記録ID: 701213
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無雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
穂高岳
2015年08月15日(土) [日帰り]
Ssakana
体力度
5
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 09:51
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,896m
- 下り
- 1,770m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:05
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 10:00
前日，松本駅前のエースイン松本に宿泊。4:45発の松本電鉄上高地線にて新島々へ（700円）。新島々バスターミナルより5:20発のアルピコ交通バスで上高地へ。上高地バスターミナルに6:25着。新島々から上高地へのバス往復切符は3400円。
初日は上高地−岳沢−紀美子平−奥穂高岳−穂高岳山荘−涸沢小屋−横尾山荘。翌日は横尾山荘−徳澤−明神−上高地と歩き，アルピコ交通バスで上高地10:40発で新島々。新島々から12:07発の松本電鉄上高地線で松本駅へ移動。
初日は上高地−岳沢−紀美子平−奥穂高岳−穂高岳山荘−涸沢小屋−横尾山荘。翌日は横尾山荘−徳澤−明神−上高地と歩き，アルピコ交通バスで上高地10:40発で新島々。新島々から12:07発の松本電鉄上高地線で松本駅へ移動。
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
|
写真
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ミヤマニワトコ（深山接骨木［深山庭常］，スイカズラ科ニワトコ属）の赤い実。新しいAPG植物分類体系ではレンプクソウ科。
ゴゼンタチバナ（御前橘，ミズキ科ミズキ属ゴゼンタチバナ亜属の多年草）
ナンバンハコベ（南蛮繁縷，ナデシコ科ナンバンハコベ属の多年草）。別名：ツルセンノウ。
岳沢ガレ場に転がる岩石。穂高連峰は約180万年前の噴火による安山岩質の溶結凝灰岩でできていると言われる。
ここからが険しい重太郎新道。今田重太郎が昭和26年に完成させた。
サラシナショウマ（晒菜升麻［更科升麻］，キンポウゲ科サラシナショウマ属 の多年草）
アカバナシモツケソウ（赤花下野草，バラ科シモツケソウ属の多年草）。シモツケソウの高山型変種。
ハクサンイチゲ（白山一花［白山一華］，キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草）
ミヤマセンキュウ（深山川芎，セリ科ミヤマセンキュウ属の多年草）
ヨツバシオガマ（四葉塩釜，ハマウツボ科シオガマギク属に属する多年草の高山植物）
ミヤマダイコンソウ（深山大根草，バラ科ダイコンソウ属の多年草）
最低コル。「最低コルの分岐」とあるがここに登山道の分岐点があるわけではない。
イワツメクサ。5弁花。切れ込みが入っているため花弁が10枚あるように見える。
チシマギキョウ（千島桔梗，キキョウ科ホタルブクロ属に属す多年草）
奥穂高岳山頂までもう少しのところから来た道を振り返る。前穂高岳，明神岳が見える。
ジャンダルム。フランス語で警官。山岳用語としては尾根上の通行の邪魔をする岩という意味らしい。
穂高山荘南側の岩峰。奥穂高岳よりこの岩峰を経て穂高山荘へ下りてくる。
ザイテングラートはドイツ語で，英語でサイドリッジ，日本語では側稜の意味。
人がつりさげられている。後で確認するとこの日の午前中，このあたりで滑落事故があったという。
ミヤマダイモンジソウ（深山大文字草，ユキノシタ科ユキノシタ属）
ミヤマキンポウゲ（深山金鳳花，キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草）
ザイテングラートの急な下りが終わり，あとは比較的一定の勾配を下りてゆく。
涸沢小屋の自動販売機。100円玉を作るためにコカコーラを買って飲んだ。
涸沢小屋の衛星公衆電話（ちょっとピンボケ）。200円で40数秒かけられる。ここから横尾山荘に宿泊予約を入れた。
チングルマ（珍車［稚児車］，バラ科ダイコンソウ属の落葉小低木の高山植物）
アオノツガザクラ（青の栂桜，ツツジ科ツガザクラ属の常緑小低木）
ホツツジ（穂躑躅，ツツジ科ホツツジ属の落葉低木）。ホツツジのめしべはまっすぐに伸びるが，ミヤマホツツジのめしべは大きく反り返る。
8/15 15:45
ホツツジ（穂躑躅，ツツジ科ホツツジ属の落葉低木）。ホツツジのめしべはまっすぐに伸びるが，ミヤマホツツジのめしべは大きく反り返る。
ハナチダケサシ（花乳茸刺，ユキノシタ科 チダケサシ属）。別名：ミヤマチダケサシ。
サワギク（沢菊，キク科サワギク属の多年草）。別名：ボロギク（襤褸菊）。
ミゾソバ（溝蕎麦，タデ科タデ属またはイヌタデ属に分類される一年生草本植物）
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図（地形図）
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
ヘルメット
|
|---|
感想
天気予報を見ながら北アルプスを歩く計画をたてた。日数が許されるのであれば槍ヶ岳にも行っておきたいところであった。今回はともかく奥穂高岳を通るルートを考えた。1日の行動計画としては長めなので前穂高から引き返す可能性なども考えたが，結果的に予定通りのコースを歩くことができた。
上高地のバスターミナルに着いたときは寒いくらいであったが，山上でも涼しかったために体力の消耗を抑えることができたのかもしれない。今回はテントや寝袋は持参しなかったが，飲料水＋予備食を多くしたためリュックの重さは12，3kg。
消費水分は初日500mlペットボトル3本。出発点の上高地バスターミナルでおにぎり1個，岳沢小屋でおにぎり1個，奥穂高山荘でパン1個と少しずつ食料補給で歩いた。
今回は岩場も多いと予想されたので，ストックは持参するも最初から最後までストックは使わなかった。重太郎新道の登りの岩場で山用ヘルメットを使うべきだったかも知れないが，紀美子平直前の梯子行きかい待ちでようやくヘルメットを着用した。
横尾山荘では夕方5時までの到着を奨励されているが，実際には午後7時頃まで登山客が続々と宿に到着してきたようであった。山荘では，夕食，朝食ともにたっぷりいただいた（横尾山荘宿泊代9800円）。
翌日の上高地までは横尾山荘で水を汲み，ゆっくり歩くも500mlペットボトル2本消費。
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