白馬・雪倉・朝日岳～栂海新道・親不知・日本海へ

2025年07月20日(日) 〜 2025年07月23日(水)

• GPS: 43:54
• 距離: 49.6km
• 登り: 3,653m
• 下り: 4,889m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:53
• 休憩: 0:52
• 合計: 7:45

距離 6.2km 登り 1,600m 下り 10m

6:52 スタート地点
6:54 6:57 猿倉荘
6:59 猿倉登山口駐車場
7:09 鑓温泉分岐
7:34 御殿場
7:53 白馬尻荘
7:57 8:09 白馬尻小屋
10:53 11:00 岩室跡
12:04 12:15 避難小屋
12:36 12:43 お花畑
13:58 14:10 白馬岳頂上宿舎
14:37 白馬山荘

2日目

• 山行: 8:36
• 休憩: 1:13
• 合計: 9:49

距離 11.8km 登り 592m 下り 1,279m

4:12 白馬山荘
4:30 5:06 白馬岳
5:41 三国境
6:45 6:46 鉱山道分岐
7:46 7:59 雪倉岳避難小屋
8:43 9:00 雪倉岳
11:51 小桜ヶ原
12:07 12:12 水平道分岐
13:47 13:48 水谷のコル
14:01 朝日小屋

3日目

• 山行: 10:24
• 休憩: 2:36
• 合計: 13:00

距離 13.1km 登り 714m 下り 1,305m

3:30 朝日小屋
3:38 3:44 水谷のコル
4:43 5:04 朝日岳
5:45 5:51 吹上のコル
6:15 照葉ノ池
7:24 7:25 アヤメ平
9:19 9:28 黒岩平
10:02 10:07 黒岩山
11:52 12:06 サワガニ山
12:45 14:16 北又の水場
15:23 15:26 犬ヶ岳
16:30 栂海山荘

4日目

• 山行: 9:54
• 休憩: 3:10
• 合計: 13:04

距離 18.5km 登り 748m 下り 2,295m

4:37 栂海山荘
5:35 5:42 黄蓮山
6:08 6:09 黄蓮の水場
6:19 6:37 菊石山
7:08 7:32 下駒ヶ岳
8:52 8:53 白鳥山避難小屋
8:54 10:02 白鳥山
10:24 10:25 山姥平
11:16 11:37 シキワリの水場
11:46 11:47 金時坂ノ頭
12:51 12:57 坂田峠
13:50 13:53 尻高山
14:56 15:05 二本松峠
15:20 15:29 入道山
16:54 17:00 親不知 栂海新道登山口
17:00 17:05 親不知観光ホテル
17:21 17:31 親不知駅
17:41 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー 自家用車

