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Yamareco

記録ID: 1254220
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

大キレット&穂高縦走(新穂高温泉〜槍平〜南岳小屋〜北穂高岳〜奥穂高岳〜前穂高岳〜岳沢〜上高地)

2017年09月09日(土) 〜 2017年09月11日(月)
 - 拍手
体力度
9
2〜3泊以上が適当
GPS
24:29
距離
25.9km
登り
3,463m
下り
3,028m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:22
休憩
0:24
合計
7:46
7:07
7:08
31
7:39
7:46
34
8:20
8:20
64
9:24
9:25
4
9:29
9:43
197
13:00
13:01
92
14:33
2日目
山行
8:24
休憩
0:47
合計
9:11
5:55
74
7:09
7:20
126
9:26
9:26
8
9:34
9:34
0
9:34
9:34
2
9:36
9:41
6
9:47
10:17
10
10:27
10:27
14
10:41
10:42
88
12:10
12:10
159
14:49
14:49
17
3日目
山行
6:46
休憩
0:41
合計
7:27
4:54
58
5:52
5:53
10
6:03
6:15
67
7:22
7:29
23
7:52
7:57
22
8:19
8:21
127
10:28
10:39
60
11:39
11:41
23
12:18
12:18
3
12:21
ゴール地点
天候 9/9:晴れのち霧
9/10:晴れのち霧
9/11:くもり
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
南岳新道:朽ちた木製梯子がいくつもあり。荒れてるという情報の割りにそんなに酷くは感じなかったが、延々急登が続く。
南岳小屋〜北穂高岳:大キレットはそれなりに危険箇所多数あり
北穂高岳〜穂高岳山荘:北穂高岳から最低のコルまでは普通の登山道より少し難しい感じ(鎖があっても良さそうな所に無いなど)。最低のコルから涸沢岳まではデンジャラスな感じや、高度感が凄いとこあり。落石にも注意。
その他周辺情報 上高地、小梨平でお風呂(600円)
予約できる山小屋
槍平小屋
9/9:新穂高センターで給水してトイレを済ませ出発。
2017年09月09日 06:35撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/9 6:35
9/9:新穂高センターで給水してトイレを済ませ出発。
しばらくは林道歩き。
2017年09月09日 06:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/9 6:53
しばらくは林道歩き。
増水したらヤバい箇所ですね。この日は問題なく。
2017年09月09日 09:26撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/9 9:26
増水したらヤバい箇所ですね。この日は問題なく。
槍平小屋に到着。
2017年09月09日 10:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/9 10:30
槍平小屋に到着。
荒れた道のようです。
2017年09月09日 10:48撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/9 10:48
荒れた道のようです。
2017年09月09日 11:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/9 11:01
竹竿の赤布が目印です。樹林帯への入り口です。
2017年09月09日 11:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/9 11:09
竹竿の赤布が目印です。樹林帯への入り口です。
確かに荒れ模様です。
2017年09月09日 11:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/9 11:14
確かに荒れ模様です。
2017年09月09日 11:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/9 11:18
アルミ梯子は大丈夫。
2017年09月09日 11:26撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/9 11:26
アルミ梯子は大丈夫。
下りの方が大変そう。
2017年09月09日 12:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/9 12:07
下りの方が大変そう。
展望が開けました。稜線に出るまでは荒れ模様の道ですが、登りはマシかも。
2017年09月09日 12:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/9 12:41
展望が開けました。稜線に出るまでは荒れ模様の道ですが、登りはマシかも。
在りました、救急箱。心強い存在ですね。
2017年09月09日 13:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/9 13:00
在りました、救急箱。心強い存在ですね。
無理やり着けられたような道。
2017年09月09日 13:38撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/9 13:38
無理やり着けられたような道。
しばらくはガレ場の登りでしんどかったです。
2017年09月09日 13:46撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/9 13:46
しばらくはガレ場の登りでしんどかったです。
そしてスグソコとな。
2017年09月09日 14:22撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/9 14:22
そしてスグソコとな。
5分位でしょうか、ようやくヘロヘロになりながらも無事に到着できました。
2017年09月09日 14:33撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/9 14:33
5分位でしょうか、ようやくヘロヘロになりながらも無事に到着できました。
9/10:同室だった人たちとまずはウォーミングアップがてら小屋からすぐの南岳山頂へ。槍がばっちり見えました。
2017年09月10日 05:21撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 5:21
9/10:同室だった人たちとまずはウォーミングアップがてら小屋からすぐの南岳山頂へ。槍がばっちり見えました。
そして意を決して出発!まずはグングン下って行きます。
2017年09月10日 05:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 5:59
そして意を決して出発!まずはグングン下って行きます。
一転して登りもあります。
2017年09月10日 06:05撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/10 6:05
一転して登りもあります。
真ん中のピークが多分長谷川ピークかな。
2017年09月10日 06:05撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 6:05
真ん中のピークが多分長谷川ピークかな。
2017年09月10日 06:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 6:07
若干渋滞気味。団体さんが居ました。
2017年09月10日 06:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 6:18
若干渋滞気味。団体さんが居ました。
2017年09月10日 06:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 6:29
2017年09月10日 06:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/10 6:30
北穂高小屋が見えてました。
2017年09月10日 06:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 6:45
北穂高小屋が見えてました。
2017年09月10日 06:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 6:54
南岳から下ってきて振り返り。
2017年09月10日 06:58撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 6:58
南岳から下ってきて振り返り。
2017年09月10日 07:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/10 7:00
長谷川ピークが近づいてきました。
2017年09月10日 07:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/10 7:00
長谷川ピークが近づいてきました。
登りは息が切れます。
