笠ヶ岳(笠新道〜鏡平):槍穂高の絶景と花の山旅
- GPS
- 34:35
- 距離
- 37.2km
- 登り
- 3,211m
- 下り
- 3,204m
コースタイム
- 山行
- 0:546
- 休憩
- 0:60
- 合計
- 0:00
- 山行
- 0:660
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 0:00
天候 | 31日:晴れのち曇り 1日:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特にない。秩父平の雪渓は急だがロープあり。 |
その他周辺情報 | 下山後は福地温泉で一泊した。静かで雰囲気の良い温泉場だ。 |
写真
感想
多くの方が歩かれているコースなので要点のみ書きます。
駐車場:
最盛期の登山者駐車場の混雑は予想以上でした。新穂高第2有料駐車場も満車。日帰り客用駐車場も8時にならないと開きません。やむなく鍋平の登山者用無料駐車場に停めてから結構な標高差を歩いて下りました。帰りにこの山道を登り返すのかと憂鬱になりましたが、16時30分のロープウェイ最終にギリギリで間に合いました。タクシーも利用できるのかもしれませんが、客待ちはしていない模様。笠ヶ岳山荘で知り合った方に聞いてみたところ、前夜に入って車中で仮眠したとのこと。そうでもしないと下の駐車場は使えないと覚悟したほうがよいでしょう。
笠新道:
急登で有名ですが、道がジグザグに切ってあり実際はさほど急登には感じませんでした。よく整備された上等な登山道で、開削された方々の労苦が偲ばれます。
笠ヶ岳山荘:
思ったほど混んでおらず、一人一枚の敷布団を確保できました。水は天水ですが飲用可で自由に使えます。ただし水量はトロトロ。テント場下の天然の水場の利用をお勧めします。雪渓水なので超冷たくて最高。但し雪渓が消えると終了のようです。水はパイプと樋から流れ落ちていますが、今回、31日は豊富に流れていたものの、翌朝は止まっていました。恐らく気温が下がると融雪量が減るので水位が下がるものと推察します。水そのものは岩の上を流れているものの、カップがないと汲めません。やむなく岩場を一段下って小滝から水筒に入れました。少々足場が悪いのでご注意を。
抜戸岳〜弓折乗越の縦走:
抜戸岳は笠新道分岐の少し先に直登する踏み跡があるので往復できますが(簡易標識有)、急斜面で足場も悪いので、笠新道から登ってきたときに稜線通しにそのまま往復してきてしまうほうが楽。なお、三角点から縦走路に下る場合は標識がなく踏み跡もわかり辛いです。
秩父平へ下る急な雪渓はロープが下がっていますが、登ってくる人が続くので順番待ちでなかなか下れません。少し下って数メートルトラバースすると夏道があり、先行者の方がそちらに向かったので我々も続きました。でも滑落の危険があるので要注意です。
この縦走路は大ノマ岳・弓折岳二つの山を登り返しますが、暑さのせいもあって地図で想像するよりもキツイ。しかし秩父平を中心とした景観の美しさ、展望の変化は素晴らしいものです。お花畑も、笠新道は杓子平とその手前辺りが中心ですが、秩父平やその先に点在する花畑は、槍穂高の大岩壁を背景にして更に美しく感じます。笠新道を往復される方が多いようですが、ぜひ頑張って鏡平周回ルートを歩かれることをお勧めします。
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