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Yamareco

記録ID: 936381
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
剱・立山

源次郎尾根・北方稜線

2016年08月06日(土) 〜 2016年08月09日(火)
 - 拍手
GPS
80:00
距離
34.5km
登り
3,448m
下り
5,301m

コースタイム

1日目
山行
5:20
休憩
1:20
合計
6:40
9:30
90
室堂
11:00
12:00
80
13:20
13:40
150
源次郎取り付き岩場
16:10
宿泊地 剣山荘
2日目
山行
7:10
休憩
1:50
合計
9:00
4:00
80
宿泊地 剣山荘
5:20
5:20
120
源次郎尾根取り付き岩場
7:20
7:40
50
1峰
8:30
8:50
0
2峰
8:50
9:00
0
懸垂下降地点 下降用意
9:00
9:30
60
懸垂下降後 回収、片付け、休憩
10:30
11:00
120
13:00
宿泊地 剣山荘
3日目
山行
6:50
休憩
3:20
合計
10:10
4:00
100
宿泊地 剣山荘
5:40
6:00
20
剱岳
6:20
6:20
40
長次郎のコル
7:00
7:10
5
池ノ谷尾根の頭
7:15
8:10
20
池ノ谷乗越
8:30
8:40
10
三の窓
8:50
8:50
10
雪渓ルート分岐
9:00
9:00
15
雪渓トラバース地点
9:15
9:15
35
小窓雪渓(旧鉱山道)ルート分岐
9:50
10:10
10
乗越
10:20
10:30
40
旧鉱山道取り付き
11:10
12:00
35
池の平小屋
12:35
13:00
70
4日目
山行
11:10
休憩
0:45
合計
11:55
4:50
140
7:10
7:30
230
11:20
11:45
300
16:45
立山 駐車場
立山駐車場への戻り時間は記録してなく大雑把です。
天候 晴 最終日のみ雨
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
行き:自宅から(自家用車)立山から(ケーブルカー・バス)室堂
帰り:欅平から(トロッコ列車)宇奈月から(電車)立山から(自家用車)自宅
コース状況/
危険箇所等
雪の状況がは例年見ないほど後退が進んでいます。
雪渓上は割れなども見られますので要注意。
その他周辺情報 立山:休日駐車場満車有 川向こうの離れた駐車場も使用
室堂:建物でてすぐのところに富山県警の出張所があり入山届受付有
剣山荘:シャワー有(17時まで)
    携帯のコンセント有(売店にお願いしてお借りしました。
     売店先のコンセントのみ許可されているそうです)
    早朝出発時 食堂開放してくれてます。お茶、スープが置かれてました。
仙人温泉小屋:時間帯で風呂男女別れて入浴
予約できる山小屋
掲示板をcheck
室堂を出たところでパトロール(山岳警備隊)の出張所が有り、登山届受付。
源次郎と北方稜線コースだったのでロープの長さや持ち物を聞かれる。
またコース上のアドバイスを受ける。
アドバイスしながらもちゃんとコースをわかっているか確認している感じを受けた。
源次郎はルンゼルート採らないでね、北方稜線の雪渓は消えている、池ノ谷乗越でチンネ方面に間違って行った登山者が滑落したので十分注意してねと聞かされる。
ピッケル要らなかったよ〜。
アイゼン簡易で良かったよ〜
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掲示板をcheck
室堂を出たところでパトロール(山岳警備隊)の出張所が有り、登山届受付。
源次郎と北方稜線コースだったのでロープの長さや持ち物を聞かれる。
またコース上のアドバイスを受ける。
