記録ID: 724810
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
紅葉始まった涸沢・北穂高岳・涸沢岳・奥穂高岳
2015年09月21日(月) 〜
2015年09月23日(水)


体力度
8
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 51:12
- 距離
- 42.5km
- 登り
- 2,630m
- 下り
- 2,622m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 6:55
距離 17.6km
登り 1,084m
下り 299m
14:48
2日目
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 3:25
- 合計
- 11:05
距離 8.6km
登り 1,395m
下り 1,387m
3日目
- 山行
- 3:37
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 4:48
距離 16.2km
登り 147m
下り 941m
11:02
ゴール地点
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
駐車場に車停められなくて路駐したのですが、たまたま近くにこの案内所があって、タクシー呼んでもらいました。 上高地バスターミナルまで4200円の定額制。3人だったので一人1400円で、バスより安くて待ち知らず(笑) |
コース状況/ 危険箇所等 |
■上高地バスターミナル⇔横尾 特に危険個所ありません。ハイキングコースですね、とっても歩きやすいです。 ■横尾⇔涸沢 途中の本谷橋まではなだらかです。本谷橋からようやく山道らしくなってきますが、よく整備されていてすこぶる歩きやすいです。危険個所はありません。 ■涸沢⇒北穂高岳 涸沢小屋脇からの道を登ります。傾斜は急ですが歩きやすく危険個所はありません。眼下のカールを挟んだ反対側の5峰や6峰と高度差を感じなくなってくると、広々としたゴロタ場となります。バランスを崩さないように気を付けて歩きましょう。なお、ここは御来光のビューポイントとして最高と思います。 南稜鎖場は特に怖さは感じません。スラブ状の岩に「落石注意」と書いてあったので、過去にそういうケースが多かったのでしょう。下の人に石を落とさないよう気を付けましょう。この山域はどこを歩くにも落石させないように細心の注意を払う必要ありと思いますが…。 南稜鎖場から先はひたすらガレ場の登りとなります。幕営指定地を右手にする位置に来ると、ほどなく分岐。北穂山頂へは右に進みますが、一旦少し下ってからの登り返しとなります。 ■北穂高岳⇒涸沢岳 最低コル地点まではギザギザの尾根を右に左にと移動しながら急な岩場を一気に下ります。あまり危険は感じませんでしたが、足の置き場を間違えないよう集中し、両手も駆使して慎重に進みましょう。 最低コルから涸沢槍を捲くあたりまでが特に注意を要します。切れ落ちた足場の不安定なトラバースもあり、バックパックを引っ掛けたりしただけでバランスを崩すこともあり得ますので、細心の注意を払いましょう。その分、時間の経過を忘れるだけの面白さと緊張感を味わえます。 D沢のコルを過ぎると、涸沢岳への登り返しです。傾斜は急ですが、鎖が張ってありますので怖さは感じないと思います。ただ、ここも落石注意です。 ■涸沢岳⇒穂高岳山荘 急傾斜のガレ場の一気下りとなりますが、踏み跡明瞭で危険はありません。 ■穂高岳山荘⇔奥穂高岳 山荘脇のハシゴと鎖場が渋滞ポイントです。登り下り相互に譲り合って効率よく行き来しましょう。鎖場から先はザレ場とガレ場の登りで、体力以外に特別なスキルは要らないと思います。ここも下を歩く人に石を蹴落とさないよう注意しながら歩きましょう。 ■穂高岳山荘⇒涸沢 ザイテングラートは今回下りで歩きましたが、大きな岩場を両手を使いながらとなります。転落事故も多い場所らしいので、結構長い距離となりますが、注意しながら歩きます。また、岩場歩きに慣れていない人も多く通るルートですので、上下からプレッシャーを与えないよう、混んでいるときはそれなりにゆっくり歩いたほうが良いと思います。 |
その他周辺情報 | 竜島温泉 せせらぎの湯 http://www.ryushimaonsen.jp/ 肌がつるつるになるお湯です。大人510円と格安、食事処もあります。 |
写真
つくづく思いますが、よくぞこんな場所にルートを切り開いたもんだ…と。
途中まで真っすぐ上がっていき、斜めに回り込んで向こう側に出るっていう…。写真じゃよくわからないと思いますが…。
途中まで真っすぐ上がっていき、斜めに回り込んで向こう側に出るっていう…。写真じゃよくわからないと思いますが…。
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
ライター
地図(地形図)
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
|
---|
感想
5日間のシルバーウィークを活用して、本当は雲ノ平に行こうかと計画していたが、訳あって後半3日目のみの山行となった。図らずも男3人となったので、涸沢をベースにし、北穂高岳〜涸沢岳〜奥穂高岳と歩くことにした。テントに2泊なので、行程としては無理なく歩ける筈の計画。
2日目、天気も上々で景色は最高、歩いたルートも刺激的で面白く、休憩込で11時間の行程を感じさせないあっという間の一日だった。
思いのほか紅葉も進んでおり、予想外のプレゼントを貰ったような気分。3日間通して色々なツキに恵まれた山行だったように思う。
ただただ感謝。
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