白峰南嶺、白峰三山縦走、小太郎山


- GPS
- 53:08
- 距離
- 34.6km
- 登り
- 4,012m
- 下り
- 3,311m
コースタイム
- 山行
- 5:38
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 6:27
- 山行
- 8:06
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 9:57
- 山行
- 6:01
- 休憩
- 2:01
- 合計
- 8:02
天候 | 10月12日土曜日:晴れ後曇 10月13日日曜日:晴れ時々曇り 10月14日月曜日:快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
笹山ダイレクト尾根 地図では破線ルートだが、道は歩きやすく実質実線ルート 段差も無く膝に優しいが、標高差は凄まじいので体力はかなり消耗する。 水場は数日前に雨が降ったのでジャバジャバ出ていた。 白峰南嶺 笹山〜広河内岳 笹山から白河内岳の間は針葉樹やハイマツの森 白河内岳から広河内岳へは森林限界の好展望の広い稜線で道はペイントを頼りに進んでいく 晴れていれば先を見通せるため安心だが、濃霧時は要注意⚠️ 小太郎山 少し不明瞭な道のりで岩場やハイマツの藪がある |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
食器
地図(地形図)
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
タオル
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ストック
|
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感想
宿泊:センティアホテル内藤
就寝20:10
10月12日土曜日
起床3:10
朝食:パンケーキメープル&マーガリン、わかめおむすび、まぜごはんおむすび
山梨交通バス:4:35甲府駅―6:36広河原 広河原行き
山梨交通バス:7:00広河原―奈良田駐車場 奈良田駐車場行き
8:00奈良田駐車場
甲府駅より広河原経由でバスを乗継、奈良田まで来た。
吊り橋を渡り発電所を抜けて笹山ダイレクト尾根の取付きに掛かる。取付きから早々、いきなりの急登でこれが延々と続く。杉の植林からブナの森へと変わり水場の分岐からトラバース気味に斜面を下りこのコースで唯一の水場に着く。南アルプス天然水である!
しばらく水場が無いため多めに汲むがザックがとにかく重くなりしんどさが増した。
8:06発電所8:24
10:12水場10:33
行動食:カロリーメイトバニラ2本、塩分チャージタブレット
相変わらず急登は続き次第に針葉樹の森へと変わっていく。
11:29 1932m峰11:49
昼食:わかめおにぎり、おにぎり鮭、チョリソーソーセージパン
標高も上がるにつれ苔むした美しい森になり、バテバテの状態で何とか笹山南峰に着いた。本来なら南峰でテント泊だったが時間も早く着き北峰まで足を伸ばしほどなく頂上に到着し笹山を登頂した。適地があり早速テントを張った。それにしても、連休とは思えない静けさで登山口から頂上まで4人しかすれ違わなかった。テント泊は南峰に1張北峰に2張で4人のみと少なかった。
12:50幕営適地13:01
行動食:コーダエナジージェルマンゴーパッション、チョコクランチ
14:08笹山南峰14:22
14:28笹山北峰
夕食:エビピラフ、もずくとめかぶの味噌汁、パンケーキメープル&マーガリン
就寝20:30
10月13日日曜日
起床3:30
朝食:ピーナッツコッペパン、チョコクランチ、MOVEBEETほしいも味
6:06笹山北峰
後片付けを済まし、御来光の時間を迎え南峰でテント泊をしていた静岡の方と山談義を語らってから、頂上を出発した。
笹山から白河内岳の間は針葉樹の森が主体で白河内に近付くと展望の良い箇所が増え白河内に登りが始まると庭園の様な美しい稜線になる。踏み跡が薄いが天気も良く視界が良いため迷わないがガス時は注意が必要だろう。なだらかな頂上に着くと正面にはこれから向かう白峰南嶺、白峰三山の山並みが広がり気分も上がる!