アドバイスしながらもちゃんとコースをわかっているか確認している感じを受けた。
源次郎はルンゼルート採らないでね、北方稜線の雪渓は消えている、池ノ谷乗越でチンネ方面に間違って行った登山者が滑落したので十分注意してねと聞かされる。
ピッケル要らなかったよ〜。
アイゼン簡易で良かったよ〜
人多い!
御前小屋、剣山荘、剣澤小屋もいっぱいだそうです。
予約以外泊まれませんの案内も・・・
夏場の休日は予約入れたほうが良さげです。
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御前小屋、剣山荘、剣澤小屋もいっぱいだそうです。
予約以外泊まれませんの案内も・・・
夏場の休日は予約入れたほうが良さげです。
今年は雪少ないですね。テン場は150張だったそうです。
今年は雪少ないですね。テン場は150張だったそうです。
あっという間に剣山荘
あっという間に剣山荘
目印の大岩まで左岸の踏み跡をたどる。雪面なら早いが怖くて行こうと思わない。
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目印の大岩まで左岸の踏み跡をたどる。雪面なら早いが怖くて行こうと思わない。
明日の下見。
初日は剣澤小屋でも良かったかなと少し後悔。
源次郎の手前支稜を登ります。
明日のコースタイムを見ておきたかったので荷物もフルに持って取り付き岩場まで剣山荘から1時間20分でした。
明日の下見。
初日は剣澤小屋でも良かったかなと少し後悔。
源次郎の手前支稜を登ります。
明日のコースタイムを見ておきたかったので荷物もフルに持って取り付き岩場まで剣山荘から1時間20分でした。
大岩が目印。その先に取り付きあり。うっすら踏み跡が有ります。
大岩が目印。その先に取り付きあり。うっすら踏み跡が有ります。
クレバス有り、積雪期ではないのでヒドンクレバスは無いでしょうが、雪渓上を水は流れてるわ、時々雷みたいな崩れる音が谷にして雪渓上が一番ドキドキした。この時は雪が柔らかくてアイゼンつけずに靴で対岸取り付きに渡った。
クレバス有り、積雪期ではないのでヒドンクレバスは無いでしょうが、雪渓上を水は流れてるわ、時々雷みたいな崩れる音が谷にして雪渓上が一番ドキドキした。この時は雪が柔らかくてアイゼンつけずに靴で対岸取り付きに渡った。
取り付きから岩場までのアップ
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取り付きから岩場までのアップ
難関とされるひとつ目の岩場を確認して帰る
難関とされるひとつ目の岩場を確認して帰る
源次郎取り付き部分の雪の状況。数カ所クレバス有り。うまくコースどりして迂回したり狭い場所を狙って対岸へ。
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源次郎取り付き部分の雪の状況。数カ所クレバス有り。うまくコースどりして迂回したり狭い場所を狙って対岸へ。
お風呂(温水シャワー)有り。17時迄。中に仕切りがあって男は3人まで一度にシャワー浴びれます。女性用は当然ながら不明。
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お風呂(温水シャワー)有り。17時迄。中に仕切りがあって男は3人まで一度にシャワー浴びれます。女性用は当然ながら不明。
剣山荘1日目 夕食。
2日目 3:15起床(15分寝過ごした)食堂が使えると他の登山者の方から聞き、食堂へお茶とレトルトスープが用意されていてまったりしてたら出発が4時に!やばい早くも予定より30分遅い・・・
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剣山荘1日目 夕食。
2日目 3:15起床(15分寝過ごした)食堂が使えると他の登山者の方から聞き、食堂へお茶とレトルトスープが用意されていてまったりしてたら出発が4時に!やばい早くも予定より30分遅い・・・
朝の剱沢雪渓。
