虹と灼熱の折立♦室堂

2021年07月21日(水) 〜 2021年07月24日(土)

• GPS: 55:10
• 距離: 31.1km
• 登り: 3,682m
• 下り: 2,750m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:52
• 休憩: 1:04
• 合計: 6:56

7:34 折立
7:38 7:38 十三重之塔 慰霊碑
8:28 8:28 太郎坂
9:10 9:18 青淵三角点
9:36 9:37 積雪深計測ポール
10:51 10:52 五光岩ベンチ
11:12 11:13 太郎兵衛平
11:40 12:29 太郎平小屋
12:54 12:54 薬師峠
13:38 13:42 薬師平
14:30 薬師岳山荘

2日目

• 山行: 8:15
• 休憩: 1:48
• 合計: 10:03

5:22 薬師岳山荘
5:52 5:58 薬師岳避難小屋跡
6:23 6:24 薬師岳
7:14 7:14 北薬師岳
8:31 8:31 間山
9:08 9:24 スゴ乗越小屋
10:02 10:29 スゴ乗越
12:39 13:36 越中沢岳
14:53 14:54 鳶山
15:25 五色ヶ原山荘

3日目

• 山行: 7:48
• 休憩: 1:06
• 合計: 8:54

5:48 五色ヶ原山荘
6:45 6:45 ザラ峠
7:57 8:01 獅子岳
8:55 8:56 鬼岳東面
10:18 10:18 浄土山南峰
10:18 10:36 一の越山荘
11:20 11:50 雄山
12:06 12:07 立山
12:24 12:34 大汝休憩所
12:45 12:46 富士ノ折立
14:29 14:30 浄土橋
14:41 14:41 雷鳥沢ヒュッテ
14:42 ゴール地点

コース状況／危険箇所等

♦♦♦　ダイヤモンドルート（折立→室堂）をあるいてみて　♦♦♦

・危険個所はなく歩きやすい　→　実際は何か所か危ない地点がある
・人のいない隠れた人気ルート　→　室堂側からのすれ違い多っ！？
・エスケープルートはない　→　しかも稜線上の道の多くは狭く対向すれ違い注意

⊡⊡⊡　稜線上にある各山々の印象（折立→室堂）　⊡⊡⊡

△　薬師岳　△
観て良し、登ってよし、日焼けてよし(!?)の霊峰です✨
太郎平小屋から木道沿いを急下降（！）のち沢沿いのガレ場をジグザグ登っていきます。
薬師平に上ってまた木道のあと、ザレ場で徐々に薬師岳山荘へ
山荘からは緩やかなサラサラ砂地で薬師如来さまのお堂に到着。

▲　北薬師岳　▼
事前に調べてたよりテクニカルなのはここでした。
東側の金作谷カールでなく西側岩場を辿っていくガレ場の道ですが、岩が大きくスリップ注意。
あと滑落しそうな極狭地点も一箇所あったのでストックをしまって必ずゆっくり余裕もった通過を
本当にわずかな区間ですが強風降雨時、濃霧時は通過できるかよくご検討を

▼　間山　▲
ひきつづきガレ場の稜線が続きます。
2832m地点からぐっと標高を落としていきますが一本道で歩きやすくて明瞭。
一箇所雪渓が残っていましたが問題なく通過でき、高山植物も多くて素敵な区間。

▽　スゴ乗越＆スゴの頭　△
コース上の最重要中継地点　[スゴ乗越小屋]　がある区間ですね。
小屋営業中は水や食料の確保やトイレ、またテン泊や宿泊地としても力強いオアシスですね。
小屋から先、樹木帯をスゴ乗越まで高度を下げていき、その後はロープなど滑落注意な地点を越え
ガレ場などもある激急登でスゴの頭分岐に至ります。
頭の山頂には立ちませんでしたが、裏銀座一望の大展望ではないかと…。

