雪の大谷・国見岳・立山三山 雷鳥沢テント泊 雷鳥が鳴いてる時の写真あり

2025年05月13日(火) 〜 2025年05月14日(水)

• GPS: 12:07
• 距離: 22.8km
• 登り: 1,979m
• 下り: 2,133m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:09
• 休憩: 1:17
• 合計: 4:26

距離 8.3km 登り 418m 下り 566m

9:33 室堂
9:52 9:59 室堂
10:46 10:47 浄土山登山口
10:51 11:16 室堂山
11:44 11:56 国見岳
12:40 13:09 室堂
13:10 ホテル立山
13:19 みくりが池
13:23 13:24 みくりが池温泉
13:29 エンマ台
13:34 13:36 血の池
13:46 雷鳥荘
13:59 雷鳥沢キャンプ場

2日目

• 山行: 6:14
• 休憩: 1:51
• 合計: 8:05

距離 14.5km 登り 1,560m 下り 1,567m

3:40 雷鳥沢キャンプ場
5:36 5:54 剱御前小舎
6:23 6:27 別山南峰
7:31 7:45 真砂岳
8:26 9:00 富士ノ折立
9:09 9:13 大汝休憩所
9:16 9:22 立山
9:37 9:59 雄山
10:31 10:40 一の越山荘
11:43 雷鳥沢キャンプ場
11:45 ゴール地点

2日目、スマホのバッテリーが無くなってきたので、雷鳥沢キャンプ場でスマホの電源をOFFにしました。よって雷鳥沢キャンプ場→室堂のログはありません。

天候

13日　晴れ　夕刻の雷鳥沢＋1度、無風
14日　薄曇りのち晴れ　早朝の雷鳥沢−1度無風、稜線0〜5m。

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

扇沢駐車場
https://www.alpen-route.com/access_new/access/parking.html

アルペンルート時刻表　
https://www.alpen-route.com/timetable/
https://www.alpen-route.com/_wp/wp-content/uploads/2025/03/2025timetable_ogizawa-dentetsutoyama-0415_1103.pdf
立山黒部総合案内センター
TEL：076−481−1500
※アルペンルート観光、きっぷ全般に関するお問い合せ

扇沢ー室堂往復12300円
https://www.alpen-route.com/access_new/fare/person/index.php
切符予約
https://tateyama-kurobe-webservice.jp/AlpenTour/html/VW001W0010.html
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雷鳥沢キャンプ場090-1632-9141（雷鳥沢野営管理所）
＜立山自然保護センター＞TEL：[phone]　
＜雷鳥沢管理所＞TEL：[phone]
https://www.info-toyama.com/attractions/31029
テント1張1人1000円。
水は管理棟、水道出っぱなし無料で使い放題。
トイレも管理棟で紙あり、洋式、協力金100円。

室堂ターミナルには、一時預かりサービスも利用できます。ロッカーに入らない場合は可能で1回400〜1000円くらい、ロッカー(400円)。
https://h-tateyama.alpen-route.co.jp/terminal/

コース状況／危険箇所等

1日目到着時より雪は柔くスネ近くの沈み。
2日目は雄山に着く頃まで雪面は堅く凍結、ピッケルなしでこけると緩い傾斜（20度以下）でも滑落を止められない。雄山の下りからは雪が緩んでいた。

立山三山、全体的な印象：室堂〜雄山と雄山から先では危険度・難易度が1ランク以上違う感じ。雄山から先は岩と雪のミックスがあり、鎖が無いので冬期八ヶ岳赤岳より危険度高い感じでした。特に縦走路から富士の折立ピストン、雄山の手前。

その他周辺情報

薬師の湯

写真

2日目、天場〜室堂のログは取ってません。1日目夜、スマホの充電をして寝る。深夜起きて確認したらモバイルバッテリーがゼロで、全く充電されて無かった！残36％で2日目を出発、テント帰着時で残13％（画像右上）。ここでバッテリーセーブのため電源を切りました。

