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Yamareco

記録ID: 674872
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳(西岳〜編笠山〜権現岳〜赤岳〜阿弥陀岳)舟山十字路から周回

2015年07月11日(土) 〜 2015年07月12日(日)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
15:58
距離
23.0km
登り
2,882m
下り
2,556m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:20
休憩
0:34
合計
6:54
7:35
7
7:42
7:42
14
7:56
7:57
114
9:51
9:54
34
10:28
10:28
1
10:29
10:31
13
10:44
10:44
0
10:44
10:47
17
11:04
11:09
0
11:08
11:09
10
11:19
11:21
3
11:24
11:24
26
11:50
11:52
47
12:39
12:50
11
13:01
13:02
25
13:27
13:27
23
13:50
13:51
16
14:07
14:09
19
2日目
山行
4:49
休憩
0:49
合計
5:38
5:17
58
6:15
6:15
7
6:22
6:22
2
6:24
6:24
3
6:27
6:28
4
6:32
6:42
0
6:36
6:42
7
6:49
6:50
2
6:52
6:52
5
6:57
7:02
0
6:57
6:58
15
7:13
7:13
1
7:14
7:20
7
7:27
7:28
23
7:51
8:05
5
8:10
8:11
5
8:16
8:17
51
9:08
9:09
36
9:45
9:46
11
天候 二日間とも晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
舟山十字路に10〜20台ぐらい(路肩含めて)駐車できそうです
無料です
キレット小屋テント場は550円です。
水場あり(夏の終わりに近づくと枯れることもあるそうです)
トイレは屋外に2箇所あり
コース状況/
危険箇所等
【出発前】
アブが大量で、少しでも体の動きを止めるとすぐに刺される。
【舟山十字路〜西岳】
森林の中を進みます。特に危険なところはありません。
しかし、ちょっと休もうと体をじっとしているとアブの餌食に。
【西岳〜青年小屋】
特に危険はなし。
【青年小屋〜編笠山】
編笠山下部は、大きな岩場が連続します。マーキングはしてありますが、どの岩を歩いていっても問題なし。
【青年小屋〜権現岳】
ガレ場、ザレ場が続きます。
慎重な足運びで。権現岳直下は、急な岩場です。
【権現岳〜キレット小屋】
アップダウンの続く稜線歩きです。
名物の長〜い梯子があります。
【キレット小屋〜赤岳】
殆ど岩登りのルートでしょう。前後の登山者への落石に注意して行きましょう。
【赤岳〜阿弥陀岳】
一旦、中岳へのコルへ下り、急な阿弥陀岳へのルートは岩場、ガレ場、ザレ場のありとあらゆるコース。
阿弥陀岳へのルートは本来ならヘルメット装着してほしいですね。
メットなしの人が殆どでした。
【阿弥陀岳〜舟山十字路】
上部は細い尾根道です。慎重に行きましょう。
御小屋山から下は森林の中を進みます。舟山十字路への分岐は若干分かり難いかと思われますが、新しそうな標識がありました。
林道まででたら、後は問題ありません。
その他周辺情報 登山口から10分ぐらいのところに温泉施設「もみの湯」があります。
大人500円。
いい湯でした。
また、露天風呂の木にオコジョらしき物体が木登りしていました。
では出発します
立場川へ下りて行きます
立場川へ下りて行きます
キバナノヤマオダマキ
キバナノヤマオダマキ
シモツケソウ
立場川?