雪が凍りついて安心なんだけどツルツル滑る場所あり派手にころんだ。簡易アイゼンあったら履くのお勧め。ハーネスは小屋か雪渓渡る前に使用をおすすめ。
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朝の剱沢雪渓。
雪が凍りついて安心なんだけどツルツル滑る場所あり派手にころんだ。簡易アイゼンあったら履くのお勧め。ハーネスは小屋か雪渓渡る前に使用をおすすめ。
3級+とか言われていて緊張した岩場。
ビヨンビヨン伸びるお助け紐あり。伸びすぎて心配で使用せずリーチなどで難しさかわると思うけど難なく突破。昨日あった手前の残置スリング誰か持っていっていた。うーん、まあここで使う?ってとこにはあったけど。
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3級+とか言われていて緊張した岩場。
ビヨンビヨン伸びるお助け紐あり。伸びすぎて心配で使用せずリーチなどで難しさかわると思うけど難なく突破。昨日あった手前の残置スリング誰か持っていっていた。うーん、まあここで使う?ってとこにはあったけど。
岩場の自己確保用?スリング。
グループならここでセルフ取って、スリング何本かつなげて引いた方が簡単に突破できそうです。
岩場の自己確保用?スリング。
グループならここでセルフ取って、スリング何本かつなげて引いた方が簡単に突破できそうです。
登ってから下を覗いて
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登ってから下を覗いて
ビヨンビヨン伸びるロープはどうなってんだ?結構上までロープ伸びている。
ビヨンビヨン伸びるロープはどうなってんだ?結構上までロープ伸びている。
奥の松の根にしっかり固定されていた。伸びるのはロープの長さと途中の枝のしなりの為のようです。ロープ使うのも有りだと思います。
奥の松の根にしっかり固定されていた。伸びるのはロープの長さと途中の枝のしなりの為のようです。ロープ使うのも有りだと思います。
登って行くとこんな感じでルンゼに向かう(ルンゼから戻ってきた?)道がありますがここは左側を直登
登って行くとこんな感じでルンゼに向かう(ルンゼから戻ってきた?)道がありますがここは左側を直登
登るといい位置にロープ有り。
ただし切れかけ。フルに体重かけるとそろそろ切れそうです。ここで切れたら崖下まで・・・。
自分はこの時、捨て縄はザックの中で交換できませんでしたが、後に行かれる親切な方お願いします。
ハーケンは1.2とありましたので2箇所でビレー取って交換がおすすめです。
登るといい位置にロープ有り。
ただし切れかけ。フルに体重かけるとそろそろ切れそうです。ここで切れたら崖下まで・・・。
自分はこの時、捨て縄はザックの中で交換できませんでしたが、後に行かれる親切な方お願いします。
ハーケンは1.2とありましたので2箇所でビレー取って交換がおすすめです。
ハイマツの林の中を詰めていく。荷物は外に出していると取られますよ。飲んでいないペットボトルとか落ちてました。
ハイマツの林の中を詰めていく。荷物は外に出していると取られますよ。飲んでいないペットボトルとか落ちてました。
時々踏み跡不明瞭
時々踏み跡不明瞭
大分登ってきた
いつか行きたい八ツ峰
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いつか行きたい八ツ峰
1峰 頂上はよくわからんがw
少し休憩。景色に見とれる。
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1峰 頂上はよくわからんがw
少し休憩。景色に見とれる。
1峰から2峰へのルート。
うろ覚えなので少しルート外してるかも。最初はハイマツとの境、踏み跡明瞭。
1峰から2峰へのルート。
うろ覚えなので少しルート外してるかも。最初はハイマツとの境、踏み跡明瞭。
1峰下り。遠くから見ると降りれるん?という感じだが普通に下れる。
