絶景の連続でおなかいっぱい！雲ノ平周遊 4days（ 雲ノ平-水晶-鷲羽-黒部五郎 ）

2015年08月08日(土) 〜 2015年08月11日(火)

• GPS: 79:50
• 距離: 53.5km
• 登り: 4,061m
• 下り: 4,057m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:07
• 休憩: 0:58
• 合計: 5:05

距離 7.7km 登り 1,028m 下り 86m

7:09 折立
8:02 8:04 太郎坂(アラレちゃん)
8:37 8:51 青淵
10:17 10:19 五光岩ベンチ
11:07 11:47 太郎平小屋
12:14 薬師峠

2日目

• 山行: 7:38
• 休憩: 3:22
• 合計: 11:00

距離 15.1km 登り 1,067m 下り 808m

4:22 薬師峠
4:44 4:45 太郎平小屋
7:06 7:37 薬師沢小屋
9:15 9:38 アラスカ庭園
10:11 10:12 奥日本庭園
10:29 10:31 雲ノ平山荘
10:48 11:22 雲ノ平テント場
11:46 13:16 雲ノ平山荘
13:42 13:47 祖母岳
14:00 雲ノ平山荘
15:01 15:15 スイス庭園
15:20 15:21 雲ノ平テント場
15:22 宿泊地

3日目

• 山行: 9:45
• 休憩: 1:19
• 合計: 11:04

距離 12.6km 登り 1,040m 下り 1,245m

2:59 宿泊地
3:37 3:46 祖父岳分岐
4:18 4:22 祖父岳
5:29 5:30 岩苔乗越
5:44 5:50 ワリモ北分岐
6:32 6:44 水晶小屋
7:22 7:35 水晶岳
8:16 8:24 水晶小屋
9:04 9:05 ワリモ北分岐
9:23 9:29 ワリモ岳
10:00 10:02 鷲羽岳
11:30 11:46 三俣山荘
13:13 13:14 三俣蓮華岳巻道分岐
14:03 黒部五郎小舎

4日目

• 山行: 9:30
• 休憩: 1:01
• 合計: 10:31

距離 18.0km 登り 919m 下り 1,907m

4:09 黒部五郎小舎
6:27 6:28 黒部五郎の肩
6:38 6:42 黒部五郎岳
6:53 7:02 黒部五郎の肩
8:07 8:08 中俣乗越
8:59 赤木岳
9:34 9:36 北ノ俣岳
9:42 神岡新道分岐
11:06 11:08 太郎山
11:14 11:47 太郎平小屋
12:34 12:36 五光岩ベンチ
13:30 13:36 青淵
13:58 太郎坂(アラレちゃん)
14:34 14:35 折立
14:40 ゴール地点

天候

8/8　快晴
8/9　快晴　夕方1時間ほど雨
8/10 快晴　夕方2時間ほど土砂降り　
8/11 曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

折立駐車場
有峰林道の亀谷ゲートに4時到着で15番目（往復\1900）
6時開門で折立駐車場までディズニーランドなみの開門スタートダッシュ！
（基本追い越しはできませんが）
折立駐車場に着くとすでに満車なので、路肩の空いているスペースに駐車
臨時駐車場の案内もありましたが空きがあるかは？

コース状況／危険箇所等

メジャールートなので基本的に整備が行き届いています。
雲ノ平のテン場は虫が多いので、外で食事するのに苦労しました。
水晶岳付近は岩稜帯で高度感があります。
三俣から黒部五郎小屋の巻道は雪渓あるが通行可。