広さからこれが本流かと
広さからこれが本流かと
でもこちらもそこそこ
でもこちらもそこそこ
林道にある車止めのチェーンが見えてきたら
林道にある車止めのチェーンが見えてきたら
その先に西岳への登山口
その先に西岳への登山口
踏み後は若干薄いですが、なんとか大丈夫でしょう
倒木も多数あり
踏み後は若干薄いですが、なんとか大丈夫でしょう
倒木も多数あり
信玄の隠岩
ここを西岳へ向かいます
信玄の隠岩
ここを西岳へ向かいます
ギンリョウソウがありました
2
ギンリョウソウがありました
しばらくはずっとこんなルート
しばらくはずっとこんなルート
レンゲツツジが一輪残っていました
レンゲツツジが一輪残っていました
ゴゼンタチバナ
ハクサンイチゲ
ゴゼンタチバナの群生
ゴゼンタチバナの群生
富士山見えますね〜
2
富士山見えますね〜
西岳に着きました
1
西岳に着きました
北岳〜甲斐駒〜仙丈
2
北岳〜甲斐駒〜仙丈
編笠山の端正な形
2
編笠山の端正な形
ギボシの奥に権現岳のピークが少し見える
3
ギボシの奥に権現岳のピークが少し見える
ギボシ〜編笠山
権現岳はギボシに隠れてる
2
ギボシ〜編笠山
権現岳はギボシに隠れてる
赤岳も見えます
タカネバラ
では西岳を後にします
1
では西岳を後にします
ミネウスユキソウ
ミネウスユキソウ
阿弥陀岳
イブキジャコウソウ
1
イブキジャコウソウ
キバナノコマノツメ
キバナノコマノツメ
阿弥陀岳〜赤岳
キバナノコマノツメはたくさん至るところで見ました
キバナノコマノツメはたくさん至るところで見ました
乙女の水
水量豊富です
また、非常に冷たくておいしいのですが、水を汲むのに冷たすぎて手が痛くなるほど
水量豊富です
また、非常に冷たくておいしいのですが、水を汲むのに冷たすぎて手が痛くなるほど
青年小屋に到着
遠い飲み屋で有名
遠い飲み屋で有名
この先の目的地権現岳
1
この先の目的地権現岳
権現岳の前にせっかくなので、編笠山も行っときます
権現岳の前にせっかくなので、編笠山も行っときます
大きな岩の連続
編笠山のしゃくなげ
1
編笠山のしゃくなげ
イワカガミ
八ヶ岳が一望です
3
八ヶ岳が一望です
阿弥陀岳~中岳〜赤岳
1
阿弥陀岳~中岳〜赤岳
雲海の上に富士山
2
雲海の上に富士山
北アルプス(穂高連峰)
1
北アルプス(穂高連峰)
のりさん
北岳〜甲斐駒〜仙丈
2
北岳〜甲斐駒〜仙丈
山頂到着
編笠山ピーク
青年小屋の向こうに権現岳
1
青年小屋の向こうに権現岳
権現岳へ向かいます
権現岳へ向かいます
ヨツバシオガマ
最初に登った西岳
最初に登った西岳
ノロシバ
先に見えるのはギボシ
1
ノロシバ
先に見えるのはギボシ
チシマギキョウ
しゃくなげは至る所に点在
1
しゃくなげは至る所に点在
ギボシの向こうに赤岳
3
ギボシの向こうに赤岳
コケモモ
タカネグンナイフウロ
1
タカネグンナイフウロ
ギボシの山頂
イワベンケイ
ミヤマダイコンソウ
ミヤマダイコンソウ
権現岳はトキトキ
1
権現岳はトキトキ
編笠山はきれいですね
形だけなら飛騨の笠ヶ岳といい勝負
2
編笠山はきれいですね
形だけなら飛騨の笠ヶ岳といい勝負
ギボシの手前はこんな岩場の連続
2
ギボシの手前はこんな岩場の連続
権現小屋が見えてきた
権現小屋が見えてきた
タカネニガナ
コバノコゴメグサ
コバノコゴメグサ
蓼科山はすぐに分かるシルエット
1
蓼科山はすぐに分かるシルエット
イワオウギ
イワツメクサ
まだまだ続く岩場
まだまだ続く岩場
八ヶ岳主峰
阿弥陀岳から赤岳の稜線が見事
3
八ヶ岳主峰
阿弥陀岳から赤岳の稜線が見事
ミヤマダイコンソウ
ミヤマダイコンソウ
あと少しで権現小屋だけど、権現岳は針峰だね
1
あと少しで権現小屋だけど、権現岳は針峰だね
ハクサンイチゲ
権現小屋に到着
荷物をデポし、分岐から少し南へ権現岳のピークを踏みに行きます
1
荷物をデポし、分岐から少し南へ権現岳のピークを踏みに行きます
いいね!
あのてっぺんに立とう
2
あのてっぺんに立とう
権現岳山頂到着
鉄剣があった
ここまでのルート
ここまでのルート
赤岳と阿弥陀岳が待っていると思って頑張って足を進めよう
2
赤岳と阿弥陀岳が待っていると思って頑張って足を進めよう
この先はこの稜線を進んでいく
3
この先はこの稜線を進んでいく
権現岳の南には三ツ頭へと続く稜線
1
権現岳の南には三ツ頭へと続く稜線
記念に一枚撮っていただきました
3
記念に一枚撮っていただきました
権現岳を後にする
権現岳を後にする
これはギボシから権現への稜線ルート
これはギボシから権現への稜線ルート
ミヤマシオガマ
ここを進みます
ミヤマダイコンソウ
ミヤマダイコンソウ
名物の梯子
まあでも危険はないでしょう
1
まあでも危険はないでしょう
一日中展望はいいね
2
一日中展望はいいね
ゴゼンタチバナ
まだまだこんな稜線ルートを進む
1
まだまだこんな稜線ルートを進む
コガネイチゴ
ツルネです
本日初めて駒草に出会いました
1
本日初めて駒草に出会いました
一面の駒草です
綺麗ですね
赤岳が近くなってきた
赤岳が近くなってきた
阿弥陀岳もいいね!
