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Yamareco

記録ID: 929156
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ハイキング
剱・立山

夏合宿2016〜立山〜

2016年07月28日(木) 〜 2016年07月31日(日)
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GPS
--:--
距離
24.2km
登り
2,201m
下り
2,200m
天候 晴れ時々霧
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
雲一つない快晴
2016年07月28日 09:47撮影 by  SO-01G, Sony
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2016年07月28日 12:12撮影 by  DSC-WX500, SONY
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2016年07月28日 14:10撮影 by  DSC-WX500, SONY
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いきなり雷鳥
2016年07月28日 14:21撮影 by  DSC-WX500, SONY
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いきなり雷鳥
骨なしテント
2016年07月28日 15:51撮影 by  DSC-WX500, SONY
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骨なしテント
焦げなくきれいに炊けました
2016年07月28日 17:45撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 17:45
焦げなくきれいに炊けました
2016年07月28日 18:06撮影 by  DSC-WX500, SONY
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2016年07月29日 05:17撮影 by  DSC-WX500, SONY
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2016年07月29日 05:29撮影 by  DSC-WX500, SONY
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2016年07月29日 05:38撮影 by  DSC-WX500, SONY
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2016年07月29日 06:49撮影 by  DSC-WX500, SONY
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2016年07月29日 07:11撮影 by  DSC-WX500, SONY
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再び雷鳥
2016年07月29日 08:07撮影 by  DSC-WX500, SONY
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再び雷鳥
三度雷鳥
2016年07月29日 10:52撮影 by  DSC-WX500, SONY
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三度雷鳥
雷鳥の羽
2016年07月29日 12:13撮影 by  DSC-WX500, SONY
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雷鳥の羽
遭難しかけ
2016年07月29日 12:39撮影 by  DSC-WX500, SONY
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遭難しかけ
2016年07月29日 12:52撮影 by  DSC-WX500, SONY
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骨なしテント改
2016年07月29日 16:42撮影 by  DSC-WX500, SONY
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骨なしテント改
2016年07月30日 05:38撮影 by  DSC-WX500, SONY
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雲間から劔が
2016年07月30日 07:39撮影 by  DSC-WX500, SONY
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雲間から劔が
2016年07月30日 07:41撮影 by  DSC-WX500, SONY
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2016年07月30日 09:18撮影 by  DSC-WX500, SONY
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雷鳥の家族にも遭遇
2016年07月30日 10:23撮影 by  DSC-WX500, SONY
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雷鳥の家族にも遭遇
2016年07月30日 10:25撮影 by  DSC-WX500, SONY
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雄山の頂
2016年07月30日 11:25撮影 by  DSC-WX500, SONY
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雄山の頂
2016年07月30日 12:49撮影 by  DSC-WX500, SONY
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good bye立山
2016年07月31日 06:08撮影 by  DSC-WX500, SONY
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good bye立山
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2016年07月31日 07:53撮影 by  SO-01G, Sony
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感想

