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Yamareco

記録ID: 938966
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

南アルプス白根三山

2016年08月11日(木) 〜 2016年08月13日(土)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
50:13
距離
26.5km
登り
2,838m
下り
3,468m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:52
休憩
1:04
合計
7:56
6:14
6:15
12
6:27
6:27
122
8:29
8:48
113
10:41
10:45
13
10:58
11:00
45
11:45
12:09
17
12:26
12:27
21
12:48
13:01
21
13:22
13:22
18
13:40
13:40
19
13:59
2日目
山行
9:31
休憩
0:29
合計
10:00
5:10
39
5:49
5:53
76
7:09
7:09
80
8:29
8:36
70
9:46
9:59
34
10:33
10:34
123
12:37
12:38
144
15:02
15:05
5
15:10
宿泊地
3日目
山行
2:58
休憩
0:01
合計
2:59
5:17
178
宿泊地
8:15
8:16
0
8:16
ゴール地点
天候 11日、晴れ。
12日、山上は晴れ(雲海)。雲の下は夜は雨。
13日、くもりのち晴れ。
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
11日、芦安無料駐車場〜乗り合いタクシー(バス)〜広河原。
13日、(奈良田)第一発電所前〜バス〜広河原〜乗り合いタクシー(バス)〜芦安
コース状況/
危険箇所等
農鳥岳下降点から大門沢小屋(その下の沢沿いの道)までのルートは、超メジャーコースだと油断していたら、長く歩きづらい、かなりハードなコースでした。
芦安ではどんより雲っていましたが、広河原では北岳もばっちりです。あそこまで登るの大変そう。
芦安ではどんより雲っていましたが、広河原では北岳もばっちりです。あそこまで登るの大変そう。
長いつり橋を渡って、スタート。
長いつり橋を渡って、スタート。
しばらくは巨木も多く、すばらしい森です。
しばらくは巨木も多く、すばらしい森です。
ベニテングタケもありました。
ベニテングタケもありました。
白根御池に向かう尾根に乗って、北岳。
白根御池に向かう尾根に乗って、北岳。
高度を上げると、背後に鳳凰山が見えてきました。地蔵岳は高嶺に隠れて見えない。
高度を上げると、背後に鳳凰山が見えてきました。地蔵岳は高嶺に隠れて見えない。
白根御池小屋。
白根御池。ここでテントは気持ちいいかもしれない。。。
白根御池。ここでテントは気持ちいいかもしれない。。。
草すべりを登る。花がいっぱい。でも暑い。
草すべりを登る。花がいっぱい。でも暑い。
花と間違えて蝶が。。。全然逃げない。
花と間違えて蝶が。。。全然逃げない。
大樺沢の雪渓。今年は雪が少ないんじゃないかな?
大樺沢の雪渓。今年は雪が少ないんじゃないかな?
森林限界に飛び出ると暑くて死にそう。
森林限界に飛び出ると暑くて死にそう。
稜線に出ると、展望も開け、風も吹きぬけて、生き返ります。大きな仙丈岳。
1
稜線に出ると、展望も開け、風も吹きぬけて、生き返ります。大きな仙丈岳。
地蔵岳のオベリスクもはっきり見えます。
地蔵岳のオベリスクもはっきり見えます。
北岳への気持ちよい稜線。ただ、これまでの急登でかなり疲れていて、楽しめない(^^;
1
北岳への気持ちよい稜線。ただ、これまでの急登でかなり疲れていて、楽しめない(^^;
小太郎山へ至る稜線と、甲斐駒。
小太郎山へ至る稜線と、甲斐駒。
肩の小屋。最初はここで泊まろうかと考えていたのですが、まだ時間あるし明日の行程も考えて、北岳山荘まで行くことに。
肩の小屋。最初はここで泊まろうかと考えていたのですが、まだ時間あるし明日の行程も考えて、北岳山荘まで行くことに。
北岳頂上にて。
南に下る。
北岳の南斜面は、色とりどりのお花でいっぱいでした。
北岳の南斜面は、色とりどりのお花でいっぱいでした。
北岳山荘テント場。日は照っているけれど、ガスが上がってきていて、涼しくて助かります。
北岳山荘テント場。日は照っているけれど、ガスが上がってきていて、涼しくて助かります。
次の日の朝。3時ころ起きて、満天の星の下、テントの中で流星を見ていたら、段々東の空が明るくなってきました。雲海の上、富士山が孤島のよう。
次の日の朝。3時ころ起きて、満天の星の下、テントの中で流星を見ていたら、段々東の空が明るくなってきました。雲海の上、富士山が孤島のよう。
夜明け前の真っ黒い北岳。