でも登りのルートが凄い急角度
1
阿弥陀岳もいいね!
でも登りのルートが凄い急角度
飽きないね
素晴らしい
明日が楽しみだ
1
素晴らしい
明日が楽しみだ
キレット小屋に到着
キレット小屋に到着
テントの手続きを済ませる
テントの手続きを済ませる
テン場から少し下ったところに水場
1
テン場から少し下ったところに水場
水量はこの時期はまだそこそこある
1
水量はこの時期はまだそこそこある
ミヤマキンポウゲ
ミヤマキンポウゲ
キレット小屋からの赤岳
あんなにギザギザでしたっけ
1
キレット小屋からの赤岳
あんなにギザギザでしたっけ
キレット小屋の北側には一面の駒草
保護してます
1
キレット小屋の北側には一面の駒草
保護してます
赤岳のアーベントロート
3
赤岳のアーベントロート
赤岳が赤い
時間を忘れて見とれます
1
時間を忘れて見とれます
富士山も日が暮れる
富士山も日が暮れる
2日目
ではテン場を後にします
2日目
ではテン場を後にします
まだ日が当っていませんね
まだ日が当っていませんね
阿弥陀岳上部に日が差してきた
阿弥陀岳上部に日が差してきた
振り向いてツルネ
振り向いてツルネ
日が差す前の涼しいうちに進みたい
日が差す前の涼しいうちに進みたい
赤岳へのルートは最初はザレ場
1
赤岳へのルートは最初はザレ場
振り向いて権現岳
振り向いて権現岳
木曽駒から御嶽山
木曽駒から御嶽山
阿弥陀岳
中岳は有名どころに挟まれてちょっとさみしい感じ
1
中岳は有名どころに挟まれてちょっとさみしい感じ
チシマギキョウ
岩場が出てくる
しばらくはこんな感じ
しばらくはこんな感じ
振り向いてキレット小屋からのルート
振り向いてキレット小屋からのルート
雲海は何とも言えません
1
雲海は何とも言えません
権現岳もすばらしいね
権現岳もすばらしいね
富士山は今日も顔を出してくれた
富士山は今日も顔を出してくれた
もう少しだ
落石を起こさないように慎重に進む
1
落石を起こさないように慎重に進む
梯子も結構出てくる
梯子も結構出てくる
権現岳の向こうに北岳〜甲斐駒〜仙丈
権現岳の向こうに北岳〜甲斐駒〜仙丈
またまた梯子
かなり急な登りでした
かなり急な登りでした
でもまだまだ続く
でもまだまだ続く
阿弥陀岳が近くなってきた
阿弥陀岳が近くなってきた
タカネツメクサ
ウスユキソウ
あれがピークでしょう
2
あれがピークでしょう
のりさん
真教寺尾根と県界尾根
長いね
真教寺尾根と県界尾根
長いね
阿弥陀岳
もう少しで赤岳山頂
もう少しで赤岳山頂
真教寺尾根との分岐に到着
真教寺尾根との分岐に到着
今日も南アルプスもご機嫌だ
今日も南アルプスもご機嫌だ
頂上山荘が見えた
頂上山荘が見えた
中岳からのルートと合流
中岳からのルートと合流
ようやく着きました
1
ようやく着きました
人でいっぱい
写真待ちの行列ができてくる
1
写真待ちの行列ができてくる
槍〜穂高
しばらく待つが、人物なしで撮影できませんでした
3
しばらく待つが、人物なしで撮影できませんでした
後立山連峰
赤岳頂上山荘
東の金峰山方面
東側の尾根ルート
長大です
東側の尾根ルート
長大です
頂上山荘へは寄りません
頂上山荘へは寄りません
八ヶ岳南部主稜線
八ヶ岳南部主稜線
あの眩しい阿弥陀岳へ行きますか
あの眩しい阿弥陀岳へ行きますか
眩しいね
行者小屋が見えます
行者小屋が見えます
赤岳を後にします
赤岳を後にします
文三郎尾根分岐まで下りました
文三郎尾根分岐まで下りました
まずは中岳です
中岳はすぐです
中岳はさくっと
阿弥陀岳は目の前にするとやはり急ですね
1
阿弥陀岳は目の前にするとやはり急ですね
下りてきたばかりの赤岳
1
下りてきたばかりの赤岳
昨日から縦走してきたルートが一望
昨日から縦走してきたルートが一望
富士山はずっとこんな感じですね
富士山はずっとこんな感じですね
