記録ID: 7084813
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
槍ヶ岳
2024年07月28日(日) 〜
2024年07月29日(月)


体力度
9
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 37:57
- 距離
- 54.5km
- 登り
- 3,145m
- 下り
- 3,331m
コースタイム
1日目
- 山行
- 11:15
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 12:00
距離 34.8km
登り 1,582m
下り 1,107m
15:34
2日目
- 山行
- 9:18
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 10:51
距離 18.4km
登り 1,330m
下り 2,224m
17:32
天候 | 1日目 雨時々曇、または逆 2日目 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
その後、濃尾バス路線バス。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1,新穂高温泉口〜白井出沢 観光センタ―の右側、夏山登山相談所 登山届を出す窓口あります。 ゲートをくぐると、広い林道です。右俣沢の治山工事の為の車両が通ることもあるので、気を付けましょう。帰り、右俣沢側によらないこと。右俣沢の工事現場の入り口に、迷い込むかも。 穂高山荘があります。OPENしていました。 ベンチなど休憩スポットあり。 清涼飲料水400円 ビール600円 カレーライス800円 かき氷400円 程度。 ここを過ぎると、崩落した崖が現れ、その付近が柳谷(指導標あり)柳谷を過ぎれば、白井出沢までもうすぐ。 白井出沢はピンク色のテープのところで河川敷に降り、河川敷中ほどうずたかく積み石されている木の枝のマークに向かい歩く。ここからまた、左岸の指導標のある道の入り口が見えるのでそこを目指して歩きます。 2,白井出沢~滝谷分岐 ここから本格的な山道に出ます。少し尾根をまいた後に、また右俣沢の見える斜面をトラバースします。細い道ですがピンクテープあります。山側確保に注意しながら歩きましょう。 タマガワホトトギスなど生えていました。 2023年7月13日の集中豪雨でできた沢というところを歩きます。(YMAP情報)この沢を渡るとき、上方の木の上につるしてあるピンクテープより、もっと下が渡渉点です。渡渉後の道がわかりにくいのですが、目標の白いペンキの丸印岩を沢側巻きが本線です。草に隠れているし、飛び出ている、(境界…)の赤いペンキのエチレンの碑が行き止まりイメージで紛らわしですが、そこをまたぐ感じで。 鉄砲水か…怖いね確かに。 その次の沢がチビ谷の渡渉です。白いペンキでチビ谷と書いてあります。 チビ谷を過ぎ5−10分ぐらいにYAMAPトレースでは進路を谷側に外れるところがあります。(少し、河川敷側に歩く)ここがトレースと違い迷いやすいポイントらしいです。ピンテあります。 (実はわたくしも不審に思い、地図のトレースのように、滝谷小屋前に出る分岐を探してみましたが、なかったです。想像ですが、滝谷避難小屋は以前の道が崩れ崖の上に立っているという状態になったというのが正しいのでしょう。) 河川敷に降りそうになりながらも、また道なり、ここを過ぎると滝谷渡渉点です。トレースどうりではないですが、滝谷渡渉点とガレ沢(滝谷)の方向右崖の上に滝谷避難小屋が見えます。 注! 避難小屋に入るには (玄関はどこか!北側です!)(アプローチは崖!) トレースでは滝谷避難小屋前にまっすぐ入れそうになっていますが、河川敷きに出て、滝谷上手右、崖っぷちに立つ小屋に向かい崖を登るという風になります。玄関口から入るには頭上の枝が、大荷物のサックに引っ掛かりやすいので、注意しましょう。 普通、風水では北側西側の玄関は縁起が悪いとされ、1戸建てではなかなかありません。玄関北側にあることが、違和感を与え、避難小屋と認知されにくいみたいですが…。よくそんなのあった?という話も聞く。物置みたいに思えるこの建物が、滝谷避難小屋です。 入ってみると、結構頑丈そうな作りで安心感があります。 (滝谷避難小屋) 鍵などはありませんでした。 トイレ汲み取り式があります。あまりきれいではありませんが、用は足せます。ペーパーは要持参。 土間と、2段ベッドの板敷があります。2段ベッドには階段がないので、実際は、10人もいたらいっぱいでしょう。譲り合って使いましょう。 