5/13 5:42

正面は爺ヶ岳、昨日は終日降雪があったみたいで、5月中旬としては山が白い

5/13 6:26

無料駐車場、空きは10台くらい。

5/13 6:32

切符売り場は6：50に開く、20分前すでに行列。この日の始発は7：30。ちなみにWEB予約も、ここで切符に変えるようです。なので長野からバスで来た場合も乗り継ぎに余裕が必要。

5/13 7:08

GW開けなのに、混んでる。インバウンド（ほとんどアジア人）の団体客が多いのが午前中のWEB予約が取れなかった理由。

5/13 7:46

左は水晶岳、中央は赤牛岳。数年前テント泊で白馬からここまで縦走してます。

5/13 8:24

立山

5/13 8:30

大観峰からの景色。赤沢、ズバリ、針ノ木岳

5/13 8:30

左から唐松、五竜、鹿島槍だと思う

5/13 8:57

室堂に着きました。扇沢で食べる予定でしたが、順番待ちで食べられず、ここまで我慢しました。

5/13 9:40

大型ザックをコインロッカー（400円）に預け、折りたたみのアタックザックで雪の大谷と国見岳に行きました。高さ16mで5度。

5/13 9:40

バスが次々に来ます

5/13 9:40

雪の大谷最高地点

5/13 10:08

まずは室堂山に行きます、左のピークは浄土山

5/13 10:51

左は昨年夏、薬師岳まで縦走した時の鬼岳とか。中央に槍ヶ岳が見えました。

5/13 10:51

笠ヶ岳

5/13 10:51

浄土山、前回5月に行ってるので今回はパス

5/13 10:52

目的の国見岳

5/13 10:54

浄土山のコルあたりからの180度パノラマ。左端が浄土山

5/13 11:14

奥は白山

5/13 11:25

結構急ですね

5/13 11:43

剱が見えてきました

5/13 11:43

右端に竜王が見えました

5/13 11:44

目的の国見岳に着きました！

5/13 11:46

追加画像：国見岳から天狗岳

5/13 12:00

雪の大谷に向かってダイレクトに下りました。正面は剱と別山

5/13 12:13

雪が柔く楽でした

5/13 12:15

もうすぐ室堂だと思ったら、室堂に行くのに雪の壁を大きく迂回して結構時間がかかりました。

5/13 12:39

室堂からの国見岳、矢印は私のトレースで山頂まで続いているのが見えます。

5/13 12:45

ロッカー、右端を使用しました

5/13 13:17

ミクリガ池かな。大型ザックで雷鳥沢天場に向かってます。

5/13 13:26

地獄谷と大日岳

5/13 13:44

天場が見えてきました

5/13 13:51

20張り程度、夕方までに10張り位増えました

5/13 14:53

設営完了

5/13 14:56

翌日のルートを観察。中央が雷鳥沢、左の尾根に目星をつける

5/13 15:04

自撮り。バックは大日岳。

5/13 15:13

テント内から立山が見える。上部は昨日の新雪がまだ溶けずに残ってます。

5/13 17:42

夕ご飯はビーフシチュー

5/13 17:44

味噌汁

5/13 17:45

チャーハン

5/13 17:56

デザート

5/13 18:07

まもなく日が沈みます。大日岳は数年前、ここに2泊して剱と大日岳をピストンしました。

5/13 18:22

沈みました。茜色に染まった空が綺麗だった！気温は1度で無風

5/14 2:41

4時前に出発予定のため、この時間に朝食。気温は−1度で暖かかったです。

5/14 3:40

出発します。雪面は柔らかく見えるけどカチカチでした。

5/14 4:12

旗を見つけました

5/14 4:15

先の旗が目視できました

5/14 4:49

私を抜いていったソロが上に見えます。ズボズボに見えますが凍結していてカリカリです。トレースを外した方が歩きやすいです。

5/14 5:06

雷鳥です

5/14 5:21

