はじめまして南八ヶ岳（硫黄岳・赤岳） 赤岳鉱泉ソロテント泊

2016年08月31日(水) 〜 2016年09月02日(金)

• GPS: 56:00
• 距離: 21.6km
• 登り: 1,753m
• 下り: 1,738m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:00
• 休憩: 0:15
• 合計: 3:15

11:20 八ヶ岳山荘
12:10 12:10 やまのこ村
12:25 12:25 美濃戸山荘
13:20 13:35 堰堤広場
14:35 赤岳鉱泉

2日目

• 山行: 6:56
• 休憩: 2:09
• 合計: 9:05

5:15 赤岳鉱泉
5:25 5:25 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
5:30 5:30 ジョウゴ沢
6:45 6:50 赤岩の頭
7:20 7:35 硫黄岳
7:50 7:55 硫黄岳山荘
8:30 8:30 台座ノ頭
8:45 8:55 横岳（奥ノ院）
9:05 9:05 無名峰
9:12 9:12 横岳（三叉峰）
9:20 9:20 石尊峰
9:30 9:30 鉾岳
9:40 9:40 日ノ岳
9:55 9:55 二十三夜峰
10:03 10:07 地蔵の頭
10:10 10:15 赤岳天望荘
10:55 10:55 赤岳頂上山荘
11:00 11:45 赤岳
11:50 11:50 竜頭峰
12:10 12:10 文三郎尾根分岐
13:00 13:40 行者小屋
13:55 13:55 中山展望台
14:20 赤岳鉱泉

3日目

• 山行: 2:25
• 休憩: 0:05
• 合計: 2:30

7:30 赤岳鉱泉
8:20 8:20 堰堤広場
9:05 9:10 美濃戸山荘
9:15 9:15 やまのこ村
10:00 八ヶ岳山荘

天候

8/31 晴れ
9/1 晴れのち曇り
9/2 晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【行き】茅野駅10:25ー11:02美濃戸口
【帰り】美濃戸口11:20ー11:57茅野駅
※アルピコ交通 往復￥1,550　茅野駅のバス案内所で購入
http://www.alpico.co.jp/access/suwa/

コース状況／危険箇所等

※横岳・・・ハシゴ、鎖場あり　
危ないから気を付けてと、おじさまや若者に声を掛けて頂きました。
ゆっくり進めば大丈夫です。ただし、テント泊などの大きい荷物は要注意と思われます。

