記録ID: 8519136
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
北ア/白馬三山縦走(大雪渓を上がり、鑓温泉から下る)
2025年08月01日(金) 〜
2025年08月03日(日)



体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 23:32
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 2,483m
- 下り
- 2,483m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:36
- 休憩
- 3:49
- 合計
- 9:25
距離 6.8km
登り 1,635m
下り 48m
5:31
5:38
7分
(R)
6:51
7:04
40分
大雪渓取付き
7:44
7:53
29分
(R)
8:22
8:45
24分
(R)
9:09
9:42
11分
葱平
9:53
10:06
38分
(R)
11:24
11:34
3分
小雪渓(西)
11:37
11:51
5分
小雪渓(東)
12:21
12:37
25分
(R)
13:02
13:10
12分
(R)
14:23
2日目
- 山行
- 5:37
- 休憩
- 2:49
- 合計
- 8:26
距離 7.7km
登り 621m
下り 1,445m
3日目
- 山行
- 4:08
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 5:32
距離 6.4km
登り 227m
下り 990m
6:55
7:01
6分
(R)
7:22
7:29
17分
鑓沢(東)
7:59
8:12
22分
(R)
8:57
9:07
32分
(R)
9:43
9:59
38分
(R)
10:37
10:45
12分
(R)
11:16
11:23
2分
(R)
11:54
猿倉荘
天候 | 晴れときどきガス、一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
白馬駅から車で30分ほどのところにある登山口。白馬館グループが運営する猿倉荘(山小屋)がある。 猿倉までの林道は大雨で崩落して、一時通行止めだったが、7月下旬に完全開通した。ただ、猿倉荘の下にある駐車場は未だ崩落の危険があるとかで、利用できない。このため、マイカーの人も白馬八方付近の駐車場に止めて、タクシーかアルピコ交通のバス(完全予約制)を利用することになる。 往路はアルピコ交通のバスを予約したが、一人2000円。(前年は950円だったとか) タクシーは、白馬駅〜猿倉が4600円、猿倉〜白馬八方が4000円、白馬八方〜白馬駅が1000円だった。3人で行ったので、往路もタクシーにすればよかった。 猿倉荘の玄関から100mほどのところに、外トイレと給水場所がある。わりときれい。宿泊者は猿倉荘の中のトイレを使える。猿倉荘は、2階が割と大きな部屋で、3階が四畳半とか六畳の部屋だった。3人だったので、3階の六畳の部屋を占有させてもらえた。 猿倉荘では、電波状態はあまりよくないが、通じないこともない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
北アルプスの人気エリアなので、基本的によく整備されている。ただ、今年は残雪が多く、特に鑓温泉から杓子沢までのルートは通常のコースが使えなかったようで、う回路を急きょ作ったため、ルート状態はよくなく、通過するのにハラハラした。 60歳前後の3人パーティなので、ペースは遅い。猿倉荘をほぼ一番に出発しましたが、次々と若い人に抜かれていった。 なお、白馬大雪渓や、鑓温泉小屋から小日向のコルまでは、雪渓が刻一刻と変わり、そのたびにルートも付け替えられる可能性があるため、写真はあくまで8月1日〜3日のものだとお考えください。 〔目次〕 1.猿倉〜白馬尻 2.白馬尻〜白馬頂上山荘 3.白馬頂上山荘〜白馬山荘〜白馬岳 4.