赤岳・阿弥陀岳・硫黄岳

2025年06月07日(土) 〜 2025年06月08日(日)

• GPS: 15:24
• 距離: 23.1km
• 登り: 1,999m
• 下り: 1,992m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:58
• 休憩: 2:41
• 合計: 9:39

距離 10.7km 登り 1,671m 下り 446m

5:19 美濃戸口
5:31 河原奥の氷柱
6:04 やまのこ村
6:11 6:21 美濃戸
6:21 6:22 美濃戸山荘
7:40 7:44 中ノ行者小屋跡
8:47 9:33 行者小屋
9:41 赤岳・阿弥陀岳分岐
10:02 10:09 中岳のコル登山道水場
10:13 阿弥陀岳北稜
10:31 10:52 中岳のコル
11:19 11:34 阿弥陀岳
12:10 中岳のコル
12:33 12:40 中岳
12:59 13:16 文三郎尾根分岐
13:28 13:29 キレット分岐
13:41 13:44 竜頭峰分岐
13:48 13:54 赤岳
13:57 14:19 赤岳頂上山荘
15:01 赤岳天望荘

2日目

• 山行: 5:21
• 休憩: 1:05
• 合計: 6:26

距離 12.4km 登り 328m 下り 1,546m

15:01 赤岳天望荘
7:05 地蔵の頭
7:19 7:25 二十三夜峰
7:35 7:40 日ノ岳
7:45 7:47 鉾岳
7:55 石尊峰
8:05 8:06 三叉峰
8:12 8:15 横岳（無名峰）
8:21 8:29 横岳
8:38 台座ノ頭
9:03 9:19 硫黄岳山荘
9:40 9:43 硫黄岳
9:58 10:00 赤岩の頭
10:49 ジョウゴ沢
10:55 10:56 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
11:00 11:20 赤岳鉱泉
12:18 堰堤広場
12:46 12:48 美濃戸山荘
12:51 赤岳山荘
13:27 八ヶ岳山荘

天候

初日、晴れ。２日目、曇り時々ガス

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

往路)毎日あるぺん号で美濃戸口まで
復路)美濃戸口からタクシーで茅野駅。あずさ号で新宿まで

コース状況／危険箇所等

登山道はよく整備されています。赤岳は全体的にザレ場が多いのと、直下は一転崖登りとなりますが、三点支持を守れば十分に登れます
横岳もハシゴ、手を使って登る箇所がありますので落ち着いて