 いきなり後日談から入るのだが終わってみてこれが最後の夏合宿なのか・・・と実感が沸いてきて急に切なくなった。多才で尊敬する諸先輩方のようにできているのか、今でも大いに不安であるが仕方がない。自分の出来ることを最大限やってそれで勘弁してもらおう。
 さて、今度は前日譚になるのだが、恒例のコンペ案作成時、個人的には蝶・常念岳縦走を考えていたが一年生の希望もあり立山になった(どっちも初めてなので本当にどっちでもよかった)。そしてコンペでも勝ってしまい?こうして立山に行くことになったのである。食事を決める際、色々あって欠席してしまっていたがちゃんとメニューが決まっていたではないか。料理担当なんて要らなかったんだ・・・
 前置きが長くなったが合宿、本題に入ろうとしよう。合宿以前に立山地方では大雨だったらしく地鉄は土砂崩れで、ケーブルカーは停電で一部・全線が止まりバスでの代替輸送になるなどその後起こる事のフラグだったのかもしれない。小雨に降られながらもキャンプ場に到着。そこでまず大変なことが発覚した。我々のテントのポールが無かったのだ。いや、忘れたのだ・・・orz。そのことの衝撃、絶望感の強さに暫く固まってしまっていたが周りの助言もあり、なんとかテントらしきものは建てることができた(写真のとおり)。最初の居住性は当然劣悪であったので常に改良をし、最終的には正常なテントに割と近づいたと思う。さらに「住めば都」とはよく言ったもので3日目にもなると愛着が沸くようになった(本来はいけないんだろうが)。
 二日目からは本格的に登山行動の開始である。みんなの迅速な準備で予定よりもうんと早く出発することができた。そのおかげで陽が昇る前に距離を稼げたのは個人的にも大いに助かった。汗をかかなくて済むからだ。尾根に出た頃陽が照ってきて、そこからは暑さ、汗との戦いだった。ただ、晴れている分景色は最高に美しかった。空の青、山の緑(さらに言うと柚葉色)のコントラストの美しさは筆舌に尽くしがたいものであった。しかし、これからの行く末を暗示するかのように尾根の反対側から霧が駆け上がってきた。そうなるともう視界は最悪、景色どころではなくなった。景色が見えなくなると疲れやすくなるもので、恐らくそれもあってか一年生が高山病になってしまった。素人目に見ても異常なほどであった。よって奥大日岳を過ぎたところで退却余儀なしとなった。  
「帰ろう、帰ればまた来られるから」
そこまでは良い、自分だって高山病になっていたかもしれないから。そこからだ、問題は。下山する際に道を間違えるのが問題だ。いや、違う。間違えたことに気付いてからの対応が問題だ。間違えたことに気が付いた時点で何故止まらない。何故地図を見ない。道を間違えたことに気付いて何故すぐ言わない。山、大自然の脅威の前では大人も子どもも、先輩も後輩も先生も同じなのだから誰個人が悪いというものでは無いだろう。ただ、各々反省する点はあるだろう。ただ、それにまつわる幾つか疑問、納得のいかないところがある。一つは先頭の問題だ。そもそも論は好きでは無いが先頭を経験豊富な部長にしておけばこの間違いは防げたのではないか。ペースを合わせるという点はとても大切であるが、読図経験の少ない一年生に隊列の舵を切る先頭を務めさせるのは時期尚早ではないかと思う。もう一つ、迷ってからの対応だ。方針の決まる前に下へ下へと降りて行った。これは迷ったときに最もやってはいけないことである。もしこの下に崖があったら、足場の悪いガレ場があったらどうする。さらにだ、降りてから川へ降りるなんて以ての外だ。広く流れの緩やかな平地の河川とは違う。河原の無い急流なのだ。これだけでも十分可笑しいことなのだが、空は山頂のほうまで曇天なのだ。ここでも何時雨が降ってきてもおかしくない、上流では多分降っている状況で川に近づこうという気が知れない。雨が降りそうになったら川から離れる、小学校で習うことではないか。案の定雨は降ってきた。個人的にはこんな状況で全員が生還出来たのは奇跡に近いと思っている。
 3日目は3000mを超える山にもなる行程だったのでまた高山病を発症しないか少し不安であった。そんなものは杞憂であったように思う(もし、体調が悪かった方がいたら申し訳ない)。個人的には山岳信仰の中心である立山、雄山に登頂出来るということで一番楽しみな日であった。生憎、早くから雲が出て眺望は悪かったが聖なる山に相応しい神秘的な雰囲気があった。念願の雄山山頂付近には大勢の登山客、登拝客がいた。一礼をし、鳥居をくぐると自然と背筋が伸びる、やはり神聖な場所はこうなるものである。山頂の祠の前に座し、安全祈願のご祈祷を受け、お神酒を戴くとこれまでの疲れが癒え、心が澄み渡るようであった。話は変わる。夕飯は食事当番でなかったため全く関与していなくて、炊飯が上手くできているか心配であったが、全くの杞憂であった。僕が炊くよりも上手かったんじゃないか?料理担当なんて要らなかったんだ・・・(46行ぶり2度目)
 これより下は感想でもなんでもないのだが、道中しんどいと言う一年生が多かったので先輩達から聴いたことに自己流の考えを加えて疲れにくい登山の方法について少し書こうと思う(精神論且つ主観なので読まなくていいよ)。一つは上のほうにも書いたが景色を楽しむことである。やはり美しい景色を見るとこれまでの疲れが吹っ飛ぶ。ただこれの最大のリスクは天候に左右されやすいことだ。見えなかったときは精神的にもより疲れてしまう。二つ目がミクロの視点を持つことだ。先の景色がマクロであり、ミクロとは足元の草花や虫、岩なんかである。特に中々見ることの無い花を見る機会が登山をしていると多いのでその可憐さを愛でるようにすると天候なんかも関係なくなる。最後が最強の方法だ。「登山」そのものを楽しむことだ。非常に単純だ。こういったものを魅せてくれる大自然に畏怖の念を抱き、感謝し、一歩一歩自分の足で歩み進められていることを実感する。このとき、山を「制覇する」というキリスト教的な考えではなく、山のパワーを「分けていただく」という考え方のほうが日本人には向いているかもしれない。
 非常に長くなってしまったが最後に、先輩方から受け継いだ山岳部の最大の行事である夏合宿でこのような醜態をさらしてしまい大変申し訳ない気持ちでいっぱいである。こうなったのも我々の力不足であり先輩方に会わせる顔が無いような気持ちだが仕方がないのでどうかこれからも見守って頂きたいと願って感想を終えるとする。

