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Yamareco

記録ID: 8625167
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

立山周回・奥大日岳・剱御前 峰本社参詣避暑行

2025年08月29日(金) 〜 2025年08月31日(日)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
13:59
距離
24.6km
登り
1,967m
下り
1,991m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:41
休憩
1:36
合計
5:17
距離 9.1km 登り 504m 下り 676m
9:00
8
9:08
12
9:20
6
9:26
12
9:38
10:41
2
雷鳥沢野営場
10:43
10:44
19
11:03
12
11:15
27
11:48
13
12:01
12:02
4
12:14
12:29
5
12:38
12:40
5
12:45
12:46
16
13:02
13:05
6
13:11
13:21
24
13:45
10
13:55
20
14:15
2
14:17
雷鳥沢野営場
2日目
山行
7:03
休憩
2:26
合計
9:29
距離 13.6km 登り 1,291m 下り 1,297m
4:48
13
雷鳥沢野営場
5:01
10
5:11
16
5:27
5:30
27
5:57
6:00
24
6:24
13
6:37
6:38
11
6:49
6:58
9
7:07
7:08
19
7:27
7:37
33
8:10
8:48
12
9:00
9:09
3
9:12
19
9:31
9:50
34
10:24
39
11:03
11:11
6
11:17
11:29
6
11:35
22
11:57
12:20
11
12:42
12:51
11
13:18
55
14:13
14:14
3
14:17
雷鳥沢野営場
3日目
山行
0:37
休憩
0:02
合計
0:39
距離 1.9km 登り 172m 下り 18m
6:23
14
雷鳥沢野営場
6:37
6:38
6
6:44
9
6:53
6:54
8
7:02
天候 一日目:
曇りのち晴

二日目:
室堂→雄山 ガス
雄山→雷鳥沢 晴(富士ノ折立のみガス)

【三日目】
快晴
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
【往路】
バスタ新宿 22:40→富山駅 5:15
電鉄富山 5:57→立山 7:07/7:20→美女平 7:27/7:35→室堂 8:25

【復路】
室堂 8:15→大観峰 8:25/8:50→黒部平 8:57/9:10→黒部湖 9:15 - 黒部ダム 10:05→扇沢 10:21/10:55→大町温泉郷 11:10/12:45→信濃大町駅 12:58
信濃大町 14:09→新宿 17:25(あずさ38号)
コース状況/
危険箇所等
行程を通じて良好。
ただし雄山→大走り分岐は、ザレ場歩き不慣れな人は注意を要する。

【室堂乗越 - 奥大日岳】
最高点 - 奥大日岳の稜線手前にある崩落気味の箇所は注意。

【室堂展望台分岐→浄土山】
両手を使って登る箇所あり。

【雄山→富士ノ折立】
厳しい訳では無いがそれなりに山歩きに慣れた人向け。富士ノ折立は岩登りの箇所があり、登らずに巻いて歩く人も多かった。

【富士ノ折立→大走り分岐】
ザレ場から岩場の段にかかる所で転倒を目撃。年配の方がひっくり返ってしばらく立てなかったものの、幸い怪我は無かった模様。

【真砂岳→剱御前小舎】
別山までは後立山、別山からは劔岳を見る気持ちの良い稜線歩き。

【剱御前往復】
道がそれまでと比べて細くなる。劔に気を取られて滑落しないよう注意。

【剱御前小舎→雷鳥沢】
小舎直下が急坂でザレていて気を遣う。雷鳥沢でのお酒が頭をよぎると転倒の危険。
その他周辺情報 【宿泊】
雷鳥沢野営場: 1,000円 / 一泊
水豊富。トイレ綺麗。絶景。テント場としては言うこと無いが、ドリンクの類は近隣の宿泊施設に行く必要あり。
雷鳥沢ヒュッテで生ビール 700円。フロントの自動販売機は常温らしいので、ビールが飲みたければ生をオーダーし、絶景を見ながら良い気分になるのが良い。

【水場】
玉殿の湧水: 室堂ターミナル前。無料
雷鳥沢野営場: 無尽蔵。無料
一の越山荘: 無し。ドリンク購入
雄山山頂社務所: 無し。ドリンク購入
大汝休憩所: 無し。ドリンク購入
剱御前小舎: 無し。無し。ドリンク購入
※2025年の訪問日時時点

【お風呂】
雷鳥沢ヒュッテ: 1,000円。自分は入っていないがとても熱いらしい。
薬師の湯 / 大町温泉郷: 750円
扇沢からはうまくバスの時間を組んで入りたい。

【食事】
昭和軒 / 大町
カツ丼の名店。デカ盛り。定食は危険な量。
タイミングによって出てくるのに時間がかかるので、列車、バス待ち等の時は注意。余裕を持って訪れたい。
予約できる山小屋
立山室堂山荘
雷鳥沢ヒュッテ
室堂ターミナルをスタート!
そこに山はあるのか...?
室堂ターミナルをスタート!
そこに山はあるのか...?
雷鳥沢にテントを張り、ご挨拶代わりに奥大日岳へ。
ここまでの稜線では曇り空であるものの進む道だけははっきり見えていたが、山頂ではご覧の通り。雨が降る様子はないので昼食を取る。
雷鳥沢にテントを張り、ご挨拶代わりに奥大日岳へ。
ここまでの稜線では曇り空であるものの進む道だけははっきり見えていたが、山頂ではご覧の通り。雨が降る様子はないので昼食を取る。
そのまま引き返すのも面白くないので、奥大日岳最高点へ。
小さなケルンがあるだけで標識などはなかったけれど、てっぺん来たことに意味があるのだ。なんとなく日も出てきたし。
そのまま引き返すのも面白くないので、奥大日岳最高点へ。
小さなケルンがあるだけで標識などはなかったけれど、てっぺん来たことに意味があるのだ。なんとなく日も出てきたし。
下山の稜線歩き途中で剱岳が姿を現した。往路の調子では全くガスが切れる気配は無かったので、一気にテンションが上がる。
下山の稜線歩き途中で剱岳が姿を現した。往路の調子では全くガスが切れる気配は無かったので、一気にテンションが上がる。
さらに進むと青空が現れ、立山の全貌が見えた。
さらに進むと青空が現れ、立山の全貌が見えた。
室堂乗越。
「劒岳 点の記」ではここを越えて馬場島方面へ降りたという文のくだりがあるが、無茶苦茶だろ
室堂乗越。
「劒岳 点の記」ではここを越えて馬場島方面へ降りたという文のくだりがあるが、無茶苦茶だろ
雷鳥沢野営場帰還。出発する時と違い、立山を見上げて気分上々。早速雷鳥沢ヒュッテにビールを飲みに行く。
雷鳥沢野営場帰還。出発する時と違い、立山を見上げて気分上々。早速雷鳥沢ヒュッテにビールを飲みに行く。
夕刻、すっかり雲が切れた。
夕刻、すっかり雲が切れた。
4時起床、4:50前に出発。起きると空にはオリオン座が上っていた。
4時起床、4:50前に出発。起きると空にはオリオン座が上っていた。
ミドリガ池から振り返ってハッキリ立つ奥大日岳を見る。
ミドリガ池から振り返ってハッキリ立つ奥大日岳を見る。
室堂山荘からガスが出てきて浄土山を覆ってしまったので登ることに集中する。浄土山を過ぎて龍王岳に到達したところでガスが切れてきた。
室堂山荘からガスが出てきて浄土山を覆ってしまったので登ることに集中する。浄土山を過ぎて龍王岳に到達したところでガスが切れてきた。
一の越に下る途中、雲の切れ間に針ノ木岳が見えた。光と雲の具合も美しい。
一の越に下る途中、雲の切れ間に針ノ木岳が見えた。光と雲の具合も美しい。
振り返ると龍王岳。
振り返ると龍王岳。
一の越山荘。ここでまたガスに包まれた。ここまで静かな道だったが、一気に人が増える。次から次へと室堂から上がってくるようだ。
一休みして雄山への登りに取り付く。
一の越山荘。ここでまたガスに包まれた。ここまで静かな道だったが、一気に人が増える。次から次へと室堂から上がってくるようだ。
一休みして雄山への登りに取り付く。
三の越から見上げる雄山社務所。
空の青を見よ!
三の越から見上げる雄山社務所。
空の青を見よ!
雲が切れてはるか向こうに南アルプスと富士山!
三霊山から三霊山を見るなど何て縁起が良いのか。
雲が切れてはるか向こうに南アルプスと富士山!
三霊山から三霊山を見るなど何て縁起が良いのか。
雄山三角点到達!
雄山三角点到達!
晴れれば期待するアイツが見えた。
槍ヶ岳と穂高連峰、雲の上に水晶岳、右奥に笠ヶ岳。画像には写っていなけれど。さらに右側に黒部五郎岳。
晴れれば期待するアイツが見えた。
槍ヶ岳と穂高連峰、雲の上に水晶岳、右奥に笠ヶ岳。画像には写っていなけれど。さらに右側に黒部五郎岳。
雄山社務所では登山お守りを購入。
雄山社務所では登山お守りを購入。
今回の目的の一つは峰本社参拝。
今回の目的の一つは峰本社参拝。
社にてご祈祷と万歳三唱。
社にてご祈祷と万歳三唱。
心晴れやかに先に進む。
大汝山も晴天のうちに到達。なんとも控え目な山頂標識だ。
少しだけ剱が頭を出しているが、なんだか雲が抜けそう。
心晴れやかに先に進む。
大汝山も晴天のうちに到達。なんとも控え目な山頂標識だ。
少しだけ剱が頭を出しているが、なんだか雲が抜けそう。
振り返って幻想的な雄山峰本社と龍王岳。
振り返って幻想的な雄山峰本社と龍王岳。
更に進んで富士ノ折立。
場所柄、グループの方々が稜線を歩いているが、この富士ノ折立は岩の登りが必要なこともあってか、登らずに巻道を進む人が多かった。
ここで行動食休憩を取る。
更に進んで富士ノ折立。
場所柄、グループの方々が稜線を歩いているが、この富士ノ折立は岩の登りが必要なこともあってか、登らずに巻道を進む人が多かった。
ここで行動食休憩を取る。
富士ノ折立からはザレ場を下る。ここですぐ前を歩くグループで転倒者が出た。幸いにして怪我はなかったよう。
それほど急な下りではないが、立山を過ぎて気が抜けないよう注意を要する。
大走りの分岐から緩やかな坂を登ると真砂岳。
富士ノ折立からはザレ場を下る。ここですぐ前を歩くグループで転倒者が出た。幸いにして怪我はなかったよう。
それほど急な下りではないが、立山を過ぎて気が抜けないよう注意を要する。
大走りの分岐から緩やかな坂を登ると真砂岳。
正面に綺麗に映えるなだらかな別山。ゴツゴツした立山とは本当に別の山だ。
正面に綺麗に映えるなだらかな別山。ゴツゴツした立山とは本当に別の山だ。
雷鳥沢、室堂を見下ろす。綺麗に雲が抜けた。
雷鳥沢、室堂を見下ろす。綺麗に雲が抜けた。
右手に鹿島槍と五竜岳。雲の位置の関係で八峰キレットは見えないが、あちらも雲はかかっていなさそう。
右手に鹿島槍と五竜岳。雲の位置の関係で八峰キレットは見えないが、あちらも雲はかかっていなさそう。
別山への登りから振り返って見上げる立山。
別山への登りから振り返って見上げる立山。
別山南峰到達。山頂のお社に頭を下げる。
別山南峰到達。山頂のお社に頭を下げる。
別山南峰に上がったところで真っ正面に劔岳。
更に北峰まで進んで頂に近づく。
別山南峰に上がったところで真っ正面に劔岳。
更に北峰まで進んで頂に近づく。
西側には剱沢への下りと剱御前の稜線。背景の雲も夏山らしくて良い。
西側には剱沢への下りと剱御前の稜線。背景の雲も夏山らしくて良い。
白馬岳だけ雲に隠れたが、杓子岳から白馬鑓、不帰ノ嶮、唐松岳、五竜岳と後立山を一望。
白馬岳だけ雲に隠れたが、杓子岳から白馬鑓、不帰ノ嶮、唐松岳、五竜岳と後立山を一望。
これ以上美しい剱岳があるだろうか。
別山→剱御前小舎の稜線にて。
これ以上美しい剱岳があるだろうか。
別山→剱御前小舎の稜線にて。
大満足して剱御前小舎。剱沢に下りる人たちでいっぱい。
大満足して剱御前小舎。剱沢に下りる人たちでいっぱい。
昼食のラーメン。アルプスの昼は大抵小屋食。
昼食のラーメン。アルプスの昼は大抵小屋食。
剱御前への登りから振り返る立山と槍ヶ岳。
剱御前への登りから振り返る立山と槍ヶ岳。
剱沢とその向こうに五竜岳〜爺ヶ岳。
剱沢とその向こうに五竜岳〜爺ヶ岳。
今回の山行最後のピークとなる剱御前。
頑張ったご褒美か正面の剱。
有難うございました。
今回の山行最後のピークとなる剱御前。
頑張ったご褒美か正面の剱。
有難うございました。
剱御前小舎からの下りを終え、奥大日岳への分岐にたどり着いた。
剱御前小舎からの下りを終え、奥大日岳への分岐にたどり着いた。
雷鳥沢を渡る浄土橋。
冷たい沢で足を冷やす人達も。
雷鳥沢を渡る浄土橋。
冷たい沢で足を冷やす人達も。
勝利の生ビール@雷鳥沢ヒュッテ。
勝利の生ビール@雷鳥沢ヒュッテ。
雷鳥沢に自分も足を入れてみたが、とんでもなく冷たい水だった。ぼーっとする時間が心地よい。
雷鳥沢に自分も足を入れてみたが、とんでもなく冷たい水だった。ぼーっとする時間が心地よい。
夕暮れの奥大日岳。
夕暮れの奥大日岳。
3日目の朝は4:50起床。大町からの列車は午後だが、アルペンルートの観光と大町温泉での風呂をイベントとするため、早々に出立する。
快晴の奥大日岳。
3日目の朝は4:50起床。大町からの列車は午後だが、アルペンルートの観光と大町温泉での風呂をイベントとするため、早々に出立する。
快晴の奥大日岳。
みくりが池から別山方面。
みくりが池から別山方面。
室堂ターミナルより名残の剱岳。山行はここで終了。
室堂ターミナルより名残の剱岳。山行はここで終了。
下ってきて黒部ダムから見上げる立山。
下ってきて黒部ダムから見上げる立山。
黒部湖の向こうに赤牛岳と水晶岳。
黒部湖の向こうに赤牛岳と水晶岳。
展望台からは白馬岳が頭を少しだけ現した。
展望台からは白馬岳が頭を少しだけ現した。
大町温泉で一風呂浴びて大町駅近くの昭和軒。
カツ丼で今回の山旅を締め括る。
お疲れ様でした。
大町温泉で一風呂浴びて大町駅近くの昭和軒。
カツ丼で今回の山旅を締め括る。
お疲れ様でした。

感想

40度を超える予報が連発する8月最終の週末。家にいては死ぬ。
幸いにして好天が予想されるので、雄山神社峰本社参詣と避暑を兼ねて立山を訪れた。

頂上峰本社で晴天の下、ご祈祷と万歳三唱。

道中は所々ガスはかかったものの、奥大日岳→新室堂乗越と立山→剱御前の稜線は晴れて眺望はよく、絶景を楽しむ山行となった。

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