その他周辺情報

白樺ハイツの日帰り温泉（\610）亀谷ゲート出てすぐ

写真

8/8 6:54

林道ゲートオープンからのデットヒートの末（笑）、路肩の空いているスペースに何とか滑り込みセーフ

8/8 7:09

登山口前のテント場
無料とは思えない良さそうな場所

8/8 8:56

登山口から樹林帯を抜けると傾斜がゆるやかに

8/8 9:49

続々と登ってきます
下に見えるのは有峰湖

8/8 9:05

8/8 10:08

剱岳もキレイに見えました

8/8 10:14

五光岩ベンチ
何ヵ所かに眺めのいいベンチがあります

8/8 10:35

なだらか登りが続き

8/8 10:36

太郎平小屋が見えてきた

8/8 11:11

予定よりかなり早く太郎平に到着

8/8 11:11

でっかい薬師岳がお出迎え

8/8 11:24

とりあえず生ビールと運んできた発泡酒で乾杯！

8/8 11:29

山を眺めながらのビールは格別

8/8 11:59

本日のテン場、薬師峠に向かいます

8/8 11:54

オヤマリンドウ

8/8 12:07

薬師峠キャンプ場
この時はまだ余裕がありますが、夕方にはキャパを越えました

8/9 4:55

2日目（8/9）
今日も天気が良さそう
テン場を後にして、雲ノ平に向かいます

8/9 5:47

チングルマの果穂がキレイ

8/9 5:59

8/9 6:03

ヤマハハコ
多分お初

8/9 6:04

カベッケヶ原
黒部の山賊を読むと、この辺りで河童が出たとか

8/9 6:28

キンコウカ

8/9 7:09

薬師沢小屋到着

8/9 7:44

沢登りの方もいっぱいいました

8/9 7:42

高天原の温泉マークにも惹かれるけど
雲ノ平を直登します

8/9 7:46

コースタイム2時間、ずっと急登

8/9 8:14

鬱蒼とした樹林帯の中を
手足を使ってよじ登る

8/9 9:17

予定より早く雲ノ平の台地へ

8/9 9:43

三俣蓮華岳

8/9 10:05

手前のこんもりした山が祖母岳

8/9 10:07

そして正面に堂々とした水晶岳

8/9 10:07

奥日本庭園

8/9 10:18

木道がずっと・・・

8/9 10:20

水晶岳に向かって続きます

8/9 10:27

開く直前の果穂

8/9 10:28

右手に雲ノ平山荘が見えてきました

8/9 10:32

雲ノ平山荘

8/9 10:50

テン場は山荘から25分も離れてる(-_-;)