その他周辺情報

美濃戸口の八ヶ岳山荘で温泉(700円)、カツカレーをいただきました。いいお湯と下山後のカレー！最高でした

写真

6/7 5:18

八ヶ岳山荘さんで準備とお手洗いを済ませて出発です！

6/7 5:18

分岐を左(美濃戸)方面へ。しばらくは未舗装の車道を歩きます

6/7 6:21

往路は南沢から行者小屋方面に向かいます

6/7 6:34

咲いてました！ホテイラン！お花の表情が少し怖いですが、可憐なお花です

6/7 6:46

ホテイランの群生も見られました！

6/7 7:09

沢沿いに登っていきます

6/7 8:53

赤岳が見えました。左肩に本日の宿、赤岳天望荘も

6/7 9:31

これから登る阿弥陀岳です！

6/7 9:32

行者小屋はたくさんの方で賑わっていました

6/7 9:08

「山なめんなよ」Tシャツ、今年も買っちゃいました

6/7 9:42

文三郎尾根方面に向かったあと、分岐を阿弥陀岳方面に

6/7 9:52

残雪もありますが、山道はチェンスパ不要で通過できます

6/7 10:30

中岳のコルが見えました

6/7 11:17

阿弥陀岳の山頂標識です

6/7 11:17

中央アルプス、御嶽山

6/7 11:17

左に富士山、真ん中に中央アルプス

6/7 11:17

北アルプス

6/7 11:19

南アルプス。左から北岳、甲斐駒、仙丈ヶ岳

6/7 11:20

阿弥陀岳は信仰の山です

6/7 11:23

阿弥陀如来も鎮座していました

6/7 13:03

これから歩く赤岳までの稜線。手前は中岳です

6/7 13:25

長いザレザレの急登を登り終え、いざ頂上方面へ

6/7 13:42

岩をほぼ登りきったところでの標識

6/7 13:48

もうすぐ山頂！の三本の矢

6/7 13:51

山頂標識。左に富士山

6/7 13:52

登山の安全を祈願します

6/7 14:08

本日歩いてきた道です。奥に阿弥陀岳、手前は中岳です

6/7 14:08

こちらは横岳方面。手前に赤岳天望荘、左奥に硫黄岳

6/7 15:44

赤岳天望荘です

6/7 17:33

赤岳天望荘の夕食です！炊き込みご飯とチキンとミネストローネ

6/8 4:52

赤岳天望荘から早朝の赤岳。赤岳頂上山荘がよく見えます

6/8 5:25

赤岳天望荘の朝食です！もちろんおかわりしました笑

6/8 7:16

横岳への取り付き

6/8 7:51

ツクモグサの群生！これを見に来ました！

6/8 7:51

ツクモグサ。アップで

6/8 7:53

オヤマノエンドウ。可憐な花です

6/8 8:01

こちらのツクモグサは少し開き気味

6/8 8:20

横岳山頂。ガスが出てきました

6/8 8:56

硫黄岳山荘。中はピッカピカでした！泊まってみたい！

6/8 9:32

硫黄岳までの道はこんなケルンも

6/8 9:40

爆裂火口です。左上の人と比べると大きさがわかります

6/8 9:41

山頂標識。硫黄岳は平たく広い山頂です

6/8 9:56

赤岩の頭に向かう途中に、ここだけ白砂の不思議な場所がありました

6/8 9:58

赤岩の頭。ガスガスです

6/8 10:44

コケの森の中に可憐なお花が咲いてました

6/8 10:44

切り株にもコケが

6/8 10:56

赤岳鉱泉に続く、赤い川

6/8 11:00

赤岳鉱泉です

6/8 11:32

北沢は、その名のとおり沢沿いの気持ちの良い道です

6/8 13:27

ゴール！八ヶ岳山荘が見えてきました！

6/8 14:22

八ヶ岳山荘のカツカレー。疲れた身体に染みるー

撮影機器：

Pixel 7a Google

Xiaomi 14T Pro Xiaomi

感想

かめきち

昨年赤岳に登った時に眺めた、あまりに大きなスケールの阿弥陀岳までの稜線。今年は運よく行くことができました！お天気も最高で素晴らしい山行になりました！！

この週末を逃すと、梅雨に入っちゃうかもしれない！と望みを託した赤岳天望荘のキャンセル待ち。なんと直前の火曜日に空いたとの連絡が！いらっしゃいますか？って、もちろん行きますとも！！ということで八ヶ岳に行ってきました！

京王八王子駅前からのあるぺん号は朝の4時半には美濃戸口に到着。ほとんど寝てませんが、一日中休憩所とお手洗い(有料)を開放してくださっている八ヶ岳山荘さんで準備をして出発しました

睡眠は取れてないものの最初は足取り軽く車道を美濃戸まで歩き、南沢から入山します。去年はもうほとんど終っていたホテイラン、今年は待っててくれました！真正面から見ると少しイカツイ顔をしてますが、可憐なお花です！今年は群生も見ることができました

目的の一つを達成したので、調子も上がってグングン進んで行者小屋まで。これまであまり雨が降っていなかったのか、八ヶ岳ならではのコケは少し乾燥気味であまり絵にならず、、、でもここまで望むのは贅沢というものでしょう

行者小屋に到着して、今年もカモシーTシャツを購入！今年はカモシーのぬいぐるみが２体並んだ可愛いデザイン。このTシャツ、特にカモシーホームの八ヶ岳では、会う人に声をかけられてお話ができる魔法のTシャツです笑

ここから先はしばらくお水がないので、行者小屋の美味しい水を2リットル背中に積み込んでいざ出発！

まずは文三郎尾根方面に行き、途中の分岐を阿弥陀岳方面に。中岳のコルまでは一部残雪の残る道ですが、チェーンスパイクを必要とするほどではなく、先行者のラッセルをありがたく使わせていただき進みます

