ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 128152
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

星降る夜空の稜線歩き 北ア奥地をぐるっと周回(黒部五郎、三俣蓮華、雲ノ平)

2011年08月14日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
18:58
距離
40.7km
登り
3,197m
下り
3,183m

コースタイム

折立0:03-1:06三角点-2:32太郎平小屋(給水)-3:35北ノ俣岳3:49-6:31黒部五郎山頂6:47-8:17黒部五郎小舎(給水)-9:40三俣蓮華山頂9:45-10:20三俣山荘(給水)10:25-10:52黒部源流碑-13:01雲ノ平山荘(サイダー)13:10-15:04薬師沢小屋(給水)-16:58太郎平小屋(給水)17:08-18:58折立

※昭文社の山地図のコースタイムは26:00であるが、今までの経験上、私のロングペースでは、登り×0.5、下り×0.8、縦走×0.7となり、今回は、17時間前後(途中休憩を含めて18時間)が最適コースタイムと見積もり、下山をゲート閉鎖の20:00に合わせて18:00とすると、0:00スタートが妥当と判断した。
しかし、途中でペースが相当落ちたため、結局予定よりも1時間程遅くなった。
天候 曇り-晴れ-雨
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
有峰林道折立の正規の駐車場は30台程度。
臨時駐車場は正規の駐車場を越えてバス回転場所を鋭角に右折する。
路駐(向かって左側はOK)はトンネル付近まで達していたが、臨時は比較的空いていたので、その存在を知らずに路駐している方も多いと思われる。

有峰林道(入場1回1,800円)は、関東方面からだと国道471から大規模林道を通り、飛越トンネルを越えた東谷線が最短距離。
但し、上信越道から北陸道を経由して亀谷ゲートから入る方が時間的には早く、運転は楽。
東谷線はカーブが多い有峰湖沿いをほぼ一周するので、下山時にゲートが閉鎖される20時が近くなったら亀谷ゲートに向かうべき。
今回は下山後、20時前に余裕で東谷ゲートに到着したのものの、既にゲートが閉じられており、ゲート横の連絡所のおっちゃんを呼び出して開けさせた。
(東谷ゲートの係は、客が少ないと勝手に早期閉店をしてしまう様であり、既に酒を飲んでいたのか、しばらく無視されたため、連絡所のドアをしばらく「強く」叩くと、ブツブツ言いながらやっと出てきた。)

バス便も可能であるが、便数が少ないので時間的に行動が制約される。
コース状況/
危険箇所等
全般に危険箇所は無い。
但し、コースタイムは長目なので、ペース配分には留意する。

【水場】(適当な間隔であるので夏場でも0.5-1.0Lで十分)
・太郎平小屋東側(タンクからのオーバーフロー)
・黒部五郎カールの沢の上部(下部でも湧水点から近そうな枝沢は問題無さそう)
・黒部五郎小舎の前(飲み物を冷やしているシンク)
・三俣山荘南側のキャンプ指定地
・鷲羽岳西側の複数の小沢(水場表示は無いが冷たい水が湧き出ている。黒部源流は上部以外はNG)
・雲ノ平日本庭園の第一雪田(水場表示は無いが上部は問題無さそう)
(雲ノ平山荘に水場はなく、小屋からキャンプ指定地水場まで往復1時間弱)
・薬師沢小屋入り口(飲み物を冷やしているシンク)
(薬師沢はどの支沢も水量が多いが、沢登りの人の入渓があるため基本NG)

【折立〜太郎平】
三角点までは樹林帯の急登となる。
三角点までは木の根が多く、またそれ以降の敷石が整備された部分も破砕石なのでやはり足下が不安定で歩きにくい。
三角点を過ぎて樹林帯を抜けると上空が開けるとともに、富山の街並みが眼下に広がる。
傾斜のない部分であっても上を向いて歩いていると石に躓く。

【太郎平小屋〜黒部五郎】
見晴らしの良いなだらかな稜線歩きとなる。
ナイトハイクでは満天の星空の下、宇宙遊泳の様な壮大な風景が堪能できる。
北アの山々のシルエットと刻一刻と変わりゆく空の色を楽しむならこれ以上の稜線は無いと思う。
但し、濡れた木道は滑るので、スリップに注意する。
黒部五郎への登りは急登だがジグザグ道が付けられているので高度を稼ぐのは容易。

【黒部五郎〜三俣蓮華】
黒部五郎の山頂から美しいカールを通って黒部五郎小舎まで下る。
山頂まで突き上げるカールと巨岩と沢と花畑のコンビネーションが素晴らしい。
今回は下りでここを通過したが、できれば黒部五郎を正面に登っていくルートをお勧めしたい。
黒部五郎小舎から黒部乗越までは石がゴロゴロした樹林帯の急登になる。
途中3カ所程、「急坂コース」と「ゆっくりコース」が別れるが、不安定な石もあるので下りではゆっくりの方が良さそう。
黒部乗越からは、巻道も選択できるが、展望のある日は三俣蓮華からの大展望は捨てがたい。

【三俣蓮華〜黒部源流〜雲ノ平】
三俣蓮華山頂から三俣山荘、さらに黒部源流標識まで嫌と言う程高度を下げる。
そこから日本庭園まで激登となる。
途中沢筋に踏み跡があり、夜間はマークを見逃す可能性があり、注意が必要。
下りでは夜間も問題無い。
今回は日本庭園を通過するために鷲羽はパスしたが、鷲羽はジグザグで登りやすく、標高をキープできるので、鷲羽経由の方が楽な様な気がする。
雲ノ平周辺は殆ど木道歩きとなる。

【雲ノ平〜薬師沢出会】
「日本最後の秘境」は木道歩きが長いが、展望はそれ程良くないので花の季節以外は退屈かも。
木道末端から薬師沢まで、湿って苔で滑る岩が多い急坂を下る。
おそらく今回のルートの中では一番の難所。
降雨であればこのルートを下りでは使いたくない。
薬師小屋の手前は一旦沢まで降りて、30m程河原を上流へ歩き、梯子で小屋に接続された吊り橋まで登る。
暗い中では少々迷いそうな部分。

【薬師沢出会〜太郎平】
道標は無いが、薬師沢小屋の左側から急坂を上がる。
小屋周辺は変な踏み跡が多く道迷いの定番なので少し不安になるが、すぐに木道が出てきて正規の登山道と判る。
太郎平は雲ノ平より100m程標高が低いが、こちら側の登山道は良く整備されており歩きやすい。
薬師沢沿いに木道歩きが長い。
中俣の橋はリニューアル工事中であった。
そこからの急登は消耗した体に厳しいが、右に見える薬師峠のテントより標高が上がれば稜線は近い。
太郎平から雲ノ平までのパートだけを考えた場合、明らかに今回の逆周りの方が良さそう。
午前0時スタート前の折立登山口。
キャンプ場にもトイレはあるが、こちらにもトイレ有り。
折立キャンプ場周辺は熊の出没報告が多いので要注意。
今回は土曜日の昼過ぎに到着し、睡眠時間十分。
さあ、今日も頑張って行きましょう。

2011年08月13日 23:59撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/13 23:59
午前0時スタート前の折立登山口。
キャンプ場にもトイレはあるが、こちらにもトイレ有り。
折立キャンプ場周辺は熊の出没報告が多いので要注意。
今回は土曜日の昼過ぎに到着し、睡眠時間十分。
さあ、今日も頑張って行きましょう。

三角点(1870.6m)。三角点という地名で道標に何度も登場する。
樹林帯は展望も無いので涼しい未明に登ってしまうのが良いと思います。
ここで一旦展望が開けるが、ガスで星空も富山の夜景も見えませんでした。
今日はペルセウス流星群の極大日なのでちょっと残念。
ガスはそれ程濃くないので時期に晴れることを期待して先に進みます。

2011年08月14日 01:06撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/14 1:06
三角点(1870.6m)。三角点という地名で道標に何度も登場する。
樹林帯は展望も無いので涼しい未明に登ってしまうのが良いと思います。
ここで一旦展望が開けるが、ガスで星空も富山の夜景も見えませんでした。
今日はペルセウス流星群の極大日なのでちょっと残念。
ガスはそれ程濃くないので時期に晴れることを期待して先に進みます。

富山の夜景。本当はもう少し迫力があるのですが、コンデジだとこんな写真になってしまうのが惜しい。
歩きながらの撮影なので手ぶれはご愛敬です。
三角点を過ぎて一旦樹林帯に入るが、すぐに森林限界を超えて視界が広がる。
上空も標高を上げるに従って段々雲が薄くなっていき、星が輝き出す。
流星を見つけようと上を見ながら歩いていると石に躓くので度々立ち止まり上空を仰ぐ。
星空の中を歩くのは非常に気持ちが良いです。
平衡感覚を失う様な星空ウォークは毎回ディズニーランドのスペースマウンテンを思い起こさせますが、この感覚分かりますかねえ。笑
途中で大きく輝く流れ星を東に空に見つけて思わず歓声をあげました。

