木曽駒ヶ岳〜空木岳 テント担いで縦走
- GPS
- 19:04
- 距離
- 22.6km
- 登り
- 1,650m
- 下り
- 3,419m
コースタイム
- 山行
- 1:53
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 2:11
- 山行
- 9:56
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 10:55
- 山行
- 4:36
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 5:05
天候 | 25日曇り 26日曇り 27日晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
「山と高原地図」に載っている危険箇所以外にも、危ない岩場が多数ありました。 印象に残っているのが、東川岳の山頂直下(熊沢岳側)、空木岳山頂付近(木曽側)。 鎖、ステップ等、付いていない所もあるので岩登りに慣れていない人は大変な所もあるかと思います。 |
その他周辺情報 | 明治亭 ソースかつ丼 こまくさの湯(モンベルカードで50円引き) |
写真
感想
会社の先輩ameotokoさんとの毎年恒例の遠征登山。
大した下調べをせずに、山と高原地図のコースタイムだけでルート設定をしたのですが、思った以上に大変な山行となりました。
・1日目 千畳敷〜駒ケ岳頂上山荘テント泊
千畳敷から駒ケ岳山頂まで2時間で標高差は400mほど。登りはじめが遅かったので、下山者の大渋滞に巻き込まれました。下りのロープウェイは2時間待ちで整理券を配っていました。
・2日目 駒ケ岳頂上山荘〜宝剣岳〜檜尾岳〜熊沢岳〜東川岳〜空木岳〜空木平避難小屋泊
前日夜半から雨、明け方になっても上がらず。最悪このまま下山かと思っていましたが、6時過ぎには雨も上がり、天気予報も良さげだったので決行する事にしました。
テントを撤収して7時半スタート。宝剣岳は見た目は迫力はありますが、鎖、ステップ、マーキング等しっかりつけられており、それほど難しくは感じませんでした。
ただ、20kg程のテント装備を背負っていたので慎重に行動しました。
そこから濁沢大峰までは緩い下りの稜線歩き。しかしほぼコースタイム通り。前から感じていたんですが、山と高原地図の稜線のコースタイムは登りや下りと比べて少し厳し目ですね。
檜尾岳までも歩きにくい岩場やハイマツの藪こぎ、微妙なアップダウンなど重荷を背負った我々をボディーブローのように追い詰めていきました。
ameotokoさんの口からも段々と弱音が増えていってましたが、登りはしっかりした足取りだったので絶対大丈夫と思っていました。
檜尾岳山頂で昼食をとり、少し復活して次の熊沢岳を目指します。
途中の大滝山くらいでやっと空木岳が遥か彼方に見えた時には、軽い絶望感を感じました。それからも厳しいアップダウンを乗り越え、木曽殿山荘には16時着。
ここから空木岳山頂まで1時間半。空木平避難小屋まで更に40分で日中の到着はあきらめました。
山荘から空木岳は標高差は400mほど。ザレ場、ゴロゴロした岩の急登からはじまって上部は大きな岩だらけで登るのに大変苦労しました。
山頂に到着した時のameotokoさんの「涙がでそう。。。」の言葉が今日の全てを物語っていました。駒峰ヒュッテでバッチとビールを調達して空木平に着く少し前にとうとう日没。ヘッデンをつけてなんとか避難小屋着。すでに3人の方が就寝していたので小屋前で荷物を広げて宴開始。星空がきれいでした。
・3日目 空木平避難小屋〜池山尾根〜菅の台
全体的に急登があまりない分、距離があります。木のはしご、鉄の階段などしっかり整備はされていますが、大地獄、小地獄は少し注意が必要です。
木曽側の厳しい登山道とは全然イメージが違うので、こちらを表空木、木曽側を裏空木と勝手に名付けました。
早くの山レコアップありがとうございます。
今まで一緒にご一緒させていただいた中でも1、2を争う?しんどさでした。
ほんまに思い直しても泣き言だいぶ吐いた山行きでした。
自分の限界や山に行く心積もりやらをもう一度考えさせられました。
今後ともよろしくお願いします。
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