ジャンダルム・奥穂高岳


- GPS
- 12:35
- 距離
- 25.5km
- 登り
- 2,677m
- 下り
- 2,706m
コースタイム
- 山行
- 2:10
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:10
- 山行
- 9:22
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 11:12
- 山行
- 1:30
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 1:30
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
永年思いをはせ、実行できなかったルートに挑戦しました。
きっかけは昨年10月に放送されたBS-TBS『日本の名峰・絶景探訪』「ジャンダルム 日本岳人に捧ぐ【2時間特別編】」でした。Youtubeにも動画は数多くアップロードされていますが、TV放映されると違います。これでルートの様子が分かり、計画実行につながりました。
今回は岳沢ー天狗のコル経由だったので西穂からの真ん中からですが、それでもルートの様子がつかめ、全ルート踏破も憧れではなくなりました。
奥穂までのルートはこれまでの経験を活かしルートファインディングと三点支持をしっかり行うこと、切り立った地形にビビらないことの2点を確実に行えば恐れる必要はありませんでした。
途中、マークが見つからず、引き返すことが何度かありました。日によっては前後に誰もいないことがあるので、注意が必要です。
馬の背についてはすれ違う方から「楽しんできてください」(笑)と言われましたが、あっさりと通過してしまいました。高度を感じないのか、自分でも不思議でした。
またジャンダルムでは天使に会うことができ、感激ひとしおです。
このルートで最も気を使ったのは、とにかく石を落とさないこと。真下に他の登山者がいるのが見えますから、慎重に行動しました。
当初計画では穂高岳山荘から槍ヶ岳経由で燕岳・中房まで行く予定でしたが、3日目以降は天気が崩れるとのことから、今回の山行の目的を果たしたこともあり、悩んだ末に穂高岳山荘から下山することにしました。
この時刻になると私の足では上高地からの最終バスには間に合わないので取りあえず涸沢まで下り、涸沢ヒュッテで今晩どこに泊まるかを考えながら地図を見ていました。すると「パノラマコース」が目に入りました。まだ通ったことがないので、即決で行くことにし、その結果徳沢園に宿泊することが決まりました。
結論から言えば、人が少ないのはよいのですが、あまり楽しいコースではなく「このコースはもういいかな」と感じました。次回以降は横尾経由になりそうです。
今回の山行に当たり、テント泊を前提に荷物の軽量化にも取り組みました。いつもの縦走の荷物ではこのルートを踏破するのは厳しいです。結局5kgほどの軽量化に終わりましたが、それでも効果は十分にありました。ストーブは初めてアルコール式を使いましたが、ソロ山行ならこれで十分と分かりました。ツエルト泊も検討しました。-2kgは大きいのですが、この時期に使うのは気候的に少々厳しく、テントで正解でした。別の機会に試してみようと思います。
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