【夏の大周回】広河原からCCW アサヨ峰・仙丈ヶ岳・三峰岳・間ノ岳・北岳

2025年07月04日(金) 〜 2025年07月06日(日)

• GPS: 58:12
• 距離: 41.6km
• 登り: 4,473m
• 下り: 4,493m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:24
• 休憩: 1:43
• 合計: 10:07

距離 11.1km 登り 1,473m 下り 1,017m

6:18 広河原インフォメーションセンター
6:33 白鳳峠入口
6:39 6:44 広河原峠入口
9:05 9:20 広河原峠
9:53 10:10 早川尾根小屋
10:16 早川尾根ノ頭
12:17 12:36 ミヨシノ頭
13:07 13:42 アサヨ峰
14:35 14:47 栗沢山
16:25 長衛小屋

2日目

• 山行: 9:11
• 休憩: 2:22
• 合計: 11:33

距離 14.1km 登り 1,355m 下り 1,310m

4:09 長衛小屋
4:14 4:17 仙丈ヶ岳二合目登山口
4:49 4:55 北沢峠・長衛小屋分岐
5:55 6:09 薮沢大滝ノ頭
6:40 薮沢小屋
6:52 6:59 藪沢小屋分岐
7:02 7:23 馬の背ヒュッテ
7:34 7:35 丹渓新道合流
8:32 8:41 仙丈小屋
8:46 8:53 地蔵尾根合流
9:16 10:07 仙丈ヶ岳
10:46 大仙丈ヶ岳
12:42 苳ノ平
13:08 13:18 伊那荒倉岳
13:26 高望池
13:56 14:03 2499m独標
14:39 14:44 横川岳
15:07 15:08 野呂川越
15:42 両俣小屋

3日目

• 山行: 12:16
• 休憩: 1:39
• 合計: 13:55

距離 16.4km 登り 1,644m 下り 2,145m

2:35 両俣小屋
3:43 3:53 野呂川越
7:55 8:15 三峰岳
9:16 9:18 間ノ岳
10:20 中白根山
10:49 北岳山荘
11:18 11:24 トラバースルート分岐
11:49 11:56 吊尾根分岐
12:15 北岳
12:33 12:38 両俣分岐
12:45 12:47 北岳肩ノ小屋
13:05 13:10 小太郎尾根分岐
13:14 13:16 草すべり分岐
14:12 14:25 白根御池小屋
15:01 15:07 第二ベンチ(2059ｍ)
15:19 15:20 第一ベンチ(1880ｍ)
15:44 15:48 白根御池分岐
16:05 16:07 旧広河原山荘
16:09 広河原・吊り橋分岐
16:14 16:28 広河原インフォメーションセンター
16:30 ゴール地点

