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Yamareco

記録ID: 747304
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

北穂高岳〜2015年アルプス納めは大満足

2015年10月18日(日) 〜 2015年10月19日(月)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
32:52
距離
37.7km
登り
1,886m
下り
1,878m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:06
休憩
1:22
合計
6:28
距離 16.7km 登り 958m 下り 159m
7:18
7:19
6
7:57
8:06
4
8:46
8:54
11
9:43
10:06
18
10:24
41
11:05
11:26
62
12:28
12:40
51
13:31
13:39
2
13:41
宿泊地
2日目
山行
8:40
休憩
1:57
合計
10:37
距離 20.8km 登り 849m 下り 1,726m
5:15
172
宿泊地
8:07
8:14
12
8:26
9:21
8
10:59
11:14
28
11:42
38
12:20
12:34
29
13:03
14
13:17
13:41
38
14:19
14:20
11
14:31
34
15:46
15:47
5
天候 18日:快晴
19日:快晴
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
沢渡バスターミナル駐車場。日曜日でも余裕で停められました。1日600円。
上高地からのバス最終は18時です。
コース状況/
危険箇所等
今回、このコース上に積雪は無くほぼ夏道と同じコンディションで歩けました。
但し、例年積雪が始まる時期ですので、行かれる場合は現地に確認を取るなどして、十分注意して出かけて下さい。

【上高地〜横尾】
ほとんど平坦な歩きやすい遊歩道です。飛ばせば時間短縮が可能ですがウオーミングアップのつもりで、景色を楽しみながらゆっくり歩くのが「吉」です。

【横尾〜本谷橋】
山道になりますが、登りは緩やかで歩きやすい道です。本谷橋(吊り橋)は既に冬仕舞いで外されており、簡易橋で対岸に渡ります。
ここから涸沢まで本格的な登りが始まりますので、休憩して行動食を食べ準備をするのが「吉」です。

【本谷橋〜涸沢】
初めから急登です。本谷橋の標高は1,800mほど、上高地から4時間かけて300mほどしか上がっていません。
涸沢は標高2,300m、距離は短いですが高度差は500mほど有ります。焦らずにじっくり登りましょう。
途中から涸沢ヒュッテの吹き流しが見えますが、見えてからが長いのでここで「ラストスパート」はまだ早すぎます。
涸沢に近づきますと、涸沢ヒュッテと涸沢小屋の分岐があります。宿泊先に合った道を進んで下さい。