1峰下り。遠くから見ると降りれるん?という感じだが普通に下れる。
2峰から振り返り
2峰頂上より劔本峰。
休憩、下降準備していたら、頂上より応援(冷やかし?)の声ありw
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2峰頂上より劔本峰。
休憩、下降準備していたら、頂上より応援(冷やかし?)の声ありw
下降点、残置スリング等多数あるが、
鎖を使用。鎖でロープダウン全く問題なし。残置スリングはロープとの摩擦や日光での劣化が考えられるので残置を使用するのはどうなのだろうか。この後ロープと岩の接点を治して下降。一応8の下にバックアップを取って下降した。出だしはバックアップ無しのほうが降りやすい。
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下降点、残置スリング等多数あるが、
鎖を使用。鎖でロープダウン全く問題なし。残置スリングはロープとの摩擦や日光での劣化が考えられるので残置を使用するのはどうなのだろうか。この後ロープと岩の接点を治して下降。一応8の下にバックアップを取って下降した。出だしはバックアップ無しのほうが降りやすい。
60mロープで数m残して下まで降りた。
途中でロープが岩に引っかかっていたのでさばいて下降。頂上に後続の登山者。
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60mロープで数m残して下まで降りた。
途中でロープが岩に引っかかっていたのでさばいて下降。頂上に後続の登山者。
後続の登山者をみながら休憩。後続者、1峰2峰では後ろに見えなかったのに?!2峰の頂上で休憩しすぎた?
後続の登山者をみながら休憩。後続者、1峰2峰では後ろに見えなかったのに?!2峰の頂上で休憩しすぎた?
薄い踏み跡が出たりなくなったり。
薄い踏み跡が出たりなくなったり。
こんな感じでダラダラ登っていく。
こんな感じでダラダラ登っていく。
もう少しだけど暑い!
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もう少しだけど暑い!
記念に写真。
一般道で剣山荘に戻る。水は2L飲んだ。持って上がったのは3.6L。
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記念に写真。
一般道で剣山荘に戻る。水は2L飲んだ。持って上がったのは3.6L。
戻って剣山荘 2日目の夕食。
熱中症かあまり食欲が無い。降りてきて飲んだビールもおいしくなかったし。
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戻って剣山荘 2日目の夕食。
熱中症かあまり食欲が無い。降りてきて飲んだビールもおいしくなかったし。
翌日、食堂でご飯を食べやっぱり出発が遅れる。また30分遅刻・・・朝は風もあり、稜線上は肌寒い
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翌日、食堂でご飯を食べやっぱり出発が遅れる。また30分遅刻・・・朝は風もあり、稜線上は肌寒い
北方稜線
山頂到着。
寒いのでダウンを着て少し休憩。山頂でオコジョを見かける。どんだけ休憩してんねんw
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山頂到着。
寒いのでダウンを着て少し休憩。山頂でオコジョを見かける。どんだけ休憩してんねんw
熊の岩 ビバーク可
雪田のところから水が取れるらしい。
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熊の岩 ビバーク可
雪田のところから水が取れるらしい。
長次郎の頭へのルートイメージ。
少しルートがずれてるかも。
もう少し上で右へトラバースかも。
後の写真のお助け紐が出てから右です。