天候

7/4　はれ　山頂はくもの中
7/5　くもり　ぱらぱらと雨のあと西からはれ　夕方少しあめ
7/6　はれ　午後からくもがわく

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

南アルプス登山バス
7/4：芦安（5：15）〜広河原（6：13）
始発2台の2台目　1450円+協力金300円

7/6：広河原4（16：40）〜芦安（17：40）
最終4台の3台目　1450円+協力金300円

コース状況／危険箇所等

広河原〜アサヨ峰
人の少ない急登、ピンクテープ多数、クマに警戒しつつ

アサヨ峰〜栗沢山〜北沢峠
ゴロゴロ岩の稜線からの急な700m下り、長い

北沢峠〜仙丈ヶ岳
よく整備された登山道

仙丈ヶ岳〜野呂川越
小さなアップダウンの連続、危険な個所はないがとにかく長い

野呂川越↔両股小屋
かなり急で荒れている、今回一番疲れたポイントかも

野呂川越〜三峰岳〜間ノ岳
危険個所なし、やはり長い

間ノ岳〜北岳〜広河原
登山者たくさん
（左股コースは落石があって通れなかったとか）

その他周辺情報

韮崎市内でコンビニ寄った

北沢峠長衛小屋
テント泊1000円　ビール500円　お箸10円
水ジャバジャバ　小屋もテント場もすごくきれい

両股小屋
テント泊1000円　ビール600円
釣り人と登山が半々くらい　看板猫ミーくんかわいい

やまなみの湯
南アルプス市の入浴施設
2時間600円　プール併設
色々トラブルはあったが全体的には良施設

写真

7/4 5:03

新しくなった戸台パークから入ろうと思っていたのだが金曜日は始発8時という事で予定変更。芦安からイン。

7/4 5:52

2台目のバスでゆったりと広河原。ほとんどの人が北岳に向かう中ひとり林道方面へ。途中で気づいたが登山届を出し忘れていた。

7/4 6:21

こちらから入山。

7/4 6:50

荒れた急登をズンズンと。

7/4 7:03

イチヤクソウ。

7/4 7:11

ギンリョウソウだらけだった。

7/4 8:40

コマツメ。

7/4 9:34

クマに荒らされた早川小屋。5泊目だという外国人登山者の方とお話ししながらおにぎりタイム。

7/4 10:53

ツマトリ。

7/4 11:00

カヤクグリ。

7/4 11:10

オーレン。

7/4 11:22

ちょうどハイマツの花粉期。あたると服やらカメラやらが粉まみれに。

7/4 13:00

アサヨ峰。女性2人は自然観察員さん。仙塩尾根の状況をビジターセンターに知らせてほしいとの事だったので交換条件で登山届を託す。

7/4 13:25

自撮る。

7/4 13:29

シャクナ。

7/4 14:27

例のCM。山頂で佇んでいたのは宇多田さんではないとのお話を聞いた。

7/4 14:44

結局この日は甲斐駒お預け。

7/4 16:09

せっかく登った分を半分以上降る。そんな3日間。

7/4 17:13

カトラリー一式忘れてお箸購入。

7/4 17:34

定番の鶏肉のトマト煮。ベランダで栽培したフレッシュバジル添えて。最高の晩餐。

7/4 18:00

小屋もテント場もきれいになって最高だったのだが小屋番さんに少しだけクセあり。

7/5 1:43

テントの中からカシオペアの沐浴のぞき見。

7/5 2:01

大三角形も。

7/5 2:08

次々とヘッデンの人が歩いてきて難儀。

7/5 3:48

未明に出発。

7/5 6:06

おはようノコギリ。

7/5 6:17

なんとなく人の少なそうな右ルートで。

7/5 6:21

藪沢小屋は無人っぽかった。

7/5 7:01

馬の背ヒュッテでトイレ拝借。

7/5 7:12

チドリじゃ。

7/5 7:38

カールに抱かれるヒュッテ。

7/5 8:11

チングル。

7/5 8:12

この辺りから雨粒ぱらり。小屋内からはカレーのいい匂いがした。

7/5 8:14

ヤリホ。

7/5 8:14

ノリクラ。

7/5 8:15

おはようカイコマ。

7/5 8:29

鋸の奥には八ヶ岳全山。

7/5 8:42

ミネズオ。

7/5 8:51

エンドウ。

7/5 8:54

ベンケイシオガマ。

7/5 8:58

左から1位2位3位。

7/5 9:20

ひゃっほい3000m。

7/5 9:32

ホーオー三山。

7/5 9:33

南プスの巨匠たち。

7/5 9:38

うっすらとアサマ。

7/5 9:38

オベリスクにズム。

7/5 9:38

今日も賑わっているのかしら？

7/5 10:08

シコタン。

7/5 10:26

この角度からの仙丈好き。

7/5 10:29

ピストンの方も何人かいた。ここは来ておいた方がいい場所だ。

7/5 10:32

北岳が近づく。この辺りで膝に違和感。湿布でドーピング。

7/5 11:10

ハナゴケびっしり。

7/5 11:10

こりゃたまらん。

7/5 11:30

塩見が徐々に近づいてくる。