【涸沢〜北穂高岳(南陵経由)】
小屋に向かって右。ヘリポート方面に進むと左に北穂分岐があります。
登り初めはガラ場の急登ですが手入れが行き届いていますので、歩きやすい道です。
ガラ場を過ぎるとハイマツの中ジグザグを繰り返してどんどん高度を上げます。
途中1カ所ちょっと嫌な岩場があります、鎖は無いので慎重に三点支持で登ります。
スラブ上の長い鎖場と、はしごを過ぎると南陵に乗ります。
この先は南陵上を忠実たどります。途中鎖も有りますが、それほど険しくは有りません。
テント場(南陵テラス)が現れると南峰直下で涸沢岳分岐が有ります。分岐を右に進むと山頂(北峰)はすぐです。
山頂直下(大キレット寄り)に北穂小屋が有ります。
予約できる山小屋
横尾山荘
前夜、沢渡バスターミナル駐車場で車中泊。
翌朝、冬山装備一式を背負って出発です。
2015年10月18日 06:35撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
2
10/18 6:35
前夜、沢渡バスターミナル駐車場で車中泊。
翌朝、冬山装備一式を背負って出発です。
上高地は紅葉の真っ盛り。快晴の空に穂高連峰が映えます。
2015年10月18日 07:20撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
1
10/18 7:20
上高地は紅葉の真っ盛り。快晴の空に穂高連峰が映えます。
小梨平。落葉松の黄葉がきれいです。
2015年10月18日 07:28撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
4
10/18 7:28
小梨平。落葉松の黄葉がきれいです。
明神岳も紅葉をまとって華やかです。
2015年10月18日 07:47撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
1
10/18 7:47
明神岳も紅葉をまとって華やかです。
これから向かう横尾方面も雲一つ無い快晴です。
2015年10月18日 08:40撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
3
10/18 8:40
これから向かう横尾方面も雲一つ無い快晴です。
梓川沿いの美しい紅葉と明神岳。写真ばかり撮っていて先に進めません。
2015年10月18日 08:41撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
7
10/18 8:41
梓川沿いの美しい紅葉と明神岳。写真ばかり撮っていて先に進めません。
徳沢。美しい紅葉。この時期もぜひキャンプをしてみたい。
2015年10月18日 08:47撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
3
10/18 8:47
徳沢。美しい紅葉。この時期もぜひキャンプをしてみたい。
麓の紅葉と稜線の積雪。この時期ならではの景色です。
2015年10月18日 09:26撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
1
10/18 9:26
麓の紅葉と稜線の積雪。この時期ならではの景色です。
横尾に到着。ここから山道に入ります。
2015年10月18日 09:47撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
10/18 9:47
横尾に到着。ここから山道に入ります。
屏風岩も紅葉に彩られ華やかです。
2015年10月18日 10:12撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
2
10/18 10:12
屏風岩も紅葉に彩られ華やかです。
澄み渡っていかにも秋らしい青空が広がります。
2015年10月18日 10:13撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
1
10/18 10:13
澄み渡っていかにも秋らしい青空が広がります。
黄色ベースの中にたまに紅が映えます。
2015年10月18日 10:45撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
6
10/18 10:45
黄色ベースの中にたまに紅が映えます。
明るく美しい黄葉。目を見張る景色ばかりでなかなか進めません。
2015年10月18日 10:53撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
5
10/18 10:53
明るく美しい黄葉。目を見張る景色ばかりでなかなか進めません。
屏風岩。別角度から。
2015年10月18日 10:58撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
10/18 10:58
屏風岩。別角度から。
本谷橋。吊り橋は冬支度で撤去済みです。
2015年10月18日 11:08撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
10/18 11:08
本谷橋。吊り橋は冬支度で撤去済みです。
こちらの仮橋で対岸に渡れます。
2015年10月18日 11:08撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
10/18 11:08
こちらの仮橋で対岸に渡れます。
涸沢に向かって進むと前方が開けてきました。
2015年10月18日 11:53撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
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10/18 11:53
涸沢に向かって進むと前方が開けてきました。
奥穂高岳。涸沢ヒュッテの吹き流しも見えてきました。
でも、ここからが遠い。
2015年10月18日 12:44撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
10/18 12:44
奥穂高岳。涸沢ヒュッテの吹き流しも見えてきました。
でも、ここからが遠い。
稜線の雪は思ったよりも少ないようです。
2015年10月18日 12:44撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
10/18 12:44