2011年08月14日 02:20撮影 by  DSC-TX10 , SONY
2
8/14 2:20
富山の夜景。本当はもう少し迫力があるのですが、コンデジだとこんな写真になってしまうのが惜しい。
歩きながらの撮影なので手ぶれはご愛敬です。
三角点を過ぎて一旦樹林帯に入るが、すぐに森林限界を超えて視界が広がる。
上空も標高を上げるに従って段々雲が薄くなっていき、星が輝き出す。
流星を見つけようと上を見ながら歩いていると石に躓くので度々立ち止まり上空を仰ぐ。
星空の中を歩くのは非常に気持ちが良いです。
平衡感覚を失う様な星空ウォークは毎回ディズニーランドのスペースマウンテンを思い起こさせますが、この感覚分かりますかねえ。笑
途中で大きく輝く流れ星を東に空に見つけて思わず歓声をあげました。

小屋の前の木道を少し歩くと薬師沢の分岐点になります。
ここを右方向に進みます。
以前も未明にここを通過していますが、
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=46415&pid=26cf4b50d4d0d9f64d4990655c97a785
今日はここを起点の周回となりますので、復路は左側の薬師沢から登ってくるはずです。

2011年08月14日 02:36撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/14 2:36
小屋の前の木道を少し歩くと薬師沢の分岐点になります。
ここを右方向に進みます。
以前も未明にここを通過していますが、
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=46415&pid=26cf4b50d4d0d9f64d4990655c97a785
今日はここを起点の周回となりますので、復路は左側の薬師沢から登ってくるはずです。

夜の花1(チングルマ mermaidさんより)
2011年08月14日 03:08撮影 by  DSC-TX10 , SONY
3
8/14 3:08
夜の花1(チングルマ mermaidさんより)
夜の花2
2011年08月14日 03:08撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/14 3:08
夜の花2
夜の花3(チングルマ mermaidさんより)。
1と同じとは...
2011年08月14日 03:18撮影 by  DSC-TX10 , SONY
3
8/14 3:18
夜の花3(チングルマ mermaidさんより)。
1と同じとは...
北ノ俣岳山頂。
雲はすっかり晴れて満天の星空。
山頂は見晴らしが良いので、ここでしばらく流星観察をすることに。
今日は満月に近く、星空鑑賞には今一つの環境ですが、月の高度が下がるに従って星の輝きは強くなっていく。
月明かりが視野に入らない様に帽子を被り、ダウンと雨具を着込んで寝っ転がって上空を見上げる。
約15分の間に3個の流星を確認しましたが、もう少し派手な天体ショーを期待していたので少々物足りない感じでした。

2011年08月14日 03:40撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/14 3:40
北ノ俣岳山頂。
雲はすっかり晴れて満天の星空。
山頂は見晴らしが良いので、ここでしばらく流星観察をすることに。
今日は満月に近く、星空鑑賞には今一つの環境ですが、月の高度が下がるに従って星の輝きは強くなっていく。
月明かりが視野に入らない様に帽子を被り、ダウンと雨具を着込んで寝っ転がって上空を見上げる。
約15分の間に3個の流星を確認しましたが、もう少し派手な天体ショーを期待していたので少々物足りない感じでした。

中俣乗越手前あたりからのシルエット。
夜明けが近付くと空の色が漆黒から紫色に変わっていきます。
写真だとかなり空が明るく見えますが、実際は紫色のグラデーションが美しい。
夜明けの空の色に浮かぶスカイラインにしばし見とれました。

6
中俣乗越手前あたりからのシルエット。
夜明けが近付くと空の色が漆黒から紫色に変わっていきます。
写真だとかなり空が明るく見えますが、実際は紫色のグラデーションが美しい。
夜明けの空の色に浮かぶスカイラインにしばし見とれました。

朝焼けの雲にシルエットの水晶。
もうすぐ夜が明けます。
主役が宇宙から地上にバトンタッチされるこの時間帯が私は一番好きです。

2011年08月14日 04:50撮影 by  DSC-TX10 , SONY
9
8/14 4:50
朝焼けの雲にシルエットの水晶。
もうすぐ夜が明けます。
主役が宇宙から地上にバトンタッチされるこの時間帯が私は一番好きです。

水晶の右側からの日の出です。
太陽の一閃を受けて私自身も再生します。
また新しい一日の始まりですが、これで今日の主目的、稜線のナイトハイクは終了です。
私がナイトハイクにハマったのも2年前にこの稜線で星空ウォークに感動したのが切っ掛けでした。
いまその感覚を思い出し、やはりその素晴らしさを改めて認識しました。

2011年08月14日 05:23撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8
8/14 5:23
水晶の右側からの日の出です。
太陽の一閃を受けて私自身も再生します。
また新しい一日の始まりですが、これで今日の主目的、稜線のナイトハイクは終了です。
私がナイトハイクにハマったのも2年前にこの稜線で星空ウォークに感動したのが切っ掛けでした。
いまその感覚を思い出し、やはりその素晴らしさを改めて認識しました。

黒部五郎への登りから歩いてきた稜線を振り返ります。
こうやってみると稜線がなだらかであることが良く判ります。
遙か遠くに太郎平小屋も見えます。
しかし、コースタイム的にはまだ1/3も歩いていません。
太郎平の向こうには埋蔵金伝説の鍬崎山。

2011年08月14日 06:07撮影 by  DSC-TX10 , SONY
6
8/14 6:07
黒部五郎への登りから歩いてきた稜線を振り返ります。
こうやってみると稜線がなだらかであることが良く判ります。
遙か遠くに太郎平小屋も見えます。
しかし、コースタイム的にはまだ1/3も歩いていません。
太郎平の向こうには埋蔵金伝説の鍬崎山。

黒部五郎山頂からのパノラマ。
逆光で写真は露出オーバーですが、ガスもなく素晴らしい展望です。
山座同定をしてみると、ピークを踏んだ山は意外と少ないものだと思いました。
西穂の右側に見えるはずの霞沢岳は既にガスの中でした。
そのうち、ここには登るはずです。

4
黒部五郎山頂からのパノラマ。
逆光で写真は露出オーバーですが、ガスもなく素晴らしい展望です。
山座同定をしてみると、ピークを踏んだ山は意外と少ないものだと思いました。
西穂の右側に見えるはずの霞沢岳は既にガスの中でした。
そのうち、ここには登るはずです。

同山頂からのパノラマ2。
これから歩くルートを見渡します。
黒部五郎小舎はカールの遙か下方になり、そこから三俣蓮華に激しく登り返します。
一旦黒部源流まで下った後、祖父岳の手前を登り、雲ノ平に至ります。
平坦部は薬師沢に落ち込み、太郎平までまたまた登り返します。
改めて周回路を目で実際に確認すると目眩がしました。

4
同山頂からのパノラマ2。
これから歩くルートを見渡します。
黒部五郎小舎はカールの遙か下方になり、そこから三俣蓮華に激しく登り返します。
一旦黒部源流まで下った後、祖父岳の手前を登り、雲ノ平に至ります。
平坦部は薬師沢に落ち込み、太郎平までまたまた登り返します。
改めて周回路を目で実際に確認すると目眩がしました。

黒部五郎からは白山もすぐ近くです。
いつも白山を見る度に遠まで来たものだと思います。
北海道や九州の山を見ても感じない不思議な感覚。
山頂では10名程のパーティーが休憩していましたが、ほぼ同時刻に下山開始しました。
後からパーティーの歩きを観察していましたが、皆さんそれなりに経験がありそうな足捌きでした。
今から折立に下山して13時頃になるとのことでした。
下山口は同じですが、私が下山する時に会うことは無いでしょう。

2011年08月14日 06:36撮影 by  DSC-TX10 , SONY
2
8/14 6:36
黒部五郎からは白山もすぐ近くです。
いつも白山を見る度に遠まで来たものだと思います。
北海道や九州の山を見ても感じない不思議な感覚。
山頂では10名程のパーティーが休憩していましたが、ほぼ同時刻に下山開始しました。
後からパーティーの歩きを観察していましたが、皆さんそれなりに経験がありそうな足捌きでした。
今から折立に下山して13時頃になるとのことでした。
下山口は同じですが、私が下山する時に会うことは無いでしょう。