白馬頂上山荘〜杓子岳〜白馬鑓ヶ岳 5.白馬鑓ヶ岳〜白馬鑓温泉小屋 6.白馬鑓温泉小屋〜猿倉 1.猿倉〜白馬尻 猿倉荘の玄関に向かって左奥へ進むと、大雪渓への登山道入り口がある。少し上がって左旋回し、猿倉荘の屋根を右下に見つつ進み、すぐに右へ曲がった登っていく。猿倉荘から数分で林道に出る。以降はしばらく林道を歩く。途中に鑓温泉小屋への登山口がある。林道は、途中で長走沢を渡渉するが、橋がかかっている。猿倉を出て50分ほどで林道が終わり、普通の登山道に入る。まもなく白馬尻に着く。 白馬尻にあったはずの小屋は解体されており、トイレだけが残っていた。元は山荘のあった場所なので、かなり広いスペースになっている。河原へ下るとテントサイトなのだと思う。白馬尻でテント泊の人は、猿倉荘で手続きをしてから入山することになっている。白馬尻でも電波状態はよくなかった。 2.白馬尻〜白馬頂上山荘 白馬尻からさらに登山道を進む。10分ほどで軽アイゼンを着けるケルンがあると思って歩いたが、一度低木帯を抜けて河原方向へ誤って進んでしまった。ちゃんとピンクリボンを確認するべきだった。再び低木帯に入り、まもなくケルン広場に着く。大雪渓の入口であり、ここで軽アイゼンを装着する。 ちょっと控えめなベンガラ(紅がら)で、赤黒くなった雪の上を進んでいく。山頂方向に向かって左側の斜面(雪のないところ)では、頻繁に小石などががらがらと落ちていて、そのうち大きな落石になるのではないかと気にしつつ登る。大雪渓に入って30分ほどは、雪渓上部が見えず落石に気づきにくいため、休憩は取らなかった。ようやく雪渓上部が見えるあたりで一度休憩を取った。その後、30分ほど進むと、一度中洲のようになっている陸地(岩や石の露出しているところ)に出る。下ってきた人から100mほどでまた雪渓だと言われたが、一応アイゼンは外して進んだ。高山植物は咲いている。 陸地を登ると、再び元の雪渓に入る。雪渓自体は連続しているのだが、途中にクレバスがあるため一度陸地を通すようにしたようであった。再び軽アイゼンを付けて登っていくと、右奥に大きな岩があり、そこから水が滴り落ちている場所が見えてくる。何度か大雪渓を登ったが、いつもここが大雪渓の終わりであり、葱平(ねぶかっぴら)だと思われる。アイゼンを外して休憩をとる。岩から滴り落ちる水で頭を冷やした。また、飲めるかどうか分からないが非常用の水として500mlを補充しておいた。 葱平からは激しい登りになる。傾斜はきつく、岩が多く、ルートが細いところもあり、登りにくい。また、大雪渓より上では低木もなく、高山植物が咲いているだけの荒れ地であり、炎天下の登りになる。この日は幸いにも少しガスや雲が多く、それほど暑くはなかった。慎重に登っていくと、30分ほどで小雪渓トラバースのポイントに着く。一応、軽アイゼンを付けた方が安全なので、付けてトラバースした。小雪渓トラバースを終えると再び急傾斜の登りになる。しばらく進むと、避難小屋がある。避難小屋のすぐ脇で岩から水が滝のように落ちていたが、飲めるのか不明である。さらに登っていくと、傾斜はやや緩くなり、お花畑になる。ガスがなければ、白馬村営頂上宿舎の屋根が見えているはずだが、この日はなかなか見えなかった。 大雪渓コースの最後の登りになると、階段の登りも何度か出てくる。登り詰めていくと、頂上宿舎の東側にある雪渓下に着く。水場にもなっており、キンキンに冷えた水を得られる。そこから階段を登っていくと、頂上宿舎の玄関に着く。軽食営業は行っていないとのことで、カップラーメンを購入し、お湯はサービスしてもらえた。通過者用のトイレは、テントサイトに行くよう案内されており、頂上宿舎の玄関前から少し登って下ってで、トイレに着くまでに数分かかった。 大雪渓コース全般で、ドコモの電波は弱いながらも届いていた。ただし、頂上宿舎を含め、画像を送れるほど安定している状況ではなかった。 3.白馬頂上山荘〜白馬山荘〜白馬岳 白馬頂上宿舎のテント場は、建物の裏側(南側)にある。小屋の建物に向かって右端に十字路のようなポイントがあり、小屋からのルートを入れると五差路のようになっている。