梅雨の晴れ間の白馬三山 〜日帰り縦走〜
- GPS
- 11:58
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 2,297m
- 下り
- 2,305m
コースタイム
- 山行
- 10:19
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 11:58
日帰り縦走は健脚者向きです。私はランニングを続けていて、ハーフマラソンなどにも参加して体力には自信がありましたが、後半はかなりバテました。白馬岳から杓子岳、鑓ヶ岳までの稜線歩きも登り降りがあり、眺望良く楽しいけれどかなり体力消費しました。無理なさらないようにしてください。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大雪渓の他に、鑓温泉と猿倉の間には小さな雪渓を3〜4つトラバースします。アイゼンはなくてもキックステップで進めます。(私は下りで、軽アイゼンは使用しませんでしたが、雪渓進むのに不慣れな方は着用したほうが無難です) |
その他周辺情報 | 鑓温泉小屋は営業準備中でした。7月15日開業予定だそうです。お願いすれば温泉には無料で入れたと他の方はおっしゃっていましたが、私はあまりのんびりの行程ではなかったので足湯にだけ浸かりました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
ハイドレーション
ガスカートリッジ
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
熊よけベル
軽アイゼン
銀マット
|
---|
感想
前々日まで、会社の先輩と苗場山を歩こうと話しておりました。しかし、天気予報があまり優れず、キャンセルに。しかし白馬岳の天気予報を調べてみると良好(てんきとくらすで終日Aサイン)であったので、土曜日から準備を開始。白馬岳のみのピストン行程も考えましたが、装備の軽量化、ランニングなどのトレーニングの成果を試してみたく、日帰りでの縦走に挑戦しました。
上越市を早朝2時前に車で出発し、猿倉到着が3時45分。車内で準備をして4時から登山開始。はじめの30分ほどはヘッドライトが必要でしたが、すぐに空も明るくなりヘッドライトはカバンに。
登り始めて1時間ほどで大雪渓に取り付きます。赤いベンガラの道を目印に、ザクザクとキックを効かせて進みます。最盛期には長い行列ができるといいますが、まだ時期も早く、早朝ということもあって、前後に2〜3人ほど人がいるだけ。広大な大雪渓を、自らの歩く音と雪渓下を流れる雪解け水の音を聞きながら、登りました。途中から朝日が差し込み、雪を照らします。とても美しい光景でした。
大雪渓を終えると、しばしのがれ道、避難小屋、そしてお花畑を通り村営頂上宿舎につきます。展望が開け、北アルプスの山々が一望できました。さほど疲れもなかったので、そのまま白馬山荘まで一気に登ります。白馬山荘からは八ヶ岳越しに富士山を見ることもでき、最高の天気に恵まれました。
白馬岳頂上ではゆっくりと休憩。ここまでほぼ休みなしで来ましたが、雪渓も眺望もほんとうに気持ちがよく、さほどつらさはありませんでした。休憩・食事を終え、杓子岳、鑓ヶ岳への縦走に向かいます。
稜線の上をひたすらに歩く道ですが、視界は開け常に北アルプスが見える素晴らしい道です。しかし、杓子岳へのぼるガレ道、その後の鞍部などで次第に疲れが出始め、少し歩みが遅くなりました。稜線歩きは標高差はさほどないけれど、かなり体力を消費しました。
鑓ヶ岳からは長い長い下り道へ。途中鑓温泉を通過し、入浴する時間はなさそうでしたので足湯で少しだけ酷使した足を休め、また下ります。途中、念願のライチョウ、サルの家族にも遭遇しました。
16:00前に、猿倉へ到着。正味12時間の登山で、さすがに最後のほうは集中力が切れて足元がおぼつかなかったです。それでも、念願の山を、雪渓を、あまり人がいない時期に登れてとても気持ち良かったです。今度はテント泊、山小屋泊をした余裕のあるスケジュールで白馬三山の魅力をもっと満喫したいと思っています。
ryushimoさん こんばんは〜
先行してた赤いおっさんです、色々とお話しできて楽しい時間過ごせました、写真も撮っていただいてありがとうございました
プロフィール拝見しましたけど自分よりも20歳近くも若い、いいなあ
ちなみに僕もカリフォルニアに留学経験あります(高卒後ロスに4年ほど)
ヨセミテも何回か行ったことありますよ
確かにこのコースは簡単に日帰り周回とはいかないですよね
自分なんて一切運動することなく週末(月に2回とか)にいきなり山行くタイプですのでもういっつもヘロヘロです、まあそれが楽しいんですけどね
それにしても天候に恵まれたいい日でしたよね、温泉も貸切状態で最高でしたよ〜
またどこかでお会いすることがあればよろしくお願いします。
お疲れ様でした〜
drunkyさんよりもさらに一回りほど年寄りなんですが,お二人のやりとりを読んだら急に親近感を覚えました.僕はサンフランシスコ内陸のリバモアに1年足らずですが滞在し,ヨセミテではハーフドーム,Mt. Dana, Mammoth mountainなんかに登りましたよ.
白馬三山では杓子と鑓ヶ岳の間あたりでryushimoさんとはすれ違ったと思われます.
drunkyさん、コメントありがとうございます!
先日は白馬三山縦走お疲れ様でした。
カリフォルニア、私もSFに1年間、LAに3ヶ月おりました。LAでは地域の最高峰、Mt.Baldyに登ったことが今でもいい思い出として残っています。
お互い無理せず、でもチャレンジングな山行をこれからも続けていきましょう!赤い帽子を山でお見かけしたらお声かけさせて頂きます!!
Nishidenさん
はじめまして!コメントありがとうございます。
カリフォルニアの風をご存知の先輩からコメントいただけて大変光栄です。ヨセミテも素晴らしいですし、アウトドアが日本より少し身近に存在する開放感のある街や人々が素敵ですよね。
縦走中にすれ違った方…おそらく覚えています!鑓へ登っている最中にすれ違われた方で、おそらくその後すぐに花の写真を撮られていたような…。違いましたら申し訳ありません。
Nishidenさんは富山県にお住いで、立山や北アルプスを登られているとのこと。また非常に高度な登山技術もお持ちのようで、山行記録を読ませて頂きまだまだ自分も精進がたりないと感じました。。
私は上越市に引っ越してきたばかりです。これからNishidenさんお住まい近くの山々にも足を踏み入れたいと考えています。
山登りでも、人生でも大先輩であるNishidenさんとまたお会いできることを願っております!
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