写真

7/20 5:48

白馬・八方バスターミナル。昨日まで猿倉手前までだったバスが本日より開通、幸先良し♪

7/20 6:50

身支度とトイレを済ませてへいざ出発

7/20 6:57

小屋裏の登山口

7/20 7:15

残雪残る稜線に胸が躍る

7/20 7:55

白馬尻に到着

7/20 8:07

大雪渓が見える

7/20 8:23

アイゼンを装着し大雪渓へ

7/20 8:55

急な大雪渓の登り

7/20 9:21

稜線が見える

7/20 9:29

まだまだ続く

7/20 9:35

だいぶ上部が開けてきた

7/20 12:38

大雪渓を抜けてお花畑の中を稜線を目指す

7/20 13:57

村営白馬岳頂上宿舎に到着

7/20 14:12

ウルップ草、およそ20年前に子どもを連れて白馬三山に来た時以来の再会

7/20 14:28

コマクサもあちらこちらに

7/20 17:01

白馬山荘に到着、生ビールと持参ウィスキーで雲上の大絶景を堪能

7/20 17:34

剣・立山方面、槍・穂高は残念ながら雲の中

7/20 17:06

杓子岳と鑓ヶ岳

7/20 17:15

剣・立山遠望

7/20 19:05

夕日に映える剣・立山方面

7/20 19:06

剣・立山遠望

7/20 19:09

白山遠望

7/20 19:05

旭岳のシルエット

7/20 19:07

沈む夕日

7/20 19:07

杓子岳と鑓ヶ岳

7/20 19:12

暮れる白馬山荘のシルエット

7/21 4:14

翌朝の白馬山荘、今日も絶景が期待できそう♪

7/21 4:11

ご来光を目指して白馬岳山頂へ

7/21 4:32

白馬岳の山頂は人人人♪

7/21 4:33

北アルプス、剣。立山から槍・穂高への稜線が一望！

7/21 4:33

槍・穂高岳遠望

7/21 4:36

富山湾、能登半島が奥に見える

7/21 4:38

八ヶ岳・富士山方面

7/21 4:38

富士山遠望

7/21 4:39

妙高・火打方面

7/21 4:47

白馬岳山頂からのご来光

7/21 4:47

ご来光に映える剣・立山

7/21 4:57

白馬岳の影

7/21 5:05

白馬岳山頂

7/21 5:28

富山湾方面

7/21 5:40

雪倉・旭岳方面へ向かう

7/21 5:42

三国境

7/21 5:53

チングルマの綿毛

7/21 6:04

チングルマ

7/21 6:08

三国境方面を振り返る

7/21 6:25

雪倉岳方面

7/21 6:55

残雪が多く何度も雪渓を渡る

7/21 7:37

雪倉岳、手前に避難小屋が見える

7/21 7:46

雪倉避難小屋

7/21 8:10

小蓮華山、白馬岳、旭岳

7/21 8:31

富山湾

7/21 8:40

雪倉岳山頂

7/21 8:50

剣・立山遠望

7/21 9:24

朝日岳、左下に朝日小屋が見える

7/21 9:57

マツムシ草

7/21 12:07

ミズバショウ

7/21 12:09

山頂と水平道への分岐、迷わず水平道へ💦

7/21 13:48

長い水平道を経て朝日小屋への合流点

7/21 19:17

朝日小屋に到着。ビールとウィスキーでまったり過ごし、地元食材を使った朝日小屋の夕食に舌鼓。写真は食後の小屋前から白馬岳方面

7/21 19:19

朝日小屋から日本海方面の夕焼け

7/22 3:56

朝日岳山頂でのご来光を目指して出発

7/22 4:02

月と明星の競演

7/22 4:15

雷鳥に遭遇、ちょっと遠いけど...

7/22 4:18

山頂目指して進む

7/22 4:26

白馬岳方面

7/22 4:32

山頂付近の木道、あいにく雲の中か...

7/22 4:40

朝日岳山頂に到着、ガスに包まれご来光は無理かとあきらめかけたが...

7/22 4:48

東の空が赤くなり、なんとかご来光を拝むことができた

7/22 5:12

山頂より栂海新道に向けて、アイゼンを装着して雪渓を下る

7/22 5:25

朝日を全身に浴びて進む

7/22 5:25

好天に足取りも軽やか♪

7/22 5:44

吹上のコルが見えてきた。前方の穏やかな稜線は栂海新道方面♪

7/22 5:47

朝日岳方面を振り返る

7/22 5:49

栂海新道へ向けいざ出発！

7/22 6:03

期待と不安を胸に栂海新道を進む

7/22 6:04

八兵衛平、池塘がそこここに

7/22 6:13

残雪とガスに朝日が反射して幻想的

7/22 6:21

登山道には残雪多い、後ろは白馬岳方面

7/22 6:22

栂海新道方面、雪渓より立ち上るガスが神々しい

7/22 6:26

栂海新道らしいコメツガの山道

7/22 6:30

長栂山先の穏やかな台地

7/22 6:40

前方遠くに富山湾が見える

7/22 6:56

アヤメ平に向けて下る

7/22 7:23

アヤメ平付近

7/22 7:50

チングルマが広がる登山道

7/22 8:04

巨大化途上のミズバショウ

7/22 8:31

黒岩平手前の雪渓、この先の沢で飲料水を補給

7/22 9:32

穏やかに広がる黒岩平を下る

7/22 9:40

黒岩山方面

7/22 10:07

黒岩山山頂

7/22 10:18

稜線上のコブを幾つも超えていく

7/22 11:42

さわがに山山頂

7/22 11:44

犬ヶ岳方面

7/22 12:40

同じく犬ヶ岳方面、なかなか近づかない...

