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Yamareco

記録ID: 84290
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

通行注意!小屋閉め直前の北岳・間ノ岳(広河原発着1泊2日)

2010年10月22日(金) 〜 2010年10月24日(日)
 - 拍手
GPS
18:02
距離
18.7km
登り
2,296m
下り
2,280m

コースタイム

23日
 6:40広河原-9:25二股-9:45同発-12:10小太郎尾根-12:20同発-13:05北岳肩の小屋着-(昼食)-13:30同発
 -14:35北岳山頂着-15:30同発-16:30北岳山荘
 行動:10時間
24日
 5:30北岳山荘-7:05間ノ岳着-7:20同発-8:30北岳山荘着-(朝食)-9:10同発-分岐-八本歯のコル-11:45二股着
 -(昼食)-12:00同発-13:20広河原着
 行動:8時間
天候 天気予報では23-24日のみ晴れマーク。25日からは本格的な寒気が到来と予報。
22日 曇り
23日 快晴
24日 曇り 夕方から雨
過去天気図(気象庁) 2010年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
22日
 22:00新宿西口高速バスタ-ミナル-(高速バス)-0:10甲府駅
23日
 4:00甲府駅-(山梨交通バス)-6:10広河原
24日
 13:40広河原発-(山梨交通バス)-15:30甲府駅着-15:35同発-(JR中央本線普通電車)-17:48新宿駅着

交通費:
 新宿〜甲府(高速バス)  \1,950
 甲府〜広河原(山梨交通) \2,000
 広河原〜甲府(山梨交通) \2,000
 甲府〜新宿(JR普通電車) \2,210
-------------------------------------
小計           \8,160