稜線からカールの中にジグザグに降りていく途中で山頂方向を振り返ります。
青空と雪渓とのコントラストが美しい。
急斜面を下りながら、折角稼いだ高度を失っていくのが勿体ない気がしましたが、黒部五郎は本日のルートでの最高点なので、後は下り基調なのだと考えることにしましょう。
もちろん、そんなに甘くは無いことは先程山頂からの目視でも分かっていましたが。

2011年08月14日 07:03撮影 by  DSC-TX10 , SONY
9
8/14 7:03
稜線からカールの中にジグザグに降りていく途中で山頂方向を振り返ります。
青空と雪渓とのコントラストが美しい。
急斜面を下りながら、折角稼いだ高度を失っていくのが勿体ない気がしましたが、黒部五郎は本日のルートでの最高点なので、後は下り基調なのだと考えることにしましょう。
もちろん、そんなに甘くは無いことは先程山頂からの目視でも分かっていましたが。

カールの谷底に到着。
山頂から小屋までは、カールの底を歩くルートと、写真で見える緩やかに下る稜線を辿るルートの2つ。
稜線ルートも見晴らしは良さそうですが、岩が点在し花畑が広がる、この美しいカールの中を歩く方が良いでしょう。
ちなみに雲ノ平も美しいですが、私は黒部五郎のカールの方がお勧めです。

2011年08月14日 07:07撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4
8/14 7:07
カールの谷底に到着。
山頂から小屋までは、カールの底を歩くルートと、写真で見える緩やかに下る稜線を辿るルートの2つ。
稜線ルートも見晴らしは良さそうですが、岩が点在し花畑が広がる、この美しいカールの中を歩く方が良いでしょう。
ちなみに雲ノ平も美しいですが、私は黒部五郎のカールの方がお勧めです。

さらにカールを下り、振り返ります。
残念ながら花の時期はすでに終わっていますが、良い感じです。
斜度を見ると沢筋を詰めても登れそうです。
夏道は踏み跡がしっかりしていますが、雪渓が大きい時期に歩くと直進して沢を詰めてしまいそうです。

2011年08月14日 07:11撮影 by  DSC-TX10 , SONY
7
8/14 7:11
さらにカールを下り、振り返ります。
残念ながら花の時期はすでに終わっていますが、良い感じです。
斜度を見ると沢筋を詰めても登れそうです。
夏道は踏み跡がしっかりしていますが、雪渓が大きい時期に歩くと直進して沢を詰めてしまいそうです。

巨岩が点在するロックガーデンはトムラウシの雰囲気です。
白い岩肌は青空の下が一番美しいですね。
このルートはやはりカールを正面に見ながら登りで歩く方が良いと思います。
傾斜も緩く、歩きやすい登山道です。

2011年08月14日 07:30撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4
8/14 7:30
巨岩が点在するロックガーデンはトムラウシの雰囲気です。
白い岩肌は青空の下が一番美しいですね。
このルートはやはりカールを正面に見ながら登りで歩く方が良いと思います。
傾斜も緩く、歩きやすい登山道です。

黒部五郎小舎に到着です。
小屋の前にある飲み物を冷やしているシンクが水場になります。
この形態は薬師沢小屋も同様です。
この小屋はどの登山口から入っても相当に遠い北アの奥地に存在します。
しかし、今回のルートは水場が多く、営業小屋も良い間隔で点在しますので、安心して足を踏み入れることができますね。

2011年08月14日 08:15撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/14 8:15
黒部五郎小舎に到着です。
小屋の前にある飲み物を冷やしているシンクが水場になります。
この形態は薬師沢小屋も同様です。
この小屋はどの登山口から入っても相当に遠い北アの奥地に存在します。
しかし、今回のルートは水場が多く、営業小屋も良い間隔で点在しますので、安心して足を踏み入れることができますね。

稜線経由ルートの分岐点。
稜線経由は文字を薄く消してある。
おそらく、「黒部五郎岳」の文字だけを見て直進してしまううっかり者が多いのでしょう。
稜線ルートは破線ですが、山頂にいた方の話では、特に問題になる場所は無いとのことでした。

2011年08月14日 08:16撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/14 8:16
稜線経由ルートの分岐点。
稜線経由は文字を薄く消してある。
おそらく、「黒部五郎岳」の文字だけを見て直進してしまううっかり者が多いのでしょう。
稜線ルートは破線ですが、山頂にいた方の話では、特に問題になる場所は無いとのことでした。

黒部乗越までの急登は、途中3カ所「急坂」と「ゆっくり」に別れるが、急坂はこんな感じで石がゴロゴロしている。
登りでは全く問題になりませんが、不安定な石も多いので、下りでは「ゆっくり」の方が良いかもしれません。
いずれにしても極短い距離で再合流します。

2011年08月14日 08:29撮影 by  DSC-TX10 , SONY
2
8/14 8:29
黒部乗越までの急登は、途中3カ所「急坂」と「ゆっくり」に別れるが、急坂はこんな感じで石がゴロゴロしている。
登りでは全く問題になりませんが、不安定な石も多いので、下りでは「ゆっくり」の方が良いかもしれません。
いずれにしても極短い距離で再合流します。

急登を登り切ると2661ピークに達します。
振り返ればカールの中の登山道が良く見えます。
カールの下部は樹林帯となり、視界がなくなります。
このピークで登山道は約120°右に曲がりますが、これはピークの定番ですね。

2011年08月14日 08:38撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4
8/14 8:38
急登を登り切ると2661ピークに達します。
振り返ればカールの中の登山道が良く見えます。
カールの下部は樹林帯となり、視界がなくなります。
このピークで登山道は約120°右に曲がりますが、これはピークの定番ですね。

黒部乗越。
ここで今日の行程の約半分にやっと到達しました。
当初は三俣蓮華をパスする予定でしたが、本日は展望が良いので山頂を経由することにしました。
すれ違った方のお話では、巻道のお花畑はイマイチだったとのこと。
時間にして20分余計にかかるだけですが、山頂までの急登と山荘までの急降下はコースタイム以上に足に来ます。

2011年08月14日 09:11撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/14 9:11
黒部乗越。
ここで今日の行程の約半分にやっと到達しました。
当初は三俣蓮華をパスする予定でしたが、本日は展望が良いので山頂を経由することにしました。
すれ違った方のお話では、巻道のお花畑はイマイチだったとのこと。
時間にして20分余計にかかるだけですが、山頂までの急登と山荘までの急降下はコースタイム以上に足に来ます。

三俣蓮華山頂からのパノラマ。
素晴らしい大展望ですが、同じ景色を見ても、今歩いてきたルートと、今から歩くルートを思うと、単純に喜んではいられません。
ここで今一度これから歩くルートをおさらいします。
右下に三俣山荘が見える。そこからさらに黒部源流まで下り、雲ノ平まで急登を登り返す。
第二雪田、第一雪田と通過したら日本庭園。祖父岳からの道を合わせたら雲ノ平山荘までは緩やかに下る。
そこからしばらく平坦な部分が続き、薬師沢へ切れ落ちている。
そこから遙か彼方の太郎平まで、再度高度を上げなくてはいけない。
上空から見るとかなり平坦に見えますが、実際に歩けばその高低差はかなりあります。

6
三俣蓮華山頂からのパノラマ。
素晴らしい大展望ですが、同じ景色を見ても、今歩いてきたルートと、今から歩くルートを思うと、単純に喜んではいられません。
ここで今一度これから歩くルートをおさらいします。
右下に三俣山荘が見える。そこからさらに黒部源流まで下り、雲ノ平まで急登を登り返す。
第二雪田、第一雪田と通過したら日本庭園。祖父岳からの道を合わせたら雲ノ平山荘までは緩やかに下る。
そこからしばらく平坦な部分が続き、薬師沢へ切れ落ちている。
そこから遙か彼方の太郎平まで、再度高度を上げなくてはいけない。
上空から見るとかなり平坦に見えますが、実際に歩けばその高低差はかなりあります。

昼の花1
2011年08月14日 09:21撮影 by  DSC-TX10 , SONY
3
8/14 9:21
昼の花1
昼の花2
2011年08月14日 09:21撮影 by  DSC-TX10 , SONY
2
8/14 9:21
昼の花2
日が高くなり、逆光だった槍穂がハッキリ見えてきましたが、穂高側からガスが上がってきています。
まだ10時前ですが、今の時期の展望はやはり早朝限定ですね。

2011年08月14日 09:51撮影 by  DSC-TX10 , SONY
3
8/14 9:51
日が高くなり、逆光だった槍穂がハッキリ見えてきましたが、穂高側からガスが上がってきています。
まだ10時前ですが、今の時期の展望はやはり早朝限定ですね。

