飛越新道から裏銀座の山々周回(飛越新道〜北ノ俣岳〜黒部五郎岳〜三俣蓮華岳〜鷲羽岳〜水晶岳〜雲ノ平〜薬師沢〜太郎平〜薬師岳)
- GPS
- 58:03
- 距離
- 54.6km
- 登り
- 4,780m
- 下り
- 4,162m
コースタイム
06:05 飛越新道登山口
--:-- 飛越新道、神岡新道分岐
08:45 鏡池
09:05 寺地山
10:15 北ノ俣避難小屋
12:25 北ノ俣岳
13:05 赤木岳
15:35 黒部五郎岳
17:20 黒部五郎キャンプ場(テント泊)
7月21日(日)
04:00 起床、朝食、準備
05:20 黒部五郎キャンプ場出発
06:30 三俣蓮華岳 巻き道分岐点
07:05 三俣蓮華岳
08:00 三俣山荘(20分程度休憩、天気情報収集)
09:55 鷲羽岳
10:45 ワリモ北分岐(ザックデポ、20分休憩)
11:40 水晶小屋
12:25 水晶岳
13:05 水晶小屋
13:55 ワリモ北分岐(ザック回収)
14:50 祖父岳
15:45 雲ノ平キャンプ場(この後、雲ノ平荘まで受付をしに行き、テント泊)
7月22日(月)
04:25 雲ノ平キャンプ場
04:50 雲ノ平山荘
05:25 アラスカ庭園
06:55 薬師沢小屋(20分休憩)
08:00 左俣出合
09:20 太郎平小屋(25分休憩、ザックデポ)
09:55 薬師峠キャンプ場
10:20 薬師平
10:50 薬師岳山荘
11:35 薬師岳
12:05 薬師岳山荘
12:25 薬師平
12:45 薬師峠キャンプ場
13:00 太郎平小屋(この後、大雨となり、30分停滞)
15:10 北ノ俣岳・神岡新道分岐
16:00 北ノ俣避難小屋
7月23日(火)
05:10 北ノ俣避難小屋
06:00 寺地山
06:20 鏡池
06:55 神岡新道・飛越新道分岐
08:25 飛越新道登山口
天候 | 7月20日: ほとんど晴れ時々ガス 7月21日: ほとんど晴れ時々ガス 7月22日: 曇りのち晴れ、そして大雨 7月23日: 雨、下山すると曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道41号から県道484号に入り、飛越トンネル手前の駐車場へ駐車 30台くらい停められるスペースがあり、初日6:00時点で5、6台くらい 停まっていました。 7月22日下山時(8:30頃)は3台くらい停まっていました。そんなに人気の登山口では無いため、車が停められないという事は無さそうです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【飛越新道登山口〜北ノ俣避難小屋】 あまり人気のない登山道で、静かな山歩きが楽しめます。 ヤマレコやネット情報では、泥濘が多いとのことでしたが、噂どおりでした。 登りの天候は晴れだったので、それほど苦労はしませんでしたが、 帰りは土砂降りの中で、ドロドロの中歩きました。 (もう帰るだけなので、濡れるのは気にしませんでしたが) 稜線までのルートも長いためオススメはしません。 折立からの方が、早く稜線に出られます。 泥濘対策は、長靴を使用している方もいましたが、私は、 スカルパ シャルモ+冬用のロングスパッツで対応しました。 スパッツは、避難小屋の水場で洗い、帰りも同じポイントで付けました。 泥濘を避ける為の、丸太を切った道がとても滑ります。 【避難小屋〜北ノ俣岳】 最初は木道ですが、すぐに土砂でえぐれた登山道の両端を歩きます。 足元注意です。稜線まで出るのに、以外と時間がかかります。 (避難小屋から2時間程度) 【北ノ俣岳〜黒部五郎岳】 天気が良ければ、素晴らしい景色を見ながらの稜線歩きです。 黒部五郎への急登までは特に危険箇所無し。 黒部五郎への急登は岩場がゴロゴロして、急登のため、かなり疲れます。 飛越新道から上がってくると、大分体力消耗していて、ここでバテてきます。 【黒部五郎岳〜カール〜黒部五郎キャンプ場】 カール、稜線どちらも通行可能でした。 