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Yamareco

記録ID: 81494
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

涸沢 奥穂高 西穂高

2010年09月25日(土) 〜 2010年09月26日(日)
 - 拍手
GPS
01:16
距離
25.6km
登り
1,992m
下り
1,992m

コースタイム

9/25 5:45バスターミナル→7:20徳沢園→9:20本沢橋→10:40涸沢ヒュッテ(休憩)→11:30涸沢ヒュッテ出発→13:20穂高山荘着
9/26 6:00穂高山荘→6:50奥穂高岳山頂→9:30天狗岩→11:30西穂高山頂→13:40西穂高山荘→16時頃上高地
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
自宅→(自家用車)→沢渡駐車場→(バス)→上高地バスターミナル
※復路も同様
コース状況/
危険箇所等
・奥穂高から西穂高は○印が不明瞭なところが多いので注意。
・ロープは不要ですが、鎖がなくても登れる登山技術が必要です。
・人が多い場合もあるらしいので、ヘルメットがあったほうがいいと思います。
・ルートミスしたときは無理せず戻りましょう。
どんどん晴れていきました。
どんどん晴れていきました。
横尾あたり
屏風岩が見えてきます。
横尾あたり
屏風岩が見えてきます。
横尾から前穂高方面
横尾から前穂高方面
横尾から本沢橋までの小径
爽やかです。
横尾から本沢橋までの小径
爽やかです。
屏風岩
いつか登りたいです。
屏風岩
いつか登りたいです。
おそらく南岳
本沢橋から南岳方面
本沢橋から南岳方面
涸沢が見えてきました。
涸沢が見えてきました。
紅葉の兆しがあります。
紅葉の兆しがあります。
旨い!こればかりは止められません。
旨い!こればかりは止められません。
涸沢ヒュッテを後にして後ろを振り向くと常念岳がみえます。あそこもいい山です。
涸沢ヒュッテを後にして後ろを振り向くと常念岳がみえます。あそこもいい山です。
恐らく北穂高です。
恐らく北穂高です。
ザイテングラードを行きます。
TVの撮影か何かをやってました。
ザイテングラードを行きます。
TVの撮影か何かをやってました。
ザイテングラードから前穂高方面を見ます。
ザイテングラードから前穂高方面を見ます。
穂高山荘到着。
雲間にジャンダルムが見えます。
穂高山荘到着。
雲間にジャンダルムが見えます。
ジャンダルム。
雲海と夕日
夕日を浴びる穂高山荘と奥穂高岳
夕日を浴びる穂高山荘と奥穂高岳
26日も良い天気です。
26日も良い天気です。
笠ヶ岳に朝日が当たりはじめ気温が上がります。
笠ヶ岳に朝日が当たりはじめ気温が上がります。
奥穂高への道から振り返ると槍ヶ岳が見えます。
奥穂高への道から振り返ると槍ヶ岳が見えます。
今日はジャンダルムもくっきり見えます。
今日はジャンダルムもくっきり見えます。
奥穂高山頂到着
ここから本番です。
ここから本番です。
問題の馬の背飛騨側のトラバース
もうやりません。
問題の馬の背飛騨側のトラバース
もうやりません。
馬の背を振り返ります。
馬の背を振り返ります。
たぶんロバの耳
まだまだこれからです。
まだまだこれからです。
恐らく天狗岩
逆層スラブ
来た道を振り返っても誰もいません。
来た道を振り返っても誰もいません。
焼岳もよくみえます。
焼岳もよくみえます。
西穂高山荘への道から後ろを降りかって。
平和です。生きてるってすばらしい。
西穂高山荘への道から後ろを降りかって。
平和です。生きてるってすばらしい。
上高地到着。
バスターミナルに到着すると雨が
上高地到着。
バスターミナルに到着すると雨が
オマケ
怪しげなキノコ。トゲトゲが凶暴な印象を与えてくれます。
オマケ
怪しげなキノコ。トゲトゲが凶暴な印象を与えてくれます。

感想

9月25日
9月下旬の連休。当初、天気次第で新穂高温泉からの槍〜西穂高縦走に出かけようと思っていたのですが、金曜が生憎の天気だったため、涸沢回りのショートコースに変更しました。