2017年09月10日 07:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/10 7:09
登りは息が切れます。
長谷川ピークには呆気なく着くという通りに突然着きました。
2017年09月10日 07:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 7:18
長谷川ピークには呆気なく着くという通りに突然着きました。
2017年09月10日 07:19撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/10 7:19
長谷川ピークを乗り越すとろこが核心部でもあります。
2017年09月10日 07:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 7:20
長谷川ピークを乗り越すとろこが核心部でもあります。
堕ちればヤバいですね〜
2017年09月10日 07:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 7:20
堕ちればヤバいですね〜
あれのどこを登るのやら?
2017年09月10日 07:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 7:20
あれのどこを登るのやら?
割とすんなりと越せました。ちゃんとホールド、スタンス箇所があります。
2017年09月10日 07:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 7:20
割とすんなりと越せました。ちゃんとホールド、スタンス箇所があります。
鉄杭が打ってありますので助かります。でも踏み外せば・・・。
2017年09月10日 07:24撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 7:24
鉄杭が打ってありますので助かります。でも踏み外せば・・・。
2017年09月10日 07:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/10 7:25
危ういところが続きます。
2017年09月10日 07:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 7:25
危ういところが続きます。
ここも鉄製のステップが着けられてて助かります。
2017年09月10日 07:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 7:28
ここも鉄製のステップが着けられてて助かります。
2017年09月10日 07:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/10 7:28
下の丸印まで下りていきます。慎重に・・・。 一緒に同行してくれたOさん。
2017年09月10日 07:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 7:29
下の丸印まで下りていきます。慎重に・・・。 一緒に同行してくれたOさん。
下から上を見上げます。後ろから来てた人。この人とは3日めの奥穂高、前穂高でも再会しました。
2017年09月10日 07:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/10 7:31
下から上を見上げます。後ろから来てた人。この人とは3日めの奥穂高、前穂高でも再会しました。
2017年09月10日 07:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/10 7:36
A沢のコルまでの最後の下り。
2017年09月10日 07:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 7:39
A沢のコルまでの最後の下り。
ベンチがあります。
2017年09月10日 07:40撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/10 7:40
ベンチがあります。
そして到着。もっと広いかと思いきや、意外と狭いスペースでした。
2017年09月10日 07:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 7:41
そして到着。もっと広いかと思いきや、意外と狭いスペースでした。
南岳から歩いてきた方向を振り返り。
2017年09月10日 07:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 7:41
南岳から歩いてきた方向を振り返り。
長谷川ピークに団体さんが取り付いてるのが見えました。あそこから下りてきました。
2017年09月10日 07:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 7:59
長谷川ピークに団体さんが取り付いてるのが見えました。あそこから下りてきました。
そして次なるステージへ向かいます。
2017年09月10日 08:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/10 8:02
そして次なるステージへ向かいます。
ペンキマークは豊富にあり、迷うことはないと思います。ガスってなければ。
2017年09月10日 08:21撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 8:21
ペンキマークは豊富にあり、迷うことはないと思います。ガスってなければ。
ひゃ〜、あんなところを登っていくの?
2017年09月10日 08:24撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 8:24
ひゃ〜、あんなところを登っていくの?
意外と登れてしまうのが岩稜帯の醍醐味ですね。
2017年09月10日 08:26撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 8:26
意外と登れてしまうのが岩稜帯の醍醐味ですね。
いよいよ来ました。飛騨泣きの核心部です。
2017年09月10日 08:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 8:28
いよいよ来ました。飛騨泣きの核心部です。
まずはOさんが登って行きます。
2017年09月10日 08:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 8:29
まずはOさんが登って行きます。
無事通過。
2017年09月10日 08:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/10 8:29
無事通過。
最初のところには鉄のステップがあり助かります。下りが怖いとありますが、下ってきている人を見てると、そうでもなさそうでした。
2017年09月10日 08:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/10 8:30
最初のところには鉄のステップがあり助かります。下りが怖いとありますが、下ってきている人を見てると、そうでもなさそうでした。
ここもよく見る場所ですね。鉄のステップが着けられてから安全に通過可能になったところです。確かにステップのおかげで全く恐怖感は感じませんでした。
2017年09月10日 08:35撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 8:35
ここもよく見る場所ですね。鉄のステップが着けられてから安全に通過可能になったところです。確かにステップのおかげで全く恐怖感は感じませんでした。
とはいえ、堕ちたらあの世行きでしょうね。
2017年09月10日 08:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 8:36
とはいえ、堕ちたらあの世行きでしょうね。
ステップを超えて振り返り。松のおかげで通過中には恐怖感を感じなくなってます。
2017年09月10日 08:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/10 8:37
ステップを超えて振り返り。松のおかげで通過中には恐怖感を感じなくなってます。
う〜ん、あんな高いところに人が居る〜!
2017年09月10日 08:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 8:37
う〜ん、あんな高いところに人が居る〜!
意外と簡単に行けちゃうんです。
2017年09月10日 08:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/10 8:41
意外と簡単に行けちゃうんです。
おお〜! 槍と南岳が見えました。歩いてきた全貌が。
2017年09月10日 08:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 8:50
おお〜! 槍と南岳が見えました。歩いてきた全貌が。
お、来ました。あと標高差200m。
2017年09月10日 09:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/10 9:10
お、来ました。あと標高差200m。
最後の登りがきつかった〜。まさに心が折れかけるという表現がピッタリ。
2017年09月10日 09:12撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 9:12