小屋沿いに続く一番左側のルートがテントサイトの入口と外トイレ方面である。テントサイトの標識以外には特に標識は出ていないが、十字路を左前方へ進むと、杓子岳方面へのルートになる。十字路を右前方に登っていくと、白馬山荘方面になる。十字路を右へ下ると、雪渓下部の水場を経て、大雪渓へ下るルートになる。 十字路を右前方へ登っていくと、疲れていたのもあって5分では稜線に出られず、10分近くかかった。稜線に出た少し先に、清水岳(しょうずだけ)を経て黒部の祖母谷温泉(ばばだにおんせん)へ下るロングコースが分岐している。稜線に出てからもゆるゆると登りが続く。晴れていれば、白馬山荘が目の前に大きく見える。横に長い建物なので、迫力がある。この日はガスが濃く、稜線に出る直前に一瞬見えたが、ガスの中を登っていき、到着2,3分前にようやく山荘が見えてきた。 ルートは、白馬山荘の1号館・スカイプラザと、2号館・3号館の間を通って、白馬岳の山頂へ続く。白馬山荘を抜けて、ややルートは細くなるが、歩きやすい登りである。左右に展望があるアルプスならではの稜線歩きだが、自分が歩いたのは2日目の早朝で、霧雨の中を雨具を着て歩いた。途中に松沢貞逸顕彰碑がルートから少し東側にある。その先を登ると、白馬岳の山頂にある展望解説の円柱が見えてきて、白馬岳の山頂に着く。 今回、雨だったこともあり、白馬岳の山頂で電波確認はしなかったが、前回来たときにはドコモ圏内だった。山頂を後にして山荘に戻るあたりから雨が止み、青空が見え隠れするようになったが、展望としては杓子岳がガスの中になんとなく見える程度であった。 4.白馬頂上山荘〜杓子岳〜白馬鑓ヶ岳 白馬山荘を出発して、稜線を白馬頂上山荘の上まで戻る。頂上宿舎に降りる分岐(前日に歩いたルート)があり、少し先には頂上宿舎から杓子岳方面へ上がってくるルートの分岐(合流地点)がある。ここからも祖母谷温泉へのルートが分岐する。その先もしばらく下りが続くが、若干登り返して、2768標高点のある丸山に着く。少し西側に10人くらいが休める広場がある。丸山を出ると標高をかなり落としていく。前に来たときは杓子岳のトラバース付近しか咲いていなかったコマクサが、丸山からの下りルートの脇にも咲いていた。また、東側を見下ろすと、前日に登ってきた白馬大雪渓がよく見える。 下りきってコルのあたりまで来ると、杓子岳がひときわ大きく見えてくる。ここからゆるゆると標高を上げていき、杓子岳のトラバースルートに取付く。小さな木札で山頂への分岐であることが示されている。晴れていれば、見上げるようなところに杓子岳がある。杓子岳の山頂は、南北に続く台形状の山頂稜線の一番北側にあり、トラバース道の白馬山荘側の分岐を上がっていくと山頂に着く。ただし、岩を積み上げたような歩きにくいルートをひたすらつづら折で登っていくので、ちょっと大変である。分岐にメインザックを置いて、空身で山頂を往復する人もいる。分岐から登っていく途中、大雪渓側の崖を見下ろす感じになる部分もあるが、再び杓子岳の西側斜面に戻り、岩の上を登っていく。分岐から20分弱で山頂に着いた。山頂はそこそこの広さであり、大展望でもあるのでゆっくりできる。杓子岳の山頂もドコモ圏内である。 杓子岳から白馬鑓ヶ岳方面へは、杓子岳の山頂稜線を少し歩く。東側(長野県側)はまさに断層地形であり、絶壁になっているので、のぞき込むとちょっと怖い。山頂を出たすぐのあたりに崖の脇を歩く部分が少しだけあるが、その先は、稜線よりやや西側(富山県側)を進むので、恐怖心なく進むことができる。途中で稜線を離れ、西側へ下っていく感じになる。白馬山荘側の登りと違って、鑓ヶ岳側の下りは歩きやすいルートであった。下りきって、トラバース道と合流する。こちら側の分岐も小さい木札の標識があるだけだった。 その先、少し下りが続くが、すぐにコルに着く。目の前には白馬鑓ヶ岳が大きく構えており、登り返さなければいけないことを実感する。わりと傾斜のきつい登りが続き、岩場のようなところもある。かつて指導標が立っていたであろう柱があるところでは休憩できる程度の広さがある。その先は最後の激しい登りになり、登り詰めると岩の間を進んで10人くらいが休憩できる小ピークに着く。