
まとまった降雪があり2100mくらいから積雪。

[三俣山荘〜鳥帽子小屋]
雪山になってます。
2800m付近は脛くらいまで埋没するレベル。
アイゼンは持っていきたい。

[ブナ立ち尾根]
激下りの上にシャーベット雪乗ってて滑り台かと思った。

写真

ある方の百高山記録見てたら、三ツ岳は踏み忘れが多い山とのこと。
自分の過去の山頂写真見返しても無い。
まさかと思ってログ見てみると・・・あっあっあっ

10/7 5:09

じゃあ伊藤新道目指して七倉より出発
タクシー6時半からなので歩くぜ

10/7 5:52

ダムは5カーブのつづら折りで地味にきつい

10/7 6:20

湯俣へのトンネル
怖い

10/7 8:12

北鎌尾根の独標がドーン
この前あそこの上にいたと思うと不思議な気持ち

10/7 8:24

湯俣山荘で伊藤新道の通行届を出す

10/7 8:34

清嵐荘へのジップロック
とりあえず乗ってみる
南アルプスで見かける野猿より快適

10/7 8:53

去年ここ通ったとき、すごい看板だなって思ったけど
まさか翌年、伊藤新道に来ることになるとは。
今年は北鎌も通ったけど、千天から北鎌のコルまで繋げてみたいな

10/7 8:56

気温は低いけど良い天気で絶好の沢遊び日和

10/7 9:02

ボッコボコお湯が湧いてる

10/7 9:16

イノシシの顔みたいな岩

10/7 9:23

第一吊橋に到着。
ここで沢装備にチェンジ。

10/7 9:36

モンベルの沢タビ(フェルト底)
今年は沢登りやるつもりで買ったけど、これで2回目。
6月に硫黄岳登ったときに買っておくべきだった。

10/7 9:37

踏み板がタイラップで留められてるストロングスタイル

10/7 9:40

ガンダム岩は岩にステップが打ち付けられてます

10/7 9:41

ステップ無い時は下を潜ったらしい
それで亡くなった人も・・

10/7 9:55

ヘツリゾーン

10/7 10:01

渡渉祭りの開催だぜ

10/7 10:16

ほっそい足場をヘツル

10/7 10:27

渡渉点がわからずウロウロ探してた

10/7 10:40

親切なお兄さんがルートを教えてくれて、わざわざ戻ってスクラムまで組んで一緒に渡ってくれた。
めっちゃいい人、ありがとうございます。

10/7 10:45

第二吊橋を渡る

10/7 11:45

第三吊橋に到着し、ここで一般的な沢登り区間は終了。

10/7 11:48

一般的にはここから巻き道に入ります。

10/7 11:53

でもその先から詰める記録も見たので、そっち行ってみることにした。

10/7 11:59

割と普通に進める。

10/7 12:04

ここだけ深い渡渉点があった。

10/7 12:04

パンツまで濡れた😭

10/7 12:08

ここから沢沿い登っていくと正規ルートに合流する。

10/7 12:19

なので靴履き替えた。

10/7 12:20

池の平小屋で買ったかわいい池ちゃん手ぬぐいで、
汚いおっさんの体を拭く。

10/7 12:37

まさに新道って感じのゲロゲロ道を登ってく。

10/7 12:41

と、突然現れる硫黄岳。
めっちゃテンション上がる。
こっちからだとこんな風に見えるのか。
沢だからと一眼置いてきたことを猛烈に後悔。

10/7 12:51

硫黄岳から赤岳キレット群がめちゃくちゃかっこいい。
硫黄尾根通しは無理だけど、積雪期の硫黄岳にソロで登るのが目標。

10/7 13:31

硫黄尾根の向こうにそびえ立つ槍ヶ岳。
ラスボスの風格がパない。

10/7 14:21

2100越えたくらいで雪が出てきた。

10/7 14:29

硫黄尾根と北鎌尾根のコラボ。
やっぱ一眼持ってくるべきだった。

10/7 14:51

チェーンスパイク装着。
これは持ってきてGJだった。

10/7 15:22

伊藤新道、無事終了。

10/7 15:25

ハイマツに潜む三俣山荘。

10/7 15:31

三俣山荘に到着。
雪降ったからか、人少なくて静かです。

10/7 15:53

テン場も選び放題だったので、
鷲羽岳が見える位置にお家設置。
ここでちゃんと整地しなかったから夜に悲惨な目に合う・・。

10/7 15:54

水もジャブジャブ出てます。

10/7 16:05

贅沢レトルト食品。

10/7 16:21

ハンバーグとスープでお祝い。

10/7 16:57

夏用のヘタレたZライトじゃ無理だと思い
ザックの背面にしてたFPを重ねる。
結果、まったく無意味で背中が寒くて寝れなかった。

10/7 17:25

ミートソースパスタ。
ソースをお高いレトルトにしたので美味しかった。

10/7 19:08

ダイソーのソーセージステーキを試してみる。

10/7 19:15

ジェットボイルしかないので湯煎したけど、
ギョニソの豚肉版みたいな味だった。

10/7 17:48

3シーズンシュラフで寝れないと思ったので、
非常用の高温ホッカイロ投入。

10/7 18:29

夜喫茶行こうと思って18時過ぎに行ったらまだだった。
19時前には開くと聞いたけど、この後行ったらまだやってなくて外で震えるおっさん。
マッチ売りの少女な気分。諦めて寝るか。