硫黄岳の向こうに天狗岳と蓼科山
1
硫黄岳の向こうに天狗岳と蓼科山
行者小屋をズームで
テントはまだかなり張られていますね
行者小屋をズームで
テントはまだかなり張られていますね
頑張って行きましょう
1
頑張って行きましょう
行者小屋からの分岐です
行者小屋からの分岐です
では行きましょうか
今回の最後の登りルートになります
では行きましょうか
今回の最後の登りルートになります
赤岳から離れたね
1
赤岳から離れたね
かなり急です
赤岳から中岳へと続く登ってきたルート
赤岳から中岳へと続く登ってきたルート
ついに到着
来ました〜
以外に広い山頂
360度の展望
北アルプス
1
360度の展望
北アルプス
南アルプス
北〜甲斐駒〜仙丈
南アルプス
北〜甲斐駒〜仙丈
昨日取り付いた西岳
昨日取り付いた西岳
手前は阿弥陀南稜
2
手前は阿弥陀南稜
赤岳南の権現岳へのルート
赤岳南の権現岳へのルート
阿弥陀南稜はギザギザ
阿弥陀南稜はギザギザ
では下山します
これで登りはもうありません
これで登りはもうありません
後は下るのみ
御小屋尾根へ進みます
御小屋尾根へ進みます
この眺めも見おさめ
この眺めも見おさめ
何度見ても飽きません
辿ってきたルートに灌漑深げ
何度見ても飽きません
辿ってきたルートに灌漑深げ
この先のルート
御小屋尾根南の南稜
立場山へと繋がる
御小屋尾根南の南稜
立場山へと繋がる
御小屋尾根のあの岩山は巻く
1
御小屋尾根のあの岩山は巻く
人のいない静かなルート
人のいない静かなルート
赤岳鉱泉も見えた
赤岳鉱泉も見えた
八ヶ岳南部は険しいね
八ヶ岳南部は険しいね
まだまだ続く長大な御小屋尾根
まだまだ続く長大な御小屋尾根
蓼科山と天狗岳が向こうに見える
1
蓼科山と天狗岳が向こうに見える
ロープも適材適所にあって助かります
ロープも適材適所にあって助かります
しゃくなげのトンネル
しゃくなげのトンネル
不動清水まで来ました
不動清水まで来ました
昨日の西岳
こうやって見ると結構高く見えるね
昨日の西岳
こうやって見ると結構高く見えるね
御小屋山山頂
ここからのルート取りは慎重に
ここからのルート取りは慎重に
こちらへ向かいます
こちらへ向かいます
舟山十字路とありますので、そちらへ向かいます
舟山十字路とありますので、そちらへ向かいます
標識通りに
タカネグンナイフウロ
1
タカネグンナイフウロ
ここも見難いですが、標識通りに
ここも見難いですが、標識通りに
このまま
結構標識があるね
結構標識があるね
これで正解みたいです
これで正解みたいです
これを下ります
歩きやすいルート
歩きやすいルート
これで正解
これも正解
林道まで出ればもう安心です
林道まで出ればもう安心です
林道からの取り付き点です
林道からの取り付き点です
シモツケソウ
アスファルト道まで来ました
アスファルト道まで来ました
帰ってきました
お疲れ様でした〜
2
お疲れ様でした〜

感想

梅雨空の中、天気が良さそうな予報が出たので、久し振りに八ヶ岳へ出かけました。
但し、天気が良く混みそうな気配であったので、あまり人と出くわさないマイナールートを考え、舟山十字路から権現岳、赤岳、阿弥陀岳を回って周回するルートに決めました。
このルートを進むに当たり、「hmnt」さんのレコを参考にさせていただきまいした。
舟山十字路から西岳へのルートは若干不鮮明なので、レコを頼りに行きました。
このおかげで、無事西岳まで行けました。西岳まで行けば後は何ら心配はありません。
西岳までは誰一人会いませんでした。
西岳から青年小屋へのルートでようやくお一方とお会いしました。
当初、青年小屋まで付いて編笠山へ行き、戻って青年小屋でテント泊し、翌日に権現岳〜赤岳〜阿弥陀岳〜舟山十字路まで周回しようと思っていましたが、登山開始が思ったより早かったことと、西岳まで標準3時間のところ、2時間で登ってしまい、青年小屋でテントを張るにはあまりにも早すぎました。