三俣山荘の水場です。
三俣蓮華山頂方向から下ってくると、山荘手前のテント場にあります。
そろそろ行動食にも飽きてきたので、時間があったら山荘で昼食でもと考えていましたが、予定より30分以上遅れていたので山荘には立ち寄らず、その手前を黒部源流に向かって下降していきます。

2011年08月14日 10:22撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/14 10:22
三俣山荘の水場です。
三俣蓮華山頂方向から下ってくると、山荘手前のテント場にあります。
そろそろ行動食にも飽きてきたので、時間があったら山荘で昼食でもと考えていましたが、予定より30分以上遅れていたので山荘には立ち寄らず、その手前を黒部源流に向かって下降していきます。

緑と白の美しい鷲羽岳です。
今日は時間的にパスしましたが、この後源流から日本庭園への急登の登り返しで、やっぱり鷲羽経由にすべきだったと思いました。
鷲羽経由の方が累積標高差はありますが、登山道がジグザグに切ってあるため登りやすく、また、標高を保ったまま登り返し無しに雲ノ平に到達できますので、体力的には楽だと思います。

2011年08月14日 10:23撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8
8/14 10:23
緑と白の美しい鷲羽岳です。
今日は時間的にパスしましたが、この後源流から日本庭園への急登の登り返しで、やっぱり鷲羽経由にすべきだったと思いました。
鷲羽経由の方が累積標高差はありますが、登山道がジグザグに切ってあるため登りやすく、また、標高を保ったまま登り返し無しに雲ノ平に到達できますので、体力的には楽だと思います。

黒部源流碑。
ここから雲ノ平日本庭園まで太陽に焼かれながらの激登りとなります。
途中の写真が無いのは、死にそうだったからです。
今まで足はまだまだ大丈夫でしたが、ここで一気に疲労を溜めてしまいました。
やはり時間的な余裕が少なくなると疲労を早めますね。
途中で先行者を数名抜きましたが、皆さん表情は同じでした。

2011年08月14日 10:52撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
8/14 10:52
黒部源流碑。
ここから雲ノ平日本庭園まで太陽に焼かれながらの激登りとなります。
途中の写真が無いのは、死にそうだったからです。
今まで足はまだまだ大丈夫でしたが、ここで一気に疲労を溜めてしまいました。
やはり時間的な余裕が少なくなると疲労を早めますね。
途中で先行者を数名抜きましたが、皆さん表情は同じでした。

右に鷲羽とワリモを見ながら高度を上げていきます。
ワリモは見た目険しい表情ですが、登山道はピークを巻いていますので、登山道自体は鷲羽から殆どフラットで岩苔乗越、さらに祖父岳までは楽に到達できます。

2011年08月14日 11:41撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
8/14 11:41
右に鷲羽とワリモを見ながら高度を上げていきます。
ワリモは見た目険しい表情ですが、登山道はピークを巻いていますので、登山道自体は鷲羽から殆どフラットで岩苔乗越、さらに祖父岳までは楽に到達できます。

日本庭園のお花畑。白い花や黄色い花が咲いていますが、小屋で休憩していたオジサンの話では既に花のピークは過ぎたとのこと。
雲ノ平全般に言えることですが、確かに名山に囲まれた高原は美しいのですが、それ程大騒ぎする程の場所では無いなあというのが私の正直な感想です。
まあ、今日は黒部源流を囲んで同じ様な景色を一日中グルッと見ていますので、大展望にも感動が無かったのだと思います。
もしこれが花の季節が終わってガスだったら...来る価値は無いかも。

2011年08月14日 11:49撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
8/14 11:49
日本庭園のお花畑。白い花や黄色い花が咲いていますが、小屋で休憩していたオジサンの話では既に花のピークは過ぎたとのこと。
雲ノ平全般に言えることですが、確かに名山に囲まれた高原は美しいのですが、それ程大騒ぎする程の場所では無いなあというのが私の正直な感想です。
まあ、今日は黒部源流を囲んで同じ様な景色を一日中グルッと見ていますので、大展望にも感動が無かったのだと思います。
もしこれが花の季節が終わってガスだったら...来る価値は無いかも。

スイス庭園分岐の少し手前で雷鳥が砂浴びをしていました。
保護色で見にくいのですが、子供が5羽います。
近くで見ていた年寄りグループが、「雷鳥だから静かにしてください」と。
しかし、自分たちの撮影が終了したら仲間同士で大声でおしゃべりを始めて雷鳥を驚かせ、雷鳥は這い松の中へ。
登山者に悪人はいないとの説がありますが、非常識で迷惑な人間は多い様で。

5
スイス庭園分岐の少し手前で雷鳥が砂浴びをしていました。
保護色で見にくいのですが、子供が5羽います。
近くで見ていた年寄りグループが、「雷鳥だから静かにしてください」と。
しかし、自分たちの撮影が終了したら仲間同士で大声でおしゃべりを始めて雷鳥を驚かせ、雷鳥は這い松の中へ。
登山者に悪人はいないとの説がありますが、非常識で迷惑な人間は多い様で。

昼の花3(ハクサンイチゲ mermaidさんより)
2011年08月14日 12:25撮影 by  DSC-TX10 , SONY
2
8/14 12:25
昼の花3(ハクサンイチゲ mermaidさんより)
昼の花4(ミヤマダイコンソウ mermaidさんより)
2011年08月14日 12:26撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
8/14 12:26
昼の花4(ミヤマダイコンソウ mermaidさんより)
雲ノ平山荘が見えてきました。
周辺は木道が続きますが、今までの登山道に比べて特に花が多いと言うこともなく、少々期待はずれでした。
展望もぐるっと名山が見えるには見えるのですが、展望はやはりピークからの方が良いですね。
おそらく、雲の上の別天地を連想させるネーミングの勝利なんでしょうか。
日本庭園も、スイス庭園も、ギリシャ庭園も、アラスカ庭園も、素晴らしいネーミングです。

2011年08月14日 12:46撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
8/14 12:46
雲ノ平山荘が見えてきました。
周辺は木道が続きますが、今までの登山道に比べて特に花が多いと言うこともなく、少々期待はずれでした。
展望もぐるっと名山が見えるには見えるのですが、展望はやはりピークからの方が良いですね。
おそらく、雲の上の別天地を連想させるネーミングの勝利なんでしょうか。
日本庭園も、スイス庭園も、ギリシャ庭園も、アラスカ庭園も、素晴らしいネーミングです。

昼の花5
2011年08月14日 12:55撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
8/14 12:55
昼の花5
雲ノ平の木道の末端まで行くと登山道は豹変します。
写真では少々分かりにくいですが、苔が付いて濡れると滑りやすい大岩や木の根が張りだした急降下が続きます。
コースタイム的には下り1:30ですが、このルートは雨の日には下りで使いたくないです。
しかし、雲ノ平を目指す多くの登山者とすれ違いました。
なお、薬師沢周辺の写真はレンズの曇りでNGでした。

2011年08月14日 14:02撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
8/14 14:02
雲ノ平の木道の末端まで行くと登山道は豹変します。
写真では少々分かりにくいですが、苔が付いて濡れると滑りやすい大岩や木の根が張りだした急降下が続きます。
コースタイム的には下り1:30ですが、このルートは雨の日には下りで使いたくないです。
しかし、雲ノ平を目指す多くの登山者とすれ違いました。
なお、薬師沢周辺の写真はレンズの曇りでNGでした。

やっと太郎平小屋が見えてきました。
薬師沢から木道で距離を稼いだ後は、急登で稜線まで登り返します。
疲れた足には非常にハードですが、雲ノ平側の登山道に比べて良く整備されています。
滑りやすい岩も無く歩きやすいので助かりました。
後は下るのみ。小屋でジュースを買い一息つきました。

2011年08月14日 16:45撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/14 16:45
やっと太郎平小屋が見えてきました。
薬師沢から木道で距離を稼いだ後は、急登で稜線まで登り返します。
疲れた足には非常にハードですが、雲ノ平側の登山道に比べて良く整備されています。
滑りやすい岩も無く歩きやすいので助かりました。
後は下るのみ。小屋でジュースを買い一息つきました。

太郎平から三角点まではこんな道です。
往路では星を見ながら歩きました。
しかし、西には積乱雲が見え、早めに樹林帯まで降りる必要が出たため、ここからランニングモードに切り替えました。
樹林帯に入るとポツポツと降り始めました。