その他周辺情報

※カフェ・アンダンテ（茅野駅）
http://www.chinoshiminkan.jp/about/restaurant.htm

写真

8/31 11:18

八ヶ岳山荘横にて登山届提出

8/31 11:19

いよいよ出発

8/31 11:27

まずはこんな林道を1時間

8/31 12:05

旅の安全を祈願

8/31 12:12

赤岳山荘とコスモス

8/31 12:19

林道も秋の気配

8/31 12:20

カモシカお食事中

8/31 12:24

美濃戸山荘

8/31 12:25

赤岳鉱泉は北沢へ

8/31 12:33

8/31 12:40

キノコが可愛い

8/31 12:49

苔の森

8/31 13:17

ここから林道から山道へ

8/31 13:20

ミヤマトリカブト

8/31 13:43

前日の台風の影響か、水が豊富

8/31 13:49

沢を何度も渡渉

8/31 14:08

ご対面

8/31 15:58

赤岳鉱泉
日帰り入浴￥1,000
（15:00〜18:00日によって変動）

8/31 17:12

阿弥陀岳

8/31 17:13

大同心　小同心

8/31 17:13

ギザギザの横岳と雲に隠れる赤石岳

8/31 17:14

赤岳天望荘が、、、

8/31 17:56

赤石鉱泉はトイレもキレイで水も豊富

8/31 17:58

ステーキ！！！
赤岳鉱泉の夕食￥2,000

9/1 5:17

二日目の朝
まずは硫黄岳を目指す

9/1 5:31

朝日をうける阿弥陀岳

9/1 6:37

良い一日になりそう

9/1 6:43

白い砂地

9/1 6:43

赤岩の頭

9/1 6:58

しばし黄昏る

9/1 7:11

トウヤクリンドウ

9/1 7:12

なんていう空なんだ

9/1 7:17

硫黄岳

9/1 7:20

爆裂火口その1

9/1 7:21

爆裂火口その2

9/1 7:26

中央アルプス方面

9/1 7:36

硫黄岳山荘への稜線

9/1 7:38

青空がキレイ

9/1 7:41

7つのケルンが画になるなあ

9/1 7:46

硫黄岳を振り返って

9/1 7:54

硫黄岳山荘

9/1 7:55

駒草神社

9/1 8:19

横岳への稜線

9/1 8:31

横岳

9/1 8:39

こんなハシゴがいくつもある

9/1 8:45

横岳頂上

9/1 8:49

小同心の上に強者が

9/1 8:55

イケメン集団

9/1 9:03

空への階段

9/1 9:05

広い稜線

9/1 9:12

三叉峰

9/1 9:19

なんて素敵なんだろう

9/1 9:25

歩いてきた道

9/1 9:33

赤岳への稜線

9/1 9:34

カップル？

9/1 9:41

9/1 9:41

青空に向かって

9/1 9:41

青空と赤岳

雑誌に導かれて

9/1 9:46

この景色が見たかった

9/1 9:48

雲よ、もう少し待って〜！

9/1 9:48

雲が

9/1 9:51

あがってくる

9/1 9:56

二十三夜峰

9/1 10:03

真っ白な地蔵の頭

9/1 10:11

赤岳天望荘

9/1 10:12

赤岳への登り
ここが一番きつかった

9/1 10:54

赤岳頂上荘

9/1 10:55

赤岳頂上

9/1 11:46

雲が晴れないので下山

9/1 11:51

いつかはキレット

9/1 11:58

下りも鎖場

9/1 12:11

阿弥陀岳分岐

9/1 12:11

阿弥陀岳は次回にとっておこう

9/1 12:12

マムート階段

9/1 12:13

文三郎尾根

9/1 12:37

急登の階段
膝が痛い、、、

9/1 13:01

行者小屋

9/1 13:10

マレーシアカレー4辛
ごはん大盛り（頼んだわけではない、、、）
もちろん、食べたけどね

9/1 13:54

中山展望台

9/1 14:18

ヘリポート

9/2 9:53

アケボノソウ

9/2 10:38

山バッジコレクション

撮影機器：

CX1 リコー

装備

備考

★持って行って良かったもの★
寒がりなので、ダウンジャケットとダウンパンツ

感想

tsukico

横岳の頂上で、赤岳の鎖場で、中央線の車内で「おひとりですか？」と挨拶がわりに声をかけられ、「はい。」と笑顔で返す。
だいたいの方は「スゴイわね。」「えらいな。」と、たいしてスゴクもえらくもないのに感心してくださるのだが、ごく一部の方からは、哀れみの目で見られていると思うのは、気のせいだろうか。
まあ、実際にひとりなのだから「二人連れですか？」と、ちょっと背後を見ながら尋ねられるよりは、100倍マシである。

というわけで、前書きが長くなったが、今回もソロである。
三ヶ月ぶりのテント泊は、赤岳鉱泉をベースに、硫黄岳と赤岳を縦走する王道コースの二泊三日。
そして、はじめての南八ヶ岳である。

赤岳鉱泉のテント場からは、赤岳や阿弥陀岳、大同心、小同心が見えた。山荘ではテント泊でありながら、1日目は夕食にステーキを戴き、2日目は鉱泉の一番風呂に入った。

硫黄岳への登り、南八ヶ岳の山々が見えた。
「まるで映画の舞台みたい。」「ジェラシックパークだな。」先を歩く夫婦の会話が聞こえてきた。

硫黄岳山荘へはケルンに導かれながら歩く。青い空を背負って建つケルンがとても美しかった。

横岳のハシゴと鎖場を抜ければ、赤岳へ続く稜線だ。
この景色が、ずっとずっと見たかった。

雲が稜線を越えて上ってくる。
すぐ近くに見えるのに、なかなかたどり着けない。
「お願い、あと少しもう少しだけ待って。」という願い虚しく、赤岳は雲に包まれた。

はじめての南八ヶ岳。
はじめまして南八ヶ岳。
この景色が、二度目まして、三度目ましてになるのは、きっとそう遠くない未来であることを信じよう。