最後の登りがきつかった〜。まさに心が折れかけるという表現がピッタリ。
頑張るOさん、あと少し。
2017年09月10日 09:22撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/10 9:22
頑張るOさん、あと少し。
そして北穂高小屋に無事に到着。
2017年09月10日 09:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 9:34
そして北穂高小屋に無事に到着。
小屋からすぐの北穂高岳山頂へすぐに行きました。槍の穂先が見えてました。ガスがなければ歩いてきた大キレットの全貌も見渡せるはずなのですが残念。
2017年09月10日 09:38撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7
9/10 9:38
小屋からすぐの北穂高岳山頂へすぐに行きました。槍の穂先が見えてました。ガスがなければ歩いてきた大キレットの全貌も見渡せるはずなのですが残念。
Oさんとは北穂高小屋で別れ、この先はソロに。
2017年09月10日 10:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/10 10:27
Oさんとは北穂高小屋で別れ、この先はソロに。
ここで痛恨のミス。何を勘違いしたのか、涸沢側に下ってしまいます。50分歩いてから気付き、またここまで戻ること、約2時間のロス。体力も無駄に消耗してしまいました。集中力が大キレットを終え途切れていたのかも。
2017年09月10日 10:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 10:34
ここで痛恨のミス。何を勘違いしたのか、涸沢側に下ってしまいます。50分歩いてから気付き、またここまで戻ること、約2時間のロス。体力も無駄に消耗してしまいました。集中力が大キレットを終え途切れていたのかも。
仕切り直しで2時間遅れで再出発。
2017年09月10日 12:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 12:18
仕切り直しで2時間遅れで再出発。
2017年09月10日 12:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/10 12:45
2017年09月10日 12:49撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/10 12:49
しばらくは細かいアップダウンを繰り返し、少しずつ下っていきます。
2017年09月10日 12:51撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 12:51
しばらくは細かいアップダウンを繰り返し、少しずつ下っていきます。
ペンキマークは豊富で迷う箇所はありませんでした。
2017年09月10日 12:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 12:54
ペンキマークは豊富で迷う箇所はありませんでした。
2017年09月10日 12:55撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/10 12:55
下りてきて振り返り。
2017年09月10日 12:58撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/10 12:58
下りてきて振り返り。
2017年09月10日 13:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/10 13:01
前穂のギザギザが見えました。
2017年09月10日 13:03撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/10 13:03
前穂のギザギザが見えました。
この辺りからぐんぐん下りますが、まぁそんなに難しいところもなく下れました。
2017年09月10日 13:05撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 13:05
この辺りからぐんぐん下りますが、まぁそんなに難しいところもなく下れました。
2017年09月10日 13:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/10 13:06
下って見上げる。
2017年09月10日 13:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/10 13:09
下って見上げる。
矢印に先導され方向感覚が失われ迷路を歩いているよう。
2017年09月10日 13:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 13:10
矢印に先導され方向感覚が失われ迷路を歩いているよう。
2017年09月10日 13:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/10 13:11
ここのトラバースはかなり高度感ありました。危ういトラバース。
2017年09月10日 13:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 13:13
ここのトラバースはかなり高度感ありました。危ういトラバース。
2017年09月10日 13:15撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/10 13:15
2017年09月10日 13:19撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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2017年09月10日 13:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/10 13:27
2017年09月10日 13:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/10 13:30
真ん中辺りに登っている何人かが見えましたが、見てる方がハラハラします。あんなところ登れるんでしょうか? 少し不安がよぎります。
2017年09月10日 13:56撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 13:56
真ん中辺りに登っている何人かが見えましたが、見てる方がハラハラします。あんなところ登れるんでしょうか? 少し不安がよぎります。
最低のコルに着きました。
2017年09月10日 13:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/10 13:59
最低のコルに着きました。
2017年09月10日 14:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/10 14:00
2017年09月10日 14:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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2017年09月10日 14:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 14:08
ひゃ〜、すごいところですね。
2017年09月10日 14:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 14:09
ひゃ〜、すごいところですね。
2017年09月10日 14:12撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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2017年09月10日 14:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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この梯子を登ってすぐの
2017年09月10日 14:16撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 14:16
この梯子を登ってすぐの
ここは空中に身体が出るような感覚で、かなりの高度感のあるところでした。ちょうど最低のコルの手前で登っていた人が見えていた辺りかと思います。
2017年09月10日 14:17撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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ここは空中に身体が出るような感覚で、かなりの高度感のあるところでした。ちょうど最低のコルの手前で登っていた人が見えていた辺りかと思います。
2017年09月10日 14:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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2017年09月10日 14:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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2017年09月10日 14:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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ここも、濡れてる時には絶対通りたくない箇所です。かなり危ういところ。