宿泊費:
 22日:野宿          \0
 23日:北岳山荘,1泊2食寝具付 \7,900
    水追加1L       \100
-------------------------------------
小計           \8,000
合計          \16,060
コース状況/
危険箇所等
10月10日、バットレス上部で大規模な岩盤崩落があり、その直下の大樺沢左俣ルートも落石で登山道の一部がわかりにくくなっていた。山小屋などからはこのルートを避けるよう繰り返し呼びかけが行われている。詳細は写真にて報告。
0:10 甲府駅到着。北岳山荘に予約を入れた際の情報では朝晩は氷点下ということだったので防寒着やら軽アイゼンやらをたくさん持ち過ぎ、装備は食料水込み14kg強。
2010年10月23日 01:04撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/23 1:04
0:10 甲府駅到着。北岳山荘に予約を入れた際の情報では朝晩は氷点下ということだったので防寒着やら軽アイゼンやらをたくさん持ち過ぎ、装備は食料水込み14kg強。
駅前ではまだ数軒開いているお店があり、遅い夕食。
2010年10月23日 01:03撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/23 1:03
駅前ではまだ数軒開いているお店があり、遅い夕食。
甲府乾麺なるそばをいただきました。なかなかのB級グルメです。
2010年10月23日 00:48撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/23 0:48
甲府乾麺なるそばをいただきました。なかなかのB級グルメです。
広河原行きのバス始発は4:00。さてそれまでどうやって時間を潰そうか?見たところ深夜営業のファミレスやらは駅前には無さそう。登山者が向かった先は甲府駅北口のとある一角。なるほどここなら雨風は凌げるし、照明もあり、少し離れるがトイレもある。今夜は皆さんとここでビバークです。まさかマットと寝袋がここで役に立つとは...
2010年10月23日 00:32撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
1
10/23 0:32
広河原行きのバス始発は4:00。さてそれまでどうやって時間を潰そうか?見たところ深夜営業のファミレスやらは駅前には無さそう。登山者が向かった先は甲府駅北口のとある一角。なるほどここなら雨風は凌げるし、照明もあり、少し離れるがトイレもある。今夜は皆さんとここでビバークです。まさかマットと寝袋がここで役に立つとは...
3:30 バスがやってきました。途中芦安、夜叉神峠に停車します。
2010年10月23日 03:48撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/23 3:48
3:30 バスがやってきました。途中芦安、夜叉神峠に停車します。
6:10 広河原(標高1520m)到着。やや寝不足です。広河原インフォメーションセンター。中にはコインロッカーなどもあり。
2010年10月23日 06:11撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/23 6:11
6:10 広河原(標高1520m)到着。やや寝不足です。広河原インフォメーションセンター。中にはコインロッカーなどもあり。
野呂川を渡る吊り橋。その向こうにはすでに北岳が
2010年10月23日 06:48撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/23 6:48
野呂川を渡る吊り橋。その向こうにはすでに北岳が
10月10日に発生したバットレスでの岩盤崩落と事故の影響でバットレスはアタック禁止、大樺沢左俣コースも通行見合わせを呼びかけています。
2010年10月23日 06:49撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/23 6:49
10月10日に発生したバットレスでの岩盤崩落と事故の影響でバットレスはアタック禁止、大樺沢左俣コースも通行見合わせを呼びかけています。
登り始めてすぐ白根御池分岐(標高1630m)です。二俣を目指します。
2010年10月23日 07:16撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/23 7:16
登り始めてすぐ白根御池分岐(標高1630m)です。二俣を目指します。
大樺沢沿いにゆるやかに登っていきます。このあたりは紅葉がピークでした。大樺沢沿いは水場が点々とありますが、いったん沢を離れると給水できるのは山小屋のみです。
2010年10月23日 07:33撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/23 7:33
大樺沢沿いにゆるやかに登っていきます。このあたりは紅葉がピークでした。大樺沢沿いは水場が点々とありますが、いったん沢を離れると給水できるのは山小屋のみです。
まもなく二俣です。本日は快晴です。北岳はすぐに手が届きそうなところに見えています。
2010年10月23日 09:20撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/23 9:20
まもなく二俣です。本日は快晴です。北岳はすぐに手が届きそうなところに見えています。
二俣(標高2220m)到着。北岳山荘に予約を入れた際に左俣コースは避けるよう注意されていたので、右俣コースから肩の小屋を経由して北岳頂上を目指します。
2010年10月23日 09:26撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/23 9:26
二俣(標高2220m)到着。北岳山荘に予約を入れた際に左俣コースは避けるよう注意されていたので、右俣コースから肩の小屋を経由して北岳頂上を目指します。
標高2200m付近から上の紅葉はもう終わっています。
2010年10月23日 09:27撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/23 9:27
標高2200m付近から上の紅葉はもう終わっています。
白根御池からの道と合流。ここまでの登りはきつかった...重荷が肩にこたえます。
2010年10月23日 11:41撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/23 11:41
白根御池からの道と合流。ここまでの登りはきつかった...重荷が肩にこたえます。
小太郎尾根(標高2850m)に取り付くと、甲斐駒、八ヶ岳、北アルプスなど大展望
2010年10月23日 12:28撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/23 12:28
小太郎尾根(標高2850m)に取り付くと、甲斐駒、八ヶ岳、北アルプスなど大展望