上に旗が見えます。雪面は凍結し急で気合を入れて登ろうとしたら。左に迂回路のトレースがありました。

5/14 5:36

乗越に出ました、剱が見えてきましたが、残念ながら霞んでました

5/14 5:37

今日は終日こんな天気かと思ったら午後は晴れてきました

5/14 5:37

剱御前小屋と公衆トイレ

5/14 5:47

八ッ峰。若かったとは言え、8ミリカメラもって良くこんな所登ったなと思う。

5/14 5:55

別山、左の北峰は数年前に剱に行った時に登ったので今回はパス

5/14 6:07

カチカチの氷、ピッケルなしでこけたら剱沢まで数100m滑落します

5/14 6:25

別山、えびの尻尾が溶けずに残ってました

5/14 6:28

真砂岳に向かいます

5/14 7:30

真砂岳、別山から1時間かかりました

5/14 7:30

富士の折立の登り、キツそーだな！

5/14 7:55

また雷鳥

5/14 7:55

雷鳥（雄）が鳴いてる姿を見たのは初めて

5/14 7:56

まだ白羽毛が少し残ってました

5/14 8:09

アイゼン履いてるので歩きにくい

5/14 8:18

トレースはあり

5/14 8:33

雪面が凍結してるので要注意のトラバース

5/14 8:37

富士の折立。縦走路から外れてます。正面は厳しいなと思って見ていたら左にルートがありました。富士の折立は縦走路から一端巻いて戻る形で登ります。

5/14 8:45

富士の折立

5/14 8:45

富士の折立からの景色

5/14 8:45

こっちはルートでは無いです。悪天時に誤って進んだら激ヤバですね

5/14 8:45

縦走路を振り返る、奥に剱

5/14 8:45

富士の折立下り、鎖とか無いので要注意！

5/14 8:57

富士の折立を無事通過、この時間でも雪面はごらんの通り凍結したままでした。ただ薄日が差してきたので午後は緩むでしょう

5/14 9:11

大汝山

5/14 9:14

また雷鳥、出会った雷鳥は全て雄だと思う

5/14 9:17

大汝山

5/14 9:17

雄山神社が見えてきました

5/14 9:30

振り返って撮影。以前5月に来たときは正面を登った。今回は向かって左をトラバース（右トラバースも可です）

5/14 9:31

このあたり岩と雪のミックスが多い

5/14 9:33

もうすぐ雄山

5/14 9:37

最後の登り

5/14 9:40

凍結してるので注意！ここまで2人とスライドしたのみ。

5/14 9:44

雄山、人が一気に増えた。人を避けたので斜めからの撮影になりました

5/14 9:58

以前ここから山崎カールを滑降しました

5/14 10:00

一ノ越への下り、ガレです。雪も緩み、ガレも容易です。アイゼンは着けたままです。

5/14 10:34

一ノ越

5/14 10:35

御山谷、昔5月に黒部湖まで滑り偉い目にあう。下部は雪が無く板を担いで藪を漕いだ。黒部湖に出るまでがつらかった。途中で板を捨てていった人が居た。

5/14 10:46

天場に戻ります。雪がズボリ出したのでルートを変更してブル道で帰ることにしました。

5/14 11:03

疲れたのでシリセ−ドで下る。この後もう1回シリセ−ド、結構な距離を滑れて満足。

5/14 11:09

ブル道、予想通りブル道はズボラ無かった！

5/14 11:35

やっと天場が見てきました

5/14 11:43

戻りました。スマホのバッテリー残が13％、ここでスマホの電源を切りました。ということでログはここで終了。

5/14 12:22

割箸ペグを掘り起こす

5/14 12:41

トイレ、便座は洋式。24時間使用可で夜間は電気が点いている

5/14 12:41

トイレ向かいの水場、冷たかったです。無料で24時間開放。

5/14 12:50

テントを撤収して室堂まで登り返す

5/14 13:43

国見岳の上空には綺麗な雲が広がっていた

5/14 13:45

ミクリが池