バスターミナルに到着したときは、かなりガスってましたが、万が一崩れても涸沢あたりで引き返せばいいやと思いながら梓川を遡上。
幸い、徳沢を過ぎたあたりからどんどん天気が良くなってきました。
いつもながら、こういうときに来てよかったと思います。

大体、予定通りに涸沢ヒュッテに到着。快晴です。
「飲食については、ビール以外は山小屋のお世話にならない」という信条をあっさり捨てて、ビール&おでんで一服。ンマイです。抗えません。
「母さん。僕は弱い子でした。」と心の中で思いました。

休憩を終え、好天の涸沢をザイテングラード方向へ。
ナナカマドが赤く実り、紅葉の時期も見ごたえあるだろうなって思いました。

先週末の南八ヶ岳縦走の疲れを多少心配してましたが、体調は上々。
昼ちょっと過ぎに穂高山荘に到着。
天気図を見ると夜に西からの風が強くなるかもと思い、東斜面にテントを設営し、ヘリポートでビール。
新穂高方面はガスの中。時より白出沢が見えましたが、ここをずっと直登はちょっと辛そうだなぁとかそういうことを思ってました。

9月26日
AM3:40に起床し、朝食。
ダラダラしているうちに日が昇ってしまい、6時に出発。
今日も良い天気です。40分程で奥穂高に登頂。槍ヶ岳がよく見えました。
ここからが今回の本番です。
靴紐、ザックを締めなおして、ヘルメットを被りジャンダルムを目指して進みます。

【馬の背】
超有名所です。どこから馬の背なのかイマイチ分からず、下りに近づき、「いやいや、まさかこんなところ下らないだろう。」と適当なところを下ったのが大間違い。いきなりルートミスして、フリーソロ・トラバースです。天気が良くて本当によかった。
渡りきって、ふと後ろを向くと「ウマノセ」の文字が!
ここだったかと愕然としました。気を引き締めて次に向かいます。

【ロバの耳】
どこらへんがロバの耳だったのか、不明でした。

【ジャンダルム】
見ごたえまります。直登なら登りがいもありそうです。
ノーロープなら西穂高側から登るようですが、今回はこの先何があるか分からないので、巻いてスルーです。また来たときに登ろう。

【天狗のコル】
やっと半分です。
ジャンダルムを過ぎてから、全く人が見当たらなくなり、岩稜ただ一人。
こりゃここで落ちたら、しばらく見つけられないなぁって思ってました。
コルには岳沢方面の下りがありますが、多分エスケープルートとしては厳しいことでしょう。

【天狗岩】
鎖付きの岩を直登。楽しいです。
天狗の頭に出ると初めて西穂からの登山者に出会いました。
馬の背はトラバースしないようにとお伝えし、出発。

【逆層スラブ】
下りなので、遠慮なく鎖使わせてもらいました。

【間の岳】
馬の背のほかに、もう一度ルートミスしてトラバースしてしまい、もうトラバースで失敗しないと心に決めていたのですが、どうもどこかで道を間違えたらしいです。
稜線に出ようと岩溝を直登。上部がガレガレ。身体を壁に張り付けながら足で上り詰めます。これが一番怖かった。

【西穂高】
思いのほか時間がかかりましたが、到着。
一気に緊張がほぐれるのが分かりました。あぶない。
ここまでの間にすれ違った人は5人だけ。
ネットで調べると結構人が多いと聞いていたのですが、以外に少なかったです。
この後の道はいたって平和でした。

上高地に到着し、バスターミナルに着くとちょうど雨が降ってきました。


【反省】
登り甲斐はあったのですが、非常に余裕がなかったと思います。
天候、食料、技術、体力など、色んなことがほぼ丁度という感じになっており、ちょっとでも何かがズレてたら危なかったと反省してます。
岩稜のルートファインディング力が足りないなぁと非常に痛感した山行でした。
登り終えたときは、しばらくは岩山は止めておこうかなぁって思っていたのですが、日を追うごとにやっぱり西穂高→奥穂高で行ってみないなという思いが強くなりました。来年挑戦します。





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