10/7 18:36

日没後に到着して隣でテント設置し始めるPTいるし、散々な夜だった。
耳栓してふて寝。

10/8 3:29

寝れなかった。
整地しなかったので地面の雪が凍って、ヘタれたマットを貫通してくる冷気。
凍ったまな板の上で寝てる魚の気分だった。

20時〜3時まで横になってたのに、
心拍数計では2時間しか寝てないことになってる。
実際、寝た気がしない。

10/8 5:12

2日目スタート。
いよいよ踏み忘れの三ツ岳へ。

10/8 5:32

看板の絵がかわいい。

10/8 5:38

黒部源流

10/8 6:59

祖父岳分岐まであがってきた。
昔、鷲羽岳と間違えてあそこ登って、山頂標識で気づいて駆け下りた思い出。
なので山頂写真は無いけどちゃんと登った記憶はある。

10/8 7:01

積雪これくらい。

10/8 7:15

水晶小屋まで果てしなく遠い。
てか寝不足で全然ペースがあがらん。きつすぎる。

10/8 8:07

死にそうな顔で水晶小屋到着。
去年、百高山ラスト山行の時にお世話になりました。
またこういう形で訪れるとは・・・。

10/8 8:08

ここから東沢乗越は結構悪路だった記憶が。

10/8 8:16

出だしから嫌なトラバースを下る。
チェーンスパイク持ってきててよかった。

10/8 8:17

まだまだ続くよトラバース。
ピッケル欲しくなる。

10/8 8:25

これでもかというくらい下る。

10/8 10:19

死んだ瞳で来た道を振り返る。

10/8 10:47

登ったことある野口五郎岳はあえて山頂を巻く。
あえて。決してキツイからとかじゃない。

10/8 11:01

でもこの巻き道は意味あんの？ってくらい山頂の横をかすめる。

10/8 11:10

野口五郎小屋が見えてきた。

10/8 11:31

いよいよ目標の三ツ岳が見えてきた。

10/8 11:52

やたらとホシガラスを見かけた。
雷鳥より可愛いと思う。

10/8 12:34

この山行、最初で最後のピーク。
このために野口五郎岳を巻いたんだ。

10/8 12:53

道なき道を登る。
そりゃ百高山意識してなきゃこんなとこ登らないよな。

10/8 12:56

登りつめたら山頂はもうすぐ。

10/8 13:00

三ツ岳到着。百高山全100座、2500峰全151座達成！
こんな終わり方も自分らしいな。

10/8 12:59

この夏頑張った三大山行である、
硫黄岳と北鎌からの槍ヶ岳も祝福してくれました。

10/8 13:59

死にそうな顔したおっさんが烏帽子小屋の前を通ったそうな。

10/8 14:20

殺す気かと言いたくなくズルズルに溶けた雪の急降下。

10/8 14:58

チェーンスパイクを履くと出てくる鉄パイプ階段。

10/8 15:13

ツルッツルの濡れた木の根。

10/8 16:51

ヘルメット被って降りてきた。
何時間も前から表情は無です。

10/8 16:53

ひろーい。

10/8 16:58

ストロングスタイルな橋。
流される前提に見える。

10/8 17:05

踏み板踏み抜きそうな吊橋を渡る。
伊藤新道のタイラップで留められた踏み板のが信頼できる。

10/8 17:08

トンネルは怖い。

10/8 17:13

1710に高瀬ダム到着。
ちなみにこの時期タクシーは17時までです。
まぁ自分の人生こんなもんさ。

10/8 17:16

タクシー代2400円ケチれてラッキー(ポジティブ)
小雨降ってきたけど、この先半分以上トンネルだから濡れなくてラッキー(超ポジティブ)

10/8 17:18

さよなら高瀬ダム。
次に来るときは積雪期の硫黄岳チャレンジかな。

10/8 17:57

日没の道、普通に怖いんですが。
この山行で一番怖かった箇所のは文句なしにここ。
北鎌も北方稜線も越えてるかもしれないくらい怖い。

10/8 18:23

無事ゴール。お疲れ様でした。
めっちゃ疲れた。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

感想

yuin

裏銀座を歩いたのは百高山を意識する前で、
当時は百名山くらいしか頭にありませんでした。
その後、百高山を目標にしてヤマレコのログで未踏峰に出かけ続けて
22年9月に南真砂岳で百高山完登。
続けて23年9月に池ノ平北峰で2500峰151座完登。

と思ってたらまさかの踏み忘れがあることが発覚。

三ツ岳はブナ立ち尾根から登りに行くのが手っ取り早いけど、
せっかく伊藤新道開通したんだし、グルっと回って2日間35キロ歩いてから
真のラスト百高山/2500峰を登ってきました。
これで胸を張ってピークハンターを名乗れます🫠

ヤマレコ記録上の百高山138位。
2500峰5位となりました。
やったぜ。

コメント

Nerisaru

チャレンジの後の次のステージ楽しみにしています♪人生一回切りなのでチャレンジして行きましょうね。ピークハント上等でしょう！

yuin

Nerisaruさん
コメントありがとうございます
できる範囲でチャレンジしていきたいと思います！
Nerisaruさんの最近の記録拝見すると見覚えのある山ばかりなので、
2500峰挑戦されているんですかね？
お互いピークハントがんばりましょう！