鈴鹿セブンマウンテン全山縦走(帰りは自転車)


- GPS
- 33:22
- 距離
- 89.1km
- 登り
- 5,138m
- 下り
- 5,134m
コースタイム
- 山行
- 10:20
- 休憩
- 2:16
- 合計
- 12:36
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 2:45
- 合計
- 10:10
- 山行
- 8:12
- 休憩
- 2:26
- 合計
- 10:38
天候 | 曇りのち晴れ、晴れ、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
藤原岳大貝戸休憩所に駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●藤原岳大貝戸休憩所→藤原岳 一般的に良く歩かれているコースで危険個所も迷いやすい箇所もない。 ナイトハイクでも問題なく登れる。 ●藤原岳→治田峠 藤原岳からは急降下。滑り落ちないよう注意。 ●治田峠→竜ヶ岳 それなりに歩かれているので登山道は明瞭。 道迷いの心配はなさそう。 ●竜ヶ岳→石榑峠 竜ヶ岳から降下点までは気持ちの良い稜線歩き。 降下は急こう配で粘土質の土が良く滑るので注意。 ●石榑峠→三池岳→釈迦ヶ岳 細かいアップダウンを繰り返しながらゆっくり標高を上げていく。 痩せ尾根やザレた登りもあるが、危険個所というほどではない。登山道も明瞭。 石榑峠、八風峠で水が取れる。また、三池岳に先にも細い沢が流れていた。 ●釈迦ヶ岳→羽鳥峰 良く歩かれているらしく、登山道は明瞭。 羽鳥峰の直近に水量豊富な沢が流れており、パイプも設置されている。 羽鳥峰は高い山に囲まれているため、夕日・朝日の鑑賞には不向き。羽鳥峰の先のピークは開けている。 ●羽鳥峰→根の平峠 問題は無い。 ●根の平峠→雨乞岳 根の平峠からコクイ谷出合までは沢沿いを歩く。 踏み跡はしっかりしているので問題は無いが、時々GPSでルートの確認をした方が良さそう。特にコクイ谷出合では渡渉して登り道に取り付くが、非常にわかりづらい。対岸にロープが張られているので探して渡渉する。 御池鉱山旧跡は平地で沢が流れているので幕営適地。1泊2日で挑む場合は幕営候補地になりそう。 雨乞岳への登りもそれほど厳しくはなく、気が付いたら標高が上がっている感じ。 ●雨乞岳→武平トンネル西登山口 東雨乞岳が展望良好。 下山は沢沿いを下る。コースは明瞭であるが歩きづらく長く感じた。 ●武平トンネル西登山口→御在所岳 ザレた急こう配を登る。天指岩周辺は岩場なので注意。 舗装路から山頂へ向かう階段のそばに水場あり。 ●御在所岳→鎌ヶ岳 鎌ヶ岳への登りもザレた道を登る。 御在所岳よりは勾配は緩やか。 ●鎌ヶ岳→水沢峠 鎌尾根と呼ばれる痩せ尾根。危険個所多数だが楽しい。見るからに落ちそうなので逆に安全かも? 水沢峠は滋賀県側に少し下ったところで沢が流れていた。 ●水沢峠→入道ヶ岳 イワクラ尾根。鎌尾根ほどではないが危険個所のある痩せ尾根。 ●入道ヶ岳→椿大神社第三駐車場 いくつかコースがあるが今回は北尾根コースを利用。 北尾根コースは水場がないので途中で給水したい場合は井戸谷コースや二本松尾根コースから下山すると良い。 |
写真
感想
鈴鹿の山に登り始めたら誰もがやってみたいと思う鈴鹿セブンマウンテン全山縦走。
暑くも寒くもなく日が長い5月上旬が最適・・・と毎年思うのだが、予定が組めず登れずにいた。
そして今年は3日間の晴れが続くということで満を持して決行することにした。
本当は5月1日に準備をして5月2日から入る予定だったのだが、天気予報を見ると1日遅らせた方が多くの晴れを掴めそうなので5月3日から入ることにした。
このおかげで5月2日に余裕が出来て早朝出発することが出来た。
荷物はいつものように19kg。
鈴鹿セブンをやる人の中ではかなり重い方だと思う。
重量の主犯はカメラとレンズなどの撮影機材だ。削れば5kgくらいは軽量化できるだろう。
大した腕は持ち合わせていないしスマホで代用すればよいのだが、私にとって帰ってからの写真の編集も大切な登山の楽しみの一つなのだ。
これを削るくらいなら体力をつけると決めた。だから削らない。
日程は2泊3日で計画。
重量的に1泊2日は厳しいのと、疲れた状態で鎌尾根・イワクラ尾根に挑みたくないというのが主な理由。食料は1日分くらい増えてもそもそも分母が大きいのでそれほど効かないし、今回は幕営地で水が手に入るので水を担がなくて良い。
当初の予定では1日目は八風峠で幕営する予定だったが、上述の通り出発を1日延期して前日に余裕が出来たので早めに自宅を出発することが出来た。
これにより入山を2時間早めてナイトハイクで藤原岳に登り、1日目に羽鳥峰まで進むことが出来た。藤原岳の登山道は良く歩かれているので夜でも安全に登れる。
2日目は鎌尾根に備えて予定通り御在所岳で幕営。
ところが1日目に歩きすぎたのか釈迦ヶ岳手前から右膝の内側に痛みが発生。
釈迦ヶ岳は右足を引き摺りながら登るハメに。
これは諦めて下山するしかないかと思ったが、釈迦ヶ岳でしっかり休んで非常用に持ってきた食パンを食べたら何とか歩けるくらいには回復。
三池岳の先の登山道脇で水が手に入ったので予備のスポーツドリンクを温存して水を飲んでおり、塩分か何かが不足したのだろうか?
幕営して翌朝は何事もなかったかのように歩けると良かったのだが、そんなことはなく痛みがある。それでも歩けないほどではなく、悪化するようなら根の平峠から朝明渓谷に下山しようと思いながら出発。
多少なりとも栄養素を補給できればとフルグラを食べながら歩いているとみるみる快方に向かい、多少の痛みはあるがそれなりの速度で歩けるようになったので山行の継続を決定。
3日目も時々痛みはあるものの、ほぼ問題なく歩くことが出来た。
次からはミネラル分の補給も意識するようにしよう。
登山を終えてからは34kmの自転車行。
先週の高見山地縦走( https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6700053.html )ではほぼ下りでも30kmクラスの自転車行は大変だった。
今回は下り一辺倒ではなく平地や登りもある。
厳しいだろうと思っていたが、今回は追い風だったため存外に楽に進んであっさりと大貝戸休憩所に戻ることが出来た。
ただ、重い荷物を背負ったまま長時間自転車に乗っていたので尻が痛かった。
次からはシュラフやテントなど振動しても良いものを自転車のキャリアに預けられるように袋とロープを準備しようか。
コメント
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それにしても凄すぎる!
自転車周回は車載するためのサイクルキャリアが必要になりますが、単独行での計画の幅を大きく広げてくれるのでお勧めですよ。
今回は平地や登りもありましたが、GoogleMapで徒歩ルートを選択して勾配を調べればずっと下りで座っているだけで戻れてしまうことも多いです。
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