南アルプス北部縦走(塩見岳・間ノ岳・北岳)


- GPS
- 23:01
- 距離
- 34.9km
- 登り
- 3,461m
- 下り
- 3,710m
コースタイム
- 山行
- 2:26
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 2:52
- 山行
- 8:37
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 9:58
- 山行
- 8:32
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 10:08
天候 | 1日目 晴れ後ガス 2日目 晴れて稜線上は気持ちの良い風 3日目 ガスとやや強い風後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
システムパーク岡谷駅南口 24時間単位で前払い 最大96時間(看板は72時間) 念の為96時間4日券購入 1,600円 岡谷駅〜伊那大島駅 JR 1,170円 (Suica使用不可) 伊那大島から鳥倉登山口 バス 2,520円 (現金のみ)荷物代含む 広河原〜甲府駅 バス 2,400円 (PASMO・Suica利用出来ますが、南アルプスマイカー規制協力金は現金払い) 甲府駅〜岡谷駅 JR 1,342円(Suica使用可) |
コース状況/ 危険箇所等 |
ログが多目に出ています。 距離30km 登り3,000m 下り 3500m程度と思って下さい 岩稜帯は三点支持しやすいが、前方にも注意をしていないと、岩がはみ出ているので、頭をぶつける危険性有り 浮石にも注意 歩く目安となる何合目という表示は無いですが、分岐には看板が有って道迷いの心配は無し |
その他周辺情報 | 携帯電話はほぼ繋がりませんでした 塩見小屋・北岳山頂は可 ※三伏峠小屋 テント場 1人 2,000円 ビール 350ml 600円 500ml 800円 (アサヒスーパードライ) 売店は17:00まで 水場 テント場から往復30分、たくさん水出てます テント場から縦走路に沿うように矢印が有ります。少し下って道が二手に分かれます。道標に左は「塩見岳/本谷山」右は「小河内岳/荒川岳」と出ていますが水場はどっちか書いてありません(受付で説明はありましたが失念)。右の小河内岳方向に少し行くと草原に鹿よけネットが現れる水場の看板が出てきてそこを左に下って暫く行くと水場に到着です。ここまで約15分前後。 熊などの動物対策なのか無人でもラジオが鳴っています。 トイレ 和式 ※塩見小屋 トイレ 携帯トイレのみ 水 要煮沸 500ml 100円 ペットボトル 500ml 500円 2,000ml 1,000円 ※熊ノ平小屋 テント場 1人 2000円 ビール 500ml 1,000円 ネクター 400円 パン各種 400円 売店は17時30分迄 水場 小屋から少し下った所にじゃばじゃば出ています トイレ 自然な和式水洗トイレ 綺麗です ※北岳山荘 水場 山荘玄関前に蛇口あり トイレ 和式 ※北岳肩の小屋 通行人でも利用出来る食堂あり ※白根御池山荘 トイレ 簡易トイレ 各種飲み物販売あり ※広河原山荘◯ シャワー 10分800円(時間は目安です) 山荘内の券売機でチケット購入 受付の人に渡す シャワールームの鍵をもらい説明を受ける 山荘裏側に4つシャワールーム 各個室になっている 使用後は施錠して鍵を受付に返却 リンスインシャンプー・ボディソープ有り ドライヤーは使用出来ない 食堂・自販機・アイスクリーム等販売 ※広河原インフォメーションセンター バス迄の待ち時間をゆったり過ごせる椅子有り |
予約できる山小屋 |
塩見小屋
|
写真
感想
長野県伊那市側の鳥倉登山口から山梨県南アルプス市の広河原までの縦走に行って来ました。
伊那大島駅から鳥倉登山口までの登山者用バスが今年は8月31日までなので今年最後のチャレンジでしたが、幸い天気にも恵まれて雨に降られることも無く、なんとか無事縦走する事が出来ました。
長文ですので適当にスルーしてください。
【26日】自宅⇒梓川サービスエリア
高速道路の深夜割引がまだ改訂前なので前の日の夕方に自宅を出発して長野自動車道の梓川サービスエリアで車中泊。
因みに深夜割引が改訂されると午前0時から4時までの通行部分だけが3割引となるので車中泊が厳しくなるなと…。
【27日】梓川SA⇒岡谷駅⇒伊那大島駅⇒鳥倉登山口〜三伏峠小屋