鳳凰山。4週間前に登頂した際の記録はこちら。http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-79830.html
2010年10月23日 12:12撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/23 12:12
鳳凰山。4週間前に登頂した際の記録はこちら。http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-79830.html
甲斐駒ケ岳。つい3週間前に登頂した際の記録はこちら。http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-80648.html
2010年10月23日 12:12撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/23 12:12
甲斐駒ケ岳。つい3週間前に登頂した際の記録はこちら。http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-80648.html
八ヶ岳
2010年10月23日 12:12撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/23 12:12
八ヶ岳
槍・穂高連峰。5週間前に登頂した際の記録はこちら。http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-79158.html
2010年10月23日 12:13撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/23 12:13
槍・穂高連峰。5週間前に登頂した際の記録はこちら。http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-79158.html
富士山
2010年10月23日 13:11撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/23 13:11
富士山
バットレス。特に落石の音はしませんでした。
2010年10月23日 12:38撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/23 12:38
バットレス。特に落石の音はしませんでした。
北岳肩の小屋(標高3010m)に到着。天気も良く布団干しをしてました。
2010年10月23日 13:05撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/23 13:05
北岳肩の小屋(標高3010m)に到着。天気も良く布団干しをしてました。
さっきまでいた肩の小屋がもうはるか下に...
2010年10月23日 13:58撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/23 13:58
さっきまでいた肩の小屋がもうはるか下に...
両俣小屋への尾根を分けます
2010年10月23日 14:04撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/23 14:04
両俣小屋への尾根を分けます
北岳山頂まであと少し
2010年10月23日 14:24撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/23 14:24
北岳山頂まであと少し
ついに来ました。北岳登頂(標高3193m・日本第二位)。雲がかかってきましたけど、夏とは異なり乾いているので水蒸気が沸いてくるイメージではなく薄くかかってくるだけ。
2010年10月23日 14:49撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/23 14:49
ついに来ました。北岳登頂(標高3193m・日本第二位)。雲がかかってきましたけど、夏とは異なり乾いているので水蒸気が沸いてくるイメージではなく薄くかかってくるだけ。
三角点名は、「白根岳」 北岳なんて平凡な名前より、こっちのほうが好きですね。間ノ岳はあっても農鳥岳を南岳とは言いませんから。
2010年10月23日 14:35撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/23 14:35
三角点名は、「白根岳」 北岳なんて平凡な名前より、こっちのほうが好きですね。間ノ岳はあっても農鳥岳を南岳とは言いませんから。
北岳から間ノ岳への縦走路(吊尾根)。途中のコルに今夜の宿、北岳山荘が見えます。
2010年10月23日 14:24撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/23 14:24
北岳から間ノ岳への縦走路(吊尾根)。途中のコルに今夜の宿、北岳山荘が見えます。
甲斐駒越しに頚城山塊と思われる山々
2010年10月23日 14:56撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/23 14:56
甲斐駒越しに頚城山塊と思われる山々
オベリスク、金峯山越しにはるか遠方の山々。どうやら男体山、奥白根山らのようです。逆に武尊山から見た北岳の勇姿はこちら。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=86249&pid=92d6bc4f482249b61d2fb26f0da0c398
2010年10月23日 14:56撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/23 14:56
オベリスク、金峯山越しにはるか遠方の山々。どうやら男体山、奥白根山らのようです。逆に武尊山から見た北岳の勇姿はこちら。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=86249&pid=92d6bc4f482249b61d2fb26f0da0c398
再び富士山
2010年10月23日 14:57撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/23 14:57
再び富士山
吊尾根(北岳〜間ノ岳間)分岐を通過。
2010年10月23日 15:45撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/23 15:45
吊尾根(北岳〜間ノ岳間)分岐を通過。
吊尾根は悪路で、石を落とさないよう注意しながらの下降です。
2010年10月23日 15:50撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/23 15:50
吊尾根は悪路で、石を落とさないよう注意しながらの下降です。
吊尾根の道はかなり悪く歩きにくし。約1時間でようやく下りました。