▼　越中沢岳　▲
スゴの頭から、さらさらザレ場の思いっきり滑りやすい急下降が始まったので
思わず望遠レンズをザックにしまいました…おおお。
の後、また急登のあとに続く東側トラバースがじつに足にダメージを刻んでいく登り返しで
ひたすら我慢の道が続きます。
このスゴの頭から越中沢岳の間の区間どれだけのコースタイムで通過できるかが
キーポイントだと個人的に思いました。
なんせずっと…暑い…暑すぎて……うう

▼△　鳶山　▲▽
山頂から越中沢乗越までなだらかに下降
ここも溶岩が作り出した台地ですが、ルート上いちばん道幅広く、ダイナミックな天空のお散歩感で
楽しい台地広場です。
越中沢乗越から西側反れてまた東側へと稜線を巻きつつ登っていく最期の最期
トドメな急登が鳶山山頂まで続きます…。
過ぎれば木道がずっと五色ヶ原山荘へと伸びるヴィクトリーロード。

🦁　獅子岳　🦁
山荘からザラ峠までは最高の雲上お花畑天国です。が、そこから先…クサリやハシゴありのジグザグ急登。
登り切ったあとは東側のガレ場のトラバースしながら山頂に至り、また鬼岳手前まで下降。
でも決して手加減はしないお花畑お花畑お花花花……ファンシーな獅子だぜ…。

👹　鬼岳　👹
木道など整備が行き届いている九十九折で獅子岳同様、東側を巻いていきますが雪渓に二度当たります。
こちらも雪切りなど施してあるので難なく通過できました…が
室堂側から来るとなると下りでの通過なので慎重なご通行を。

🐉　竜王岳　🐉
鬼岳通過後はまた降りて、龍王岳の西側から巻いて登り返すルートです。
ここも手加減なしの高山植物だらけ…お腹いっぱい花の香りや色を楽しめます。
また立山カルデラや五色ヶ原一帯の展望もよく、登りでも下りでもどちらでも楽しい区間ですね。

※折立・太郎平間、浄土山南峰・室堂間は割愛

その他周辺情報

∴立山大権現　雄山神社∴　（頂上峰本社開山期間は９月３０日まで）
http://www.oyamajinja.org/
→連休日の混雑はかならずご覚悟を

∴雷鳥荘直営　大汝休憩所∴　（２０２１年度の営業は９月２６日まで）
http://www.raichoso.com/sisetu2.html
→連休のせいなのか名物カレーだけでなく、自分が注文したあと数件で食事メニューも終了しました…oh...。
混みそうな日は、ランチ抜き悲しい休憩になるので予備食糧など必ず持参を

∴大町山岳博物館∴　（信濃大町駅からタクシー９４０円）
https://www.omachi-sanpaku.com/
→現在、企画展『北アルプス誕生とそこに息づく高山植物のものがたり』が開催されてます。
ぎゅっと高山植物の特徴と研究結果の内容で「高山植物に興味ないわ」な登山者の方でも
「あの花ってそうなんだ！」な発見がきっとみつかる企画展なので、オススメです！
冊子（１０００円）は是非お買い求め必須な内容でした。

写真

7/21 7:34

この登山口を訪れるの一生に一回なんだろうなー…と思って立って早十か月
またここに立ってる……ふっしぎー
（折立）

7/21 7:56

すこし暗い湿った赤土と

7/21 7:57

キノコやアラレちゃん（？）や
急登たち（笑）に再会と感動をひしひしと
（太郎坂）

7/21 8:04

水滴きれー
(モウセンゴケ)