南に採光のための小窓があり、小窓の下の棚が2段ベッドのようになっています。 集中豪雨など夏の心配事では、意外と使う頻度が多いようです。私も今回お世話になりましたが、翌日、槍平ロッジまで歩いた感では、ドン( ゜д゜)マイ、行けたよ!という感じ、 全体のバランスでは雨脚が強くなりやすい場所みたいです槍平までどんな豚足でも1時間弱。何もなければロス行程なのだ! でも、肝を冷やすぞ!2023年の集中豪雨でできた沢なんてのが存在するのだから…。 土間には、箒と塵取りが置いてありました。ロープに雑巾も干してありました。使用者がきれいに使うことを心がけましょう。 鼠います。干し藁なんか土間の隅に集めていました。姿も見られました。食品置く場所に注意しましょう。もし、スペースがゆるすなら、テント張ってお使いになられたほうがいいですよ! 西側の引き戸から見える、飛騨沢の流れは壮大です。 みんなが通ると雨が降る!なんてのでは底意地悪すぎ…。 3,滝谷渡渉点〜槍平小屋 ピンクテープの案内どうり渡渉点を捜し歩きましょう。滝谷上流にライブカメラが設置されているのが見えます。上方に見ながら通過しましょう。木の橋あり。 沢を過ぎると少し上り続き、南沢を渡る。増水時は濁流になるということです。平らになると木道があり、槍平小屋が見えます。 4,槍平小屋〜千丈沢分岐 小屋の裏側に回り、トイレ、水場のあるほうに進み、テント場を左脇に見ながら、飛騨沢沿いに歩きます。サンカヨウ、エイレンソウが生えています。渡渉箇所や、沢の水があふれている場所も…。(八ケ岳のオーレン小屋から硫黄岳に似た感じの小道。)仙丈乗越のピークが見えてからが意外と長いです。この辺りから高山植物がきれいです。飛騨乗越からの登山道の分岐が仙丈沢分岐。指導標立っています。木の救急箱があります。 5,仙丈沢分岐〜仙丈乗越。 見晴らしの良いカールをトラバースし、お花畑を行きます。その後、急登で仙丈乗越へ。道狭し、すれ違い注意。裏銀座の山、餓鬼岳、槍ヶ岳山荘が見えたりします。 仙丈乗越の指導標あり。西鎌尾根と合流。笠が岳、双六岳、雲の平、薬師岳が見えます。 6,千畳乗越~槍ヶ岳山荘分岐 なだらかな岩稜帯です。尾根を左手に見える槍の穂の岸壁や、小鑓が大迫力です。 晴れていれば、爽快です。山荘分岐で山荘脇の荷物置場に大荷物を降ろしてから槍の穂に向かいます。 7,槍ヶ岳山荘~槍の穂 上りと下りで道が違います。登りは、飛騨側の巻き〇岩を行きます。切り立った飛騨側の鋭い岩を3点支持で進みます。飛騨側からの強風に驚きましたが、落ち着いて、自分に合ったアプローチを探しましょ風の退避スペースぐらいはありますが、狭いです。飛騨側から、信州側に合流すると、下りの進路と合流しますが、ここからも、上りと下りのコースは分かれています。〇×よく確認しながら進みましょう。案外腕の力使っています。よく鍛えておきましょう。ハーケンと、ビスに足を置くような場所もありますが、下り側に極力流れないようにします。混雑時注意。声を掛け合いましょう。梯子」は垂直で、30−40段のものも。すねぶつけないように、つま先滑らないように、しっかりつかまり、足場確保しましょう。これも登りと下り別です。階段のところまで来たら、もう穂先は近いです。落ち着いて行動しましょう。強風時注意。槍の穂は、狭く、20人は無理かな? ゆっくり行動しましょう。三角点は、梯子から見えます。三角点から飛騨側に歩くと、御宮と山頂プレートがあります。 下りも、順番を守り、〇岩を探しながら最後まで、気を抜かず歩きましょう。×岩の向こうは空です。くれぐれも忘れずに! 8,槍ヶ岳山荘~飛騨乗越 荷物置場に忘れ物などしないように帰りましょう!はっきり気が抜けたというなら、テラスで1休みもいいでしょう。テント場を通り抜けして飛騨乗越を下山。分岐には指導標あります。槍平方向に下山お花畑が続きます。岩ひばりが飛んでいたり今回、案外のどかでした。 9,飛騨乗越~千丈沢分岐 お花畑のカールを、ぐねぐね回りながら下ります。お日様の光を受けて様々な植物がキラキラしています。もうツルリンドウも咲き始めていました。一気に季節が来て終わるか? |
その他周辺情報 | 新穂高温泉 ホテルなどは、日帰り入浴に時間制限あります。 平湯温泉バスターミナル。 足湯があります。土産物、軽食、レストラン、売店はコンビニぐらいの品ぞろえがありました。 コインロッカー60lぐらいのサックも入りそうなものもありました。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
装備
個人装備 |
ティッシュペーパー
熊鈴
スリーピングマット
サーモス
フリースモーフ
アルミシート
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