記録ID: 7130879
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沢登り
槍・穂高・乗鞍
双六谷遡行
2024年08月10日(土) 〜
2024年08月12日(月)


体力度
8
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 30:49
- 距離
- 41.2km
- 登り
- 2,708m
- 下り
- 2,230m
コースタイム
1日目
- 山行
- 9:01
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 9:59
距離 17.3km
登り 1,142m
下り 279m
2日目
- 山行
- 10:02
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 10:05
距離 8.2km
登り 731m
下り 86m
3日目
- 山行
- 10:21
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 10:45
距離 15.8km
登り 835m
下り 1,865m
7:09
120分
宿泊地
17:54
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
新穂高温泉〜双六ダムはタクシーを利用して車回収した。(新穂高温泉に迎えに来てくれるタクシーは少ないため、下山が遅くなる場合は予約した方が良い。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
林道終点からしばらく沢沿いを進んだ後、数十メートル上を走る軌道跡まで踏み跡に沿って登るのだが、踏み跡が錯綜していてわからない。軌道線伝いの道は明瞭なので、歩きやすい道に出会うまで思い切って登るのが良い。 |
その他周辺情報 | 「道の駅アルプ飛騨古川」は、駐車場の裏が河川敷になっている。 |
写真
感想
初めて行ったアルプスの沢はとても大きかった。ただ、沢中の景色は(源頭部を除けば)アルプスだから特別ということもない。いつもより長い分、冗長で大味な印象だ。しかし、源頭に差し掛かると、青い空に際立つ白い岩の稜線、斜面を覆う高山植物のお花畑、背後には雲の合間から槍の穂先が覗き見えるという格別な景色を味わうことができた。
普段なら車で通過する川沿いのクネクネ道路を延々と歩き、普段なら「面倒くさいから沢に入ろう」と言うであろう沢沿いの廃道を忠実に歩いて、やっと入渓。すると、普段は車窓から見ている豪快な沢の流れに出会う。
幸い、水量は平水(より少なめ?)だったようで、渡渉に難は無く、泳ぎは数回で済んだ。ただ、巨岩帯を突破するのはそれなりに時間がかかり、1日目は予定より手前で幕営することになった。同じ沢を遡行していたパーティが少なくとも3パーティあって、幕営地が重ならないように気を使う場面もあった。
2日目は予定通りのテン場を目指すために急ぎたいが、水は冷たいので7時出発。特筆すべき難所は無い。蓮華谷出合を過ぎてようやく沢は上流域の様相になってきた。2日目の幕営地の谷は開けていて、夕焼け、朝焼け、星もよく見えた。
3日目の朝は寒く、水は痺れるほど冷たかったが、幸運にも午前中は晴れて、気持ちの良い陽を浴びて次第に気分が高まっていった。双六岳に上がることを目指すも、少し手前の比較的緩めの沢をツメることになった。長い急斜面で高度があり怖さを感じつつも、絶景に囲まれて高山植物を踏み締める高揚感も重なって、苦ではなかった。
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