初め左、その後右へトラバースして回りこんでいく。すぐに右は×、途中で右に回れそうなところも切り立った(なんとか行けなくないにも見える)ところにでて×。右に回り込んでいける場所は明確に歩ける。
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長次郎の頭へのルートイメージ。
少しルートがずれてるかも。
もう少し上で右へトラバースかも。
後の写真のお助け紐が出てから右です。

初め左、その後右へトラバースして回りこんでいく。すぐに右は×、途中で右に回れそうなところも切り立った(なんとか行けなくないにも見える)ところにでて×。右に回り込んでいける場所は明確に歩ける。
下から長次郎の頭
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下から長次郎の頭
長次郎のコルにビバーク可な場所有り
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長次郎のコルにビバーク可な場所有り
途中にハーケン打った岩が見えるがルートとは違う。
途中にハーケン打った岩が見えるがルートとは違う。
ちょっと降りて左へ回りこんで登っていく
ちょっと降りて左へ回りこんで登っていく
登って行くと上に残置ロープスリングが見える。左右にあったようにも思われるが右側を登る。左だと上で右に来ないといけない。はじめから右のほうが安全。
登って行くと上に残置ロープスリングが見える。左右にあったようにも思われるが右側を登る。左だと上で右に来ないといけない。はじめから右のほうが安全。
アップ図
ここで右に回り込む。
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アップ図
ここで右に回り込む。
回りこんでいくところはこんな感じ。
回りこんでいくところはこんな感じ。
回りこんだらこんな感じ。
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回りこんだらこんな感じ。
回りこむところのステップ。この下で周りこもうとしても、こんなステップがないので判断できるかと。
回りこむところのステップ。この下で周りこもうとしても、こんなステップがないので判断できるかと。
回りこんでいって
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回りこんでいって
右に熊の岩
うっすら踏み跡有り
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うっすら踏み跡有り
1箇所 少しいやらしい場所あるが、お助け紐有り
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1箇所 少しいやらしい場所あるが、お助け紐有り
渡ったところから。お助け紐が2箇所見れる。
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渡ったところから。お助け紐が2箇所見れる。
池の谷頭直下にビバーク可な場所あり。ここでルートが見えなくなるがそのまま左先へ登って行くと再びルートが続いている。
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池の谷頭直下にビバーク可な場所あり。ここでルートが見えなくなるがそのまま左先へ登って行くと再びルートが続いている。
ちょっと渋い道も有り池ノ谷尾根の頭へ
ちょっと渋い道も有り池ノ谷尾根の頭へ
池ノ谷の頭尾根の頭から
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池ノ谷の頭尾根の頭から
池の谷の乗越へ
ここで小一時間ロス。
パトロールの人に散々聞いていたのに、どう見ても降りて左だと小窓王に行けそうに見えず、また少し前に事故がありそのためか
踏み跡が乗越の右側にしっかり付いていて黄色線の間違ったルートを選択。残念でした(;´д`)トホホ…降りたらすぐ左です!
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ここで小一時間ロス。
パトロールの人に散々聞いていたのに、どう見ても降りて左だと小窓王に行けそうに見えず、また少し前に事故がありそのためか
踏み跡が乗越の右側にしっかり付いていて黄色線の間違ったルートを選択。残念でした(;´д`)トホホ…降りたらすぐ左です!
池ノ谷尾根の頭から池ノ谷乗越まで残置ロープあり、肩絡みで使わせてもらいました。残念ながら乗越まであと少し届きませんが後はクライムダウンで。
池ノ谷尾根の頭から池ノ谷乗越まで残置ロープあり、肩絡みで使わせてもらいました。残念ながら乗越まであと少し届きませんが後はクライムダウンで。
乗越点
赤ペンキの丸があるがそのうち消されるかも。
北方稜線はマーク禁止だそうです。関係者に迷惑がかかると困るので詳しくはかけませんが、数年前はマークもあったが関係箇所からの通達によりマークが消されたり、書き直しは行われていないそうです。ここのマークも誰が入れたのかとなったそうですよ。
乗越点
赤ペンキの丸があるがそのうち消されるかも。
