槍ヶ岳(一ノ沢-常念乗越-東鎌尾根-槍ヶ岳-上高地)

2025年07月31日(木) 〜 2025年08月02日(土)

• GPS: 24:29
• 距離: 46.8km
• 登り: 3,436m
• 下り: 2,956m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:41
• 休憩: 1:15
• 合計: 9:56

距離 16.3km 登り 2,168m 下り 314m

4:25 スタート地点
5:24 常念岳登山者用駐車場
5:43 5:44 一ノ沢登山口
5:54 山ノ神
6:51 王滝ベンチ
7:18 7:20 烏帽子沢
7:51 7:52 笠原沢
8:55 9:10 最終水場
9:58 10:40 常念小屋
12:36 東天井岳
13:32 13:41 大天荘
14:08 14:17 大天井岳
14:22 大天荘

2日目

• 山行: 6:17
• 休憩: 1:08
• 合計: 7:25

距離 9.5km 登り 1,136m 下り 932m

5:31 大天荘
6:04 6:06 大天井ヒュッテ
6:27 貧乏沢下降点
6:37 6:38 ビックリ平
7:19 7:20 赤岩岳
7:35 7:36 2747mケルン
7:51 7:52 ヒュッテ西岳
8:41 8:48 水俣乗越
10:23 10:36 ヒュッテ大槍
11:19 11:43 槍ヶ岳山荘
12:25 12:45 槍ヶ岳
12:58 槍ヶ岳山荘

3日目

• 山行: 6:23
• 休憩: 0:54
• 合計: 7:17

距離 21.0km 登り 133m 下り 1,710m

5:41 槍ヶ岳山荘
6:15 播隆窟
6:19 坊主岩屋下
6:55 槍沢・天狗原分岐
7:25 槍沢大曲り
7:49 ババ平
8:20 8:31 槍沢ロッヂ
8:55 二ノ俣
9:03 一ノ俣
9:13 槍見河原
9:47 9:51 横尾山荘
9:52 9:53 横尾
9:59 横尾山荘
10:07 横尾
10:44 新村橋
10:55 11:11 徳澤園
11:13 徳沢公衆トイレ
11:47 徳本口
11:51 明神館
12:20 小梨平
12:29 河童橋
12:33 12:56 上高地バスターミナル
12:58 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

毎日あるぺん号往復

コース状況／危険箇所等

一ノ沢：難しい所も危ない所も特には無いけどひたすら直射日光を受けながら暑さとの戦いの登り。幸いにも沢に入れたり、登山道自体に沢水が流れている箇所が多数あるので、その都度手から腕を冷やし、キャップから垂らすサンシェードを濡らして体を冷やしてやり過ごす。

常念乗越〜大天井岳：比較的平坦なトラバースが続く。東大天井岳の辺りは白ザレでややスリッピー。それはともかく兎に角長い…。チングルマやコマクサなどの花に癒やされる。大天荘から大天井岳山頂は岩場のお散歩という感じ。眺めも良い。

大天井岳〜西岳：大天荘テン場を抜けて大天井岳の山頂を巻いていく様な形で進む傾斜強めの降り。程なく道は細くなり岩場が多くなる。稜線に乗ると眺めが良いが暑かった。

西岳〜水俣乗越〜東鎌尾根〜ヒュッテ大槍：西岳から水俣乗越にかけてはザレた急斜面で八ヶ岳赤岳の地蔵尾根や真教寺尾根の様な感じ。水俣乗越周辺はやや緊張する岩場で鎖も多く階段も多い。また進むべき方向とは違う方にかなりはっきりした踏み跡がついている所も数カ所あったので要注意。水俣乗越過ぎてまた急登。例の3段の大梯子を過ぎ、さらに険しい急登を登り、槍ヶ岳が近くなってくると間もなくヒュッテ大槍。長くてキツい。

ヒュッテ大槍〜槍ヶ岳山荘(直行）：1時間程度の道だけどリスキーな岩場を進む。疲れた脚では確かに怖い部分もあるかも。ただ殺生ヒュッテまで降って登るのも大概かと。。

槍ヶ岳（穂先）：割とあっという間に山頂。岩場を何度か経験していれば然程難しい箇所はない。私は使わなかったけど鎖もしっかりしているし基本的にグリップの良い安定した岩ばかり。ただし初心者の様な人も多いので渋滞は覚悟だし上にいる人が慣れていない人だと落石されるので要注意。

槍ヶ岳〜槍沢ルート〜上高地：長い。以上。

その他周辺情報

バスターミナルの所にある上高地インフォメーションセンターに簡易シャワー設備あり。シャワー代金500円、シャンプー1回分50円、ボディーソープ1回分50円、レンタルタオルも有り。ただし男性用2機、女性用も恐らく2機程度で20分ぐらいの時間制限あり。試着室の様な更衣室とシャワールームしかなく脱衣籠もロッカーもありません。