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ここも、濡れてる時には絶対通りたくない箇所です。かなり危ういところ。
2017年09月10日 14:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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2017年09月10日 14:43撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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最後のチムニー状の鎖場です。鉄杭が足場になり助かります。
2017年09月10日 14:47撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 14:47
最後のチムニー状の鎖場です。鉄杭が足場になり助かります。
登って下を振り返り。写真だとそんなに高度感が出ないですね。
2017年09月10日 14:48撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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登って下を振り返り。写真だとそんなに高度感が出ないですね。
鎖場を登ると左に回り込みます。人が見えました。山頂です。
2017年09月10日 14:51撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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鎖場を登ると左に回り込みます。人が見えました。山頂です。
そして無事に涸沢岳山頂に到着できました。
2017年09月10日 14:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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そして無事に涸沢岳山頂に到着できました。
穂高岳山荘へは15分ほどで着きます。
2017年09月10日 15:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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穂高岳山荘へは15分ほどで着きます。
本日、終了〜! いや〜中身の濃い一日でした。
2017年09月10日 15:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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本日、終了〜! いや〜中身の濃い一日でした。
9/11:最終日です。朝はまだガスってなかったのですが。
2017年09月11日 05:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/11:最終日です。朝はまだガスってなかったのですが。
穂高岳山荘を後にします。風が冷たく強く、かなり寒かったです。
2017年09月11日 05:15撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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穂高岳山荘を後にします。風が冷たく強く、かなり寒かったです。
朝イチの登りはキツイですね〜
2017年09月11日 05:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/11 5:30
朝イチの登りはキツイですね〜
息を切らしながら何とか到着。
2017年09月11日 05:48撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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息を切らしながら何とか到着。
2年振り2回目の山頂。大キレットで後ろから来てた方と再会し写真を撮り合いました。
2017年09月11日 05:49撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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2年振り2回目の山頂。大キレットで後ろから来てた方と再会し写真を撮り合いました。
前穂へ。
2017年09月11日 05:51撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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前穂へ。
一瞬だけ、槍の穂先が見えました。
2017年09月11日 05:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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一瞬だけ、槍の穂先が見えました。
吊尾根に入っていきます。
2017年09月11日 05:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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吊尾根に入っていきます。
2017年09月11日 06:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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よく出てくる、長い鎖場です。
2017年09月11日 06:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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よく出てくる、長い鎖場です。
下って上を見上げて。
2017年09月11日 06:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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下って上を見上げて。
2017年09月11日 06:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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時折登りもあり。
2017年09月11日 06:22撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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時折登りもあり。
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2017年09月11日 06:23撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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2017年09月11日 06:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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吊尾根らしい岸壁にひっかき傷のような登山道。
2017年09月11日 06:55撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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吊尾根らしい岸壁にひっかき傷のような登山道。
遥か眼下に岳沢小屋が見えました。
2017年09月11日 06:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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遥か眼下に岳沢小屋が見えました。
最低のコル。
2017年09月11日 06:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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最低のコル。
2017年09月11日 06:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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2017年09月11日 07:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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コルというからにはこの後は登り出します。