北方稜線はマーク禁止だそうです。関係者に迷惑がかかると困るので詳しくはかけませんが、数年前はマークもあったが関係箇所からの通達によりマークが消されたり、書き直しは行われていないそうです。ここのマークも誰が入れたのかとなったそうですよ。
乗越に降りてルートがわからなくなり、ザックを置いて偵察。
初め違うなと思いつつ一番右へ>詰まる。次に手前のルンゼをつめてみた。残置スリングやボルトが有り?
ここがルート?八ツ峰のではと疑いつつ登る。
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乗越に降りてルートがわからなくなり、ザックを置いて偵察。
初め違うなと思いつつ一番右へ>詰まる。次に手前のルンゼをつめてみた。残置スリングやボルトが有り?
ここがルート?八ツ峰のではと疑いつつ登る。
ハーケン後が右上までつながっているが、恐らくここは八ツ峰の下りルートだ・・・。
ハーケン後が右上までつながっているが、恐らくここは八ツ峰の下りルートだ・・・。
登ったところのコル。
でもこの先が降りれるんだけど、どう見ても池ノ谷のガリーに見えない。途中まで降りれたり、ゴミが落ちているのが紛らわしい。偵察の後、荷物を持ってここを途中まで降りたがやはり違うと引き返す。
登ったところのコル。
でもこの先が降りれるんだけど、どう見ても池ノ谷のガリーに見えない。途中まで降りれたり、ゴミが落ちているのが紛らわしい。偵察の後、荷物を持ってここを途中まで降りたがやはり違うと引き返す。
降りてすぐ左が池ノ谷ガリーなんだよ!!
違う方向に進むようだけど、ここしか無いよと下る。
降りてすぐ左が大正解!
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降りてすぐ左が池ノ谷ガリーなんだよ!!
違う方向に進むようだけど、ここしか無いよと下る。
降りてすぐ左が大正解!
小窓王が近づいてくる
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小窓王が近づいてくる
あそこを登るわけね。発射台って言われている場所です。
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あそこを登るわけね。発射台って言われている場所です。
小窓の有名なビバーク場所。
数張りはれるし、下に雪渓(水場)も有り。(確認はしていない)
小窓の有名なビバーク場所。
数張りはれるし、下に雪渓(水場)も有り。(確認はしていない)
小窓王の取り付き
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小窓王の取り付き
振り返ってガリー
振り返ってガリー
小窓雪渓。下から水音も
小窓雪渓。下から水音も
ガリー全景
小窓王の斜面 ロープも有り
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小窓王の斜面 ロープも有り
下を見て
池ノ谷頭、ガリー方面
降りてきたルート。
ガリー中盤は結構大きい石も踏むとザーと崩れることも。
岩雪崩の危険も有り。複数や対向者がいる場合には譲り合って通過をおすすめします。小屋の方に聞いても岩の状態が年々不安定になっているそうです。
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池ノ谷頭、ガリー方面
降りてきたルート。
ガリー中盤は結構大きい石も踏むとザーと崩れることも。
岩雪崩の危険も有り。複数や対向者がいる場合には譲り合って通過をおすすめします。小屋の方に聞いても岩の状態が年々不安定になっているそうです。
登った後は快適な稜線歩き
この辺りからちらほらピンクテープが見られました。
登った後は快適な稜線歩き
この辺りからちらほらピンクテープが見られました。
先に見えるのは下るの小窓雪渓。
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先に見えるのは下るの小窓雪渓。
右下の雪渓トラバースルートを選びます。
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右下の雪渓トラバースルートを選びます。
結構降ろされます。
結構降ろされます。
先に雪渓トラバース地点が見えてきました。
先に雪渓トラバース地点が見えてきました。
1つ目の雪渓トラバース地点。
パトロールの方からの情報通り雪はきえてます。
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1つ目の雪渓トラバース地点。
パトロールの方からの情報通り雪はきえてます。
こんな感じで少し藪い場所をすすんで。
こんな感じで少し藪い場所をすすんで。
2つ目の雪渓トラバース場所がよくわからないまま終了。
2つ目の雪渓トラバース場所がよくわからないまま終了。
小窓雪渓(旧鉱山道)コースを選択
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小窓雪渓(旧鉱山道)コースを選択
最後の方はガレガレのところを降りていきます。
最後の方はガレガレのところを降りていきます。
乗越まで着ました。草付きには明瞭なルートが無く、足元も草で見えないため結構ここでこけそうになったり手こずりました。手前のガレの岩場から雪渓に降りたほうが早そうです。