写真

一ノ沢林道が途中崩落のため毎日あるぺん号はここで下車。ここから一ノ沢登山口まで5kmほど歩く。中房のバス乗り継ぎよりマシかと判断した。

7/31 4:21

駐車場には立派なトイレだけあって、トイレの灯りを頼りに身支度を整える。ここで下車したのは自分含めて3人。

7/31 4:37

歩き出す頃には薄明るくなってたのでヘッデンは要らなかった。舗装路をひたすら歩く。

7/31 5:09

タクシーの折り返し点

7/31 5:16

崩落箇所。中房線はあと10日ほどで開通するらしいがこっちは去年から崩れてるのに未だ不通。

7/31 5:24

あの駐車場も当然からっぽ

7/31 5:30

やあ

7/31 5:43

1時間ちょっと歩いて漸く登山口。トイレは清掃車が入れないからであろう、使用禁止だった。

7/31 5:58

3年ぶりの一ノ沢コース暫くは淡々とした登り。熊こわい。

7/31 6:20

白い一ノ沢懐かしき

7/31 6:47

沢沿いを歩いたり

7/31 6:51

登山道に水が流れてたり

7/31 6:51

7/31 6:52

7/31 7:17

埋まってら

7/31 7:19

右岸に移るポイントの階段。沢沿いだから3年前とはここまでの様子が少し違う。

7/31 7:33

右岸に移ると傾斜が強くなって岩も多くなってくる

7/31 7:47

あの向こうが常念岳

7/31 7:53

しかし暑い…

7/31 7:57

沢水に触れる時は手から腕を漬けて体温を下げる

7/31 8:16

右へ行ったり左へ行ったり

7/31 8:22

なんか前とはルートが違うな…もっと左岸を歩いてた気がする。崩れたりして変わったかな。

7/31 8:34

胸突八丁きた

7/31 8:34

あー…これは変わらず。ここから更に傾斜がキツくなる。

7/31 8:43

気がつくと物凄い高巻きをしてる。

7/31 8:55

胸突八丁から右岸に渡り最終水場。

7/31 8:55

そこそこの水量。予想以上に暑かったので予備のタンクに少し水を汲む。

7/31 9:14

主に暑さでヒーヒー言いながら第1ベンチで少し休憩

7/31 9:29

あと◯◯メートルの表示って嫌い……

7/31 9:40

7/31 9:54

常念岳の手前が見えてきた。

7/31 9:56

常念乗越到着。暑さにやられてかなり疲れた。沢水で体を冷やせたからまだ良かった。

7/31 9:57

またこの景色に会えた。しかし…槍ヶ岳…遠いな……

7/31 10:01

予定通り常念小屋で冷たい水分と昼飯を補給して一休み。

7/31 10:05

コーラうめえ

7/31 10:24

カレーを大盛りで

7/31 10:45

30分くらい滞在して大天井岳へ向かう。振り返り写真。

7/31 11:09

待ってろよ…と思いながら何度も見てしまう。

7/31 11:09

何度も写真を撮る

7/31 11:19

7/31 11:26

大天井岳方面

7/31 11:26

横通岳辺りは白ザレでスリッピー

7/31 11:31

コマクサがたくさん咲いてた

7/31 11:40

進む

7/31 11:47

しつこい

7/31 11:58

ズルっといくやつ

7/31 11:59

爽やか稜線(暑い)