2010年10月23日 16:25撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/23 16:25
吊尾根の道はかなり悪く歩きにくし。約1時間でようやく下りました。
北岳山荘(標高2880m)に到着。
2010年10月23日 16:27撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/23 16:27
北岳山荘(標高2880m)に到着。
正面玄関です。
2010年10月23日 16:31撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/23 16:31
正面玄関です。
中に入ると、タンクの山。既に小屋締めの準備が進んでいるそうです。水場からのポンプアップは停止しホースの水抜きも完了。小屋締めまでタンクの貯水で賄うとか。
2010年10月24日 05:26撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 5:26
中に入ると、タンクの山。既に小屋締めの準備が進んでいるそうです。水場からのポンプアップは停止しホースの水抜きも完了。小屋締めまでタンクの貯水で賄うとか。
ザックは間ノ岳ピストンの皆さんのデポです。本日の宿泊は30名程度。ゆったりと寝られます。
2010年10月24日 09:06撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 9:06
ザックは間ノ岳ピストンの皆さんのデポです。本日の宿泊は30名程度。ゆったりと寝られます。
朝食は6:30〜のため、お弁当にしてもらい、8:00受取りとして朝飯前に間ノ岳をピストンすることに。
2010年10月24日 09:06撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 9:06
朝食は6:30〜のため、お弁当にしてもらい、8:00受取りとして朝飯前に間ノ岳をピストンすることに。
そろそろ各地から小屋閉めの情報が入ってきています。北岳山荘の営業は11月4日泊りまで。
2010年10月24日 09:11撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 9:11
そろそろ各地から小屋閉めの情報が入ってきています。北岳山荘の営業は11月4日泊りまで。
本日のお部屋。一泊2食寝具付で7900円。お水1L付き。
2010年10月24日 08:32撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 8:32
本日のお部屋。一泊2食寝具付で7900円。お水1L付き。
24日 5:30間ノ岳を目指し出発。サブ行動なので荷物は5kg程度。日の出まであと30分。すでに明るくなっておりライト無しでも十分歩けます。本日の空は厚い雲に覆われております。でも展望は昨日どおり十分遠くまで見えてますので雲はまだかなり高いところにあります。
2010年10月24日 05:50撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 5:50
24日 5:30間ノ岳を目指し出発。サブ行動なので荷物は5kg程度。日の出まであと30分。すでに明るくなっておりライト無しでも十分歩けます。本日の空は厚い雲に覆われております。でも展望は昨日どおり十分遠くまで見えてますので雲はまだかなり高いところにあります。
御来光です。
2010年10月24日 05:56撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 5:56
御来光です。
あと少しで間ノ岳山頂
2010年10月24日 06:35撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 6:35
あと少しで間ノ岳山頂
野呂川最上流部。対面は仙丈ケ岳から塩見岳へ伸びる仙塩尾根
2010年10月24日 06:41撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 6:41
野呂川最上流部。対面は仙丈ケ岳から塩見岳へ伸びる仙塩尾根
小屋からゆっくり歩いて1時間半、間ノ岳(標高3187m・日本第四位)登頂。7:00、気温5℃でした。強風で数値よりもかなり寒く感じられました。雨具と防寒具は必要ですね。
2010年10月24日 07:04撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 7:04
小屋からゆっくり歩いて1時間半、間ノ岳(標高3187m・日本第四位)登頂。7:00、気温5℃でした。強風で数値よりもかなり寒く感じられました。雨具と防寒具は必要ですね。
間ノ岳山頂から南アルプス南部を望む。塩見岳、荒川三山など
2010年10月24日 07:05撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 7:05
間ノ岳山頂から南アルプス南部を望む。塩見岳、荒川三山など
三角点名は「相ノ岳」
2010年10月24日 07:08撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 7:08
三角点名は「相ノ岳」
間ノ岳から富士山
2010年10月24日 07:11撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 7:11
間ノ岳から富士山
間ノ岳より、中白峰からの縦走路を振り返る。中白峰といっても間ノ岳の一部と考えてよく、ここから間ノ岳山頂まで急な登りはありません。
2010年10月24日 07:26撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 7:26
間ノ岳より、中白峰からの縦走路を振り返る。中白峰といっても間ノ岳の一部と考えてよく、ここから間ノ岳山頂まで急な登りはありません。
中白峰から見たこれから行く八本歯のコル、その向こうは鳳凰山オベリスク、さらにその向こうは金峯山。
2010年10月24日 08:09撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 8:09
中白峰から見たこれから行く八本歯のコル、その向こうは鳳凰山オベリスク、さらにその向こうは金峯山。
北岳山荘まで戻ってきました。朝食のお弁当をいただきます。
2010年10月24日 09:15撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 9:15
北岳山荘まで戻ってきました。朝食のお弁当をいただきます。
吊尾根を登り返し、八本歯のコルへのトラバース道へ向かいます。なお、山荘では南俣コースは通行止めではないが落石の恐れがあり危険なのでお勧めしていません。かといって北岳に登り返す体力もないので...
2010年10月24日 09:40撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 9:40