8/9 11:40

テント設営して山荘で昼食

8/9 11:43

とても雰囲気のいい山荘です

8/9 11:44

2階からの展望も素晴らしい

8/9 11:45

さすが雲ノ平
別世界です！

8/9 11:45

右奥に笠ヶ岳
庭園のよう

8/9 11:46

2階の寝室
キレイで明るい山荘
一度泊まってみたいな~

8/9 12:44

食堂もおしゃれっぽい
ジャズも流れていました

8/9 11:58

お勧めの台湾風チキンライスを頂く
めちゃウマ！

8/9 12:45

食堂にはスクリーンとプロジェクターが設置してあります

8/9 12:48

最近雨が降っていないようで、テン場まで水歩荷急募の案内

8/9 12:49

何人かの人がこれ担いで水歩荷してました

8/9 13:34

こんな最高のロケーションのところに建っています

8/9 13:37

果穂に成りかけのチングルマ
真ん中の花柱が羽毛のように伸びて放射状に広がるんですね

8/9 13:46

祖母岳山頂にあるアルプス庭園

8/9 14:58

雲行きが怪しいけどスイス庭園まで脚を延ばします

8/9 15:08

スイス庭園
テン場から近くて穴場です

8/9 15:07

秘湯で有名な高天原方面の絶景が臨めます
テン場に戻ると夕立が
山荘にスタッフには恵みの雨です

8/10 4:18

3日目（8/10）
3時出発、早っ^^;
祖父岳山頂で白みかけてきた

8/10 4:36

朝露に光るチングルマ

8/10 4:52

8/10 4:53

8/10 5:30

岩苔乗越

8/10 5:33

三俣方面
山麓のモコモコが面白い

8/10 5:43

ワリモ分岐
ここにザックデポして水晶をピストン

8/10 6:06

水晶岳へ延びる稜線

8/10 6:13

槍もキレイに見えます

8/10 6:28

正面の鷲羽岳を挟んで槍と笠

8/10 6:31

雲ノ平からだいぶ登ってきました

8/10 6:33

水晶小屋到着
予想と違いキレイな小屋でした

8/10 6:39

水晶小屋から野口五郎岳方面へ続く稜線
険しそう〜

8/10 6:53

水晶岳へ向かいます

8/10 7:04

ここから岩稜帯となります
高度感があり少し緊張

8/10 7:09

右に笠ヶ岳、左に御嶽山
今日は噴煙が多いですね

8/10 7:13

8/10 7:24

水晶岳山頂は大展望

8/10 7:25

赤牛へと続く稜線と、左に薬師岳

8/10 7:25

赤っぽいのが特徴的な赤牛岳

8/10 7:29

槍、鷲羽、笠の大展望

8/10 7:46

イワベンケイ
お初です

8/10 7:49

8/10 7:50

イブキジャコウソウ

8/10 8:27

鷲羽へと向かいます

8/10 8:40

8/10 9:11

ワリモ岳への急登

8/10 9:29

ワリモ山頂は登山道からすぐ

8/10 9:33

ワリモ岳山頂から臨む鷲羽岳
かなりの急登〜

8/10 9:41

それでは鷲羽山頂まで気合入れて行きましょう！

8/10 10:23

良いペースで登れ、その先には絶景が待っていました！
予想通りガスが出始めたが間に合った

8/10 10:03

pewa-lakeさんに鷲羽池が見えるポイントを教えてもらった

8/10 10:21

3000mまで舞い上がってきたキアゲハ

8/10 10:43

麓の三俣山荘まで急降下です

8/10 11:15

つづら折りの激下りもようやく終わりに
滑りやすいので気を使った

8/10 11:23

三俣山荘

8/10 11:23

鳩ではありません（笑）

8/10 11:53

展望食堂で昼食

8/10 11:30

ジビエ丼を頼みました
南アルプスでとれた鹿肉だそうです
北アルプスでも鹿の食害がでてきたとか

8/10 11:35

pewa-lakeさんが頼んだサイフォンで淹れたコーヒー

8/10 11:58

カラマツソウ

8/10 11:58

8/10 12:00

三俣から眺める鷲羽はやっぱカッコいい

8/10 12:02

ここでまたテント泊したいな〜

8/10 12:11

8/10 12:13

ウサギギク

8/10 12:15

うっぷす！
これはもしかして
熊の・・・

8/10 12:34

黒部五郎小屋への巻道は雪渓が残っていますが、問題なく通行できました

8/10 12:39

8/10 12:41

巻道は花がいっぱい
花好きのpewa-lakeさんが前へ進めません（笑）

8/10 12:52

8/10 12:54

8/10 13:12

天然のクーラーが涼しそう〜

8/10 13:45

黒部小屋が見えてきましたが、なかなか着かない

8/10 14:02

ようやく黒部五郎小屋に到着〜

8/10 14:37

ここもいい雰囲気の山小屋

8/10 14:42

なんと生ビールがありました
こんな山奥で飲めるなんて
1000円の価値あり！
待ちきれずに飲んでからパチリ

8/10 14:04

テン場は歩いてすぐ
テント設営後、2時間ほどの土砂降り

8/11 4:11

4日目（8/11）
いよいよ最終日
今日はpewa-lakeさんとは別行動です

8/11 4:45

空が白んできたころに黒部五郎カールに入る

8/11 5:06