ガイドマップによれば、小鑓ということのようだ。小鑓を抜けると、最後は傾斜が緩い登りになる。真っ白な山容の鑓ヶ岳らしく、砂礫地を登っていくと、天狗山荘側からのルートも合流して、白馬鑓ヶ岳の山頂に着く。 白馬鑓ヶ岳の山頂は広く、多くの人が休憩できる。ドコモは圏内である。残念ながら一面真っ白で展望はゼロだった。本来であれば、北に白馬岳・杓子岳、西に立山劔、南に後立山連峰などが見えていたはずである。 5.白馬鑓ヶ岳〜白馬鑓温泉小屋 白馬鑓ヶ岳から南へ砂礫地のルートを下っていく。つづら折のように付いており、ジグザグと下っていき、下りきった所で小さなピークの西側をトラバースする。すぐに、鑓温泉分岐の標識が見えてくる。そのまま稜線を直進すれば天狗山荘に着くが、以前に歩いたときは2つのピークを越える感じで、少し足を使わされた感があった。鑓温泉へは分岐から天狗山荘方面へ向かって左斜めへ降りていく感じになる。下り始めると、あちこちにコマクサが咲いていた。その後、斜面をジグザグと下っていき、どんどんと標高を下げていく。ずっと砂礫地かハエマツ帯であり、展望がある下りになる。今回、残雪はそれほどなかったが、一か所だけ雪渓の間を抜ける道を通過した。ルート部分だけ残雪を除去したような感じになっていた。雪渓を抜けてすぐの岩のところに♨マークがあった。大出原(おいでっぱら)に近づくと、ハクサンコザクラがあちこちに咲いている。概ね下りきって平らなあたりに出ると、いったん低木帯に入るがすぐに出る。このあたりが大出原である。 大出原の先、鑓温泉へ進むルートの入口に「ストックしまって」の注意喚起の看板が出ている。その先は、鑓温泉手前にあるクサリ場である。ストックをしまってもしばらくは低木帯の中を進む普通のルートである。次第に沢と並走するルートになっていく。2枚目の「ストックしまって」の看板がある。そして最初のクサリ場に出る。最初のクサリは単純なトラバースに近く、最後の方で少し岩場を降りる程度である。その先は、木のハシゴを下ったりするところが続き、そのあとクサリ場が連続する。鑓温泉横の雪渓の上部が見えてくる。クサリ場の一部は、沢の水で岩が濡れていて滑りやすい。かなりの傾斜の露岩をクサリを持って下っていき、雪渓と同じくらいの高さまで下りると、少し広いところがある。「小屋まで気を抜かず慎重に」の看板がある。確かにこの先も難所が続く。ここで滑落して雪渓上に落ちると、そのまま下まで滑り落ちてしまいそうである。 緊張を保ちながら下っていくと、ようやく鑓温泉小屋の屋根が見えてきた。大出原から45分もかけて、鑓温泉小屋に到着する。ルートは、鑓温泉小屋の食堂棟・2号館と、1号館の間に出る。ちょうど水場と売店のあるところに出る。そのままさらに下れば、左に露天風呂、右に内湯やトイレ、先にテントサイトがある。鑓温泉小屋はドコモ圏内である。眼前には妙高火打の山々が望める。 鑓温泉の露天風呂は基本的に混浴である。最近は水着で入ってくる女性もちらほらいるが、多くの女性は内湯に入る。夜の真っ暗な時間、20時から21時までの1時間は、露天風呂が女性専用になり、内湯が男性専用になる。テントサイトには足湯もある。通過登山者やテントの人は、入浴料1500円を取られる。宿泊の人も、白馬山荘より1000円高いのは温泉代なのであろう。 6.白馬鑓温泉小屋〜猿倉 鑓温泉小屋からまずはテントサイトまで下る。テントサイトの淵にかけ流し温泉が流れゆく小さな水流があり、これにかかる板を渡って、さらに下っていく。今シーズンは、鑓温泉小屋の脇にある雪渓を下ることができないようで、途中で北側の沢に移るようにルートが付いていた。手のひらに乗る程度の石にピンクテープを巻き付けたものがルートマークになっていた。少し見にくく、一度ルートミスをした。 北側の沢に移ってすぐに雪渓をトラバースしたが、距離が短くほぼ水平であったため、ここは軽アイゼンを付けずに渡ることができた。その後は、沢の左岸の縁を進む形になるが、急きょ付けたルートのようで、道が水平ではなく、かつ細い。沢へ落ちないように細心の注意を払って下っていった。かなり緊張して汗もかいた。