時間の短いカールルートを選択。 稜線からカールへ下る途中でお花畑がありました。 カールへ下ってすぐに小さい沢がたくさんあります。 一番大きな沢の水を飲みましたが、冷たくてめちゃくちゃ美味しかったです。 雪渓が所々残っていますが、目印、足跡ともに鮮明で 特に迷うことはありません(濃霧時は注意)。 雷岩を過ぎてから黒部五郎キャンプ場までが長く感じます。 【黒部五郎キャンプ場〜三俣蓮華岳】 歩きやすい登りです。 当日は黒部五郎岳の朝焼けが綺麗でした。 双六、笠ヶ岳を見ながら気持ちよく登れます。 【三俣蓮華岳〜三俣山荘】 三俣蓮華岳からの下りすぐに雪渓を迂回する道がありますが、 少し急なので、要注意。 【三俣山荘〜鷲羽岳】 山荘から見るとかなり急に見えますが、道がしっかりと付いており、 以外登りやすかったです。 【鷲羽岳〜ワリモ岳〜水晶岳】 鷲羽からワリモ岳への稜線が少し、岩場がゴツゴツしています。 ワリモ北分岐から水晶小屋までは特に問題無し。 水晶小屋から水晶岳への岩場が踏み後が分かれていますので、少し注意が必要です。 【ワリモ北分岐〜祖父岳〜雲ノ平キャンプ場】 祖父岳へは雪渓が少しありますが、問題無し。祖父岳山頂のケルン群を抜けると、 雲ノ平キャンプ場が見えます。 しかし、直で下れません。ぐるっと回りますが、これが結構疲れました。 【雲ノ平キャンプ場〜雲ノ平木道終端】 木道が敷かれていて歩きやすい。雲ノ平は独特の雰囲気です。 【雲ノ平木道終端〜薬師沢小屋】 ここの下りはかなり急です。ずっと岩場が続くので、疲れます。 ここは下りでよかったと思いました。休める場所も特にありません。 【薬師沢小屋〜太郎平小屋】 所々木道があり、歩きやすいです。 【太郎平小屋〜薬師岳】 薬師峠から薬師平まで一部沢を登るところや雪渓があります。 雪渓は大分うすくなっており、踏み抜きや落ちている跡がありました。 薬師平を過ぎてから稜線にでますが、徐々にガス+風が強くなりました。 【太郎平〜北ノ俣岳・神岡新道分岐】 天気が良ければ歩きやすい道だと思います。 私は物凄い雨に打たれましたが… |
写真
感想
※GPSのログは、北ノ俣避難小屋でENDとなっていますが、4日目のログはとっていません。
GWから暖めていた裏銀座方面の縦走へ行ってきました!
当初は新穂高からのピストンでしたが、来た道を戻るより、周回したいと思い、駐車場の心配をしなくていい飛越新道を選択しました。
1週間前にいかれた方のレコや、ネット上の過去の山行記録を調べました。
初めての4日間の山行で疲れましたが、予定の山を全て回れて良かったです。
カベッケヶ原では、NHKの撮影隊とすれ違いました。
日本百名山の鷲羽・水晶編の撮影のため、山に入っているとのことでした。
次は天気の良い時に薬師岳に登りたいです。
【テント場情報】
黒部五郎キャンプ場: 広く、整地もよくされている。水場とトイレは小屋まで行く必要ありますが、そんなに遠くありません。
雲ノ平キャンプ場: 祖父岳方面から来た人は、一旦山荘まで行かなければならず、疲れた体にはしんどいです。往復30〜40分。でも日本最後の秘境と呼ばれる所にテント泊して良かったです。トイレは結構立派。水場は木道を上がっていくとオパイプがあります。混雑時は平な場所確保が大変かも。
北ノ俣避難小屋: トイレ、水場あり、物干しロープやハンガー、時計、温度計もあり、いたれりつくせりです。結構手入れも行き届いています。
【水場情報】
黒部五郎カール: とても冷たく美味しい!
三俣山荘: ここも美味しかった!
薬師沢小屋: 小屋の前に水場あり。
太郎平小屋: ここも小屋の前にあり。(トレイがめちゃ綺麗!)
【携帯電波】
黒部五郎キャンプ場: ドコモ×
水晶小屋: ドコモ○
雲ノ平キャンプ場: ドコモ×
薬師岳山頂: ドコモ○
北ノ俣避難小屋: ドコモ×
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