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Yamareco

記録ID: 2469497
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

燕岳 大天井岳 常念岳 槍ヶ岳 周回

2020年07月30日(木) 〜 2020年08月01日(土)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
39:01
距離
50.1km
登り
5,257m
下り
5,258m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
10:03
休憩
1:04
合計
11:07
7:07
17
スタート地点
7:24
7:24
32
7:56
7:58
21
8:19
8:22
29
8:51
8:54
32
9:26
9:30
32
10:02
10:06
17
10:23
10:25
32
10:57
11:00
12
11:12
11:14
6
11:20
11:21
12
11:33
11:34
7
11:41
11:42
6
11:48
11:48
11
11:59
12:00
13
12:13
12:17
33
12:50
12:52
16
13:08
13:11
78
14:29
14:36
1
15:16
15:20
12
15:32
15:44
17
16:01
16:03
131
18:14
2日目
山行
12:29
休憩
0:49
合計
13:18
4:26
63
5:29
5:29
11
5:40
5:42
113
7:35
7:39
72
8:51
8:54
6
9:00
9:00
28
9:28
9:37
0
9:37
9:37
21
9:58
10:06
93
11:39
11:41
22
12:03
12:16
38
12:54
12:55
12
13:07
13:08
6
13:14
13:14
30
13:44
13:46
36
14:22
14:22
32
14:54
14:56
44
15:40
15:42
68
16:50
16:50
12
17:02
17:02
42
3日目
山行
12:40
休憩
0:58
合計
13:38
5:03
45
5:48
5:48
19
6:07
6:23
12
6:35
6:35
52
7:27
7:28
69
8:37
8:39
73
9:52
9:52
13
10:05
10:08
7
10:15
10:19
39
10:58
10:59
53
11:52
11:54
30
12:24
12:26
46
14:37
14:39
20
14:59
15:01
41
15:42
15:52
7
15:59
16:00
18
16:18
16:18
12
16:30
16:32
22
16:54
16:57
19
17:16
17:17
27
17:44
17:47
16
18:03
18:06
27
18:33
18:33
8
18:41
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2020年07月の天気図
アクセス
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
中房温泉登山口
監視員に体温チェック、QRコードから入山届けの送信
2020年07月30日 07:18撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
7/30 7:18
中房温泉登山口
監視員に体温チェック、QRコードから入山届けの送信
燕岳
2020年07月30日 11:41撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
7/30 11:41
燕岳
大天井岳
2020年07月30日 15:29撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
7/30 15:29
大天井岳
雷鳥の親子
2020年07月30日 16:03撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
1
7/30 16:03
雷鳥の親子
常念岳と常念小屋
2020年07月30日 17:42撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
7/30 17:42
常念岳と常念小屋
常念岳
2020年07月31日 05:40撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
7/31 5:40
常念岳
2592ピーク
一瞬、蝶ヶ岳と間違えた
黄色、白、紫と花が咲き乱れていて感動!
2020年07月31日 07:34撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
7/31 7:34
2592ピーク
一瞬、蝶ヶ岳と間違えた
黄色、白、紫と花が咲き乱れていて感動!
蝶槍
2020年07月31日 08:46撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
7/31 8:46
蝶槍
蝶ヶ岳
2020年07月31日 09:34撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
7/31 9:34
蝶ヶ岳
横尾
2020年07月31日 12:16撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
7/31 12:16
横尾
ニホンザル
近づいても逃げない
2020年07月31日 13:35撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
7/31 13:35
ニホンザル
近づいても逃げない
ババ平
槍沢ロッジで受付の必要あり
2020年07月31日 14:23撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
7/31 14:23
ババ平
槍沢ロッジで受付の必要あり
大岩
遠くからだと、黒っぽい小屋に見えた
2020年07月31日 15:38撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
7/31 15:38
大岩
遠くからだと、黒っぽい小屋に見えた
2020年08月01日 04:57撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
8/1 4:57
槍ヶ岳
カップルの登山者に写真を撮って頂いた
2020年08月01日 06:08撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
8/1 6:08
槍ヶ岳
カップルの登山者に写真を撮って頂いた
槍ヶ岳の全容
2020年08月01日 07:26撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
2
8/1 7:26
槍ヶ岳の全容
東鎌尾根のハシゴ
2020年08月01日 08:10撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
1
8/1 8:10
東鎌尾根のハシゴ
西岳
2020年08月01日 10:03撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
8/1 10:03
西岳
ビックリ平
ココにいた登山者にも聞いたが、「何がびっくりなのか、よく分からない」と言っていた
2020年08月01日 11:44撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
8/1 11:44
ビックリ平
ココにいた登山者にも聞いたが、「何がびっくりなのか、よく分からない」と言っていた
大天井ヒュッテ
牛首展望台が見える。流石にココへの寄り道はやめた。
2020年08月01日 12:25撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
8/1 12:25
大天井ヒュッテ
牛首展望台が見える。流石にココへの寄り道はやめた。
イルカ岩
2020年08月01日 15:35撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
8/1 15:35
イルカ岩
中房温泉 第1駐車場
5台ほど空きがあるようだ
2020年08月01日 18:41撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
8/1 18:41
中房温泉 第1駐車場
5台ほど空きがあるようだ
撮影機器:

感想

初の北アルプスで2泊3日
観光地だとナメていた。
とんでもなく険しい山道で、体力に見合ってない登山計画だった。
初日から雨で、スタートが遅れたことが、後々ひびいてくることになる。

1日目
中房温泉第1駐車場に到着、平日の午前6時で、雨が降っているのにもかかわらず、ほぼ満車。
2台ほど空きがあって停めれた。
小雨が降っている状態で、今日はやめようかどうしようか、悩んでいると小ぶりになってきた。車中で待機していた人たちも、カッパを着て出発していったので、自分も気合を入れて出発する。
登山口では、体温チェックと、登山での注意事項を聞かされる。
その後もう一人の方から、安曇野安全登山推進プロジェクトのカードを渡され、QRコードから入山届を送信するようにお願いされる。
約3時間かけて燕山荘に到着。
荷物をデポして、燕岳山頂までを往復し、大天井方面へ向かう。
この時に、3日目の天候が良くなることから、3日目を槍ヶ岳に計画変更した。

大天井方面へ向かう途中で、追い抜いた人は1人。
その後、大天井岳の手前で1人。このお二人はかなり離れて歩いていたが、一緒に岐阜から来たと言っていた。3日目の槍ヶ岳では道中に、またお会いできた。
本日は、ココ、大天荘で泊まるそうだ。
私もココでテント泊しようかと迷ったが、もう少し進むことにした。

常念小屋に到着したのは、18時過ぎ。
小屋のスタッフから「もっと早く到着するように」と5分ほど注意を受けた。
小言みたいだったが、嫌な感じはしなかった。これも山小屋の仕事の一つなんだろう。
常念小屋のテント場は、10張りくらいが張られていた。
夕食はインスタント麺とウィンナーとアルファ米。
食べてすぐに寝た。
気温は10度くらいだろうか、風も弱く、それほど寒くはなかった。
寝る時は月が出ていて明るかったが、夜中から雨が降り出した。

2日目
午前2時半に起きて、カレーを食べて、出発の準備を始めたが、なかなか雨がやまない。
4時頃、雨が止んだ時に、速攻でテントを畳んで出発した。当然、テントはびしょ濡れのままだが、仕方がない。
今日は、膝の違和感が少しあったので、トレッキングポールを使う。
常念岳へ登る途中から雨がぱらつき始め、西からの強風が凄い。
時折、風速20メートルぐらいの強風で、風に向けて体を倒しながら進む。
常念岳を越えて森林地帯に入ると、蝶ヶ岳ヒュッテから来られた登山者とすれ違う。
何人かの方と会話をしたが、ほとんど三股の方へ降りるらしい。
森林地帯は、藪こぎでは無いが、草木が体に当たり、レインウェアを濡らす。
それが蝶槍まで続くが、途中、2592地点など、花が咲き乱れているところがあり、感動する。
雨が止んで曇り空のままだが、日も時折、差し始めるようになってきた。