2017年09月11日 07:03撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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コルというからにはこの後は登り出します。
2017年09月11日 07:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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そして紀美子平に到着。ザックをデポして前穂高山頂を目指します。
2017年09月11日 07:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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そして紀美子平に到着。ザックをデポして前穂高山頂を目指します。
岩稜帯の登り下りですが、鎖などは一切ないので注意が必要です。団体さんはザイルで繋がれてました。。。
2017年09月11日 07:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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岩稜帯の登り下りですが、鎖などは一切ないので注意が必要です。団体さんはザイルで繋がれてました。。。
2017年09月11日 07:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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2017年09月11日 07:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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ほどなく山頂。な〜んも見えません。
2017年09月11日 07:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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ほどなく山頂。な〜んも見えません。
三角点
2017年09月11日 07:55撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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三角点
そして重太郎新道の下山を開始。
2017年09月11日 08:35撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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そして重太郎新道の下山を開始。
2017年09月11日 08:38撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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滑りやすい岩が続きます。少し小雨が降り出しましたがすぐに止んだので助かりました。
2017年09月11日 08:40撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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滑りやすい岩が続きます。少し小雨が降り出しましたがすぐに止んだので助かりました。
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延々下ります。。
2017年09月11日 09:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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延々下ります。。
あそこの突端が岳沢パノラマ。
2017年09月11日 09:17撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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あそこの突端が岳沢パノラマ。
2017年09月11日 09:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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西穂方面の稜線。
2017年09月11日 09:22撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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西穂方面の稜線。
2017年09月11日 09:24撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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救助ヘリが飛んでました。事故かパトロールか。
2017年09月11日 09:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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救助ヘリが飛んでました。事故かパトロールか。
樹林帯に入ってからも岩稜が続きます。
2017年09月11日 09:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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樹林帯に入ってからも岩稜が続きます。
2017年09月11日 09:38撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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登りと下りで一方通行。
2017年09月11日 09:52撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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登りと下りで一方通行。
2017年09月11日 09:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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名物の長い梯子。権現岳の源氏梯子に比べると可愛い。
2017年09月11日 10:03撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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名物の長い梯子。権現岳の源氏梯子に比べると可愛い。
下ってから上を見上げて。
2017年09月11日 10:04撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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下ってから上を見上げて。
岳沢小屋に到着、順調。
2017年09月11日 10:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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岳沢小屋に到着、順調。
あとは上高地までひたすら歩きます。
2017年09月11日 10:55撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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あとは上高地までひたすら歩きます。
天然クーラー。
2017年09月11日 11:38撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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天然クーラー。
涼しさは感じませんでした。
2017年09月11日 11:38撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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涼しさは感じませんでした。
木道などが出てきて、あとはほどなく上高地に下山完了しました。この後の写真は撮ってませんでした。。。
2017年09月11日 11:48撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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木道などが出てきて、あとはほどなく上高地に下山完了しました。この後の写真は撮ってませんでした。。。