3泊4日というこれまでより長い合宿でいろいろな反省点も有りましたが無事に終えることができてよかったと思います。今までの山より高く、大きい立山に挑んで多くのことを学びました。
ポールを忘れたのも、道を間違えたのも、どちらも大変なミスでしたが反省するべきはその後の対処だったと思います。テントはいろいろな紐を使って高さを出そうと工夫していましたが、道に迷った時は早く帰ることしか考えていなくて結果危ない道を通ったりしてしまいました。もちろん、しっかり道具のチェックをすることも細かく道を確認することも大切ですが...。
初めての3000m超の山で緊張や不安もありましたが思ったよりも道があって登りやすかったです。
結果的には全員無事でとても楽しい4日間になり良い夏合宿になったと思います。

初めての夏合宿だったので行く前はものすごく不安だったのですが、誰一人ケガすることなく下山できたのでとてもよかったと思います。

しかし、反省しなければいけない事が1つあります
それは、テントのポールを忘れてしまったことです。この事によって山岳部の先生や先輩などに迷惑をおかけしました。申し訳ございませんでした。次回の登山からは、行く前にちゃんと荷物を確認して山岳部のメンバーに迷惑をかけないように頑張りたいと思います。

いろいろ、トラブルはありましたが最初に書いたように、全員がケガしずに帰れたので本当に良かったと思います。

今回の夏合宿の二日目の大日岳は、奥大日岳までの登頂になったけど、朝はとてもよく晴れてご来光をみることができました。また、山と山の間からもれた光が筋になってとてもきれいでした。登っている間に見れたキャンプ場を含めた下の景色は、見事にカルデラになっていて面白かったです。登っているとき、雷鳥や残雪が近くで見れたのでうれしかったです。
三日目の雄山?登頂?は二日目よりは曇っていたけど、きれいなご来光を見ることができてうれしかったです。登っていくと、とても急な崖などがあったけど、そこから見えた景色は写真でよく見るものと全く同じでとても感動しました。
この日は最後までみな無事に登頂することができてよかったです。
雷鳥平にあった、立山ヒュッテという温泉はとてもきもちよかったです。
お風呂あがりのアイスは最高でした(笑)
追伸:一番驚いたのは、その温泉の受付のおばさんが異常に私のおばあちゃんににて   いたことです(;´・ω・)
次の秋合宿では、小屋に泊まる予定なので先輩がテントを使うのはこれが最後となりましたが、これからは私たちが大切に使っていきたいと思います。

二日目の登頂では、先頭にいたにもかかわらず地図を読むのを怠ってしまい、帰り道で違う道に迷ってしまったので、次からはしっかりと地図を確認していきたいと思います。
また、歩くペースは体調不良だったひとを気遣いながらもいいはやさで進むことができたのでよかったと思います。

三泊四日お疲れ様でした。

夏合宿を終えて、少し疲れるところもありましたがとても楽しく思い出に残るものになりました。
まず登山では雨で濡れていて危ないところや急なところが多かったけどケガがなく登れたのでよかったです。また登るペースも時間に遅れることなく良いペースだったと思いました。さらに2日目3日目の朝は先を見通して全員がすばやく行動できたおかげで30分ほど、早く出発することができたのでこれからも続けられたら良いと思います。ただ2日目でも3日目でも下るときが疲れも出て列も間が空いてきたから登る時以上に集中してできればいいなと思いました。
天候のほうも立山につくまでに停電したり電車が途中までになったりといろいろありましたが登るとき特に二日目は、雲がほとんどなく景色最高だったし、一日に何度も天候が変わったのでキャンプ場からだけでもいろいろな山の姿が見れたのでよかったです。
食事は少しずつ細かい問題がありましたがよかったと思います。私はこれからもう少し食事の片づけや準備を自分からやれることをみつけてやっていきたいと思います。
次の合宿ではトラブルが起きないことが一番だと思いますが起きたとしても落ち着いて行動できるようになっていきたいなと個人的に思いました。

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