2011年08月14日 17:12撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
8/14 17:12
太郎平から三角点まではこんな道です。
往路では星を見ながら歩きました。
しかし、西には積乱雲が見え、早めに樹林帯まで降りる必要が出たため、ここからランニングモードに切り替えました。
樹林帯に入るとポツポツと降り始めました。

折立に到着しました。
登山口まであと30分程度の場所で2人のパーティーを追い越しましたが、足を捻挫してゆっくり下っているとのこと。
荷物の分担を申し出ましたが、あと少しなので大丈夫とのこと。
この後僅かな時間でしたが土砂降りになりました。
下山時刻があと30分遅かったら亀谷ゲートから出る予定でしたが、まだ東谷ゲートも間に合いそうなので、着替えもそこそこ、車に乗り込みました。

2011年08月14日 18:58撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
8/14 18:58
折立に到着しました。
登山口まであと30分程度の場所で2人のパーティーを追い越しましたが、足を捻挫してゆっくり下っているとのこと。
荷物の分担を申し出ましたが、あと少しなので大丈夫とのこと。
この後僅かな時間でしたが土砂降りになりました。
下山時刻があと30分遅かったら亀谷ゲートから出る予定でしたが、まだ東谷ゲートも間に合いそうなので、着替えもそこそこ、車に乗り込みました。

感想

星降る夜空の稜線歩きを楽しみたい。
そのためには登山道が緩やかな今回のコースは最適です。
しかも、「憧れ」の雲ノ平も楽しむ。
なんという贅沢なプランなんでしょう。

登山日前日の折立登山口でmaieさんにお会いしました。
プランを聞くと高天原で温泉に入るとのこと。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-128373.html

私もできれば高天原で温泉に入るというイベントも含めたいところですが、お盆期間中は大混雑らしいので、このイベントは次回のお楽しみとしました。

さて、この日も前日からの好天が続き、星空散歩に加えて、北ア奥地の大展望を楽しむことができました。
満天の星空に吸い込まれる様にして歩けば、ペルセウスの流星が頭上を通過します。
もちろん一カ所に留まって夜空を見上げるのも良いのですが、誰もいない星空の登山道を黙々と歩くのは非日常的な体験です。
星空を楽しんだ後は、夜明けの大スペクタクルショーです。
刻一刻と変わる空の色は標高が高いと非常に鮮やかです。
山のモルゲンロートを楽しむには順光の位置が良いのですが、空の色を楽しむには山は逆光の方が美しいです。

このルートではやはり常に見えている薬師が圧巻ですが、黒部源流をぐるっと囲む名山を色々な角度で見ることができるのがこの周回の醍醐味でしょうね。
雲ノ平も、その場に行くより、周りの山から見下ろす方が「秘境」の地理的な位置が良く分かって面白かったです。
雲ノ平から周りの名山を見渡すと、北アの奥地にいるという実感に浸れます。
この日はガスも無く、黒部五郎、三俣蓮華からの展望は素晴らしいものでした。
山座同定をしていくと、自分の足跡がある山頂があまり多くはないことが良く分かります。
「あそこはいつかは行かなくては」という場所が多いこと、多いこと。
アプローチにも山行にも時間が掛かり、それ程簡単に来られる場所ではありませんが、また来たくなる魅力に溢れる山域です。

下山後は少々遠いですが、松本の「おぶー」で入浴しました。
http://www.orchard.co.jp/obu/spa.htm
ここは0:00まで営業していますので(受付は23:30まで)、下山が遅くなっても安心です。
23:00を過ぎでも結構混雑していました。
松本市民は深夜入浴が好きなんでしょうか。

今回は19時間の山行で、先日の表銀座ピストンに次ぐロング山行になりましたが、やはり疲れました。
来週もロングにするか、マッタリにするか、プランは色々あるのですが、まあ天候次第ですね。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:5256人

コメント

周回良いですね
MATSUさん、こんばんは

雲ノ平より黒部五郎のカールですか・・同感です
しかしM旅でしたね

>>来週もロングにするか、マッタリにするか
間違いなく、ロングと予想します(笑)

ナイトハイク、大展望、1週延期したのが幸でしたね、お疲れさまでした!
2011/8/16 22:25
113です
ロングもですが高低差が〜!
恐れ入ります。

青空が持って、よろしゅう御座いました〜
2011/8/16 22:54
ゲスト
MATSUさん、こんばんは!
折立からお疲れさまでした。

やはり、0時スタートでしたか。
当日は天気にも恵まれショーも最高に楽しめたのでは、
ないでしょうか。

登山者に非常識な人間なんているわけ!・・・
私もです・・・人の振り見て我が振りなおせってところですね。

笠もですが結構キジ打ち後の現場が多いんですよね〜。
地域によっても処理のしかたが違うんで、
それが常識なのかも知れませんが・・・

戦い はまだまだ続くんですね!
お疲れさまでした。
2011/8/16 22:54
お疲れさまです。
これは凄いです。
いやいや、凄いと言うより
これを出来てしまうMATSUさんが
羨ましいと思います。

拍手、100個くらいしたいのですが
システム上、1個しか
出来ないのが残念なところです。笑
2011/8/16 22:56
MATSUさん、こんばんは。
いや〜、やはり、やってしまったんですね。

正直、ちょっと信じ難い山行ですが、素晴らしいドMですね。

私なら2泊3日で行く所です。

でも、ご無事に下山されて何よりでした。

三俣のテン場、同じく14日朝まで居ました!
2011/8/16 23:20
北アルプス日和
MATSUさん、こんばんは。

ほぼ予定通りというか予定以上(+三俣蓮華)でしたね。
これだけの天気なら登ってみたくなるのでしょう。
もし三俣の巻道を進めば、鷲羽も行けましたね。
まあ、どちらの山頂も絶景ですが
MATSUさんならどちらも行けたかも

今回のこのコースで最も興味を持ったのは、北ノ俣周辺の満天歩行!

障害になるものがないので、サイコーの天体ショーだったのでしょうね。
「ペルセウス座流星群」を見ながら、なんて
夜間歩行をほとんどしたことがないので、想像つきません

それと五郎カール、ですね。
私が北アで最もお気に入りの場所です。
何時間でも居られそう、なところですね。

でも、スタート前のゲート閉鎖、が余計でしたね
素晴らしい山行記録と写真、でした
2011/8/17 0:01
おぉ〜(>_<)。
 やっぱり、やってしまわれましたね。

 MATSUさんのどMぶりには拍手ですね(^O^)。参考にできたら、とは
思いますがあまりの激しさになかなか実行に移せません(+o+)。
 
 う〜ん、いつかは…。
2011/8/17 0:54
おはようございます、MATSU さん
この行程を日帰り、って・・・・

完全に凄い!を通り越しています!!!

最終的には「日本横断トランスジャパンアルプスレース」を目指しているのでしょうか?

>私がナイトハイクにハマったのも2年前にこの稜線で星空ウォークに感動したのが切っ掛けでした
他は無理ですが、北ノ俣岳〜黒部五郎あたりの稜線は自分にもナイトウォークできそうな気がします。
きっと気持ちいいでしょうね。

黒部五郎のカールも素敵ですね。

次はどこへ行かれるのか?
稜線の短い夏をまだまだ堪能してください。
無理なさらず、怪我などにお気をつけて。
2011/8/17 7:02
凄すぎて参考になりません(笑
ロングコースお疲れ様でした。
流星群を見ながらのナイトハイク、それも周りには
さえぎるものがない稜線から見られるなんて素敵ですね。

やっぱり裏銀座の景色はいいですね。
歩いてみたいですが、日帰りはもったいないので
のんびりと行きたいです(笑

同じように行動しても途中で眠くなって力尽きそうです
2011/8/17 7:36
誰もいない星空の登山道をもくもくと歩く
何もかも素晴らしいですね

が深夜営業というのも魅力です

私も次回のナイトハイクとドM山行に期待していますcoldsweats01
2011/8/17 8:29
shira-gaさん、こんにちは。
黒部五郎のカールは良いですねえ。
もし次回行くのであれば花畑が満開の時期に行きたいと思います。

私の山行はMはMでもメルヘンのMです

次週は読売ですか。
私もその山域でルートを色々検討していますが、渡し船やトロ−バスの時間を考えて、扇沢に戻ってくるのが良いかなあとちょっと考えています。
室堂にしても、折立にしても、時間縛りがあって計画が立てにくいんですよね。
2011/8/17 8:46
113さん、こんにちは。
高低差は結構ありますが、殆どが歩きやすい登山道ですのでそれ程大変では無いんですよ。楽ではありませんが
青空が眩しかったです
2011/8/17 8:49
Ulmatsuさん、こんにちは。
槍を見ながら、今頃山頂かなあ、等と考えていました。
日曜日は良く晴れたので槍からの大展望をきっと楽しまれたことでしょう。