7/22 14:21

北又の水場への下り、降雨不足のため水場の水はチョロチョロ、補給には結構時間がかかります

7/22 14:43

犬ヶ岳方面がガス間に見えてきた、ここから急なアップダウンが幾つも続く

7/22 15:17

なんとか犬ヶ岳山頂に到着、山頂の看板と三角点

7/22 15:27

栂海山荘はもうすぐのはずなのだが...

7/22 15:28

栂海新道を開拓された小野健さんを偲ぶ道標

7/22 15:43

ようやく栂海山荘に到着

7/22 15:51

ザックを下ろして、まずは朝日小屋で買い求めたワインで乾杯！ 栂海山荘近くの雪渓で冷やして最高に美味しかった♪ この後、山荘2階で棒のように眠る...

7/23 4:28

翌朝、栂海山荘前より富山湾方面

7/23 4:33

栂海新道を目指す山行の最終日、日本海と書かれた看板に気を引き締めていざ出発！

7/23 4:36

栂海山荘直下から朝焼けに映える栂海新道・白鳥山方面

7/23 4:49

ご来光

7/23 5:06

初雪山

7/23 5:36

日本海か...

7/23 5:40

犬ヶ岳方面を振り返る

7/23 5:54

日本海方面

7/23 6:21

菊石山山頂

7/23 6:40

初雪山方面

7/23 7:09

下駒ケ岳山頂

7/23 8:26

白鳥山が見える

7/23 9:46

やっとの想いで白鳥山山頂に到着

7/23 9:48

まずは日陰に逃げ込み身体を冷やす💦

7/23 9:45

昼食を済ませて白鳥山を後にする。下山口は小屋の正面側山。

7/23 11:33

シキ割の水場、不足気味の飲料水を補給。

7/23 11:33

最近雨が降っておらず、水場の水はポトポトポト...コップ一般を満タンにするのに5分程度かかります

7/23 12:37

長く急な金時坂の下りを経て坂田峠に到着

7/23 12:38

林道に心を魅かれつつも、尻高山に向けて再度稜線を登る

7/23 13:40

日本海が遠くに見える

7/23 13:43

尻高山山頂

7/23 14:58

二本松峠、あとは入道山と416mピーク、心身ともに疲れた身体を奮い立たせて頑張る

7/23 15:28

入道山山頂

7/23 15:58

後は416mピークだけ、頑張れ！

7/23 16:31

樹間から日本海が時折姿を見せる

ようやく日本海とご対面、撮影のつもりが思わず涙に...

7/23 16:36

栂海新道の看板、ゴールは近いか..

7/23 16:49

長い急な下りを経てようやく車道に出る。思わず祝福の握手を交わしたが...

7/23 16:49

親不知ホテルまではもう少しありそう、気を取り直して下る。このあと感動と疲れのあまり、写真が撮れていません💦

7/23 17:42

定休日にも拘らず親不知観光ホテルのご厚意で親不知駅まで送っていただく（感謝）。電車到着までの時間を利用して駅近くの海岸にて海抜0m達成♪

撮影機器：

iPhone 16 Pro Apple

感想

kaidamagic

1971年に小野健さん さわがに山岳会の皆さんにより拓かれた栂海新道、その存在を知った大学ワンゲル時代から40有余年、いつかは訪れてみたいとの願いがようやく叶いました。行程は長く重い荷物に苦しみましたが、天候にも恵まれ、美しく刈り払いされた登山道に半世紀以上もの間整備を続けていただいている関係者の皆さんへの感謝の想いを噛みしめるとともに、美しい高山植物に覆われた登山道と日本海に出会えた時の感動を40年来の友人とともに味わうことのできた一生忘れられない山行でした。途中ご一緒させていただき応援いただいた皆さんありがとうございました。