感想

7月の鹿島槍〜五竜、8月の不帰と天気に恵まれなかった分、今回はやっといい天気に恵まれました。
まずは、新穂高温泉から入山。天気がいいとはいえ、いいのはこの土日のみで月曜にはゆっくり下り坂、火曜日は荒れ模様とのこと。天気が火曜日まで持つようなら、槍ヶ岳を経由しての縦走にしたかったのですが、そうはいかないみたいなので、渋々槍ヶ岳はカットして、南岳からの縦走にしました。
新穂高温泉が標高1,060m、南岳小屋が3千m。標高差約2千mを1日で上がらなければならず、富士山以上、白馬岳以上。おそらく、自分の登山歴の中でも1日の標高差としては最大だと思います。しかも夜行バスで到着したその日に、寝不足の身体では相当キツイのが始めから分かっていた分、大キレットよりも、まずはそちらが最初の関門となりました。

9/9:バスの到着時間が、5:30〜6時でまあ、6時頃には出発できればいいかと思ってたのに到着が6:20でした。それから給水して、(下ろされたロープウェイ駅から5分位下った登山相談所で給水)出発は6:45と、予想より既に45分遅れ。

最初の槍平までの4時間半のコースでできるだけ貯金を作って、残りの4時間を貯金を使って5時間かけてもいいやと思い、槍平までは3時間45分と、45分の貯金ができました。
そこから、ほとんど入山者が居そうにない、南岳新道へ入っていきました。雪渓はもう解けてなくなってました。念のため軽アイゼンを持ってきてたのですが不要でした。

樹林帯への入口もすぐに分かりました。意外にも下りてくる人がちらほら。聞いてみると登ってる人もけっこう居るとのことで、自分だけではないことで心強くなりました。
荒れてるとの南岳新道の情報でしたが、確かに木製梯子は朽ちて崩れてるのばかりでしたが、その脇に踏み跡ができていて、登るのにそんなに苦労せずに行けました。
とはいえ、急登が延々続きます。おまけにこの日は暑く陽射しも強く、夏の登山でした。
午後からガスって涼しくなってきて助かりました。何とか3時までに南岳小屋に着くことができました。