5/14 13:59

昨日ほどでは無いが混雑している

5/14 15:08

扇沢まで我慢と思ったが、最後の電気バスが25分待ち、我慢できずに電気バス待ちの間に購入。

5/14 15:56

やっと扇沢に着きました！大型ザックにピッケル、スコップ、ストックとかもあり、混雑したので大変だった。

5/14 17:07

薬師の湯、食事提供は終わってました

高速に乗る手間で食事。冷たい茶碗蒸し、暑かったので美味しかったです。

5/14 18:18

この後3皿とデザートに黒蜜の抹茶プリンを食べました。

撮影機器：

SH-RM12 SHARP

感想

ケン

新幹線とバスで予定していたが、WEB予約が午前中は空きなし。天気の予報精度から前日の朝、WEB予約を入れたが14，15日ともに13時30分までいっぱいだった。扇沢発券所が6時50分（始発は7時30分）に開くので、それより前に扇沢に着くように車でアクセスしました。
扇沢の無料駐車場は9割方埋まっていた。窓口が開く20分前の6時30分にターミナルに着いた。そこそこ並んでいたがなんとか7時30分に乗れた。

雪の大谷に行ったが、インバウンドの団体で混雑していた。最近は団体が多いようだ。欧州系は少なく、多くがアジア各国からの来日客のようだ。

今回の目的は積雪期限定の国見岳。そして雪山テント泊と立山三山縦走です。前日の降雪で白くなった立山を好天の元歩けて大満足でした！

あ！と思ったのが夜寝る前に充電したスマホが全く充電されてなかったこと（残36％）。モバイルバッテリーの残もゼロになっていました。最近スマホのUSB端子の接触不良がたまにあり、それが原因か？そもそもモバイルバッテリーがゼロだったのか？
1日目：99％→36％
2日目：36％→13％（天場帰着時）天場で不測のアクシデントに備えスマホの電源を切りました。

2日目の出会いは雷鳥坂の下部でソロに抜かれ、その後、雄山まで稜線で2人のソロとスライドしたのみ。雄山から先は一気に人が増えました。日帰り組は雄山までで大汝山にも行かない方がほとんど。

感想は基本画像コメントに書いた通りです。後刻、感想を追記するかもしれませんが、一端記録を公開します。

唇が日焼けして水疱ができた！ヒゲを生やしたので唇に日焼け止め塗り忘れたのが原因。

室堂〜雷鳥沢キャンプ場の往復のみアイゼン未装着。そこ以外は常時着けてました。ストックは1本持参で使用したのは帰りの雷鳥沢キャンプ場→室堂のみ。2日目の周回縦走時もストックはテント場に置いていきました。

翌15日は御坂黒岳（2回目）と御坂山（初）に行きました

コメント

富士吉田

ケンさんこんにちは！
２日間好天で何よりでした。いつもながら多くの展望の写真有難うございます。
国見岳西側の天狗岳へのルートは歩けそうでしたか？
未踏のピ-クなのでこの時期を狙っていつかは（本当は今年でした）登りたいと思っていたものですから、、、
尾根上南側は急峻なので北側をトラバ-ス気味に歩けば大丈夫かな？っと思ていますが。ルートを見ていたら状況を教えて下さい。

ケン

富士吉田さん

こんにちは！
ハッキリ意識して見てませんでしたが、画像があったので今、追加しました。国見岳からの天狗岳です。室堂とかから、パッと見のうろおぼえの感じですが、
天狗平に向かって道路沿いにツアー用のトレースがあり（以前BCで滑った）、天狗平手前から天狗岳に向かって登る方が国見岳から稜線どおしに歩くより、楽で安全なように感じました。北側の雪は遅くまで残る感じでした。しかし、登るつもりでは見てないのでなんともいえません。

コメントありがとうございます！

富士吉田

ケンさん　
早速のお返事有難うございます！
追加の写真有難うございます。さすがケンさん撮っていましたね。
１００Ｍ標高が違うとかなり低く見えますね、天狗平からの往復が安全で楽だとは昔先人から聞いてはいましたが、現地に行かれた方が見るとその様ですね。
1994.10.8に国見岳に登った時に天狗岳はノ−マ−クだったので、今回のケンさんのレコを見てムラムラと登頂意欲が沸いてきました。
有難うございました。