吊尾根を登り返し、八本歯のコルへのトラバース道へ向かいます。なお、山荘では南俣コースは通行止めではないが落石の恐れがあり危険なのでお勧めしていません。かといって北岳に登り返す体力もないので...
ドライフラワー化した高山植物(チングルマ?)
2010年10月24日 09:52撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 9:52
ドライフラワー化した高山植物(チングルマ?)
ドライフラワー化した高山植物(ウスユキソウ科?)
2010年10月24日 09:52撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 9:52
ドライフラワー化した高山植物(ウスユキソウ科?)
トラバース道から八本歯のコル方向を望む。木道が続きます。
2010年10月24日 09:54撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 9:54
トラバース道から八本歯のコル方向を望む。木道が続きます。
トラバース道から北岳山荘方向を望む。
2010年10月24日 09:58撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 9:58
トラバース道から北岳山荘方向を望む。
北岳山頂への直登ルートを分岐します。
2010年10月24日 10:04撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 10:04
北岳山頂への直登ルートを分岐します。
八本歯のコル付近からバットレス上部
2010年10月24日 10:24撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 10:24
八本歯のコル付近からバットレス上部
岩だらけの道を下ると、八本歯のコル(標高2870m)へ到着。コルから大樺沢西俣へ急降下します。
2010年10月24日 10:26撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 10:26
岩だらけの道を下ると、八本歯のコル(標高2870m)へ到着。コルから大樺沢西俣へ急降下します。
八本歯のコルからはずっと丸太の階段が連続します。難路ですね。
2010年10月24日 10:46撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 10:46
八本歯のコルからはずっと丸太の階段が連続します。難路ですね。
西俣コースがC沢、D沢下部にあるため、崩落した落石が西俣コース登山道にかかり、一部消えてわからなくなっています。
2010年10月24日 13:01撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 13:01
西俣コースがC沢、D沢下部にあるため、崩落した落石が西俣コース登山道にかかり、一部消えてわからなくなっています。
大樺沢西俣コース全景。下りだと河原を横切って対岸の草付きまでトラバースするところまでが危険箇所。幸いこの日は落石の音も無く静かでした。
大樺沢西俣コース全景。下りだと河原を横切って対岸の草付きまでトラバースするところまでが危険箇所。幸いこの日は落石の音も無く静かでした。
登山道からバットレス中段以下はちょうど死角になっており、標高差800m近く落ちてきた岩が視界に入ってからではちょっと避けられそうにないです。
2010年10月24日 11:09撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 11:09
登山道からバットレス中段以下はちょうど死角になっており、標高差800m近く落ちてきた岩が視界に入ってからではちょっと避けられそうにないです。
一部登山道がわからなくなっています。
2010年10月24日 11:16撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 11:16
一部登山道がわからなくなっています。
大樺沢左岸にトラバース完了。草付きを下降します。
2010年10月24日 11:24撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 11:24
大樺沢左岸にトラバース完了。草付きを下降します。
二俣分岐点(標高2220m)に戻ってきました。休憩後出発。12:00です。13:40のバスに間に合うか?
2010年10月24日 11:45撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 11:45
二俣分岐点(標高2220m)に戻ってきました。休憩後出発。12:00です。13:40のバスに間に合うか?
登りの時には気が付かなかった美しい渓流がそこに。
2010年10月24日 12:47撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 12:47
登りの時には気が付かなかった美しい渓流がそこに。
大樺沢下部の渓流沿いが紅葉の見頃でした。
2010年10月24日 12:52撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 12:52
大樺沢下部の渓流沿いが紅葉の見頃でした。
広河原付近はそれほど紅葉が進んでいません。
2010年10月24日 13:11撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 13:11
広河原付近はそれほど紅葉が進んでいません。
広河原橋まで帰ってきました。
2010年10月24日 13:17撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 13:17
広河原橋まで帰ってきました。
終日気温は高めで、13℃
2010年10月24日 13:20撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 13:20
終日気温は高めで、13℃
13:20 広河原帰着です。バス出発20分前でした。
2010年10月24日 13:20撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 13:20
13:20 広河原帰着です。バス出発20分前でした。
15:30 甲府駅到着
2010年10月24日 15:32撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 15:32
15:30 甲府駅到着
今日も中央道は大渋滞。甲府駅からは高速バスではなくJR各駅停車で帰ります。
2010年10月24日 15:32撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
10/24 15:32
今日も中央道は大渋滞。甲府駅からは高速バスではなくJR各駅停車で帰ります。
撮影機器:

感想

天気予報は週末の2日だけ晴れマーク。1泊2日の予定で小屋閉め直前の北岳・間ノ岳に行ってきました。
前夜山小屋に電話で予約したときは、朝晩は氷点下なので防寒に注意!とのことでしたが、当日は日中よく晴れて20℃弱まで上がり、耐寒訓練は杞憂に終わりました。

次の心配事項はバットレスで発生した岩盤崩落。岩が数百m下の登山道まで落ちてくる可能性があり、大樺沢西俣コースの通行は避けるよう指示がありました。登りは指示通り避けましたが、前日実際通った方の意見を聞き、下りでは危険を冒しても良いだろうと判断。実際行ってみると、当日は確かに落石も無く安全に通過できましたが、現地の状況を見る限りもし落石が発生したらとても避けられるものではありません。登山道も一部わからなくなっており、落石のすさまじさを痛感。現場に危険表示が無いので言われなければどこがそれかわからないかもしれませんが、危険箇所は数百メートルだけです。ここの通過は速やかに。

 最後に帰りのバスですが、13:40広河原発のバスに乗るべく、13:20に下山。甲府行きのバス待ちはまだ3人だけでガラガラでした。そのわずか10分後、北沢峠からのバスが到着。あっという間にバスは満員。通路まで人であふれかえる事態に。乗った方はご存知かと思いますが、このバス、補助イスもありません。最低でも次のバス停夜叉神峠まで、1時間は立ってなければならないという事態に。さすがに不満が出て8名が下車、払い戻しの上乗り合いタクシーと交渉して下山していきました。それでも10名弱は立ち乗り。彼らは芦安で甲府行きの別のバス(おそらく臨時増便)に乗り換えるまでずっと立ったままでした。途中の夜叉神峠から乗った方も、少なくとも芦安までの間は立ち乗りでした。

ここの場合、こんな光景は週末ごとに恒常化しています。

先月は逆に芦安駐車場行きのバスが満員となり、まず夜叉神峠下車の方は空いている甲府行きのバスに乗り換えを命じられました。それでもあふれた人は甲府行きのバスに乗車の上、芦安・山の神ゲートで臨時停車し駐車場までの間(乗車時間1分程度ですが)芦安駐車場行きのバスに乗り換えました。
また別な日のことですが、甲府駅で満員になったバスに芦安・山ノ神ゲートから乗ろうとしたお客に対して”立ち乗りのみ,次のバスは1時間後”と告げて乗車を断っている光景も目撃しています。実際には次の夜叉神峠で約1/4の座席は空きました。

マイカー規制しているのですから、バス輸送はもう少し快適でないと利用者の不満が募るばかりでしょう。現場はその都度臨機応変に対応していますが、すでに限界です。何かと不便・不満の多い芦安〜広河原〜北沢峠〜戸台口間のバス乗り継ぎですが、輸送力不足は明白です。芦安〜北沢峠間は直行バスを走らせるとか、戸台口〜広河原間はバス相互乗り入れを認めるとか、全域で補完的に乗り合いタクシーの営業を認めるといった配慮があっても良いと思います。
個人的には北沢峠までは駐車場から乗り換え無しで直行できる長野県伊那市の戸台口利用を強くお奨めいたします。なお、新宿〜戸台口(バス停名は仙流荘ですが、実質同じ)間は甲府-芦安経由より安価な直行高速バスもありますから、東京方面からのアクセスも特に悪いということはございませんので念のため。
http://www.highwaybus.net/ina-sin.html

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