9/10:同室の人Oさんが大キレットに行くか迷われてたので、よかったら一緒に行きましょうと誘ってみたところ一緒に行くこととなりました。上高地から1日で槍ヶ岳経由で南岳小屋まで来る健脚の持ち主であり、奥秩父の二子山西岳上級者コースも経験ある方だったので、問題ないと思い誘った訳です。その人のレベルが分からない人なら安易には誘えませんが。
即席パーティーでの山行となりましたが、私も全くのソロではなくなり心強く有難い存在となりました。励まし合い、コースをお互いで確認し合いながら大キレットの難コースを不安なく通過できました。長谷川ピークの乗っ越し、A沢のコルへの下り、飛騨泣きの登りなど、予備情報通りのスリル感を楽しめました。
最後の北穂高小屋までの登りが、キツかったです。誰もが書いてますが、まさにその通りでした。でも、小屋に着いた時には大きな達成感を味わえ、Oさんともお互いの健闘を称え合い、コーラで乾杯し、しばし北穂高小屋のテラスから槍ヶ岳を臨みながら縦走してきたコースを振り返りました。やはり、このコース歩いて良かった!

Oさんは、さすがに昨日12時間も歩いて、この大キレットでの足の疲れを考慮して、涸沢側に下山することにされ、ここでお別れしました。有り難うございましたー

そして、ここから本日の第2ラウンドです。穂高岳山荘までの縦走が控えてます。しかしここで痛恨のミスをしてしまいました。
北穂高岳から下りてすぐに涸沢方面と奥穂高岳方面との分岐を、何を勘違いしたのか、涸沢側に入ってしまい、それに気付かずに50分も下ってしまいました。やけに人が多いのと、どんどん涸沢が近付いてくるのに変だなと気付いた時には、地図ではあと45分で涸沢の地点まで下りて来てしまってました。

50分で最低のコルだから、丁度50分経った頃だったので、そろそろかなと思ってスマホで現在地を確認して愕然としました。あと45分でもう涸沢に下りてしまおうかと甘い考えもありましたが、せっかくの好天気を無駄にしたくなかったのと、穂高縦走を達成したいという強い思いから、分岐点まで戻ることにしました。

地図では、登り1時間40分のところ、急いで登り返し1時間で戻ることができましたが、余計な体力の消耗です。仕切り直しで多めに休憩をとり、改めて12:45分頃から涸沢岳方面に入りました。ホントだともう穂高岳山荘に着く頃なのに、約2時間のロスと体力のロスには凹みました。

何とか気を取り直して、慎重に進みます。最低のコルまでは、ごくありふれた登山道の下りといった感じでした。時折、鎖があればな〜と感じるところに鎖がなかったりした程度でした。最低のコルからの登りは、登ってる人を遠巻きに見てると凄い迫力でした。
そして、自分もその登りになると、よく言われるように、確かに大キレットに匹敵するくらいの高度感とスケールでした。
何とか無事に涸沢岳に到着し、穂高岳山荘に着くことができました。

9/11:4時に起き支度をして、5時頃に出発。いきなりの奥穂高岳への登りは辛かった〜
朝イチからヘロヘロになりながらとりあえず時間通りに山頂を踏めました。ジャンダルムもきれいに見通せました。吊り尾根を歩いてるうちにガスがかかってきて、紀美子平に着いた頃には辺りは真っ白に。とりあえず展望は無くてもせっかくなので、前穂高岳の山頂を踏んで行くことにしました。たかが30分ですが、されど30分です。

3日目で疲れもピーク、重い身体を押し上げながら必死に力を振り絞り登り切りましたが、予想通りの真っ白な展望で、記念撮影だけ済ませ、さっさと下山しました。重太郎新道は、激下りでしたが、思ったほどではなく、すんなりと下山することができました。
雨が今にも降り出しそうな空模様でしたが、何とか持ってくれて上高地に無事に下りて来れました。

今年の目標だった、念願の三大キレット踏破を達成できました。他のキレットとは別格のさすがの大キレットでした。期待を裏切らないスケール感で楽しませてもらえました。
もうこんなハードなのは暫くはやりたくないというのが正直な思いです(笑)

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コメント

いや〜あ、やりましたね〜!
kumaoさん、目標達成おめでとうございます。

 登山メモで出発は確認していたので、レコを楽しみに待っていました。

 とにかく、大キレットを越えた後に、北穂から涸沢に下るミスをカバーしたファイトに感服です。
確かに、そこまで下ったら、そのまま下っちゃおうかと思いますよね。

 写真、詳細に拝見しましたが、確かに他の二つのキレットとは別格のようですね。難しいというよりも、スケールが大きいという感じですか?