稜線の雪は思ったよりも少ないようです。
涸沢の紅葉は終わり、ナナカマドの赤い実だけが輝いていました。
2015年10月18日 12:55撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
10/18 12:55
涸沢の紅葉は終わり、ナナカマドの赤い実だけが輝いていました。
ヒュッテと小屋の分岐。ここだけ鮮やかな紅葉が残っていました。
2015年10月18日 13:15撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
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10/18 13:15
ヒュッテと小屋の分岐。ここだけ鮮やかな紅葉が残っていました。
今回は涸沢小屋にお世話になります。
いつもながら涸沢槍が尖っています。
2015年10月18日 13:26撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
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10/18 13:26
今回は涸沢小屋にお世話になります。
いつもながら涸沢槍が尖っています。
涸沢小屋。冬支度の真っ最中。もうテラスの柵はありません。
2015年10月18日 15:22撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
1
10/18 15:22
涸沢小屋。冬支度の真っ最中。もうテラスの柵はありません。
こちらは涸沢ヒュッテ。夏におでんを食べたテラスはもう跡形もなく撤去されています。
テントも数張りのみ、寂しい光景です。
2015年10月18日 15:22撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
10/18 15:22
こちらは涸沢ヒュッテ。夏におでんを食べたテラスはもう跡形もなく撤去されています。
テントも数張りのみ、寂しい光景です。
明日のコースを下見。整備が行き届いておりこれならヘッドランプでも安全に登れそうです。
2015年10月18日 15:28撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
10/18 15:28
明日のコースを下見。整備が行き届いておりこれならヘッドランプでも安全に登れそうです。
翌朝夜明け前に出発。この時期日の出は6時近くです。
2015年10月19日 05:27撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
1
10/19 5:27
翌朝夜明け前に出発。この時期日の出は6時近くです。
だいぶ明るくなってきました。奥穂方面は積雪があるようです。
2015年10月19日 05:50撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
10/19 5:50
だいぶ明るくなってきました。奥穂方面は積雪があるようです。
吊り尾根と前穂北尾根。
2015年10月19日 05:50撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
2
10/19 5:50
吊り尾根と前穂北尾根。
いよいよモルゲンロートが始まりました。
奥穂が染まります。
2015年10月19日 06:01撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
6
10/19 6:01
いよいよモルゲンロートが始まりました。
奥穂が染まります。
こちらはこれから向かう北穂方面。どんどん色づきます。
2015年10月19日 06:01撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
10/19 6:01
こちらはこれから向かう北穂方面。どんどん色づきます。
涸沢はまだ日が当たりません。
向こうから多分こちらを見ていることでしょう。
2015年10月19日 06:02撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
10/19 6:02
涸沢はまだ日が当たりません。
向こうから多分こちらを見ていることでしょう。
奥穂高山頂から始まったモルゲンロートはザイテングラートまで染めて来ました。
2015年10月19日 06:02撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
3
10/19 6:02
奥穂高山頂から始まったモルゲンロートはザイテングラートまで染めて来ました。
いよいよ日の出です。常念山脈から日が出ます。
2015年10月19日 06:07撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
10/19 6:07
いよいよ日の出です。常念山脈から日が出ます。
真っ赤に染まった北穂への道。
2015年10月19日 06:07撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
3
10/19 6:07
真っ赤に染まった北穂への道。
感無量です。
2015年10月19日 06:08撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
4
10/19 6:08
感無量です。
朝日が素晴らしい今日一日を約束してくれるようです。
2015年10月19日 06:10撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
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10/19 6:10
朝日が素晴らしい今日一日を約束してくれるようです。
すっかり明るくなったガレ場を、青空目指してぐんぐん登ります。
2015年10月19日 06:32撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
10/19 6:32
すっかり明るくなったガレ場を、青空目指してぐんぐん登ります。
スラブ状の長い鎖場を過ぎると南陵に乗ります。
2015年10月19日 06:50撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
1
10/19 6:50
スラブ状の長い鎖場を過ぎると南陵に乗ります。