7/21 8:11

調べてみると蝶ではなく蛾
（コウスアオシャク）

7/21 8:25

太郎坂に限らず、3日間の山行中ずっと出会いました
…好き
（ゴゼンタチバナ）

7/21 8:35

　　　／なにか？＼

7/21 8:35

あ、いえ…
（しゃくしゃく啄むコガラ）

7/21 8:44

ハナニガナー

7/21 9:09

ミヤマママコナー

7/21 9:15

ツルギカナー
（ベンチいっぱい景色もいっぱい三角点ピーク）

7/21 9:21

シロバナハナニガナー

7/21 9:27

ワタゲダナー
（チングルマ）

7/21 9:32

はじめて出会ったのは登山2年目の夏の谷川岳なんですが
この花の太陽へと大きく花輪をむける生命力
夏！黄色！イエロー！な咲き姿はいつも元気貰えます
（ゼンテイカ）

7/21 9:37

7/21 9:40

　　　／着地成功！＼
金メダルあげたい

7/21 9:46

花は小さいけれどもオオコメツツジ

7/21 9:50

花は白いけれどもアカモノ
（まるまるした実は赤です）

7/21 9:53

妻でなく『褄』は端っこの意味で、花の縁が色づくことが由来なんだそうです
（ツマトリソウ）

7/21 10:16

有峰湖がみえてくると樹木帯おしまい

7/21 10:28

　　　　　／……＼
おや？

7/21 10:30

／きょう熱いんですけど！＼
たしかに
（ビンズイ）

7/21 10:34

ハルリンドウかな？
…あ、シロバナタテヤマリンドウかも！

7/21 10:45

白い山霧とワタスゲのもふもふセット

7/21 10:46

西側は森林渓谷なんですよね薬師岳…
見ていて気持ちいい山容風景

7/21 10:58

相変わらずの整備され具合＆木道
つくづく日帰りお手軽登山できる方が羨ましい

7/21 11:00

リンドウ科って難しい…ミヤマリンドウ…ではないか

7/21 11:32

このチングルマと

7/21 11:39

コバイケイソウの白色で埋もれてる天空のお花畑

7/21 11:41

そう！ここは太郎平！ついに10か月ぶりの悲願へ！
（雲隠れてるけど薬師岳）

7/21 11:57

1日目ランチはレトルト豚汁に白餅と高野豆腐の力汁！

7/21 12:30

今回も太郎平小屋のお水を頂戴…あっつ！！？
お、お湯だ！？この暑さで！？

7/21 12:34

おー…去年降りた薬師沢や流れる黒部川がみえる

7/21 12:37

ミヤマコウリゾナ…かな

7/21 12:39

薬師峠まで右手に裏銀座山稜が見えるんですねー
絶景だなあ

7/21 12:41

そして池塘
ここが冬は雪深い場所なのがよくわかります

7/21 12:48

太郎小屋の水場前にもたくさん咲いてました
（ヨツバシオガマ）

7/21 12:57

お、今日お初のイワカガミ

7/21 13:09

薬師峠へと降りて薬師平へ登り返していくの道はなんと水量豊富な沢道
意外な変化

7/21 13:15

ミヤマキンバイ！たぶん！

7/21 13:16

こっちがシナノキンバイ！たぶん！

7/21 13:18

花びらで合掌してるみたい👏

7/21 13:18

これだけわかりやすいフォルムだと特定しやすいのに
（キバナノコマノツメ）

7/21 13:21

沢沿いに咲くチングルマにハクサンイチゲが混ざってきました

7/21 13:22

なんだろ？

7/21 13:25

ごろごろガレ場ですがペンキの道印も多く一本道

7/21 13:30

ひっそりイブキハタザオ
あ、ミヤマタネツケバナかも！

7/21 13:32

すっかり残雪は溶けて夏道が続いてます

7/21 13:35

ミツバオウレンみっけ

7/21 13:36

わー！天空の庭！
（薬師平）

7/21 13:39

大きなベンチがあるのでばたーん！
空がひろーい

7/21 13:51

さて、やっと薬師岳の間近まで来ましたが…霧
薬師岳のご機嫌ななめ

7/21 13:59

　　／ソンナコトナイヨ＼