縁を歩いて左に旋回し、普通のルートに戻ると、まもなく2つめの雪渓(鑓沢)に出る。今回は、雪渓を少し下って左90度曲がり、トラバースするコースで、下りがあるのと長いのとを考慮して軽アイゼンを付けた。その後は、すでに雪渓が解け切っている沢を複数横切っていく。一番注意が必要なのは落石沢。その名のとおり、落石が多く、渡る前に上部を確認して速やかに通過する。落石沢の次に杓子沢を渡るが、こちらも雪はほとんど溶けていて、上部の木橋を渡った。その後、少し登り返していくと、右に大きな岩があり、その上でいつも休憩している。岩の上から杓子沢、落石沢がよく見える。我々が落石沢を通過するとき、この岩の上にいた方から「落石!」と声をかけてもらった。大きな落石ではなく、途中で石も止まってくれた。 大きな岩のポイントを過ぎると、左へ旋回してしばらくトラバース道が続く。その後、右へ曲がりつつ標高をやや下げる感じになり、下りきると池塘のある場所に出る。カエルがゲロゲロと鳴いていた。そこからゆるゆると登り返しになる。登山3日目で下山日なのに登り返しはそこそこ辛い。次第に小日向山に続く稜線が近づいてきて、森林の中で小日向のコルを抜ける。コルを抜けて数分歩いた先に、ちょっとした広場があり、20人ほどが休める。 コルを越えると、つづら折で下っていく感じになる。ニッコウキスゲやシモツケソウが咲いている。つづら折が終わると、しばらくはトラバース道になり、細かい登り返しもある。やがて右へ旋回し、樹林の中の緩い傾斜の下りになる。今までと比べれば格段に歩きやすいルートになり、ペースも回復した。緩い下りがしばらく続いたのちに、少し傾斜がある下りになり、ようやく林道に出る。2日前に白馬尻まで歩いた林道である。数分歩くと林道から再び登山道に入り、さらに数分で猿倉荘の屋根が見えてきて、ゴールとなる。 |
その他周辺情報 | 〔下山後の温泉入浴〕 白馬八方の付近には、いくつかの日帰り入浴施設がある。車で猿倉まで入っているなら、おびなたの湯が野性的である。露天風呂しかなかったと思うので、炎天下だとちょっと辛いかもしれない。 一番便利なのは、白馬八方の交差点に併設の、八方の湯である。それほど大きな入浴施設ではないため、混雑しているときも多いが、露天風呂もあるし、併設の食堂や売店もある。 タクシーを呼んで、猿倉から乗車して白馬八方で降ろしてもらった。4000円だった。その後、白馬駅までもタクシーを利用したが、1000円だった。3〜4人で来ているなら、気にならない値段である。白馬八方から白馬駅までなら、アルピコ交通のバスの本数はそこそこある。(栂池から来る便もあるため) 白馬八方温泉 https://hakuba-happo-onsen.jp/ |
写真
杓子の稜線歩きで、崖の縁はほんの一瞬で、すぐに富山県側へ下がったところを歩くようになる(写真上)。しばらくしてトラバース道に向けて降りていく。さっき登った北側のルートと違い、土道で歩きやすい。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
軽アイゼン
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ファーストエイドキット
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キジ
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ガレ
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ウメバチソウ
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橋
温泉
トラバース
縦走
砂礫地
高山植物
合
ピークハント
ストック
テント場
標高
ニッコウキスゲ
クレバス
三山
池塘
座
ハクサンコザクラ
イブキジャコウソウ
ミヤマムラサキ
チシマギキョウ
イワギキョウ
クルマユリ
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