キジ撃ちは登山道やキャンプ地近くではNGなんですがねえ

来週はどこに行こうか迷い中です。
天候イマイチなら、まったり系も有りかと。
2011/8/17 8:56
raichouさん、こんにちは。
今回雲ノ平から薬師沢に下る滑りやすい登山道を歩きながら、「raichouさんは雨天泣きながらここを下ったんだ」とずっと考えていました。
私も疲れて泣きそうになりましたよ

あそこは下りでは使いたくないですねえ、特に雨天では
2011/8/17 9:01
noborundaさん、こんにちは。
山行記録拝見しました。
黒部五郎から双六は谷を挟んで反対側なので大声を出せば聞こえたかな
きっと私の写真を拡大すればnoborundaさんが確認出来るはずです。

ちなみにMはメルヘンのMですよ
2011/8/17 9:23
Akanekoさん、こんにちは。
今回は有峰の林道ゲート時間を基準に考えたのですが、あと1、2時間早く出発していれば余裕があると思いました。
鷲羽は以前登ったので今回ピークは良いかなと思ったのですが、源流ルートよりも鷲羽に一気に上がってしまった方が楽だと感じました。
これももう少し時間があれば楽な登山になったのではと考えています。

稜線の夜間歩行は、月明かりがあればヘッ電無しで歩けますので、プラネタリウム状態なんですよ
是非一度お試しを。

ゲートの件は、私の説明不足でしたが、下山時なんですよ。
危うく山中に閉じ込められるところでした。
2011/8/17 9:37
sugibozuさん、こんにちは。
MはメルヘンのMです
UL+歩き方で山行距離は簡単に伸ばせます。
おそらくご一緒すれば、私がそれ程大変な山行をしているのではないということが良く分かると思うんですが
2011/8/17 9:42
tabioさん、こんにちは。
いえいえ、そんな体力はありません
私の場合は徹底したUL化と歩き方で距離を延ばしているだけなんですよ。

ナイトハイクは標高2000以上であれば高原でも良いでしょうね。
黒部五郎までの稜線は木道も多く、歩きやすいのでお勧めです。
何より富士山みたいに人が多くないのが良いです。
雷鳥は非常に多くて、明け方はグエグエうるさいんですけどね
2011/8/17 9:52
hiro-tさん、こんにちは。
やはり北アの奥地は良いですね。
南ア南部の様に樹林帯を1500mも登ることが無いので、手軽に大展望が得られるのが気に入っています。
ナイトハイクは是非お勧めです。

私もゆったり山行をしたいのですが、殆どの場所は日帰りで帰って来られるので、夜間に時間を持て余してしまうことを考えると、一人のときはどうしてもこういう山行になってしまいますね。
今度はまったりテント泊でもご一緒しましょう。
2011/8/17 10:00
mermaidさん、こんにちは。
星降る夜空の下を歩いていると、宇宙の大きさと自分の小ささを実感できるんですよね。
こんな素晴らしい楽しみも登山の常識ではあまり推奨されていない様でちょっと残念です。

今度ナイトハイクご一緒しませんか?
mermaidさんなら、満天の星空ウォークをどの様に感じて表現するのか気になります
2011/8/17 10:06
さっそく参考にさせていただきます!
MATSUさん  おはようございます。

おかげさまでアプローチと登山道の状況
完璧に理解できました!

2泊3日で来月行きます 笑

1泊2日でも自信無しです
2011/8/17 11:58
こりゃあサイコーですね
MATSUさん

うーん、これはスゴいシーン満載ですね♪
これを0泊で一気に歩き通す、というのがまた良さそう、と思いました
ここまではもちろん無理ですが、同じようなパターンでどっか歩いてみたいなあ、と真摯に思いました。
僕の最長行動時間は14時間、なのでこれを超えるロングタイム山行、ってのも考えると楽しそうです
素晴しい記録、ありがとうございました
2011/8/17 12:48
MATSUさんこんにちは。
今回もすごい距離、高低差も3000超え。
最近、MATSUさんの山行は「ドM」ではなく「ドS」なんではと思ってきました^^;なんとなくですけど。
MがメルヘンならSは、、??スーパーか、スペシャル、


「朝焼けの雲にシルエットの水晶」この写真が一番好きです。美しいです。
ほんとに一瞬しか見られないこの時間はすごく貴重ですね。
あっというまに明るくなってしまう。

ところで埋蔵金てほんとにあるんでしょうか??
2011/8/17 13:45
雲ノ平
MATSUさん、こんにちは。

tamaoさんのレポで雲ノ平を知り、憧れております。
アルプスの奥座敷的な位置にあるので、
2〜3泊は必要かな?と思っていましたが、
行こうとすれば日帰りで行けるんですね。
(私ではとても行けませんけど

キツそうですが、星空ハイキングは素敵shine

それにしても、ほぼ計画通りに行動できるのはさすがですね。
2011/8/17 14:40
MATSUさん、お疲れ様です。
 相変わらず、決して真似をすることができそうもないロングでナイトな山歩きですね。
 MATSUさんでも、登りや縦走に比べて、下りが若干ペースが落ちてしまうのですね。私も山を歩いていて下りが苦手で仕方がありません。何とかしたいと日々考えているのですが・・・・。
2011/8/17 16:15
ナイトハイク♪
MATSUさん、こんばんは。

前回の表銀座往復といい、今回の雲の平といい、深夜にスタートして夕方まで歩き続ける体力がすばらしいです。満月だったので、天体観測には明るすぎましたでしょうか。
折立から黒部五郎へのルートは私も考えていたので、参考にさせていただきます。

夜のお花もきれにとれてますが、良いカメラをお使いなのか、腕が良いのか、感心してしまいます。

ところで、水0.5-1リットルはリスクが高すぎな気がします
何もアクシデントが起きなければ問題ないのでしょうし、どこまでリスクを許容するのかは人それぞれの考え方だとは思いますから、絶対何リットル以上持つ必要があるということはないと思いますが・・・。
ちなみに、私の場合は、手持ちの水が1リットルをきらないようにしています(下山時に水が1リットル余るように水の量を決めていますし、補給のタイミングも1リットルをきる前にしています。)
軽量化との兼ね合いもあり、難しいところとは思いますが、命のほうが大切ですよ〜。
2011/8/17 21:02
朝日を浴びて
MATSUさん、こんばんは。

またまた凄いことをやってのけましたね

水晶岳からの朝日を浴びて雄たけびをあげるMATSUさんが目に浮かびます
と云ってもご一緒したことがないので、勝手な想像をしてます

黒部五郎岳のカールは本当に素晴らしいですよね。
20数年前、3人でカールを下った時を思い出しました。
他に誰もおらず、カールは静寂で異次元の世界にいるような不思議な感覚でした

ロング&標高差、お疲れ様でした
2011/8/17 22:04
to4さん、こんばんは。
折立は前日から入るとそれだけで1日消費してしまい、その分先に進んでおくという考えもありますね。
私はナイトハイクが主目的で、夜寝ないなら小屋代が勿体ないのでこういうスケジュールになりましたが、普通は山中1泊が良さそうです。
今回のコースは先日のゼロ富士に比べれば正直楽でした。
お二人なら体力的には日帰りでも全然問題ないでしょう。

でも雲ノ平に行くならやっぱり花が多い梅雨明け直後が良いかもしれませんね。
2011/8/17 22:05
honsamaさん、こんばんは。
honsamaさんだったらもっとロングも大丈夫ではないでしょうか。

夜は涼しいので高度を稼ぐのも楽ちんなんですよね。
展望の無い樹林帯は未明に抜けてしまい、夜明けの景色を楽しむのは良い方法だと思います。
まあ、夜空を見てばかりだと躓くので要注意ですが
2011/8/17 22:12
yuki_G_Kさん、こんばんは。
私のMは、メルヘンのM、マッタリのMです。
Sは、ステキぐらいにしておいてください

3000m級の空の色って平地と全然違うんですよね。
夜明けの色は本当に一瞬で変わってしまう儚い美しさ。
メルヘンですねえ

今度埋蔵金、ヤマレコ隊で堀に行きましょうか
数々の困難を乗り越えてヤマレコ隊がついに見たものは...
2011/8/17 22:24
必ず再訪します
MATSUさん、こんばんは。

やっぱりこの周辺の景色は素晴らしいですね。
毎年行きたいですが、奥深くなかなかそうもいかない
ところも良いです
みなさん、書かれていますが、私も北アで一番好きな
場所は?と聞かれれば、黒部五郎カールと答えます。