夜明け前の真っ黒い北岳。
しばらく夜明け前の情景。
しばらく夜明け前の情景。
雲海と富士山。
日が昇ります。
朝焼けの間ノ岳。
朝焼けの間ノ岳。
ちょっと幻想的に。
ちょっと幻想的に。
別世界の情景みたい。パソコン処理なしですよ!
別世界の情景みたい。パソコン処理なしですよ!
朝焼けの仙丈岳と中央アルプス。
朝焼けの仙丈岳と中央アルプス。
日の出とともに、まず間ノ岳に向かいます。
日の出とともに、まず間ノ岳に向かいます。
ちょっと高めの雲海で、2600〜2700mくらい? 奥秩父も見えない。
2
ちょっと高めの雲海で、2600〜2700mくらい? 奥秩父も見えない。
仙丈岳の向こうに、槍穂。
仙丈岳の向こうに、槍穂。
イワギキョウですかね。
イワギキョウですかね。
何匹かで飛び回っていた小鳥。
何匹かで飛び回っていた小鳥。
北岳がかっこよくなってきました。
北岳がかっこよくなってきました。
甲斐駒はまるで雪山のように白い。
甲斐駒はまるで雪山のように白い。
間ノ岳頂上。仙丈岳と長い仙塩尾根北部。
間ノ岳頂上。仙丈岳と長い仙塩尾根北部。
塩見岳と荒川、赤石岳。塩見岳から蝙蝠岳への稜線がいい感じ。
塩見岳と荒川、赤石岳。塩見岳から蝙蝠岳への稜線がいい感じ。
中央アルプス。中央に宝剣岳。その後は、御嶽山でしょうかね。
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中央アルプス。中央に宝剣岳。その後は、御嶽山でしょうかね。
富士山。
チングルマ。
間ノ岳から見ると、農鳥岳はずいぶん低く見えますね。
間ノ岳から見ると、農鳥岳はずいぶん低く見えますね。
大井川の最源流域の農鳥沢。U字谷みたい。
大井川の最源流域の農鳥沢。U字谷みたい。
ちょっと早いけど、所どころ、もう熟したコケモモがありました。
ちょっと早いけど、所どころ、もう熟したコケモモがありました。
農鳥小屋。とても気さくなご主人とちょっとお話し。
2
農鳥小屋。とても気さくなご主人とちょっとお話し。
かなり急だが歩きにくくはない農鳥岳への登り。北側は間ノ岳が大きすぎて、他の山がまるで見えません。
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かなり急だが歩きにくくはない農鳥岳への登り。北側は間ノ岳が大きすぎて、他の山がまるで見えません。
西農鳥岳はすぐそこ。
西農鳥岳はすぐそこ。
農鳥岳から、西農鳥岳を見る。この間はちょっと岩岩しくて面白い。
農鳥岳から、西農鳥岳を見る。この間はちょっと岩岩しくて面白い。
大井川最上流域の谷間。素晴らしく広大な風景。
大井川最上流域の谷間。素晴らしく広大な風景。
チングルマの海。
チングルマの海。
何の花でしょう。
何の花でしょう。
下降点へ向けて。このあたり、まるで小規模なカール状の地形で、個人的にとても気に入りました。
下降点へ向けて。このあたり、まるで小規模なカール状の地形で、個人的にとても気に入りました。
雪渓が残っているころだったら、何日も過ごしたいですね。
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雪渓が残っているころだったら、何日も過ごしたいですね。
今回はここで、長い昼食を。
今回はここで、長い昼食を。
下降点。ここから激下り。
下降点。ここから激下り。
トリカブト。
長く歩きづらい樹林帯の下りの次は、沢沿いの長い激下り(沢が恐ろしく傾斜が強いのか)。橋は壊れてますね(^^;
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長く歩きづらい樹林帯の下りの次は、沢沿いの長い激下り(沢が恐ろしく傾斜が強いのか)。橋は壊れてますね(^^;
大門沢小屋。小屋は満員で、テント場もぎちぎち。
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大門沢小屋。小屋は満員で、テント場もぎちぎち。
次の日の下り。ところどころある橋は、どれもすごく怖い(^^;
次の日の下り。ところどころある橋は、どれもすごく怖い(^^;
沢は水量多く、急。
沢は水量多く、急。
沢を離れ、尾根を越える。広々としたこのあたりの森林はすばらしい。
沢を離れ、尾根を越える。広々としたこのあたりの森林はすばらしい。
廃屋。炭焼き小屋の跡かな?
廃屋。炭焼き小屋の跡かな?
地形図で、広々とした谷が急に等高線が密になる箇所。地形図そのままですね。
地形図で、広々とした谷が急に等高線が密になる箇所。地形図そのままですね。
発電用取水堰のつり橋。
発電用取水堰のつり橋。
ここを越えてまたつり橋を渡ると、あとは林道です。
ここを越えてまたつり橋を渡ると、あとは林道です。
奈良田第一発電所のゲート前、バス停。ゲート管理の方がここで捕まえたクワガタムシを見せてくれました。
奈良田第一発電所のゲート前、バス停。ゲート管理の方がここで捕まえたクワガタムシを見せてくれました。

