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Yamareco

記録ID: 736301
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

紅葉の後立山南部縦走。蓮華・針ノ木・爺・鹿島槍。

2015年10月03日(土) 〜 2015年10月05日(月)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
23:13
距離
43.1km
登り
4,316m
下り
4,283m
天候 10/3 晴れ
10/4 曇りのち晴れ
10/5 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
市営の第二駐車場を利用しましました。
場内は未舗装ですが、荒れているといったこともなく、無料で快適に利用できます。

夏の最盛期は、日の出前に満車状態になってしまうそうですが、今回はシーズンを過ぎたせいか、朝6時の時点で空きは半分くらいでした。
コース状況/
危険箇所等
−針ノ木雪渓について−
雪渓は、アイゼン不要でした。
雪渓の脇に秋道が出ており、雪の上を歩く必要がほとんどありません。
(100メートルほど水平に横切ったのみ)

雪よりも、凍結に注意です。
沢にかけられた木道や足を置く石などが凍っていました。

−スバリ岳〜赤沢岳〜鳴沢岳−
ガレていたり、少し崩れかかっているところがあります。
登るときは特に問題ないですが、下るときは慎重に。
今回のように濃霧になると、危険度倍増です。
第二駐車場にバイクを停める。
バイクで駐車スペースを一台分使うのは気が引けるので、スキマを見つけて駐輪。

無事にバイクを停めたら、扇沢へ向かって出発。
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第二駐車場にバイクを停める。
バイクで駐車スペースを一台分使うのは気が引けるので、スキマを見つけて駐輪。

無事にバイクを停めたら、扇沢へ向かって出発。
扇沢駅。
立山・黒部ダム方面へ向かう沢山の人でごった返す。

登山口はターミナルの南側(写真で言う左側)。
ターミナルの前を横切り、登山口に据えられたポストに登山届を入れ、登山開始。
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扇沢駅。
立山・黒部ダム方面へ向かう沢山の人でごった返す。

登山口はターミナルの南側(写真で言う左側)。
ターミナルの前を横切り、登山口に据えられたポストに登山届を入れ、登山開始。
見事に晴れ上がった秋空。
良い山旅になりそうな予感!
(^^)v
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見事に晴れ上がった秋空。
良い山旅になりそうな予感!
(^^)v
大沢小屋。
今年はすでに営業終了。
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大沢小屋。
今年はすでに営業終了。
北アルプス三大雪渓のひとつ、針ノ木雪渓。

、、、なんだけど、雪渓はすっかり痩せ細っていて、脇に秋道が露出してる。
アイゼンの出番なし。

しかし、沢にかけられた木道や、渡渉の際に足をかける石があちこち凍結していて危ない。
コケて大ケガでもしたら大変だ。要注意。
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北アルプス三大雪渓のひとつ、針ノ木雪渓。

、、、なんだけど、雪渓はすっかり痩せ細っていて、脇に秋道が露出してる。
アイゼンの出番なし。

しかし、沢にかけられた木道や、渡渉の際に足をかける石があちこち凍結していて危ない。
コケて大ケガでもしたら大変だ。要注意。
周囲の紅葉を楽しみながら、ゆっくりと登る。

最終水場で水を確保するつもりでいたが、場所がよく分からず、結局スルーしてしまった。

[最終水場]という標識が出ていると聞いていたので、それを頼りにしていたが、外したのか外れたのかそれとも見落したのか、標識が見つからず。
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周囲の紅葉を楽しみながら、ゆっくりと登る。

最終水場で水を確保するつもりでいたが、場所がよく分からず、結局スルーしてしまった。

[最終水場]という標識が出ていると聞いていたので、それを頼りにしていたが、外したのか外れたのかそれとも見落したのか、標識が見つからず。
そうこうするうち、針ノ木峠に到着。
さっそくテント受付。
そうこうするうち、針ノ木峠に到着。
さっそくテント受付。
テントを設営して、ほっと一息。
混雑もなく、槍や裏銀を一望出来る最高のポジションに張ることが出来た。

やった!
(^^)v
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テントを設営して、ほっと一息。
混雑もなく、槍や裏銀を一望出来る最高のポジションに張ることが出来た。

やった!
(^^)v
お昼をとったら、蓮華岳に向かって出発!

テント場を上から見下ろす。
素晴らしいロケーション。
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お昼をとったら、蓮華岳に向かって出発!