この周回コース、一泊で考えると日帰りより難易度が
上がるような感じもします。私の場合、やはり飛越新道
あたりから入って二泊かな?いつか必ず再訪します!
2011/8/17 22:38
melonpanさん、こんばんは。
雲ノ平の花はやはり7月が良さそうですね。
私は「とろけそう」というより「へたばりそう」になりましたが

次回もし行くのであれば高天原でまったり温泉に浸かるのも良いかもしれませんね。

計画通りにはなかなか行きませんね。
今回も目標とは結構ずれましたが、まあ臨機応変ということにしておきましょう
2011/8/17 22:49
sssさん、こんばんは。
私は膝痛をかかえての山行ですので、どうしても下りが弱いですね。
最近はサポートタイツ+テーピングで何とかなるんですか。
私は健脚ではありませんので、是非真似してみてくださいね。
2011/8/17 22:54
nagagutuさん、こんばんは。
最近、夜間スタートが多いですが、これは夜明けをどこで迎えるかを逆算しただけなんですよね。

確かに満月は明るかったですが空気が澄んでいるのか、それ程邪魔な感じはしませんでした。
月の高度が下がるに従って星も良く見える様になりました。

夜の花はお好きですか
私は大好きです

水は今回の山行では、途中でジュースを飲んだものの、トータルで2L使っていないので、何かあっても1Lあれば十分でした。
私も以前は水を大量に飲んでいましたが、塩分濃度を調整して、さらにハイドレーションを止めたので水の飲み過ぎがなくなりました。
今回のルートは太郎尾根と鷲羽までの稜線以外水場以外の水も多く、万一の場合も安心できます。
2011/8/17 23:15
kusmmkさん、こんばんは。
>朝日を浴びて雄たけびをあげる
見てました
古代の人は夜明けは生命の復活と考えていた様ですが、私もこの考えに激しく同意します。
何より自今暗示で元気が出ます。

黒部五郎のカールは美しいですね。
もし花の時期だったらきっと凄いんでしょうね。
久しぶりにいかがですか?
2011/8/17 23:22
youtaroさん、こんばんは。
黒部五郎のカールは良いですね。
私もすっかりファンになりました。

私も日帰りより山中泊の方が大変だと思います。
日帰りだと死なない程度のビバークしか考えないのですが、小屋やテントの場合は快適性を考えますからねえ。
2011/8/17 23:33
MATSUさん、こんばんは!
1日この高低差のあるロングを達成してしまうなんて

黒部五郎のカールは初めて知りました。素敵
MATSUさんの天候を読んでの山行はバッチリでしたね。
この様なレコを拝見すると、本当に北アは奥が深いなと感じます。
私も少しずつでも線を繋げてみたいですhappy01

夜の花1、2、3の説明に
夜と昼の花の違いを教えてください
2011/8/18 0:19
お疲れ様でーす!!!
結局、歩き通してしまったんですね〜

MATSUさんの記録を見て・・・「あれ、オレにも出来るのかな」とちょっと真似してみた男です
結論、これは絶対に一生無理っ!!!

でも日頃の鍛錬の賜物でもありますね!
僕なんか凡人の中の凡人の代表でありますが、向上心を持つ励み、としていつも拝見させて頂いております!

本当にお疲れ様でした
2011/8/18 0:22
薬師岳登山口でお会いしたmaieです。
雲の平日帰り周回お疲れ様でした<m(__)m>
自分にはとても真似できません

自分もなんとか14日薬師峠→薬師岳(御来光)→高天原温泉(入浴)→水晶岳→鷲羽岳→三俣山荘までたどり着きました

雲の平辺りでMATSUさんとお会いできたらと思っていたのですが、時間的に無理だと思ったので大東新道から直接高天原温泉に向かいました

またどこかでお会いできたらよろしくお願いいたします
2011/8/18 6:07
pippiさん、こんにちは。
黒部五郎のカールは美しいですが、有峰湖周辺の散策も自然豊かで鳥の声も沢山聞くことが、pippiさんにはお勧めでね。

花の名前は突っ込まないでください
mermaidさんからも、夜1、3は同じ花だとのご指摘を受けました
ちなみに私は「夜の華」の方も好きです
2011/8/18 6:49
jimsonさん、こんにちは。
いえいえ、私は健脚ではありませんので、jimsonさんであれば問題無く歩けますよ。
歩き始めて体が「さー行こう」と言うまでは、ひたすらゆっくり歩くことが大事だと思います。
それから、歩きやすい部分でも、一歩の高低差をなるべく小さくしています。
先日jimsonさんのパワフルな歩き方を後ろから見ていて、私の歩き方とはそこが違う様な気がしました。

この山域は素晴らしいので是非歩いてみてくださいね
2011/8/18 7:25
maieさん、こんにちは。
新しいハンドル名を忘れて、山行記録がUPされるのをおまちしていました。
感想のところに改めてコメントを追記しました。
最近ヤマレコユーザーさんとお会いすることも多く、段々メジャーになってきているんだなあと思います。

やはり2日目はきつそうですね。
温泉で折角汗を流しても、温泉沢の登りで既に汗だくになったものと推測します

またどこかでお会いしましょう
2011/8/18 8:13
MATSUさんこんにちは
いつもの事ですが本当にロングな山行お疲れ様です。
ナイトハイクからの夜明け、とてもいいですね 僕はまだ北アルプスには行った事がないのですが、今回の記録を見て必ず自転車で訪れたいととの思いがより強くなりました
僕ももっとロングが歩けるように頑張ります
2011/8/18 15:43
MATSUさん、こんばんは。
何時もながら、ロングですね〜

この長い距離で、ほぼ予定通り時刻に下山できるというのには、
感心してしまいます。


「星降る夜空の稜線歩き」ですか、、、

思い巡らせてしまいますが…
当日は満月だったので、
月明かりでの稜線歩きも、良かったのでは。。。

しかし、やっぱり夜中の山行は躊躇してしまいますねえ。
2011/8/18 18:39
MATSUさん、こんばんは!
黒部五郎、三俣蓮華、雲ノ平ハイクおつかれさまぁ〜

しかしなぁ〜・・いつもいつもすっごい記録ですが何度も目にしていると何時しか小生にも‘ヤレルかなっ’って思えてくるから不思議っ

山の景観も別世界 ですね、大自然は頑張ったらヤッタダケノ御褒美を与えてくれるってことでしょうね
2011/8/18 20:13
hoppyさん、こんばんは。
自転車だとそう簡単にはアプローチできませんので、入山口を考えてなるべく多くの山を縦走するのが良さそうですね。
おそらくアプローチの方が山行より10倍くらい大変でしょうね。

でも挑戦お待ちしています
2011/8/18 22:17
To-さん、こんばんは。
当日はヘッ電を点けず月明かりだけで歩いていました。
ヘッ電を点けて歩くよりもより自然に同化している感じでしたね。
星降る中を歩いていると、吸い込まれそうな感覚になります。
是非お試しを
2011/8/18 22:24
MAVERICKさん、こんばんは。
私の山行は体力自慢ではありませんので、絶対に皆さんでも普通にできるはずなんですよ。
もちろんコースタイムが多少変わるかもしれませんが、それでも歩いている限り、速い人も遅い人もプラマイ10%の差しか無いと思います。
私が伝えたいのは歩き方や軽量化で誰でもロングが歩けるということなんです
2011/8/18 22:31
おつかれさまですー!
やっちゃいましたねー
お疲れさまでした!