カールはコバイケイソウが満開

8/11 5:13

スケールのデカさに圧倒

8/11 5:17

逆さ黒部五郎です

8/11 5:19

8/11 5:19

8/11 5:24

8/11 5:25

8/11 5:27

鷲羽とワリモの間からご来光

8/11 5:38

巨大な岩が点在する

8/11 5:44

カールに流れる清流

8/11 5:49

黒部五郎の肩への急登をよく見ると・・・

8/11 5:49

一面のコバイケイソウ

8/11 6:23

肩に到着
ザックをデポして山頂まであと少し

8/11 6:38

黒部五郎岳山頂
お不動さんとは別に山頂表示版があります

8/11 6:38

双六方面

8/11 6:40

笠ヶ岳方面

8/11 6:40

笠、乗鞍、御嶽がキレイに並びます

8/11 6:43

立山方面

8/11 6:48

カール全景

8/11 6:48

なかなか見ることができない別世界でした

8/11 7:09

それでは北ノ俣岳へと続く稜線歩きの始まり

8/11 7:32

黒部五郎から降りて振り返る
登りはキツそう〜

8/11 7:35

なだらかな稜線が続きます

8/11 8:10

雨が少ないので干上がっている池塘も多い

8/11 8:53

高原のような雰囲気が最高

8/11 9:25

歩いてきた黒部五郎方面を振り返る

8/11 9:34

北ノ俣岳到着

8/11 9:41

8/11 9:45

神岡新道との分岐点
久しぶり〜

8/11 9:56

神岡新道からも結構登ってきます
ぬかるみ地獄に急登の洗礼で数年間にノックアウトした道です
いつかはリベンジ！

8/11 10:09

分岐を過ぎたあたりにハクサンイチゲの群生

8/11 10:12

これだけの群生もめずらしい

8/11 10:58

太郎平に近くなると木道になり

8/11 11:08

ようやく太郎平小屋が見えてきました

8/11 11:30

太郎平に着くとpewa-lakeさんが待っていてくれました
折立までの最後の下りの前に腹ごしらえ
太郎ラーメンは山小屋とは思えないほどクオリティ高かった

撮影機器：

DSC-RX100M3 SONY

装備

備考

シュラフなしのエスケープViVi＆ダウン上下。10℃まではこれでいける

感想

mugi

4年前に飛越新道からの黒部周回に挑むも、飛越新道のぬかるみ地獄と北ノ俣岳の急登であえなく敗退。http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-127503.html
今度は折立から入って周回しようと数年前から思っていたところ、今回pewa-lakeさんとご一緒させて頂くことになりました。

4日間とも天気に恵まれ、特に最初の3日間は快晴のもと、雲ノ平、水晶、鷲羽、黒部五郎と、どれも絶景の連続でした。

3泊ともテント泊でしたが、北アルプスは雰囲気がいい山小屋が多く、特に雲ノ平山荘は2階からの眺め、キレイな寝室、オシャレな食堂など、いつか泊まってみたいと思います。

水晶岳はこれぞ北アルプスのど真ん中という感じで、360度素晴らしい景色を楽しめました。
鷲羽岳も急登ですがかなりの人が登っていて、人気のある山であることがわかります。また山頂直下の鷲羽池が特徴的で、山頂でまったりできました。

最終日は黒部五郎でご来光が見たいpewa-lakeさんと、五郎カールを明るくなってから歩きたい自分とで意見が分かれ別行動に。折立で落ち合うことにしました。pewa-lakeさんは何と2:00出発！　真っ暗の中、熊よけの奇声？を発しながら歩いたそうです（笑）

自分は4:00に出発。五郎カールに着くころには日の出の時刻となり、黒部五郎山頂が赤く染まっているのがわかりました。ご来光もよかったそうです。
五郎カールは巨石が点在していて、そのスケールのデカさに圧倒！
日本にもこんなところがあったのか！と日本の自然の素晴らしさに感激です。

北ノ俣岳に続くなだらかな稜線も高原のような雰囲気で、最後まで景色を満喫。
周回が終わり太郎平小屋に着くと、なんとpewa-lakeさんがラーメン食べてる。もしものために折立に下りずに待っていてくれたそうです。ありがたい。

最後の折立までの下りはコースタイム3時間。さすがに脚に来ましたが、2時間半でゴール。
同時に下り始めたpewa-lakeさんは物凄いスピードで下り、2時間切ったそうです。超人的！

4日間天気に恵まれ、これ以上ないほどの絶景を楽しむことができもうお腹いっぱいです。
当分、山に行きたい病は再発しないでしょう（笑）

コメント

pewa-lake

お疲れ様でした
快晴でホントいい山行でしたね

黒部五郎のカール、明るいときはさらに大迫力で、コバイケイソウの群落も見事ですね。私は花影しか見られませんでしたが(笑)

黒部五郎小舎の出発はトイレなど行ってたので2:25でした。早く出たのは山頂での御来光もありますが、やはり目的地には遅くとも15時までには着かないととのワンゲル時の早着の教えからでした。まぁ最後は下山なので、深夜行動のリスクの方があったかもしれませんね。

mugi

Re: お疲れ様でした
いまだ山の余韻に浸りながら、お盆休みの後半を過ごしてます〜

ダイナミックな五郎カールも素晴らしかったですが、山頂からのご来光の写真も素晴らしいですね。

来年もぜひ北アご一緒しましょう