聖岳・兎岳・中盛丸山・大沢岳・赤石岳

2025年08月27日(水) 〜 2025年08月30日(土)

• GPS: 24:45
• 距離: 33.2km
• 登り: 3,679m
• 下り: 3,690m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:54
• 休憩: 0:23
• 合計: 6:17

距離 10.7km 登り 1,475m 下り 327m

4:07 スタート地点
4:16 赤石岳東尾根コース登山口
4:21 牛首峠
4:34 聖岳東尾根入山口
4:51 4:58 聖沢登山口
5:18 5:19 東尾根分岐
6:15 聖沢吊橋
6:59 7:02 造林小屋跡
8:05 乗越
9:00 9:12 滝見台
10:24 聖平小屋

2日目

• 山行: 7:38
• 休憩: 2:02
• 合計: 9:40

距離 10.1km 登り 1,408m 下り 1,221m

4:10 聖平小屋
4:14 聖平小屋分岐
4:40 4:42 薊畑分岐
5:27 小聖岳
6:41 7:15 聖岳
7:32 7:36 奥聖岳
7:53 7:54 聖岳
8:48 8:54 聖兎のコル
9:30 9:36 兎岳避難小屋
9:47 9:55 兎岳
10:40 10:51 小兎岳
11:36 12:18 中盛丸山
12:30 12:31 中盛丸山・大沢岳間分岐
12:52 12:58 大沢岳
13:10 13:11 大沢岳北峰
13:50 百間洞山の家

3日目

• 山行: 5:17
• 休憩: 0:46
• 合計: 6:03

距離 7.1km 登り 791m 下り 713m

5:06 百間洞山の家
6:13 6:14 百間平
8:03 8:05 赤石岳避難小屋
8:11 8:34 赤石岳
8:48 8:54 赤石岳・小赤石岳間分岐
9:33 9:47 北沢源頭
10:40 富士見平
11:09 赤石小屋

4日目

• 山行: 2:40
• 休憩: 0:01
• 合計: 2:41

距離 5.3km 登り 6m 下り 1,430m

5:11 赤石小屋
5:28 小尾根上のピーク
6:34 カンバ段
7:43 7:44 赤石岳東尾根コース登山口
7:50 椹島ロッヂ
7:52 ゴール地点

天候

概ね晴れ、二日目の眺望は素晴らしかった！ 三日目は朝の内ガスって、百間平や赤石岳山頂で眺望が無かったのが残念⋯。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：新幹線で静岡7:49着、8:05発の静鉄の路線バスで六番8:56着。
　　　9:10発のバスで横沢9:35着。9:50発の井川地区自主運行バスに乗
　　　り継いで12:10白樺荘着。白樺荘で昼食後、畑薙臨時駐車場まで歩
　　　き、14:10の東海フォレストのバスに乗って椹島15:10頃着。
帰り：椹島10:30のバスで畑薙臨時駐車場11:40着。知り合った人に白樺
　　　荘まで車に乗せてもらい、白樺荘で温泉＆昼食。14:48発の井川地
　　　区自主運行バスに乗り横沢16:50着、横沢で17:22発の静鉄の路線
　　　バスに乗り継ぎ18:35静岡駅着。

コース状況／危険箇所等

　特に危険な箇所は無かったが、聖岳への最後の登り、ガレ場で一度登山道を外してしまった。幸い、降りてくる人がいたため登山道から外れていたことに気づき、すぐに戻ることができた。

その他周辺情報

　行き帰り、白樺荘で食事、帰りには温泉で寛げた。
　椹島ロッヂは個室、トイレもウォシュレットがあり、山小屋という感じではない。売店が18時で閉まってしまうのが残念。
　聖平小屋は、トイレがきれいだし施設は悪くないが、談話室などの共有スペースを18時で閉めてしまう（消灯は20時）のは山小屋としてどうなの⋯？という気がする。
　百間洞山の家も施設は悪くないが、受付後はスタッフが全然顔を見せない。何だか登山者との接触を避けているよう印象で変な感じ。また、お釣り用の小銭が切れていて、1万円札が使えない状態。ビールがあるのに買えないという状態でショックだった。
　赤石小屋はランチもあり、夕食も弁当も美味しい。スタッフの “おもてなし” が感じられて、満室だったがとても印象は良かった。