>歩き始めて体が「さー行こう」と言うまでは、ひたすらゆっくり歩くことが大事だと思います。

これ、本当にそうだと思います。
だけど、ついつい歩き始めって張り切っちゃうんだよね。
同じタイムは無理だろうけれど、
同じコンセプトで歩いてみたいなーって思いました
2011/8/18 23:32
MATSUさん、ロングハイクお疲れ様。
私は先日、黒部五郎ピストンにも敗退したというのに、恐れ入ります
ぜひリベンジしたいので、いろいろと参考になりました
私も14日4時頃、車2台作戦で移動中、ペルセウスかどうかわかりませんが流れ星を見ました。
それにしても、MATSUさんの天気を読む力はすごいですね。
満を持してこの日を選んだって感じですかね
私の山行は15日午後から16日まで、せっかくの北アでしたが、ガスで展望なしでした
2011/8/18 23:52
夏祭りジャマイカ
MATSU さま

この夏もなにかとあ・つ・い・夏ですね。
まだまだ夏が続きそうですね。

で、ウエストバッグで水1L、例のツエルト忍ばせて北アをスタコラサッサ
超エコ登山→じゃなくて北アナイトハイキングジャマイカ

良い子の皆さんは真似しないようにって感じジャマイカ


で、レコ、力入ってますからけっこう生涯で記念の山行になったのでは

あっぱれ
2011/8/19 0:01
garumaaさん、こんにちは。
コンセプト良いでしょ
バリルートでスリルを味わうのも良いですが、こういう山行もたまにはありだと思いますよ。

稜線を歩いている時には星に関する歌を思い浮かべています。
メルヘンでしょ

もし、意中の人を一緒に連れて行ったら、ホレてしまうこと請け合いです。
同じ流れ星を一緒に3つ見たら、二人は結ばれるとどこかのアホが言っていました。
ただ、炎天下で疲れてヘロヘロな顔を見られたら一瞬で醒めてしまうでしょうね
2011/8/19 8:33
satoyamaさん、こんにちは。
折立からのルートは、雨が降っても泥濘むことも無く、夜間歩行でも安心ですのでお勧めです。
前日入りして早出をすれば黒部五郎と薬師の日帰りも可能だと思います。
まあ、ゲートの時間縛りはありますが。
昨日の大雨で神岡新道は間違い無くまた泥沼でしょう。
他の方の記録を見ても、神岡は最低4日間晴れないとダメですね。

ペルセウスは北東の中心点から放射状に流れますので、流れた方向で大体判断ができると思います。

夜間の天候は土曜日の方が良かったはずですが、仕事の都合で日曜日の山行になりました。
天候はただ天気図と衛星画像を見ているだけですので、実際に現地に行ってみないと分からないですね。

15-16はガスでしたか。
それは残念でしたね。
山行記録をお待ちしています。
2011/8/19 9:02
芋さん、こんにちは。
はい、今回も例のウエストバッグでのUL山行でした。
私はあれで1泊のビバークぐらいだったらできますので十分なんですよね。
水も最大1.7Lですが、今回の消費は1.8Lぐらいでしたので、満タンで出発していれば実は給水無しでも大丈夫だったんです。

逆に30L持っても、ビバークの準備をしていない方もいますので、よい子の皆さんも是非真似して頂きたいと思っています。

山行記録はこれでも抑え気味に書きました。
写真も1/10ぐらいしかUPしておらず、書きたいこともまだあるのですが、切りがないので公開致しました。
まあ、記録にしろ日記にしろ、いつも長文なんですけどね
2011/8/19 9:16
写真が、美しすぎる♪
MATSUさん、こんにちは。

ひょ〜っ!
写真 が、美しすぎる

いいなぁ〜、絶景じゃないですか♪
でも、一日で歩く距離じゃない っすよ。

MATSUさん、だんだんスゴ味が増している気がする・・
2011/8/19 11:27
青空がうらやましい。。。
またまた0泊でロング&標高差大コースですねぇ。

星降る山行、ロマンチックですねぇ。。。
想像したら楽しくなってきました
一度やってみたいなぁ。

それにしても天気が良くて写真もきれい!

私は今週末も入れると(勝手に雨予想)、3回連続雨雨な山になってしまいそうです
こんな晴れの下であるきたいなぁ
2011/8/19 12:20
いい周回ですね!
MATSUさん

流石に北アルプスの奥地、
晴れると文句なしに良いですね
花も展望も素晴らしいです。

黒部源流標識からの炎天下の登り返し、
疲れも出てくる時間帯ですので辛いですね。

黒部五郎、この休みで行こうかと思ってましたが
天気がパッとしません(泣
MATSUさんお勧めのカール歩きたかったです。
2011/8/19 12:24
w-koboriさん、こんにちは。
確かに距離は長目ですが、歩きやすい登山道が長いので、それ程でも無いと思います。
私は健脚ではなく、膝痛持ちの50歳ですが、歩き方と軽量化で距離を延ばしていますので、誰でも同じ行程は可能だと思います。

北アの絶景をw-koboriさんも是非楽しんで下さいね。
人気ルートなので、小屋も登山道もトップレベルに整備されています(薬師沢〜雲ノ平を除く)。
水場も多く、安心です。
2011/8/19 13:51
たまちゃん、こんにちは。
星降る山行、ロマンチックでしょ
私は実はこういうベタなシチュエーションで感動するのが大好きなんですよね。

感動を分かち合えば急接近間違い無しですので、是非意中の人とやって下さいね

満天の星空だったら夜明けの風景もだいたい凄いので、楽しみなんですよ。

今週も北アでしょうか。
ちょっと天候が思わしくないですね。
もしかして実は雨女だったのでしょうか

まあ、こんな天気で突入したらだれでも雨女ガス男ですよ。

私も明日どこかに行こうと思って準備だけはしてあるのですが、どうも自宅待機になりそうですね。
2011/8/19 14:10
kankotoさん、こんにちは。
白馬に続き黒部ですか。
良いですね

黒部五郎のカールは美しいですよ。
もう少なくなっていますが、雪渓近くには花畑があります。
私も次はもう少し早い時期に再訪したいと思っています。

確かに今週はNGですね。
私も実は読売新道を歩く予定だったのですが、計画中止の公算大です。
2011/8/19 14:25
やっちゃいましたね
鉄人MATSUさん、こんにちは

この山域は全く歩いたことがないので、解らない事だら
けで、ピンと来ないのですが、それでも景色はどれも
素晴しいの一言ですね。
ただ、北鎌尾根から見た裏銀座の山々はどれも穏やか
で日本の山ではなかったように感じました。
雲ノ平も行ったことがありませんが、黒部五郎岳のカール
も行ってみたくなりました。
ここではよく判りませんでしたが、瞬く星達もきっと
綺麗だったのでしょうね。

この距離と高低差と、MATSUさんをそこまで突き動かす
ものは何なんでしょうか?
何時も同じような質問ですみません。
2011/8/19 17:19
onsenさん、こんばんは。
槍穂も大迫力で良いのですが、この山域は北アの奥深さを感じることができるのでお勧めです。
何も考えずに3000m級の稜線歩きを簡単に楽しめるところが良いんですよね。
onsenさんならやはり、たまちゃん達が訪れた花の季節がお勧めですね。
でも黒部五郎は花が無くても美しいです。
稜線に上がれば薬師のカール群も楽しめます。

私を突き動かすものなんて何もありませんよ
歩き方と軽量化の工夫でだれでもできることをやっているだけです
強いて言えば、秘められたる潜在能力の顕在化でしょうか

北鎌の記録お待ちしています
2011/8/19 20:15
北アルプスいいですね^^
MATSUさん、こんにちは

これまで黒部五郎岳は日帰り不可の山だと思っていましたが、このレコを見るといけそうですね。
新しい発見です

でも、MATSUさんの足跡を辿るのは容易では無いですね
体力と度胸をつけて私もいつかMATSUさんの足跡追っ掛けてみたいです

稜線での星空ワォーク=スペースマウンテンはまだ未経験です。
想像しただけでヨダレがでそう!! 流星も見えたら最高ですね

私事ですが、、、最近ナイトハイクをやると一眼レフと三脚が欲しくなってきます。
老後は、おそらく三つ峠通いが増えそうです^^
2011/8/21 17:43
MATSUさん、こんばんは
雨の日曜日、暇なのでMATSUさんの記録、グーグル3D再生してました〜 楽しいなあ 薬師沢小屋への下降、まさにジェットコースターじゃないですか そこからの登り返しもきつかったでしょうね。太郎平からは富山湾を見ながら降りる感じですね。

>私もゆったり山行をしたいのですが、殆どの場所は日帰りで帰って来られるので
↑これ最高

お疲れさまでした
2011/8/21 19:01
aottyさん、こんばんは。
黒部五郎だけでしたら、折立から入れば容易に日帰りできます。
太郎小屋で行き帰りに給水すれば水もそれ程持たなくても良いので楽に行けます。
距離的には神岡新道が短いのですが、登山日前3日間降雨が無いのを確認しないと泥濘で苦労するでしょうね。

ナイトハイクは素晴らしいですよ。
もしバルブを使えば面白い写真が撮れるのでしょうね。
頭上の広がりを表現するには相当に広角が必要ではないでしょうか。
写真投稿をお待ちしています
2011/8/21 22:10
kiyoshiさん、こんばんは。
薬師小屋への下りは石が苔で滑るのでコース後半に組み込むと大変でした。
太郎平側は登山道も整備されているのであまり苦労はありませんでした。
そこからの下りは本当は富山湾が一望できるのですが、行きは真っ暗で帰りは雲でダメでしたね。

歩き続ける楽しみと苦しみはクセになりますね
でもやっぱりそれは天候次第でしょうね
2011/8/21 22:23
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
高天原と雲ノ平
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら