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Yamareco

記録ID: 8669744
全員に公開
沢登り
槍・穂高・乗鞍

アドベンチャーには物足りず!?【上ノ廊下 沢登り】

2025年09月08日(月) 〜 2025年09月12日(金)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
45:55
距離
58.6km
登り
3,547m
下り
3,727m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:50
休憩
0:32
合計
10:22
距離 15.1km 登り 677m 下り 649m
8:20
13
スタート地点
8:32
8:33
3
8:36
22
8:58
8:59
187
12:06
12:38
365
18:43
宿泊地
2日目
山行
9:30
休憩
0:08
合計
9:38
距離 10.1km 登り 629m 下り 371m
5:58
74
宿泊地
7:12
7:13
39
7:52
8:00
129
10:08
10:09
27
10:35
301
15:36
宿泊地
3日目
山行
8:54
休憩
0:59
合計
9:53
距離 8.6km 登り 453m 下り 159m
6:51
99
宿泊地
8:30
125
11:34
12:33
76
13:49
176
16:45
宿泊地
4日目
山行
8:14
休憩
2:01
合計
10:15
距離 12.8km 登り 1,306m 下り 470m
6:34
44
宿泊地
7:18
7:19
6
7:25
7:26
6
7:31
7:32
22
7:53
7:54
132
10:06
10:41
54
11:35
11:57
5
12:02
12:03
11
12:14
12:15
32
12:47
13:29
0
13:28
13:29
23
13:52
14:01
19
14:20
14:27
0
14:27
33
15:00
60
16:00
16:01
37
16:37
16:40
10
5日目
山行
4:59
休憩
0:44
合計
5:43
距離 12.0km 登り 483m 下り 2,078m
8:28
114
10:22
10:23
6
10:28
10:53
8
11:01
11:02
4
11:17
11:21
6
11:34
5
11:39
11:52
31
12:23
37
13:00
24
13:24
24
13:48
13:49
4
13:53
5
14:11
ゴール地点
天候 概ね晴れ/曇り
9日歩き出し直後は雨、10日夜~11日に掛けて強い雨
過去天気図(気象庁) 2025年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
七倉山荘駐車場に2台デポ、1台で扇沢駐車場へ向かいデポ
扇沢より黒部ダムへ入山1,800円
コース状況/
危険箇所等
水量はやや少なめ?
降雨後は増水
トンネルを抜けると本降りやった☔️
トンネルを抜けると本降りやった☔️
対岸までの舟
このまま奥黒部ヒュッテまで行ってくれー!って感じ笑
このまま奥黒部ヒュッテまで行ってくれー!って感じ笑
米炊いて、味噌汁作って、天ぷら作って
2025年09月08日 19:17撮影 by  iPhone 14, Apple
1
9/8 19:17
米炊いて、味噌汁作って、天ぷら作って
北薬師岳?
2025年09月09日 11:47撮影 by  iPhone 14, Apple
1
9/9 11:47
北薬師岳?
ここは現役スイミングスクールコーチ草のんvs元中学校水泳部副キャプテンたくまの水泳大会の場所
ここは現役スイミングスクールコーチ草のんvs元中学校水泳部副キャプテンたくまの水泳大会の場所
薬師沢小屋にて一休み
平の渡舟以降初めて人に会う
1
薬師沢小屋にて一休み
平の渡舟以降初めて人に会う
前回の泊まり沢の時より釣果アリ
自然の恵みに感謝して
2025年09月10日 19:54撮影 by  iPhone 14, Apple
2
9/10 19:54
前回の泊まり沢の時より釣果アリ
自然の恵みに感謝して
大雨の3泊目を超えての朝
寒い寒いと着替えました
2025年09月11日 06:51撮影 by  iPhone 14, Apple
9/11 6:51
大雨の3泊目を超えての朝
寒い寒いと着替えました
それなりに増水しとったな
2025年09月11日 06:51撮影 by  iPhone 14, Apple
1
9/11 6:51
それなりに増水しとったな
黒部川水源地標までたどり着いた!!
2025年09月11日 10:09撮影 by  iPhone 14, Apple
1
9/11 10:09
黒部川水源地標までたどり着いた!!
水晶小屋で少し休んだ
せっかくなのでと山頂へ
初めてだがガッスガス…これはまた来なあかんな
2025年09月11日 13:52撮影 by  iPhone 14, Apple
1
9/11 13:52
水晶小屋で少し休んだ
せっかくなのでと山頂へ
初めてだがガッスガス…これはまた来なあかんな
野口五郎へ向かう
槍が顔を出したり引っ込めたり
2025年09月11日 15:49撮影 by  iPhone 14, Apple
1
9/11 15:49
野口五郎へ向かう
槍が顔を出したり引っ込めたり
水晶岳の時よりかはマシな景色
2025年09月11日 16:35撮影 by  iPhone 14, Apple
1
9/11 16:35
水晶岳の時よりかはマシな景色
源流碑から一撃で七倉へ下山予定だったが、小屋に泊まる
源流碑から一撃で七倉へ下山予定だったが、小屋に泊まる
小屋で楽しい楽しい夜を過ごさせて頂いて元気に翌朝出発
1
小屋で楽しい楽しい夜を過ごさせて頂いて元気に翌朝出発
遠くに立山
2025年09月12日 09:20撮影 by  iPhone 14, Apple
9/12 9:20
遠くに立山
あっという間に烏帽子小屋
2025年09月12日 10:43撮影 by  iPhone 14, Apple
1
9/12 10:43
あっという間に烏帽子小屋
自分は登ったことがなかったのでピークハント
皆は小屋でまったり中
2025年09月12日 11:16撮影 by  iPhone 14, Apple
1
9/12 11:16
自分は登ったことがなかったのでピークハント
皆は小屋でまったり中
七倉へ下山
撮影機器:

感想

去年は剱にて定着登攀をしていた時期。今年の金の猿合宿(?)は黒部 上ノ廊下!!

因みに同行者の多朗と草のんは天気などのタイミングに恵まれず2.3年待ち望んだ上ノ廊下だったらしい。
僕は今回4回目の沢でこんなに長い泊まり沢は勿論初めて、かなり緊張して臨んだ。
パッキングはイマイチ分からんし食料選定も難しかった
何よりレイヤリング。前回の三重泉沢でひどく寒い思いをしたのでウェットスーツを買おうと思っていたのだが出発直前まで失念していたので、雨合羽での上ノ廊下挑戦となってしまった。

1日目(9/8)歩き出しの黒部ダムから既に雨が降っていて萎えモード…
平ノ小屋まで遊歩道的な感じかとイメージしていたが全然違ってしっかりアップダウンがあった。
道中2023年に行った黒部横断を思い出す
このダム底で全裸渡渉して泊まったとか早朝の中ノ谷からの詰めが渋かったとか。当たり前だが夏と冬では見える景色も違う、それがまた面白い
12時の舟を逃すと14時というリミットがあるので頑張って歩く。
そのお陰かちょうど良い時間に到着して若干の船酔いになりつつも対岸まで乗せてもらった。
そこからまたいつ折れるか分からない感じの丸太階段や丸太橋を何個も通って奥黒部ヒュッテ近くへ
奥黒部ヒュッテまで行くと少し行きすぎるので手前からいよいよ入渓だ。
4人はウェットスーツに着替えるが自分は雨合羽。激冷たいかと思ったが大したことない!?これならここから読売新道を登って敗退しなくて済むぞ?と安堵した。
熊ノ沢出合を少しすぎた辺りを幕営地点とした。釣果無し
物を乾かしたり寝床や食事を作ったりと忙しくしていたらあっという間に日は暮れた。