なので、キレット小屋まで進み、テント泊すれば、翌日の行動時間が短縮できると考え、キレット小屋まで行くことにしました。
その前に一応編笠山も登っておこうと青年小屋に荷物をデポし、身軽になって山頂へ。
編笠山からの展望も素晴らしいですね。
しゃくなげもあちこちにまだ咲いており、綺麗でした。
キレット小屋への出発の前に、キレット小屋で水が確保できるか心配であったので、「乙女の水」を汲んで(重くなりますが)出発しました。
途中、ギボシの厳しいルートを進み、権現小屋まで進む。
分岐からやはり権現岳山頂は踏んでおかないとと思い、山頂へ一足。
山頂に長い鉄剣が刺さっておりました。
ここからは、八ヶ岳南部の長い縦走ルートで、アップダウンが続きます。
名物の長い梯子を下り、足を進めていく。
足取りは重いが大展望が心を癒してくれる。
意外と順調にキレット小屋まで辿り着き、テントの手続きをするが、この日はたくさんのテント泊者が予想されるとのことで、なるべく譲り合って張ってくださいとのことであった。
基本的に10張りぐらいとなっているが、(何とか平坦なところは)斜めのところに張れないこともない。
でもこの日はそれほどでもありませんでした。水場の方に3張りで、ぜんぶで15張りぐらいではなかったでしょうか。
林の中に点々とするテン場ですね。
青年小屋の方が平坦で広いスペースでした。
水も問題ない水量でした。
また、小屋の隣に広い駒草の群生があり、ロープで保護されていましたが、たくさんの駒草が咲いており、ちょうど見ごろでした。
夜中に風が強くそれで目が覚め、雨が降ることはありませんでしたが、風の音が非常に気になりました。
しかし、林の中であったため、テントが揺れることは全くなく、そこそこ快適でした。
また、夜中に鹿の鳴き声が聞こえ、その後に犬の鳴き声?こんなところでと思いながら、鹿の「ピュー」の後に「ワン」このパターンが何度も続き、ちょっと笑えました。
翌日は、軽い朝食を取ってテントを片付け、すぐに出発。
赤岳へのいきなりの急登は、しんどかったです。
初めはガレ場ですが、すぐに岩登りになります。
途中で鎖、梯子も何度もあり、慎重な歩を進めます。
このルートはどこでも大展望が見られ、富士山。南アルプス、御嶽山、乗鞍さん、北アルプスから後立山連峰まで大パノラマが続きます。
山頂直下では、中岳方面からの登山者と合流し、山頂はたくさんの人で溢れており、山頂での記念撮影に列ができていました。
とりあえず数枚写真を撮ってすぐに次のルートへ進みます。
いくつもの団体さんもおり、先を急がせていただきながら、阿弥陀岳へと進みます。
中岳を乗り越え、阿弥陀岳への取り付きまで来ると、さすがに急ですね〜。
でも行きましょう。
これを超えて御小屋尾根へと進まなければなりません。
振り向くと正面に赤岳の圧倒的な存在感。
その北へと続く縦走路の山々は最高ですね。
自分の来た赤岳南の縦走路も素晴らしい。
何とか阿弥陀岳に到着。ここは八ヶ岳の峰々が一望できる最高のパノラマ。
南に派生する南稜は、ゴジラの背中みたいにギザギザ。
バリエーションルートとはいえルートも見えた。
ここまで来れば、後は下るのみ。最高の展望を満喫し、改めてマイナールートの御小屋尾根へ進みます。
でも御小屋尾根では10名ぐらいの人とお会いしたでしょうか。
恐らく、美濃戸から直接阿弥陀岳へと登るのでしょうね。
御小屋山山頂まで着くともうあと少し。
舟山十字路までの分岐が間違えないか心配でしたが、以外にも新しそうな標識も見られ、GPSも頼りに迷うことなく登山口まで戻った。
静かな山歩きと、観光地化した赤岳主稜、色んな山を堪能できました。
天気にも恵まれ最高の山行となりました。

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