 お天気が良ければ、今週末から涸沢ベースで、北穂〜奥穂周回の予定です。No.95の写真のスラブですが、濡れてたら嫌らしそうですね〜

 レコ、とても参考になりました。
2017/9/12 14:10
Re: いや〜あ、やりましたね〜!
f15eagleさん、コメント有り難うございます!
いやー、ホント疲れました。でも楽しかったです。(^-^)

北穂から涸沢側に下るミスをカバーできたのは、もちろんせっかくの好天気を無駄にしたくない、穂高縦走を完成させたいという気持ちもあったのですが、もうひとつは、f15eagleさんに感想をお伝えしたい、一週後に行かれる参考に、お役に立ちたいと思いました。というのもかなりの後押しになりました😊

そうですね、他のキレットとの違いは難しさよりもスケール感でしょうか。即席パーティーとはいえ、同行者が居てくれてかなり心強かったです。その後は一人になりましたが、その勢いで涸沢岳まで行けた気がします。
f15eagleさんの山行レコも楽しみにしてます! お気を付けて〜!
2017/9/12 15:41
Re[2]: いや〜あ、やりましたね〜!
kumaoさん、ありがとうございます。
私への情報提供のために頑張って下さって。m(._.)m
でも、穂高縦走完成の後押しになったのなら、よかったです。
今週末ですが、だんだん天候があやしくなってきて悩ましいです。
2017/9/12 20:00
大キレットご一緒していただいたOです。
大縦走、完成おめでとうございます。
あのあとご苦労があったそうですが、感慨一入でしょう。おつかれさまでした!

大キレット、私一人だったら諦めていたと思います。
怖くも楽しくも人生サイコーの素晴らしい道。ホントに楽しかったなあ。

お世話になった上に、写真たくさん使ってくれてありがとうございます。わたの後ろ姿はまるで熊ですね。

またいつかどこか一緒にチャレンジできたらと思います。ジャンですかね。
お互い良い山を!!
2017/9/12 22:51
Re: 大キレットご一緒していただいたOです。
Oさん、コメント有り難うございます!

考えられないミスをしてしまい、危うく縦走できずに撤退なんてことになるところでした。危険箇所だけでなく、分岐点でも油断大敵でした😅

Oさんも、あの日のうちに上高地まで下りられたとのこと、めちゃ健脚ですね〜
穂高岳山荘までの方が楽でしたよ、多分(笑)

ぜひまたご一緒しましょう! ジャンですか? 禁断ゾーンに行っちゃいますかー?(笑)
2017/9/13 0:20
お疲れさまでしたっ!
kumaoさん 大キレットやったんですね、すごいっす!今夏、後立山方面の出没が多いなぁ〜とみておりましたが、三大キレット制覇を狙ってたんですね。初志貫徹、おめでとうございます!私も先週、不帰をやりましたが、やはり大キレットはスケールが違う感じですね。私もチャレンジしてみようとおもいますんでまたいろいろ教えてくださいませ<(_ _)>
2017/9/20 23:16
Re: お疲れさまでしたっ!
gakupapaさん、お久しぶりです!
コメント有り難うございますー
去年の夏から後立山ばっかりでしたので、穂高もと思い行きましたが、やはり穂高は穂高でいいですね。年が年なものですから😅、元気なうちに危険なところを済ませてから、あとはいろんなコースを楽しみながらの山行に切り替えて行きたいという思いからの今年の目標でした。7月、8月と雨でしたが、最後に天気が味方してくれました😊gakupapaさんもぜひ行ってみて下さい! 
2017/9/21 7:47
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ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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