写真

8/26 10:42

井川の自主運行バスから見た井川湖畔の井川集落は、何だかヨーロッパの山里のよう。ビジターセンターの塔が何だか教会のように見える。

8/26 10:51

バスは列車でくる人のために大井川鐵道の井川駅で暫時停止。

8/26 10:59

井川（五郎）ダム

8/26 13:48

畑薙臨時駐車場で東海フォレストのバスを待っていたら、何故かナナフシが道の真ん中を歩いていた。

8/26 16:30

椹島ロッヂに到着。個室でトイレもウォシュレット有り。良く眠れて良かったが、売店が閉まるのが早いのが残念⋯

8/27 9:01

岩頭滝見台から谷を挟んで望む聖岳。

8/28 5:17

これから登る聖岳。

8/28 5:22

雲海の上に頭を出す富士

8/28 5:25

兎岳に朝日が当たり始めた。

8/28 5:26

恵那山が良く見えた。

8/28 5:42

山でお馴染みイワヒバリ。

8/28 5:56

イワツメクサが可憐だ。

8/28 6:42

前聖から望む赤石岳山頂。赤石岳避難小屋が見える。

8/28 6:43

御嶽山、中央アルプスが良く見えた。手前は奥茶臼山。

8/28 6:45

前聖岳から見る赤石岳。百間平も良く見える。

8/28 7:32

奥聖から見る前聖。

8/28 7:34

奥聖から見る笠ヶ岳から穂高・槍。

8/28 7:34

奥聖から南を望む。上河内岳・茶臼岳・仁田岳・イザルガ岳・光岳。

8/28 8:09

百間洞山の家が見えた。

8/28 8:43

あちこちでマツムシソウの紫がきれいだ。

8/28 9:33

ナナカマドの実が色づいて、もう秋だ。

8/28 9:42

兎岳からの眺望は素晴らしかった！ 手前はこれから歩く小兎、中盛丸山、大沢岳、赤石岳。遠くには仙丈、甲斐駒、塩見、間ノ岳、荒川岳。見えないのは間ノ岳に隠れた北岳ぐらい。

8/28 9:42

兎岳から聖岳を振り返る。こちらからの聖岳の登りは結構大変そう⋯。

8/28 9:43

兎岳から北アルプス。穂高・槍が良く見えた。

8/28 9:46

甲斐駒、塩見、間ノ岳の拡大。

8/28 9:46

仙丈ヶ岳の拡大。小河内岳の避難小屋も見える。

8/28 9:50

兎岳から中央アルプスの千畳敷カール。手前は奥茶臼山・

8/28 10:32

小兎の辺りでビジネスジェットらしき飛行機が周回していた。写真を撮ってしらべたら、自衛隊のU-125Aという救難捜索機のようだ。

8/28 10:38

ビジネスジェットの次はクマタカが現れた。上空を飛んでいる時、周辺のハイマツ林からは「カチ、カチ」と石をぶつけるような音が聞こえてきた。ライチョウか何かの警戒音？

8/28 10:44

小兎岳から見る中盛丸山。何となく名前に納得。

8/28 11:27

中盛丸山の登りで、歩いてきた小兎・兎を振り返る。

8/28 11:37

中盛丸山から大沢岳。こちらの登りは中盛丸山よりも楽だった。

8/29 8:29

この日は朝、霧が出た。赤石岳山頂で30分近く待ってみたが、残念ながら霧は晴れず⋯😢

8/29 8:57

赤石岳からの下り、砲台型休憩所までは花が沢山！ 時折ウスユキソウも。

8/29 9:00

赤石岳山頂付近のカールを下る。

8/29 9:28

クジャクチョウも結構いた。

8/29 9:30

花が沢山ついたトリカブト。猛毒だけどやっぱりきれい。

8/29 9:34

クモマベニヒカゲという蝶らしい。

8/29 10:30

富士見平から富士は見えなかったけど、ここにきて赤石岳山頂のガスは切れ始めた。

8/29 17:36

赤石小屋の展望台から見る荒川岳のカール。中岳避難小屋も見える。

8/29 18:10

赤石小屋から見る夕暮れの聖岳稜線。

撮影機器：

iPhone 11 Apple

Canon EOS R8 Canon

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ 食器 ライター 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ

感想

kenjiswift

　前回荒天で断念した聖岳も今回は好天に恵まれ、兎岳からの眺望は本当に素晴らしくて感激！ 聖平〜百間洞はアップダウンがあって登り応えあり。3日目の百間平〜赤石岳山頂のガスが残念ではあるが、全体としては十分満足できる山行だった。アクセスも含め5日間雨も降らず、天気に恵まれたのはラッキーだった。