6時半に梓川SAを出発して岡谷駅に移動、近くの駐車場に車を停め四日分の駐車料金を前払いして電車で伊那大島駅に移動。ゴミを持たずに済むように近くの食堂で昼食を食べて12:10伊那大島駅発の登山者用バスに乗り鳥倉登山口へ。
14時頃にバスが登山口到着、身支度を整えて登山開始。
テント受付などを考えやや急ぎ目に登って三伏峠小屋の売店が閉まる17時ちょっと前に何とか小屋に到着。まわりにはうっすらとガスが掛かる。テントの受付とビール🍺を買ってテント場へ。
夕方だったが平日のせいか他のテントは4〜5張り程度、我々がこの日最後のテントでした。
テント代2000円/人 ビール500㎖800円
到着時間が遅いので餅入りインスタントラーメン
※水場情報 水場はテント場から縦走路に沿うように矢印が有ります。少し下って道が二手に分かれます。道標に左は「塩見岳/本谷山」右は「小河内岳/荒川岳」と出ていますが水場はどっちか書いてありません(受付で説明はありましたが失念)。右の小河内岳方向に少し行くと草原に鹿よけネットが現れる水場の看板が出てきてそこを左に下って暫く行くと水場に到着です。ここまで約15分前後。
熊などの動物対策なのか無人でもラジオが鳴っています。
【28日】三伏峠小屋〜塩見岳〜熊ノ平小屋
5:40頃三伏峠小屋を出発。本谷山で休んでいるとアンザイレンの二人パーティーが後ろから来ました、なんと視覚障害の方とそのガイドさんでした。更にその先で休んでいたらもう一組の視覚障害の方のパーティーに追い抜かれ、塩見岳に登り塩見小屋に泊まるとのこと、健常者のスピードよりも速くて驚きました。
塩見小屋で水を購入(ペットボトルも有りますが500mℓ100円の量り売りを購入、沢水のポンプアップで煮沸などの浄水が必要です)。先ほどの視覚障害の方の2パーティーが塩見岳までの岩場も普通に登り、我々が登頂すると同時に登頂されて思わず拍手喝采してしまいました😂
ここからは今までとはうって変わって静かな山となりました。すれ違う人も少なく南アルプスの深さを堪能出来ます。北荒川岳、新蛇抜山、安倍荒倉岳と地味なアップダウンが続き15:30前になんとか熊ノ平小屋に到着。奥深い所に有りますがテン場もトイレも水場も近くて綺麗、良い小屋でした。
テントは我々の他に遠くに一張、静かで良かったです。今回のテント代は2000円/人なので一泊4000円で済み、北アルプスとの違いを感じました。
テント代2000円/人 ビール500㎖1000円 ネクター400円
朝昼共にパン
夜は佐渡さんの無洗米を炊いて、アマノフーズの丼物と無印の豚汁
【29日】熊ノ平小屋〜三峰岳〜間ノ岳〜北岳〜広河原⇒甲府駅
今日は間ノ岳や北岳を越えて広河原まで下るので早めの4:30頃出発する予定だったけど20分程遅れて出発。周りはうっすらと白み始めていました。この日の朝は強風でガスっぽい曇りで三峰岳(みぶだけ)手前の岩場がガスで濡れておまけに良く見えず、いやらしかったです。
間ノ岳へ着く頃ガスが風で飛ばされて青空も見え始め、更に人の数も多くなってきました。
北岳山頂は今回初めて見る凄い登山者の数、記念撮影もそこそこに急いで下り始めます。肩の小屋で昼食(カレー)を購入、これからの激下りに備えます。
一年分の「こんにちは」を言ったんじゃないかと思うほど多くのスライドを重ねて漸く白根御池のテン場が見えたが…ここからがまた長かったです🥵
白根御池小屋でコーラを購入、水を補充して次なる激下りを開始します。
15時頃になんとか広河原に到着。広河原山荘でシャワーを借りてさっぱりして甲府駅にバスで向かいます。当初はこの日のうちに甲府駅から電車で岡谷駅に移動して駐車場に戻る予定でしたが、疲労もあったのでこの日は甲府駅前のホテルを探して一泊としました。夕食に駅前で豚カツを食べて疲労回復を狙います😋
朝は残りのごはんでお茶漬け
【30日】甲府駅⇒岡谷駅⇒自宅
朝食をホテルで食べチェックアウトしてから徒歩で甲府駅に向かいます。初日の飯田線と違い、松本行の中央本線は本数も多く電車の中でも登山者が多く驚きました。富士見駅から入笠山や茅野駅から八ヶ岳など都会の登山者は交通の便が良くて羨ましいでした。
岡谷駅で降りる登山者は我々だけで少し場違いな感じでした。 駐車場で車を回収して無事帰宅出来ました。
かなりのロングトレイルでしたが、まだなんとか身体が動ける事に感謝しました。
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