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乗越まで着ました。草付きには明瞭なルートが無く、足元も草で見えないため結構ここでこけそうになったり手こずりました。手前のガレの岩場から雪渓に降りたほうが早そうです。
せっかく持ってきたアイゼン着用。靴はガイドテニーで来てました。ピッケルは要らんけど、せっかく持ってきたので使いました。傾斜もゆるいので簡易アイゼンで十分です。雪面にザックや荷物を置くと黒くドロドロに・・・行かれる方注意です(涙)
せっかく持ってきたアイゼン着用。靴はガイドテニーで来てました。ピッケルは要らんけど、せっかく持ってきたので使いました。傾斜もゆるいので簡易アイゼンで十分です。雪面にザックや荷物を置くと黒くドロドロに・・・行かれる方注意です(涙)
ちょっと涼しいが照り返しが暑い・・・標高差で200m程下りました。ネットで300m程の記載もありますが、今年は雪が少ないため降りる距離も短くなってますよ。
ちょっと涼しいが照り返しが暑い・・・標高差で200m程下りました。ネットで300m程の記載もありますが、今年は雪が少ないため降りる距離も短くなってますよ。
右側の最初(すぐ)の滝。これはよく言われている右側の滝ではない!
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右側の最初(すぐ)の滝。これはよく言われている右側の滝ではない!
凸凹していて歩きにくい。
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凸凹していて歩きにくい。
ここもところどころにクレバス。
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ここもところどころにクレバス。
これがよく言われている右側の滝。
取り付きは見えるか見えないか(これくらいの角度)ぐらいの時に左側(右岸です)
これがよく言われている右側の滝。
取り付きは見えるか見えないか(これくらいの角度)ぐらいの時に左側(右岸です)
旧鉱山道取り付き部分。
旧鉱山道取り付き部分。
近寄って
旧鉱山道 取り付き目印
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旧鉱山道 取り付き目印
旧鉱山道に入ってから目印の滝を眺めて。滝がはっきり見えたら行き過ぎ(下りすぎ)ということです。
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旧鉱山道に入ってから目印の滝を眺めて。滝がはっきり見えたら行き過ぎ(下りすぎ)ということです。
旧鉱山道 以外に渋い落ちたら怪我しそうな道がしばらく続きます。
旧鉱山道 以外に渋い落ちたら怪我しそうな道がしばらく続きます。
もう少しだけど暑い・・・
もう少しだけど暑い・・・
池の谷の小屋。
昼食はここで頂きました。
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池の谷の小屋。
昼食はここで頂きました。
千人小屋へのルート。
すごい!木道だ。
千人小屋へのルート。
すごい!木道だ。
千人小屋、通過途中で小屋番さんから
声をかけられこの先の沢での雪の状態から上を巻くよう親切に勧められる。お茶まで頂きました。ありがとうございます。また泊まりに行きます。
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千人小屋、通過途中で小屋番さんから
声をかけられこの先の沢での雪の状態から上を巻くよう親切に勧められる。お茶まで頂きました。ありがとうございます。また泊まりに行きます。
言われていた雪面、ちょっと上流への上がり方がわかりにくかったのと雪の状態も行けそうだったので、ブリッジの下をさささっとくぐってしまいました。
言われていた雪面、ちょっと上流への上がり方がわかりにくかったのと雪の状態も行けそうだったので、ブリッジの下をさささっとくぐってしまいました。
対岸に渡るとルートが
少し上をトラバースするのが良さげです。
対岸に渡るとルートが
少し上をトラバースするのが良さげです。
早く着きすぎても何ですので気持ち良い河原で少し休憩。
早く着きすぎても何ですので気持ち良い河原で少し休憩。
もうすぐ仙人温泉!
もうすぐ仙人温泉!
仙人温泉小屋到着。
高橋さんの温かいもてなしを受けてのんびり温泉。翌日雲切新道を下山。
人が少ないので登山道にも熊が出てきているそうです。
途中、掘り起こしたての木の根等もみられました。見通しの悪い場所は少しスピードを抑えて鈴を鳴らしたり声をだしたりしながら下山。まあ通常ルートなので詳細は割愛。
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仙人温泉小屋到着。
高橋さんの温かいもてなしを受けてのんびり温泉。翌日雲切新道を下山。
人が少ないので登山道にも熊が出てきているそうです。
途中、掘り起こしたての木の根等もみられました。見通しの悪い場所は少しスピードを抑えて鈴を鳴らしたり声をだしたりしながら下山。まあ通常ルートなので詳細は割愛。