大籠岳へも景色の素晴らしい稜線が続く。踏み跡薄くペイントを目印にして進む。
7:15白河内岳7:24
8:03大籠岳8:17
行動食:ラムネ
大籠岳から広河内岳へアップダウンの稜線から急登を登り広河内岳に着く。大門沢下降点を過ぎメインルートに入ると登山者が増えるなか、農鳥岳へ長い登りで最後の岩場を乗り越え農鳥岳に登頂した。
9:31広河内岳9:38
10:04大門沢下降点
10:49農鳥岳11:14
昼食:チョコチップスティック4本、カロリーメイトバニラ2本
昼食を食べ鞍部まで下り西農鳥岳へ登るが岩場も多く時折慎重に歩みを進め登頂し、これから向かう間ノ岳を眺めた。
農鳥小屋へは、西農鳥岳の急斜面の下りでこちらも慎重に進み小屋まで降りた。
11:53西農鳥岳12:00
12:38農鳥小屋12:48
行動食:ラムネ
小屋から間ノ岳へは標高差400mと結構な登りで2日目の終盤ともあり、ペースは上がらないが落とさず地道に登頂を果たした。景色は残念ながら虚無になってしまった。
14:09間ノ岳14:17
残りは山荘まで下るだけだが中白根山までは地味なアップダウンが繰り返し、疲れた体には地味に堪えた。休憩の予定は無かったが中白根山で休憩にした。これが、ラッキーなことに霧で真っ白だったが15分程、霧が抜けて北岳と間ノ岳を眺めることができ、その美しさに感動した!
その後、山荘まで歩き2日目を終えた。
15:11中白根山15:37
行動食:チョコクランチ
16:02北岳山荘
夕食:五目ごはん、カップヌードルカレー、完熟トマトスープ
就寝20:20
10月14日月曜日
起床3:00
朝食:チョコチップスティック2本、カロリーメイトバニラ2本、MOVEBEETほしいも味
5:02北岳山荘
疲れも溜まり、コースタイム通り歩けるか不安なため予定より一時間早く出発。次第に明るみはじめる空に期待が膨らみ疲れているはずだが足取りが軽い。岩の尾根道を登り吊尾根分岐付近で日が昇りそうで御来光を眺めることにした。時期的に澄みきった空気の中、周辺の名峰を眺めながらの御来光は贅沢な時間だった。
写真を撮り終え、最後の登りを攻略し北岳に登頂した。雲の無い360°の大展望は素晴らし
すぎた!
5:45吊尾根分岐5:59
6:18北岳6:33
まだ、堪能したいが次の山を目指す。展望の素晴らしい肩の小屋を通り小太郎山分岐まで来た。素晴らしいと良く話を聞く小太郎山へ向かう。いくぶん踏み跡が薄かったり、岩場、ハイマツの藪と意外と歩きにくく疲れた身体には地味に堪えるが尾根道も頂上も展望が素晴らしく南アルプス北部の名峰に囲まれた展望台で贅沢な空間だった。頂上では前後に来た4人の方と語らった。
7:05肩の小屋
7:27小太郎山分岐7:31
8:51小太郎山9:17
行動食:クリーム玄米ブランブルーベリー2個、トッポ
小太郎から分岐までは登り返しでなかなかキツかった。分岐で休憩したいが時間もかかり御池小屋まで下る。ダケカンバ林のつづら折りの急坂をひたすら下り御池小屋に着いた。いくらか巻き返し予定どおりまで戻せた。おいしい天然水を汲み広河原を目指す。
10:32小太郎山分岐10:35
11:37白根御池小屋11:46
行動食:トッポ
針葉樹の地味にアップダウンのあるトラバース道をしばらく歩き、最後はつづら折りの急斜面の道をひたすら下り、大樺沢の道と合流し少し進み最後に吊り橋を渡ったら登山口の広河原に着き山旅が終わった。久しぶりのアルプスで大変だったが充実した三連休になった。
13:08広河原
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