記録ID: 692806
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
奥穂高岳(白出沢)〜西穂高 日帰り
2015年08月07日(金) [日帰り]


体力度
7
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 12:21
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 2,987m
- 下り
- 1,871m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 11:10
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 12:18
距離 17.3km
登り 2,987m
下り 1,871m
15:03
ゴール地点
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
帰りは楽々ロープウェイ |
コース状況/ 危険箇所等 |
白出沢出合〜重太郎橋 予想以上に整備されている登山道でした。樹林帯を登るため風は有りませんが迷うような箇所や崩落も無し。コース終盤に2箇所沢の崩落したような落石が恐い場所をトラバースします。 重太郎橋〜荷継ぎ小屋跡 切り立った岩切道と急登の林を抜けます。鎖は多数設置されており高度感はそこまで有りませんが、崖からの落石が恐い箇所が多数有るの頭上に注意が必要です。 水場は重太郎橋が豊富です。しばらく進んだ上部の鉱石沢は水が薄いです。 鉱石沢直前の沢がベストと思われる。 荷継ぎ小屋跡〜奥穂高山荘 途中沢の中央の草原を登る以外は延々と急登のガレ場を登ります。 後半から奥穂高山荘の石垣がオベリスク的に見えてくるので、どれだけ進んだかはその大きさで判断できますが、近くなる速度が遅くて萎えます。 1箇所雪渓を避けるルートでは、向かって左側の崖沿いにマーキングが有ります。 雪渓はまだ硬く締まっており、この傾斜だとアイゼン無しは滑落の危険が有ります。 このルートは全体的にペンキのマーキングは下りの登山者向けに付けられているようで、登りでは発見し辛いが正規ルート以外にも踏む跡も多数有るので、勝手に奥穂高山荘目掛けて進めばマーキングには再び出会えます(笑) 但し、ドラムバックサイズの石でも普通にぐらつくので注意。 奥穂高岳〜西穂高 言わずと知れた危険ルートです。通常登山道なら鎖が有るような箇所も鎖も梯子も有りません。地図に特に注意が載ってない箇所も切れ落ちていて、滑落すれば命の保障がない岩場のオンパレード。普段から鎖慣れかつ、鎖無しでも登れる自信の有る方で無いと恐い思いと予想以上に時間を要すると思われます。マーキングが無くても自分でルートを見付けられる実力が無いとガスっただけで右往左往すると思われます。間違いなく荒天時は行きたくないルート。 特筆すれば個人的には逆層スラブは噂ほどの怖さは無く拍子抜けしました。 もっと危険な箇所が多数有る気がしたけど… 新穂高温泉登山口〜白出沢出合&奥穂高山荘〜奥穂高岳&西穂高岳〜ロープウェイ駅 皆さんがレコされてるので割愛 |
その他周辺情報 | 白出沢出合〜奥穂高山荘 docomoの携帯はずっと圏外なので、ソロだと何かあっても連絡は不能。 奥穂高岳〜西穂高岳 キジ場が酷くルート上に多数。しかもトイレットペーパーもそのまま。このルートはエキスパートが通るルートなはずなのにマナーが悪すぎるのが残念でした。確かにトイレは我慢できないけど多少ルートを外すとか、紙ぐらいは最低限回収するべき。 帰りに日帰り温泉でひがくの湯 登山者割引100円。髭そりや歯ブラシ、歯間ブラシやら綿棒とアメニティグッズ充実。 うまい棒食べ放題(笑) |
写真
撮影機器:
感想
去年は興味から天狗のコルからの変則的なショートカットルートで挑んだジャンダルム。
やはり奥穂高岳〜西穂高岳を歩ききらなければ制覇したとは言えない引っ掛かりがあった。
自分の実力試しに鎖を使わないで無事縦走できました。
コース的には岩場の連続で危険を抜けば最高に楽しいルートでしたが、前半の暗闇にびびりペースが上がらず。最終的には予定より遅れて、ピラミッドP以降は雷の不安を抱えながらダッシュで下山するはめに。
先月越えた八峰キレットや不帰キレットとはやはり比較にならない難コースでしたが、達成感もそれに見会うものでした。
すれ違いでかなり遅立ちの人がいて驚いた。奥穂高山荘に着くのが16:00位になるはずな計画なのかな?
また、西穂高岳には意外と軽装の人が多かったのも印象的でした。
流石に日帰りは疲れましたが最後のロープウェイが気持ちを楽にさせてくれるのが救いだったかな!
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コメント
この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍 [2日]
奥穂高岳/白出沢ルート/新穂高温泉起点白出沢穂高岳山荘経由
利用交通機関:
車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
stonerさん、こんにちは。
穂高平小屋で追い越して行ったものです。
その節は大変失礼しました。
奥穂から西穂へ縦走。すごいですね。
あの時「槍ですか?」と聞かれたニュアンスからして、この方は奥穂方面なんだろうな、とは思っていましたが、まさか西穂縦走日帰りとは恐れ入りました。
このコースずっと憧れていましたが、日帰りでは無理かな、と思っていました。
stonerさんの記録を参考に、自分も可能性を探ってみたいと思います。
また機会がありましたらよろしくお願いします。
こちらこそ失礼しました。
心細く林道を歩いていたので、音楽を聴きながら現れたときには怖くないのかなって関心してました。
あっという間に去られてしまい、何となく同胞探していたので、行き先が槍ヶ岳と聞いて少し凹んだんですが(笑)
南岳から槍ヶ岳の日帰りを無事に終えられたようですね。
僕も今度は逆回りで北穂を目指してみたいと思います。
また機会があればこちらこそよろしくお願いします。
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