装備

個人装備
グローブ 防寒着 雨具 ゲイター バラクラバ ザックカバー アイゼン ピッケル 行動食 非常食 ライター 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ GPS 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 タオル ナイフ ヘルメット サングラス ロープ60m ハーネス 確保機 カラビナ クイックドロー スリング ロープスリング セルフビレイランヤード
共同装備
北方稜線のトラバースの雪は消えてました。<br />ピッケル不要 アイゼンも簡易アイゼンでも大丈夫でした。
備考 北方稜線は、パトロール(警察)から各小屋へ単独及び経験者もしくはガイド付き以外の入山は控えさすよう指導が入っているそうです。
初めは源次郎登ってそのまま北方稜線も考えましたが
初めてで稜線上でガスに巻かれることも考え、
午前中に稜線を抜けれるよう、1日目源次郎、2日目北方稜線と
日程を分けました。

感想

北方稜線は現在 
ガイドまたは経験者同伴でない場合、
または単独縦走の場合はパトロールより
登山をとめるよう通達が各小屋に
来ているそうです。
(数日前に事故が続いている為もあるそうです)
剣山荘では、ガイドまたは経験者同伴で
ないとダメなんだけど、装備等を聞かれました。
上記は途中の小屋で聞いた内容です。

登山自体を振り返ってみるとガリーの所で
大きく時間ロス1時間ロスしてるやないかー。
北方稜線は一人だけ見かけましたが
池の平小屋の方だったそうです。
大丈夫かな?と見ておられたそうですが、
池ノ平小屋を出るときにお会いして
着いててよかったよと声をかけていただきました。
(池の谷の頭まで往復されていたそうで、池ノ谷の頭から
池ノ谷乗越でうろうろしている自分を見ていて大丈夫かなと
思われていたそうです)

水の消費は
1日目源次郎は約2.5L水を消費
2日目北方稜線は1.5L消費した。
源次郎は取り付きから水場なし。
北方稜線は水の補給は不可ではないが
30分から1時間の時間ロスを計算必要かな?

2日めはガチャ類とロープが重かった。
汗かくと背中の水分含むのか余計に重い。
北方稜線、距離は意外に短いが
なんせルートが離れていると見難くて・・・。
近づくとなんとなく踏んだ後に気づくのだが、
雨などに濡れると読みにくく焦って事故に注意かな。

昔の記録でマーク有りの記載あったが、
現在は小窓王越えるまでは
目印なしと思ったほうが良いのと、
残置あっても必ずしも
最良ルートとは限らない。
変な所(恐らく積雪・残雪期ルートなのかな)に
ハーケンや捨て縄あったりする。
基本確保無しで行けるルートなので
これがルート?と思う所あれば戻って考えたほうが良い。

夏場は暑いのでバテないで突破、午後からのガスを考えたら
稜線上を午前中に抜けるようにしたほうが良いと思われます。
自分は3:30出発計画で4:00出発になってました。
源次郎はひたすら登りでしたので水分は取りましたが
軽く熱中症になりました。
日焼けにも注意です。

剱沢から真砂へのルートが通行自粛になっていました。
8月10日に資材が入って整備と聞いていますので
通行計画ある方は現地へ確認ください。
源次郎取り付きまでは道がありますが
そこから真砂までの雪斜面が急なのと、雪渓上を
わたらないといけないのですが暑さで状態が不安定です。
お盆までに整備できれば良いが天候と雪の状態次第という話でした。

源次郎の後の劔岳から小屋と雲切新道は一般道でもあるので報告は割愛。

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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [2日]
下ノ廊下(黒部ダム〜阿曽原温泉〜欅平)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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