南陵に乗ると涸沢岳がすぐ近くに見えます。
ザイテングラートにもまだ登山者はいないようです。
2015年10月19日 07:01撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
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10/19 7:01
南陵に乗ると涸沢岳がすぐ近くに見えます。
ザイテングラートにもまだ登山者はいないようです。
すっかり明るくなった奥穂高、吊尾根、前穂高。今年は6月に歩きました。
2015年10月19日 07:01撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
1
10/19 7:01
すっかり明るくなった奥穂高、吊尾根、前穂高。今年は6月に歩きました。
前穂北尾根と涸沢カール。
カールの万年雪は溶けきること無く、もうすぐ新雪がやってきます。
2015年10月19日 07:01撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
4
10/19 7:01
前穂北尾根と涸沢カール。
カールの万年雪は溶けきること無く、もうすぐ新雪がやってきます。
目をこらすと八ヶ岳の峰々。
これから冬の間の私のホームグランドです。
2015年10月19日 07:02撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
2
10/19 7:02
目をこらすと八ヶ岳の峰々。
これから冬の間の私のホームグランドです。
端正な常念岳。去年の「アルプス納め」は常念岳でした。
2015年10月19日 07:02撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
3
10/19 7:02
端正な常念岳。去年の「アルプス納め」は常念岳でした。
快晴の空の下、南陵を真っ青な空目指してぐんぐん登って行きます。
2015年10月19日 07:02撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
10/19 7:02
快晴の空の下、南陵を真っ青な空目指してぐんぐん登って行きます。
涸沢岳。見た目は穏やかですが、稜線の道はなかなかのものです。
2015年10月19日 07:03撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
1
10/19 7:03
涸沢岳。見た目は穏やかですが、稜線の道はなかなかのものです。
北穂山頂の北穂高小屋がはっきり見えてきました。
2015年10月19日 08:03撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
10/19 8:03
北穂山頂の北穂高小屋がはっきり見えてきました。
前穂北尾根の向こうに南アルプスと富士山。
先月登った塩見岳もはっきり確認できます。
2015年10月19日 08:03撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
10/19 8:03
前穂北尾根の向こうに南アルプスと富士山。
先月登った塩見岳もはっきり確認できます。
北穂のテン場。南陵テラスです。景色は最高ですが、なかなかワイルドな立地です。
2015年10月19日 08:16撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
1
10/19 8:16
北穂のテン場。南陵テラスです。景色は最高ですが、なかなかワイルドな立地です。
北穂南峰直下に涸沢岳方面との分岐があります。北穂頂上(北峰)はすぐそこです。
2015年10月19日 08:24撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
10/19 8:24
北穂南峰直下に涸沢岳方面との分岐があります。北穂頂上(北峰)はすぐそこです。
北穂高岳山頂。
今まで何度も登っていますが、こんなに晴れたのは久しぶりです。誰もいません。
2015年10月19日 08:35撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
6
10/19 8:35
北穂高岳山頂。
今まで何度も登っていますが、こんなに晴れたのは久しぶりです。誰もいません。
滝谷。うっすらと雪をまとい、一層凄みが増しています。
2015年10月19日 08:36撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
10/19 8:36
滝谷。うっすらと雪をまとい、一層凄みが増しています。
奥穂の隣にジャンダルムも見えてきました。
やはり奥穂は積雪があるようです。
2015年10月19日 08:36撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
7
10/19 8:36
奥穂の隣にジャンダルムも見えてきました。
やはり奥穂は積雪があるようです。
笠ヶ岳。8月に行くはずでしたが今年は逃してしまいました。
2015年10月19日 08:36撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
2
10/19 8:36
笠ヶ岳。8月に行くはずでしたが今年は逃してしまいました。
そして、大キレット越しに槍ヶ岳。
この景色を見たくて今回北穂を選びました。
2015年10月19日 08:37撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
4
10/19 8:37
そして、大キレット越しに槍ヶ岳。
この景色を見たくて今回北穂を選びました。
槍から西鎌尾根、双六、三俣蓮華、鷲羽、薬師岳も見えています。
2015年10月19日 08:37撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
4
10/19 8:37
槍から西鎌尾根、双六、三俣蓮華、鷲羽、薬師岳も見えています。
この夏行くはずだった黒部源流の山々をアップで。
あ〜残念無念!
2015年10月19日 08:37撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
5
10/19 8:37
この夏行くはずだった黒部源流の山々をアップで。
あ〜残念無念!
前穂の向こうには中央アルプス、南アルプス、富士山。