7/31 12:10

案外背丈のある木の間を進んでいく

7/31 12:19

大天井岳はまだあの向こう。

7/31 12:35

この辺は高山植物が多い。チングルマ。

7/31 12:36

イブキトラノオ（と教えていただいた）

7/31 12:39

東大天井岳となっているがピークは別にある。

7/31 12:41

気持ちの良い稜線だが暑くてしんどい。

7/31 12:42

コマクサもたくさん咲いていました。

7/31 12:46

何度見れば気が済むのか。しかし段々と近づいていく実感がありとても良い。

7/31 12:51

これが大天井岳？と思ったがよく見ると小さい。。

7/31 13:11

まだ先でした。と言うか1km以上あるよね？？という感じでした。

7/31 13:22

はい。。

7/31 13:25

ようやく大天井岳が見えてきた。

7/31 13:32

大天荘が見えてきてほっとした。

7/31 13:48

お腹が空いていたので山頂より先に13:30オーダーストップのランチに滑り込む。冷やし中華があって即決。流石にひえひえとまではいかないがとてつもなく美味しかった。

7/31 14:04

受付を済ませて荷物を置いて山頂へ。

7/31 14:11

見事な展望

7/31 14:12

7/31 14:13

ずっと見ていられる。

7/31 15:03

大天荘さん中々良い佇まい。

7/31 15:06

これを思い描きながら歩いてきた。脳天に突き刺さる。

7/31 15:19

中も綺麗。

7/31 15:33

食堂からテン場

7/31 15:35

当然おかわり。

7/31 16:54

夕食はハンバーグにしました。ガラス越しで青カブリしていてすみません、、美味しかった。

7/31 19:07

私の宿泊スペースは1室を3っに区切った内のひとつ。

8/1 4:20

朝焼け

8/1 4:50

今日もがんばろう

8/1 4:59

朝ご飯。

8/1 5:32

槍ヶ岳へ向かって5:30スタート

8/1 5:34

大天井岳の山頂を巻いていく形で西岳へ向かう。初めは急な降り。

8/1 6:01

大天井ヒュッテ

8/1 6:20

8/1 6:36

8/1 6:37

8/1 6:53

8/1 7:00

8/1 7:03

8/1 7:32

8/1 7:32

8/1 7:35

名もなきピーク

8/1 7:36

8/1 7:51

ヒュッテ西岳

8/1 8:05

長めのハシゴ

8/1 8:10

ザレてる。

8/1 8:15

8/1 8:19

水俣乗越手前の急斜面

8/1 8:43

水俣乗越点

8/1 8:43

その先の急斜面

8/1 8:46

ペツルボルトォ…

8/1 8:48

階段地獄

8/1 9:02

だいぶ近くなったがここを越えて行かねばならぬ。

8/1 9:09

無限階段地獄。ほんとキツい。

8/1 9:10

無限…

8/1 9:16

例の長ハシゴ

8/1 9:18

2段？3段？「山を渡る」に出てきてたな。安定しているので怖くはない。

8/1 9:23

近くなってきた。

8/1 9:53

北鎌尾根

8/1 10:17

もう少しでヒュッテ大槍

8/1 10:27

ヒュッテ大槍でポカリ補給。東鎌尾根を超えてきた時のヒュッテ大槍のありがたさよ。。

8/1 10:36

ヒュッテ大槍と槍

8/1 10:40

ここからやや緊張しなければならない岩場。そんなに厳しいわけではないけど疲れた足を引っ掛けないように

8/1 10:45

8/1 10:52

もう少し

8/1 11:19

槍ヶ岳山荘が手の届く所に

8/1 11:44

着いた。ここまで来た。宿泊手続きをしてアタックザックを背負い。いざ。

8/1 12:11

登頂…

8/1 12:11

絶景

8/1 12:12

絵画の様な

8/1 12:13

思わず普段やらない自撮り

8/1 12:15

ああ…登った

8/1 12:17

いえーい(笑)

8/1 12:18

いつまでもここに居たい。何ならテント張って泊まりたい…が。下山。

8/1 13:02

下山して祝杯。やったね。

8/1 13:06

下山して直ぐにガスガス

8/1 13:28

槍ヶ岳カレー

8/1 13:35

美しきカール

8/1 13:46

また少し晴れてきた。ずっと見てられる。

8/1 14:00

大喰岳。片道30分くらいだからとオススメされたけど。。

8/1 14:26

ビール優先

8/1 16:49

槍ヶ岳山荘は混んでたけど私は4人スペースに一人だけだったのでラッキー

8/1 17:08

晩ご飯

8/2 4:51

おはようございます

8/2 4:55

8/2 5:07

朝ご飯。ふりかけが嬉しい。

8/2 5:33

お世話になりました。とても賑わっていた。

8/2 5:35

また来る

8/2 5:42

槍沢ルートへ降りる

8/2 5:54

こんなに日が当たるのに雪がまだ残るもんなんだな

8/2 5:54

どんどん遠ざかる

8/2 5:57

8/2 5:57

殺生ヒュッテ

8/2 6:15

播隆窟。ありがたや。

8/2 6:21

8/2 7:29

長い大下りが緩んでほっとする所

8/2 7:34

8/2 7:48

ババ平

8/2 7:50

いつの間にか樹林帯

8/2 8:12

槍沢ロッヂにある槍が見えるよ望遠鏡(雲とレンズボヤボヤで見えない)木の間からたまに薄っすら槍の穂先が顔を出す。

8/2 8:12

槍沢ロッヂでボカリ休憩

8/2 8:52

どんどん歩く

8/2 9:37

8/2 9:49

横尾山荘まできた。なんだかんだ言っても上の方は涼しかったのだな。

8/2 10:08

8/2 10:57

観光客と登山者で大賑わいの徳沢園でソフトクリームをがっつく。おかわりしたかった。

8/2 11:18

ﾜｧ…

8/2 12:27

8/2 12:29

12:30ｶﾐｺｰﾁ。予定より早めに降りてこられた。バスは15時だけどscwだと午後雨の予想だったので頑張った。

8/2 13:17

上高地バスターミナルでシャワーを浴びて売店で買った下山ビールとおむすび。

8/2 13:37

おかわり＆おやき

8/2 13:58

13:30ぐらいから本格的な雨になった。全てが上手く行った二泊三日の北アルプスだった。山が登らせてくれたんだと思う。お疲れさまでした。

撮影機器：

KYG01 KYOCERA

感想

たびー

暑さとの戦いはあったけど天気に恵まれた山行だったな。どの区間も一所懸命に歩かなければならなかったけれど、それだけに充足感を感じられたし。表銀座からの縦走は槍にだんだんと近づいていく感じがとても良かった。
3年前、同じ一ノ沢から常念岳を日帰りで往復した時にはこの槍ヶ岳まで来る自信は無かったんだよな。山仲間に助けられてここまで来れたようなもんだ。本当に有り難い。

コメント

n8_

槍ましたね！！お疲れ様でした✨ドキドキしながら記録読みました！
ビールが美味しそうすぎました🍻

たびー

n8_さん
とうとう槍ました。ありがとうございます！