笠ヶ岳 標高差1,800mの非情なルート!(↑笠新道、↓小池新道)


- GPS
- 21:05
- 距離
- 37.5km
- 登り
- 2,820m
- 下り
- 2,807m
コースタイム
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 9:44
- 山行
- 9:19
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 10:40
天候 | 1日目:曇りのち雨 2日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
金曜の朝でしたが、まだまだ停められる状態でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
FieldAccess2の記録によると、 1日目は、距離15.6km、高低差1,880m。 2日目は、距離21.9km、高低差1,860m。 登山届・下山届は、新穂高登山センターに提出しました。 コース全般を通して、特段の危険箇所はありませんでしたが、とにもかくにも、標高差1,800mを越える体力勝負のコースであることは肝に銘じておく必要があります。 しいて挙げれば、2日目の稜線上から抜戸岳をピストンするたかだか10分ほどの行程は、ガレ場の急登になっており、道標も乏しく、多少危険を感じました。 また、下山道の小池新道の途中で、ふと気づくと右手首の裏側をブヨにかまれ中だったため、即刻左手の平手打ちで処刑しました。しかし毒は回っていたようで、本日になって大きく腫れています。清水のある場所の近くは要注意ですね。 |
その他周辺情報 | 下山後に「中崎山荘 奥飛騨の湯」に立ち寄りました。 新穂高登山センターのほんのわずか上に位置しています。 http://shinhotaka.com/place/482/ 大人800円。値段はちょっと高めですかね。 自分は全然大丈夫でしたが、硫黄の匂いはきつめで、内湯には白い湯の花もたくさん浮いていました。ただ、露天風呂が熱すぎて(50℃くらい?)ほとんど入れませんでした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
---|---|
備考 | 初日、小雨混じりの稜線上は風が強く吹くとかなり寒かったので、手袋とネックウォーマーが役に立ちました。 |
感想
金曜日に1日年休を取って、笠ヶ岳に登ってきました。
笠ヶ岳は、百名山の中ではあまり知名度や人気度は高くないように思いますが、メインルートの笠新道でも、標高差1,800m、山頂までCT9時間、剱岳の早月尾根や甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根にも匹敵する急登で、ずっと前から気になる存在でした。
また、このシルバーウィークには越後三山を縦走することも考えていて、その練習にもちょうどいいかなということで、今回の山行きを決めました。
結果、テント装備を背負ってのこのルートはやはり大変な苦行でした・・・。
先日の白山で見極めた自分の限界、「標高差1,500m×5時間」を越えると、やはり太ももが悲鳴を上げ始め、足が上がらなくなりました。それでも、自分よりも全然お年を召した(おそらく60歳を越えている)方々やご夫婦連れなどが、テントを背負って健気に笠新道を登られていて、それがある意味、発憤材料になってなんとか完登しました。それにしても皆さんホントお元気ですね。その年齢になって自分がこんなルートを登れるだけの体力や気力があるかというと、はなはだ疑問です・・・。
2日目は絶好の登山日和。笠新道のピストン下山もつまらないので、小池新道を遠回りすることにしました。こちらもCTは8時間のロングコース。肩に食い込む重いザックには辟易しながらも、槍や穂高を常に横目で見ながらの稜線歩きは気持ちよく、この上ない贅沢なひとときでした。花の盛りは過ぎているものの、秩父平のお花畑もそれなりに見応えがありました。いずれまた今度は、弓折分岐の奥に待っている、双六岳・三俣蓮華岳・鷲羽岳・黒部五郎岳にも足を伸ばしたいと思いました。
ともあれ、百名山58座目の笠ヶ岳、ありがとうございました。
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