テント場を上から見下ろす。
素晴らしいロケーション。
蓮華岳。
のっぺりとした、柔らかい雰囲気の山容。
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蓮華岳。
のっぺりとした、柔らかい雰囲気の山容。
振り返ると、広くゆったりとした尾根の向こうに、針ノ木岳。
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振り返ると、広くゆったりとした尾根の向こうに、針ノ木岳。
蓮華岳山頂。
だ〜れもいません。

風が強いので長居は出来ないけれど、景色を眺めながらのんびり休憩。
蓮華岳山頂。
だ〜れもいません。

風が強いので長居は出来ないけれど、景色を眺めながらのんびり休憩。
蓮華山頂から、鹿島槍方面。
明日歩く予定の稜線が一望出来る。

明日も晴れるとイイなー
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蓮華山頂から、鹿島槍方面。
明日歩く予定の稜線が一望出来る。

明日も晴れるとイイなー
蓮華岳への散歩を終えて、針ノ木小屋へ引き返す。

針ノ木岳は、何だか男性的で荒々しい山。
峠を挟んで対をなす蓮華岳とは、対照的な山容。

テント場に戻って、夕飯をとって就寝。
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蓮華岳への散歩を終えて、針ノ木小屋へ引き返す。

針ノ木岳は、何だか男性的で荒々しい山。
峠を挟んで対をなす蓮華岳とは、対照的な山容。

テント場に戻って、夕飯をとって就寝。
10/4。
朝3時くらいまでは満天の星空だったのに、日の出とともにガスに覆われてしまった。残念。

予報では、お昼ころには晴れそう、とのこと。
予報通りになることを期待しつつ、出発。
10/4。
朝3時くらいまでは満天の星空だったのに、日の出とともにガスに覆われてしまった。残念。

予報では、お昼ころには晴れそう、とのこと。
予報通りになることを期待しつつ、出発。
針ノ木岳。

なーんにも見えません。
針ノ木岳。

なーんにも見えません。
スバリ岳。

まだまだなーんにも見えません。
スバリ岳。

まだまだなーんにも見えません。
7:50。
おお!
やっと光が差してきた。
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7:50。
おお!
やっと光が差してきた。
赤沢岳。
どんどん雲が引いていって、すっかりいい天気になった。

やった!
(^^)v
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赤沢岳。
どんどん雲が引いていって、すっかりいい天気になった。

やった!
(^^)v
黒部を挟んで対岸にそびえる、立山連峰。
まだ山頂近くには雲が残っている。
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黒部を挟んで対岸にそびえる、立山連峰。
まだ山頂近くには雲が残っている。
気づくと、自分の影を囲むように、ちっこーい虹が!
後光が指しているようで面白い。
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気づくと、自分の影を囲むように、ちっこーい虹が!
後光が指しているようで面白い。
鳴沢岳山頂。

この日、針ノ木〜種池間を歩いている人は本当に少なく、出会ったのはたったの4,5人。
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鳴沢岳山頂。

この日、針ノ木〜種池間を歩いている人は本当に少なく、出会ったのはたったの4,5人。
展望の効く稜線歩きってのは、ほんとに気持ちがいいねぇ
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展望の効く稜線歩きってのは、ほんとに気持ちがいいねぇ
新越山荘。
すでに今季の営業を終了している。

小屋の前でちょっと休憩。
新越山荘。
すでに今季の営業を終了している。

小屋の前でちょっと休憩。
岩小屋沢岳。

立山の山頂付近にかかる雲、なかなかしつこい。
はやく取れてくれないかな。
岩小屋沢岳。

立山の山頂付近にかかる雲、なかなかしつこい。
はやく取れてくれないかな。
種池山荘。
ここからは急激に人出が増えて、小屋の前もちょっとした混雑になっている。
ちょうどお昼なのだが、人が多いと落ち着かないのでスルー。
爺ヶ岳まで行ってしまうことにする。
種池山荘。
ここからは急激に人出が増えて、小屋の前もちょっとした混雑になっている。
ちょうどお昼なのだが、人が多いと落ち着かないのでスルー。
爺ヶ岳まで行ってしまうことにする。
爺ヶ岳南峰。
風を避けられる場所を確保して、ここでゆっくり昼食。
爺ヶ岳南峰。
風を避けられる場所を確保して、ここでゆっくり昼食。
昼食を終えて、出発。

爺ヶ岳は3つのピークからなる。
南峰と、中峰(写真右)と北峰(写真左)。
いちおう、中峰が爺の最高峰のようだ。
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昼食を終えて、出発。

爺ヶ岳は3つのピークからなる。
南峰と、中峰(写真右)と北峰(写真左)。
いちおう、中峰が爺の最高峰のようだ。
爺ヶ岳中峰に寄ってみた。
風をよけられる場所がなく、休憩もとりにくい。