2015年10月19日 08:38撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
1
10/19 8:38
前穂の向こうには中央アルプス、南アルプス、富士山。
北穂高小屋。
毎回泊まりたいと思うのですが、なかなか泊まれません。
2015年10月19日 08:45撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
1
10/19 8:45
北穂高小屋。
毎回泊まりたいと思うのですが、なかなか泊まれません。
今回の大きな目的の1つ。
北穂高小屋のテラスで槍を眺めながらコーヒーブレイク。
誰もおらず贅沢にテラスを独り占めです。
チーズケーキは持参です。
2015年10月19日 08:50撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
4
10/19 8:50
今回の大きな目的の1つ。
北穂高小屋のテラスで槍を眺めながらコーヒーブレイク。
誰もおらず贅沢にテラスを独り占めです。
チーズケーキは持参です。
大キレット、槍ヶ岳。最高です!
2015年10月19日 08:59撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
8
10/19 8:59
大キレット、槍ヶ岳。最高です!
縦位置で。来年は久しぶりに大キレット越えだな?いろいろなプランが沸いてきます。
2015年10月19日 09:00撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
3
10/19 9:00
縦位置で。来年は久しぶりに大キレット越えだな?いろいろなプランが沸いてきます。
前穂北尾根もまた行ってみたい。(もう無理かな?)
2015年10月19日 09:01撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
4
10/19 9:01
前穂北尾根もまた行ってみたい。(もう無理かな?)
涸沢まではひとっ飛びで降りられそうに思えます。
2015年10月19日 09:01撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
1
10/19 9:01
涸沢まではひとっ飛びで降りられそうに思えます。
遠景をアップで。南アルプス、塩見岳、農鳥、間ノ岳、北岳、甲斐駒。
2015年10月19日 09:01撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
3
10/19 9:01
遠景をアップで。南アルプス、塩見岳、農鳥、間ノ岳、北岳、甲斐駒。
遠景をアップで。八ヶ岳と蓼科山。これからしばらくお世話になります。
2015年10月19日 09:02撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
3
10/19 9:02
遠景をアップで。八ヶ岳と蓼科山。これからしばらくお世話になります。
遠景をアップで。浅間山。噴火規制解除で山頂に登れるようになるのは何時のことでしょうか?
2015年10月19日 09:02撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
10/19 9:02
遠景をアップで。浅間山。噴火規制解除で山頂に登れるようになるのは何時のことでしょうか?
常念岳をアップで。何処から見ても端正な山容です。
2015年10月19日 09:02撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
4
10/19 9:02
常念岳をアップで。何処から見ても端正な山容です。
最後にもう一度槍ヶ岳の勇姿を目に焼き付けて下山します。
2015年10月19日 09:03撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
1
10/19 9:03
最後にもう一度槍ヶ岳の勇姿を目に焼き付けて下山します。
名残惜しい山頂を後に南陵を下ります。
2015年10月19日 09:26撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
10/19 9:26
名残惜しい山頂を後に南陵を下ります。
あっという間に降りてきてしまいました。
名残惜しく何度も振り返りながら上高地に向かいます。
2015年10月19日 11:22撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
3
10/19 11:22
あっという間に降りてきてしまいました。
名残惜しく何度も振り返りながら上高地に向かいます。
穂高の山々とは来年までお別れです。
2015年10月19日 11:22撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
3
10/19 11:22
穂高の山々とは来年までお別れです。
ナナカマドの先に北穂高。本当に良い山行になりました。
2015年10月19日 11:29撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
1
10/19 11:29
ナナカマドの先に北穂高。本当に良い山行になりました。
屏風岩に見送られて下山します。
2015年10月19日 12:35撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
10/19 12:35
屏風岩に見送られて下山します。
新村橋から明神岳を名残惜しく見つめます。
2015年10月19日 14:21撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
10/19 14:21
新村橋から明神岳を名残惜しく見つめます。
上高地に戻ってきました。快晴の2日間大満足の山行でした。
2015年10月19日 15:49撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
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10/19 15:49
上高地に戻ってきました。快晴の2日間大満足の山行でした。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ ヘルメット
備考 今回は冬山装備は使わなかったが、この時期は必要。