感想

夏休みがとれたのは数十年ぶりで、混むとわかっていたけれども、ちょっと遠出して南アルプス白根三山に行くことにしました(自分は子どものころ北岳のみ行ったことあり)。
ぎりぎりまで小屋かテントか迷いましたが、ひとつの布団に3人とか見て、もうテントしかないと(肉体的にかなりきつそうだったのだけれども)。三山とまとめるには一つひとつが大きすぎる山で、登り下りも大変だろうし。
出かける直前、テンクラでは天気があんまりよくないということでしたが、天気図を見てまあ大丈夫だろうと、出かけることに。
深夜高速に入った途端、途中箇所が事故渋滞ということで、ざけんなよーと叫びつつ急遽引き返して別の道へ。このため、当初は奈良田まで車で行き、5:30発バスに乗るつもりがどうもぎりぎりっぽいので、またもや急遽、芦安を出発点とすることにしました。

北岳への登りは、さすがにきつかったです。特に日差しが強く暑いのは大変でした。特に最近高いところに登ると頭が痛くなるのが(^^; 高山病? でも今までなったことなかったし、普段から時々変な偏頭痛もあるので、違いがよく分からない。
北岳山荘に辿り着いた時は結構へろへろでした。夕食は小屋でお願いしました(荷物を減らすため)。
朝3時ころ起きると、満天の星。多分13日ころがペルセウス流星群の極大日なので、テントの中にねっころがって星空を見上げていると、たくさんの流れ星を見ることが出来ました。天の川も、こういう機会でないと見ることができませんからね。
結局その日は朝暗いうちからずっと天気は(雲海の上は)最高でした。午後に少し雲が増え、山を登ってきましたが、これは最初から承知済みだし、涼しくて助かります。
大門沢小屋への下降は、こんな超メジャーな登山道なのだから、と甘く見ていたら、かなりハードな道でした。これは、重い荷物もあるけど、整備過剰な丹沢とかそのあたりに慣れてしまったせいかもしれない(^^;
大門沢小屋では夜、少し雨が降りました。急にテント山行に決めたせいでフライを忘れたんですが(^^; まあ特に問題なし。もともとフライなしでも平気というテントですし(実際はテント下部は防水が甘いのであったほうが全然いい)。

全体的に人の多さにはまいりましたが、天気にも恵まれ、いろいろあったし、すばらしい山行でした。

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