しかし、これがなかなかの急登！ゆっくりと進みます。残雪の向こうに標識が見えるとそこが中岳のコル。中岳のコルは雪もなく、少し広い場所となっており、端っこのハイマツのあたりにザックをデポして空身で山頂アタック開始！

阿弥陀岳への登りは、足元がかなりザレてるので、落石をしないように気を使う必要がありますが、鎖場の難易度はそれほど高くありません。小石はどうしても落としてしまうのですが、中には少し大きめの石を落としてしまう人もいました

当たらなかったので大きな問題はなかったのですが、あー！みたいな声で落としてしまう方が多くて少し戸惑いました。。。下を見て大声で「ラクー！」「ラーク！」と言うだけで下の人は体勢を取れるので、皆さん、マナーを徹底しましょう！

阿弥陀岳の山頂は少し広場となっています。真ん中に阿弥陀如来が鎮座しており、そこからは360度のパノラマが拡がります！富士山、そして南、中央、北アルプスが全て見える絶景の山頂！来て良かった！感動が収まらない期待以上の素晴らしい光景でした！

とはいえ先は長いので下山を始めます。下山時は特に落石に注意しながらゆっくりと

20分弱で中岳のコルに到着し、ザックを回収。ここからは先ほど行者小屋で積んだ２キロの水を背負っての歩きとなります。ここが一番キツいところでした。中岳からの下りからの赤岳までの急登！足元は基本ザレザレなので、小幅でゆっくりという基本を大切に、そして赤岳山頂直下の岩場も、激しいですが足場はしっかりとあるので。丁寧に行けばなんとかなるコースだと思います

稜線に出て２つのハシゴを越えるといよいよ赤岳の山頂！こちらも360度のパノラマと、蓼科までの八ヶ岳全体が見渡せ、眺望を満喫しました！

ここからはここもなかなかのザレ場を下り、赤岳天望荘にチェックインしました。赤岳天望荘は食事が美味しいんです！今回も堪能しました。ありがとうございました！

２日目はあいにくの曇り空となりましたが、ツクモグサのベストシーズンですのでもちろん横岳に。まだ蕾の状態のものがほとんどでしたが、今年は群生しているところもチラホラあり、この時期だけのご褒美を楽しめました！

ただ、ただでさえハシゴ、鎖場が多い横岳にこの時期はツアー含め大勢の人が集まるので、渋滞は覚悟してスケジュールを組んだほうが良さそうですね

その後は硫黄岳山荘のホントにキレイなお手洗いを使わせていただいたあと、本格的なコーヒーもいただいて硫黄岳経由で下山！赤岳鉱泉から北沢経由で美濃戸口まで戻りました。北沢は初めて降りたのですが、沢沿いのコースで、夏でも比較的暑くないコースかな、と感じました

そして最後に八ヶ岳山荘さんの温泉とカツカレーを堪能、最高の山行となりました！南八ヶ岳、来年も必ず来ます！

コメント

ひで

かめきちさん、お疲れさまですー！

めっちゃ天気良くて最高の山行ですね！
羨ましい！！
行きは私は南沢か北沢かで悩んだんですよね～
しかも当日の朝バス待ちしてた方からも南沢入ってすぐのところで咲いているホテイランを観に行くとも聞いてたので、かなり気持ちがぐらついたのですが、分岐のところで雨も降ってたのでやはり予定通り北沢経由としたのでした。また来年狙います(笑
山なめＴシャツは昨年の白持ってますー。まだ着たことないです(苦笑
展望荘も良いですね～。私もいつか・・・。その前に頂上山荘行かないと！

八ヶ岳山荘のご飯って高ッ！って思うんですが、出てきた料理のボリューム見るとめっちゃ納得ですよね(笑

かめきち

ひでさん、ありがとうございます

ひでさんのレコ読んでその気になって八ヶ岳に行った私は晴れちゃってごめんなさいと思ってました。。。天気だけは運のものなので仕方ないですよね、お許しください

八ヶ岳山荘で入浴するというのもひでさん情報で、大変助かりました！

到着してからお風呂とカレーとビールで１時間もあれば大丈夫だろう、とタクシーを予約したら、お風呂が混んでて、あのボリュームのカレーを５分強で平らげたのは秘密にしておいてください！笑