感想

10月に入りいよいよ恒例の「アルプス納め」の時期となりました。

例年この時期は槍・穂や剱等は雪が積もってしまい眺めるだけで登ることは出来ないのですが、今年はまだ槍・穂には雪がほとんど無さそう。
軟弱な私にも登れそうなので、今年の「アルプス納め」に北穂高岳に行って来ました。

事前に小屋に電話をして様子を聞いたところ、一度積もった雪は溶けたが稜線には雪があるので慎重に、とのことでした。
ちょっと心配しましたが、ダメだっら涸沢から穂高を眺めるだけでも良いつもりで向かいました。

念のためピッケルやアイゼンも持参、冬山装備一式を持って行った為、小屋泊まりにしては荷物が重く初日の涸沢までのコースでもヘロヘロになりながら到着、明日の山頂アタックが思いやられました。

涸沢に着くと予想に反して雪は少なく、涸沢周辺には全くなし。稜線も奥穂方面がやや白いものの北穂方面は全く雪が無いようで一安心しました。

上高地から横尾まではまだ紅葉が見頃で、この秋初めての紅葉を十分堪能しました。
涸沢の紅葉はさすがに全て終わっており、冬枯れの景色の中ナナカマドの赤い実だけが輝いていました。
紅葉も終わり涸沢は冬じまいの準備中で、小屋もガラガラ、テントも2〜3張りとついこの間までの喧噪が嘘のような静かなたたずまいでした。

静かな涸沢小屋で快適な一夜を過ごし、翌朝5時過ぎに山頂を目指しました。
初日に続き今日も快晴。満天の星空の下順調に高度を稼ぎ、南陵取り付きの下で朝日が昇り初め、モルゲンロートに染まる穂高の峰々を眺められました。

使わなそうな冬山装備は小屋に置いて行こうかとも思ったのですが、この時期の穂高を登るなら冬山装備を持って行くのが穂高に対する礼儀のような変な義務感みたいなのが有って、そのまま全て担いで登りました。
初日は久々の山で調子が出なかった事も有ったのか、今日は快調で荷物の重さも気にならず快調に登れました。
但し、圧巻の大展望で立ち止まって写真ばかり撮っていてなかなか前に進めませんでした。

途中下山してくる2人とすれ違っただけで、あとは誰にも合わず山頂へ、山頂にも誰もおらず貸し切り状態。
快晴の空の下大キレット越の槍の大展望を初め北アルプスの全山、南アルプス、八ヶ岳、富士山、浅間山など中部山岳の山々が全て見渡せる贅沢な景色を独り占めして堪能しました。

山頂でのもう一つのお楽しみは、北穂小屋のテラスで大キレットを眺めながらコーヒータイムを楽しむこと。
こちらも「貸し切り」でゆったりのんびり、贅沢な時間を味わいました。

今年の夏は雨にやられ計画がことごとく中止になってしまい残念な思いをしましたが、前回の塩見岳に続いて今回も大満足の山行となりました。
ここ数年来の最高の「アルプス納め」になりました。

満足して満ち足りた気分で下山、途中数人の登山者とすれ違いましたが、この時期の平日を選んだだけの事は有り、静かな穂高を堪能できました。

横尾、徳沢、明神と降りるに従って観光客も増えて来ましたが、それでも人はまばらで最後まで静かな一日でした。

さてこれで来年春までアルプスは封印、これからはホームグラウンドを八ヶ岳に移し、冬山を楽しみたいと思います。

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コメント

アルプス納め、堪能しました(`∇´)
どうも(・ω・)ノ

今年のアルプス納めは北穂でしたか!
雪が降っても、ここ最近の晴れ間続きでなくなってしまってましたね。
北穂から見る大キレット、まだ行ったことないので行きたくなりますね!

雪山装備で登られ、yamayaさんらしく慎重ですねー!
既に八ヶ岳に向けてのトレーニングもバッチリですね(´-`)
2015/10/21 15:29
Re: アルプス納め、堪能しました(`∇´)
nurupoさんこんばんは。
先日のnurupoさんの西穂高レコを見て、雪の状態が良くないからダメかな?と思ったのですが、暖かい日が続き上手いこと雪が消えてくれましたので、なんとか登れました

大キレットも人気の山域で混雑しますが、時期と曜日を選べば空いていて静かな山を味わうことも出来ますので、是非行って見て下さい。

コメントありがとうございました。
2015/10/21 19:18
快晴のアルプス納めでしたね!
yamayaさん、おはようございます。
ここ数日は忙しく、ヤマレコから離れており今朝眺めていたら、駐車場の写真に見覚えが...上に戻って見たらやっぱりyamayaさんだ(^^)/。

今回も2日間とも快晴の北アルプスで今シーズン最後の山歩きを堪能されたようですね
もうこの時期は人も少なく山小屋でも山頂でも独り占め、写真を見る限りでは最後の紅葉も愛でられたようで充実した2日間でしたね。
北穂高小屋のテラスから見る槍ヶ岳は良いですよね、ここ最近は「混雑」って聞くので涸沢をベースとした山登りは避けておりますがこの時期なら空いてますね。
でも寒がりな私は、テン泊はかなりキツいようです...

あと1回くらいは雪で白くなった穗高を見に行きたいなと思っていますが、来週後半はちょっと荒れ模様。天候回復すれば行こうかな〜

と、思っているうちに私もホームグラウンドが八ヶ岳あたりになってきそうです。
今度の冬は久しぶりにyamayaさんにお目にかかれるかな?
2015/10/22 9:10
Re: 快晴のアルプス納めでしたね!
opiroさんこんにちは。
なかなかタイミングが合わずに今月も苦労しましたが、上手い具合に好天を捕まえて行って来ました。
毎年「アルプス納め」は槍・穂・剱のどれかが眺められる所を狙うのですが、今年は雪が少なかったので、北穂に行けました。

6月に続いて今年2回目の涸沢ベースの穂高でしたが、どちらもハイシーズンを外した平日だったため、ほとんど人がおらず混雑とは無縁でした。
空いていると山小屋も快適ですので、是非小屋泊まりで行ってみて下さい。

11月からはしばらく八ヶ岳ですね
今の予定では3連休前の20日あたりに、お気に入りの北八ヶ岳・しらびそ小屋に行こうかな?と思っています。
2015/10/22 13:34
yamaya1127さん はじめまして
コース状況や感想を詳しく書き込みされていて、また写真とコメントもたくさん掲載されて、拝見しながら思い出していました。
この時期は一晩で秋から冬になってしまう時があるので装備選択も難しい面があるのかも知れないですね。
私はいつも装備をいろいろ詰め込んでしまう傾向があるので今回も結果使用しなかった物がいくつもありました。 
度が過ぎると良くないのでしょうが。。。
本当は少しくらい雪を被った槍〜大キレットを見たかったのですが、それでも天気が良く最高でしたね。
上高地の紅葉は良かったですし。
では、冬の八ヶ岳を存分に楽しまれて下さい。
2015/10/23 13:38
Re: yamaya1127さん はじめまして
ankouさんこんばんは。
この時期は装備の選択に迷いますよね、一度天気が崩れればすぐに冬山ですから、やはりそれなりの準備は必要ですよね。
私はいつも一人で登っているので、最悪動けなくなっても2日位は生き延びられるのを基準に持って行く物を選んでいます。
ただし、年々重いザックが苦痛になって来ていますので軽量化にはいつも頭を悩ませています

またどこかでお会いできたら楽しいですね

コメントありがとうございました。
2015/10/23 19:13
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