六甲全山縦走 9時間☆六甲最高峰の夜景と快晴の須磨アルプス
- GPS
- 08:59
- 距離
- 45.0km
- 登り
- 3,017m
- 下り
- 2,969m
コースタイム
- 山行
- 8:14
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 8:59
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
週末が神戸出張だったので、月曜日に憧れの六甲全山縦走をしてきました。
六甲山系自体初めてなので、神戸市が出している六甲山全山縦走地図を東京日本橋のぶよお堂で買って最低限は下調べしておきました。
朝は車両事故で三宮から1時間もかかってしまい、須磨浦公園に10:20着。東京へ帰る宝塚の終電が20:38なので急いで出発します。
須磨浦公園から見えるのは快晴の瀬戸内海。青空の下、暖かい雰囲気につつまれた明石海峡が見渡せます。
快晴なのでとにかく暑い!すぐに汗だくです。
この暑さと、距離も長いのと、コースの下調べがあまりできていないのでアップダウンがつかめない。足元も滑りやすい花崗岩質なので、全体的にゆったり目の一定のペースを心がけました。
最初の市街地、高倉台はそこまで迷いません。まっすぐ進むと名物400階段。
そのあと横尾山を通り過ぎると、名勝 須磨アルプスが見えてきます。
土質が更に硬くなり、滑りやすくなります。
須磨アルプスは予想よりかは危険ではありませんでした。ちょっと滑りやすい痩せ尾根です。(走る気はおきないですが)
ずっと須磨アルプス上空でヘリコプターがホバリングしていました。だれか落ちたのか、何か撮影しているのか、どちらでしょうかね。。
馬の背からの眺望は青空と緑、そして六甲独特の黄色い花崗岩のコントラストが素晴らしいです。丁度トレイルランナーの方がいたので、一緒に写真を撮りあいました。
そこから高取山へ向かう市街地も、案内板どおりで問題なし。
高取山の神社の鳥居をみて、「孤高の人」の冒頭のシーンを思い出しました。
そこから丸山市街地へ降りていきます。そこでランナーの方とFBをやり取りしてお別れ。
そこから鵯越駅、菊水山への道は正直わかりづらい。2-3回迷って引き返したり、進んだりしました。(鵯越駅へのガードをくぐるところと、菊水山への道で間違った橋を渡ってしまい、犬にがんがん吼えられました。)
菊水山山頂は開けていて、明石、山陰方面も見られます。
そこから下った市ヶ原ではピクニックしている人が大勢いました。川面に映るもみじが見事。
その後天狗道を通ります。このあたりはジグザグのアップダウンが多く、ペースがまたつかみづらい。
そして摩耶山へ。ここで登りは8割くらいでしょうか。このあたりで暗くなってきて、街明かりがポツポツと眼下に光ってきます。
六甲山上の観光地を回りながら六甲山最高地点へ走っていきます。
この六甲山上は車道を通ったり、車道を横切ったり、標識がまばらになってきたり、立ち止まってルートを探すことが多くなりました。
日本最古のゴルフ場の中をとおり、ガーデンテラスへ。
このあたりはデートスポットなのかカップルと多くすれ違い、汗だくでヘッドライトをつけて走っているのですこし怪訝な目で見られました。(私がカップル側だったら、近づいてほしくないタイプです)
ここから六甲山最高地点までは、横にも縦にもジグザグしたルートです。車道走ったら楽だろうなーと思いながらも、トレイルを走ります。
六甲山最高地点についたのは18時前。最高の夜景が独り占めです。(最高地点のちょっと下あたりが絶景ポイント)
須磨方面から大阪方面まで見渡せます。秋の乾いた空気で、一つ一つの明かりがはっきりみえます。まるで宝石箱です。
しばらく堪能した後は、あとは宝塚へ下るだけ。ちょうど宝塚まで14kmという距離表示が出てきました。
鉢巻山トンネルの手前でトレイルに入ると、明らかに踏み跡が薄くなり、道迷いの危険性が見えてきたので、引き返してトンネルの中を通ります。
トンネルを越えたあたりからは、がしがし走れるトレイルに変わります。ところどころ前日の雨で濡れている部分が落ち葉に隠れているけど危険なほどではない。
意外と走れたのか、14KMも実際無かったのか、六甲最高地点から1時間半くらいで宝塚へつきました。
宝塚駅前の銅像にタッチして終了。
塩尾寺からまったく標識がなくなり不安はありましたが、宝塚方面へどんどん道を降りるだけで特に迷いもせずにつけました。
10:25頃に出発して、19:20宝塚駅着。8:55の行程でした。
GPS上では距離は46kmの累積標高は2600mです。
8時間位でいきたかったな、と当初思っていましたが最初の暑さとルートファインディング、写真撮影、最後20KMは夜間走行と考えればまぁ妥当かな、というところです。
そのあと、ナチュールスパへ。1000円位で天然のお風呂。綺麗だし、関東にはなかなかないハイクォリティな日帰り湯です。
20:38の電車にのり、新大阪経由で東京に24時に帰りました。途中でジェル以外食べれなかったのは少し残念でしたが、充実した一日でした。
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