7/5 11:40

摩利支天がデカく見える角度。

7/5 12:10

ヘビイチゴ畑。

7/5 12:50

今回のベストがっかり山頂。

7/5 14:01

コダマでしょうか？

7/5 14:49

長かった。膝が大爆笑。

7/5 16:39

小屋番ミーくん。こんな顔してますが撫でさせてくれるいい子。

7/5 19:23

尾根で一緒になったご夫婦からローストビーフ頂いたり。スキーヤースノーボーダーと話が弾んだり。両股小屋のよき夜。

7/6 3:33

膝に不安があったので予定より早く出発。朝から汗だく。

7/6 4:28

未明のイチヨウラン。

7/6 6:44

三峰岳。今回の一番の目的地。

7/6 6:49

おはようシャクナゲ。

7/6 7:40

ノウトリ。親父さんどうしてるかなあ。

7/6 7:52

おは富士。この後雲の中にロスト。

7/6 7:53

塩見にはもう雪のかけらもなく。

7/6 7:53

赤石の北面に一筋の残雪が。

7/6 7:54

カイコマの表情もガラリと変わる。

7/6 7:54

長い長い仙塩尾根（半分）。

7/6 8:02

未踏の長野の三県境。あと一つ。

7/6 8:02

小さいがこんもりと可愛い三県境のお山。

7/6 8:27

コイワカガむにもほどがある。

7/6 8:32

イチゲにホバリング。

7/6 8:44

フレッシュ！

7/6 8:46

南プスのキングとクイーンとプリンス。

7/6 8:58

再びの3000m峰。

7/6 9:38

なんだかいやらしい雲が湧き始める。

7/6 10:42

これだけあれば一つくらいキタダケソウが写ってるんじゃないかなとか。

7/6 10:48

ハハコ。

7/6 10:51

チョウノスケ。

7/6 11:09

チゴユリ。

7/6 11:11

オダマキ。

7/6 11:17

みどりのイチゲ。

7/6 12:14

登頂。今回の最高地点。

7/6 12:17

この下りで後ろから石を落とした若者に注意したら敬語で言えと逆切れされた。虫歯になれ。

7/6 12:29

肩の小屋の花壇のキタダケソウ。これは混じっていても見つけられないな。

7/6 12:31

大賑わいの小屋を後に。

7/6 12:50

草すべりにびっしりキンバイ。

7/6 12:56

鳳凰にも雲が湧く。

7/6 13:17

グンナーイグンナーイフーロ。涙こらえて。

7/6 13:42

御池見えた。ここで抜いて行ったトレラン親子に今日の最終バスは14時半と聞かされてビビる。

7/6 13:46

コゴメちゃん。

7/6 14:15

バス確かめたらちゃんと16時40分。安心してコーラ買ったら列の後ろにローストビーフくれたお嫁ちゃんが！

7/6 14:30

最終バス組で声かけあいながらズンズンと下山。

7/6 15:35

沢の合流点まで下りればあとは平坦。

7/6 15:48

デカいつり橋わたってゴール。

7/6 18:22

3日ぶりの風呂。水風呂の水栓故障やらなんやらあったが最後には回復。サウナ4セット。

7/6 23:23

結果メシ難民になり地元に戻って家系ラーメンでフィニッシュ。

撮影機器：

PENTAX KP RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

装備

備考

忘れ物：フォークスプーンはし　替えの靴下

感想

otkme

今回のテーマは三県境の三峰岳と、仙塩尾根。

計画時から距離、標高共にふざけた数字が叩き出されるも、そこはまあ巧いことやりすごしてなんて臨んだ、夏の大周回。
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ちょうど行程の半分、仙丈ヶ岳の下りの辺りから膝腰股関節、太ももふくらはぎ、すべてに違和感。以降騙し騙しの歩行ながら、無事計画を完遂。

道中行き会う方々に行程を尋ねると、まだまだ上には上がいるなと自分の未熟さを知る。やはり南アルプスは、変態の巣窟だ。
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悲鳴を上げた身体の痛みも治まり、さて来週はどこに行こうかなんて、ケロッと考えている。

変態の自覚は、まだない。

コメント

silverfrost

大周回縦走お疲れ様でした！
3000m近いところから2000m近い幕営地まで2度降る..なかなかの設定..さすがです！
TJARでキツイキツイと言われている「三峰岳」ですが、意外にも百高山には入っていないのですね..
にしても、南アルプスは累積標高数エライことになりますね..
無事の踏破お疲れ様でした。

otkme

silverfrostさん

ありがとうございます！

毎日標高下げる度に、一体何やってるんだろ？って思って歩いてました。

三峰岳、2999mあるのに周りの山がデカ過ぎてこじんまり見えるっていう可愛らしい山容でしたよ。