蝶ヶ岳の分岐点で荷物をデポして、蝶ヶ岳を往復、そして横尾へ下山。
標高差1000メートルを下り、槍ヶ岳へ向けて1200メートルを登るという、今回の登山のハイライト。
下山開始時に、女性登山者が一人、登ってきただけで、誰ともすれ違うことは無かった。
横尾山荘までもうすぐと言うところで、木の階段で足を滑らせ、尻餅をついた。このときズボンのお尻の部分が少し破れてしまう。
横尾山荘では、手洗い場で水分補給を行い、一息ついてから、槍ヶ岳殺生ヒュッテに向けて歩き出す。
この時間帯、槍ヶ岳の方から下りてくる登山者とすれ違うが、槍ヶ岳方面へ向かう登山者はいない。
槍沢ロッジを過ぎた所で、ようやく1人、槍ヶ岳方面へ向かう登山者と出会う。この方は、ババ平でテント泊すると言う。
「ココから先、テント泊できるところは殺生ヒュッテまで無い」とのこと。
14時を過ぎて疲労も溜まってきたので、ココでテントを張るか悩んだが、槍沢ロッジまで戻って受付するのが無駄に思えたし、何しろ携帯の電波が入らない。
あと3〜4時間かかるが、頑張って殺生ヒュッテまで登ることにする。

2時間ほど歩いた所で、女性登山者と出会う。
一人で黙々と登って心細かったが、ようやく仲間に出会えた気がして、嬉しかった。
ヒュッテ大槍に知り合いがいるらしく、17時半までに到着したいと言うが、もうヘトヘトらしく(そういう私もヘトヘトだが)、一人だとモチベーションが上がらないらしい。その気持はよく分かる。
せっかくなので、女性登山者のペースに合わせて、休み休み一緒に登ることにする。
途中の沢で水を補給し、殺生ヒュッテとヒュッテ大槍の分岐点でお別れして、私は殺生ヒュッテへ。
到着してまた小言を言われるかと思ったが、ココでは何も言われなかっった。
まだ18時前だったからセーフだったのだろうか?

18時を過ぎると、気温が下がってきて、体が震えだす。
レインウェアを着込んで軍手をはめて、速攻でテントを張る。
食事は、インスタント麺とアルファ米だが、食欲が沸かず、半分ほど残してしまった。
登山後に食欲が無いのは、初めての体験だ。たぶん内蔵疲労が起こっているのだろう。
夜中は気温が下がって寒かったが、ウィンドブレーカーとレインウェアを着込んで、シュラフとシュラフカバーの中に入ったら、それほど寒さは感じなかった。

3日目
3時に起きて、昨日のラーメンとご飯の残りを食べる。
そしてテントを畳んで5時に出発
空が晴れていて、槍ヶ岳がくっきり見える。
槍ヶ岳山頂では10人ほどの登山者がいた。今日は空いてるそうだ。
天気が良くて景色が良いので、皆さんのんびり風景を楽しんでいるみたいだった。
私はそんなにゆっくりしてられないので、カップルの方に、写真を撮っていいただいて下山。
ヒュッテ大槍への途中では、偶然にも昨日の女性登山者と出会う。彼女はもう一泊して下山するそうだ。

東鎌尾根、西岳を越えて大天井ヒュッテに到着。
大天井ヒュッテは、今季営業中止で誰もいない。
大天井ヒュッテからの巻道は落石が怖い。ヘルメットを着用したほうが良い。
大天井岳への分岐点を越えると、すれ違う登山者が一気に増える。
燕山荘に到着して、人の賑わいを感じ、一息ついてから下山開始。
ココからはトレッキングポールを使う。
もう16時になり、下山途中では誰にも会わない。
ゴール間近になって、ようやく一人の男性登山者に追い越された。
中房温泉第1駐車場に、なんとか暗くなる前に到着できて良かった。

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技術レベル
2/5
体力レベル
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技術レベル
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3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
燕〜常念の縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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