2日目(9/9)歩き出してすぐにゴーロ帯で躓き手をついた拍子に負傷してしまった。右手薬指が痛く腫れ上がっていた。恐らく突き指だろうがかなり痛い思いをしながら歩いた。
この日は下の黒ビンガ、上の黒ビンガなどと言った核心を越えたりゴルジュを越えたりした。が、これは…と思える核心が1ヶ所しかなく想定より早く進めたので途中で水泳大会の開幕となった。
結果は自分が草野っちに惨敗(雨合羽vsウェットスーツと言い訳しておく)
金作谷付近を予定していたがさらに進んだところで幕営。釣果無し

3日目(9/10)
まだ指は痛いし昨日より腫れてる。天気が微妙に分からないので出来るだけ進んでおきたい気持ちと、薬師沢小屋辺りからエスケープの気持ちと
朝はなんだかんだとダレて前日よりも1時間遅い出立となってしまった笑
どんどん歩いてまずは薬師沢小屋を目指す。大道新道に合流してからは釣り人が増えてきた。そして歩きやすい登山道に!
薬師沢小屋では各々コーラやカップ麺を食べて大休止。小屋の前で竿入れてすぐに軽々とイワナを釣る人を見て甘い考えがよぎったが現実はそう甘くなかった…
大休止の後は沢に入るのが億劫だ。ここまで雨合羽でも大して寒さを感じてこなかったがここでもまた大丈夫だった。自分は案外寒さに強いのか?ウェットスーツのメンバーが震えているのを見てそう感じた。
赤木沢との出合。今までのゴツい感じとは打って変わって穏やかな雰囲気だった。これがナメ滝?なのかな。
吾郎沢出合手前付近にて幕営。釣果2!この夜は大雨で流石に寒かった。

4日目(9/11)雨で増水した沢を見てびっくり。濁りや速度が昨日までとは違う。試しにスクラム渡渉の合体技を使うも皆初めてだったので失敗。浅いとこに移動したら難なく渡れたので進んでいく
特に核心という核心は無くどんどん沢を詰め上げて昼前には源流碑まで到着。ここで4日間共にした沢装備から着替えて登山道へ向かう。平日だったが登山客は思ったよりも居た。雨が降ったり止んだりしながら岩苔乗越、水晶小屋へ。せっかくここまで来たので水晶岳山頂へ向かうもガスガス。
今度は野口五郎小屋を目指して歩く。さっきまでの天気がウソのように晴れて槍方面がチラホラ見え出してテンションが上がった。無事に小屋に着いて温かいおもてなしを受けた。

5日目(9/12)あとはブナ立尾根を降るだけなのでのんびり。小屋番さんに見送られながら出発。
気持ちの良い稜線歩きを楽しみながら三ツ岳手前はお花畑ルートでは無くオススメしてもらった景色ルートを選択。少し雲に巻かれていたが立山の方の景色が広がっていた
気楽に話しながらあっという間に烏帽子小屋に到着。ここでもコーヒーなどを頂き、自分だけは烏帽子岳山頂へと向かう。空身なのでサクサク走れて気持ち良かった。案の定というか勿論というか、ガスで山頂での景色はなかった
ブナ立尾根は降りで初めて使ったが登りはしんどそう(小並)
高瀬ダムまで手配しておいたタクシーに合流して無事に下山。
登山口の標柱が翌日、土石流で半分くらい埋まったと聞いて自然の怖さを改めて感じた。


上ノ廊下は全体を通してゴーロの河原歩きが多かった印象。今回は水量もやや少ないせいかスクラム渡渉もせず、大きな高巻きも無く、泳ぎ核心が1ヶ所と想像していたよりも易しく感じた。でも一度入ると長い行程の中エスケープが限られてきたり、勿論電波も無いと言った面では難易度は高いのかもしれない。またイワナもどんどん釣れるかと思いきや難しかった(これは技量足らずかも)
再訪したいかと問われると正直微妙かな、、けど勿論今回タイミングが合って完遂出来たのは嬉しいし自分の自信にも繋がった山行となった!


また後日YouTubeに金の猿と草のんの動画が上がると思うのでぜひ見て欲しいです。

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ブナ立尾根〜烏帽子岳〜裏銀座〜水晶岳〜読売新道〜黒部ダム
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
5/5

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