北峰は、入る場所がよくわからず、気づいたらスルー。
爺ヶ岳中峰に寄ってみた。
風をよけられる場所がなく、休憩もとりにくい。

北峰は、入る場所がよくわからず、気づいたらスルー。
鹿島槍ヶ岳。南峰と北峰の双耳峰。
かっこいい〜。
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鹿島槍ヶ岳。南峰と北峰の双耳峰。
かっこいい〜。
冷池山荘。
予想よりもずっと大きい小屋でした。
冷池山荘。
予想よりもずっと大きい小屋でした。
冷池のテント場。
この日の利用者は少なく、テント張る場所選び放題。

展望もよく、快適なテント場なんだけど、小屋から遠いのが難点。
(片道5分位かかる)
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冷池のテント場。
この日の利用者は少なく、テント張る場所選び放題。

展望もよく、快適なテント場なんだけど、小屋から遠いのが難点。
(片道5分位かかる)
テント場から立山に落ちる夕日を眺め、就寝。
おやすみなさい〜
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テント場から立山に落ちる夕日を眺め、就寝。
おやすみなさい〜
10/5。
今日も行程が長いので、日の出前に出発。
10/5。
今日も行程が長いので、日の出前に出発。
変な鳴き声がするぞ?、などと思って周りを見渡すと、、、、
あ!ライチョウ!

人馴れしているので、ぜんぜん逃げない。
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変な鳴き声がするぞ?、などと思って周りを見渡すと、、、、
あ!ライチョウ!

人馴れしているので、ぜんぜん逃げない。
布引山を越え、鹿島槍にとりかかったあたりで、日の出。

雲海に立ち上る日輪。
キレイだなぁ
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布引山を越え、鹿島槍にとりかかったあたりで、日の出。

雲海に立ち上る日輪。
キレイだなぁ
目の前に迫る鹿島槍。

紅葉が、降り注ぐ朝日を照り返す。
まるで燃えているようだ。
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目の前に迫る鹿島槍。

紅葉が、降り注ぐ朝日を照り返す。
まるで燃えているようだ。
来た道を振り返る。

今回の旅で歩いたS字のルートを一望。
蓮華岳のむこうに、槍や穂高が見える。
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来た道を振り返る。

今回の旅で歩いたS字のルートを一望。
蓮華岳のむこうに、槍や穂高が見える。
鹿島槍ヶ岳山頂(南峰)。

今日の立山には笠雲がなく、その姿を余すところなく見せてくれている。
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鹿島槍ヶ岳山頂(南峰)。

今日の立山には笠雲がなく、その姿を余すところなく見せてくれている。
鹿島槍ヶ岳山頂から。

東側は雲海。
先着者が休憩している。
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鹿島槍ヶ岳山頂から。

東側は雲海。
先着者が休憩している。
鹿島槍ヶ岳山頂から。
爺ヶ岳と雲海。
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鹿島槍ヶ岳山頂から。
爺ヶ岳と雲海。
立山連峰。

8月に行ったばかりだけど、また行きたいなぁ。
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立山連峰。

8月に行ったばかりだけど、また行きたいなぁ。
テント場に戻る。
我がテントと、立山連峰。
劔にはまだ登っていないので、いつか行かなくちゃ。

テントを撤収し、出発。
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テント場に戻る。
我がテントと、立山連峰。
劔にはまだ登っていないので、いつか行かなくちゃ。

テントを撤収し、出発。
爺ヶ岳付近から。
蓮華岳-針ノ木岳-スバリ岳-赤沢岳-鳴沢岳-岩小屋沢岳をパノラマで。

昨日はガスっていた針ノ木やスバリも、今日は雲なくキレイに見える。
爺ヶ岳付近から。
蓮華岳-針ノ木岳-スバリ岳-赤沢岳-鳴沢岳-岩小屋沢岳をパノラマで。

昨日はガスっていた針ノ木やスバリも、今日は雲なくキレイに見える。
種池山荘へ。

種池山荘で名物の「種池ピザ」食べようかな、と思ったんだけど、一人ではちょっと食べきれそうにないのでやめました。
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種池山荘へ。

種池山荘で名物の「種池ピザ」食べようかな、と思ったんだけど、一人ではちょっと食べきれそうにないのでやめました。
種池山荘前でちょっと休憩して、下山開始。
柏原新道へ。
種池山荘前でちょっと休憩して、下山開始。
柏原新道へ。
紅葉を楽しみつつ、ゆっくり下る。
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紅葉を楽しみつつ、ゆっくり下る。
ぐんぐん高度を下げて、、、、

あ!扇沢ターミナルが見えてきた。
ぐんぐん高度を下げて、、、、

あ!扇沢ターミナルが見えてきた。
駐車場に戻る。
バイクは倒れず、無事に待っていてくれました。

おつかれさま!
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駐車場に戻る。
バイクは倒れず、無事に待っていてくれました。

おつかれさま!
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無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [3日]
扇沢〜鹿島槍ヶ岳〜五竜岳〜アルプス平
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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