まじか！

7/21 14:10

？？…なんだこれ？

7/21 14:15

　／マタカクレルヨ＼
ああん！

7/21 14:18

さっきの蕾はこれですね
（タカネヤハズハハコ）

7/21 14:19

稜線に上がるまで色とりどりの高山植物だらけ
（オオハナウド）

7/21 14:23

　／山荘ここじゃないよ＼
だまされた！下からみると屋根なのに！だまされたー！

7/21 14:30

もうちょい進んだ先でした…
あーつーかーれたー
（薬師岳山荘）

7/21 14:45

なので即注文！即はぐはぐ…！
…暖かい白玉の味…しみる…
（白玉あんみつ）

7/21 17:38

　　　　　　やくし！

7/21 18:06

と、夕飯食べてたら雨…そして天気雨
！…に、虹！？

7/21 18:07

今日の薬師岳ほんと忙しいな！

7/21 18:07

ここは天国…？

7/21 18:10

そしてやっと薬師岳が…

7/21 18:21

ってまだ虹が出てら

7/21 18:47

ゆうひー

7/21 18:54

7/21 18:55

7/21 18:59

ただただ天空の輝きをじっと見つめる時間

7/21 19:02

7/22 3:50

あさー

7/22 3:55

山荘玄関から富山の夜景がばっちり見えます

7/22 5:52

一歩一歩、かみしめるように山頂へと進みます
（避難小屋跡）

7/22 5:56

7/22 6:01

ううわ

7/22 6:10

山脈が水の中に沈んでるみたい…

7/22 6:13

昼寝したいッ！
この先もこのコメント付き道標が続いて楽しい

7/22 6:15

やーくーし！

7/22 6:19

ついにー！この美しい山のいただき！
（薬師岳山頂）

7/22 6:22

ずっとここにいたいけど…まだまだ続きます

7/22 6:43

7/22 6:49

いいやほんッとに綺麗！
この山頂と山腹で違う岩質で描かれたカールの美を見仰ぎながら
高天原へ向かった去年は「薬師岳登りたい！」の一語に尽きました…
（圏谷群）

7/22 7:11

地図見ててなんでココこんなコースタイムかかるんだ…？と思ってたこの薬師→北薬師間
ガレ場！巨石！あっぶない滑落キケンな稜線区間でした
もし雨で強風だったと思うと…
（北薬師岳）

7/22 7:13

間を這う黒部川

7/22 7:42

引き続き岩場を這う自分

7/22 7:50

あれがー…間山にある池…かなあ？

7/22 7:54

ほんと濃霧だったら怖い稜線だったなー…
と思い返しながら降りはじめます

7/22 8:03

今日の雪渓歩き部分
トレースもあるしアイゼンなくても難なく通過できました

7/22 8:08

わ…山自身が窯焼きしたまさに自然のレンガだ
カラカラ音がして楽しー

7/22 8:09

ここもえげつないほど咲き乱れる天空の花畑

7/22 8:10

7/22 8:11

7/22 8:19

おや？腹ペコイワヒバリくんだ

7/22 8:20

雪食べてる？残雪の上で何食べてるんだろ…？
虫とか飛ばされて雪に付いた種子を探してるのかな？

7/22 8:20

／足が冷たくて気持ちいい＼

7/22 8:26

薬師岳周辺とまた違った岩質だ

7/22 8:31

ついたー！
（間山の池）

7/22 8:32

逆さ北薬師

7/22 8:45

きらきら黒部川

7/22 8:52

アカモノ…？熟してる

7/22 8:54

コバイケイソウの匂いがまた

7/22 8:57

固い岩肌で形成された山稜の薬師岳側と違って
見られる高山植物も変わってきました
（イワイチョウ）

7/22 9:03

こっちは本物のチョウ
（アサギマダラ）

7/22 9:13

暑さでペースが遅れに遅れながらもやっと…
な、なんてオシャレな小屋前ベンチ
（スゴ乗越小屋）

7/22 9:16

クマかわいー
すっごい雰囲気ある小屋でした…ううここにも泊まりたい

7/22 9:26

／暑い…＼　／もう花なんて脱ぐべ＼
（ミズバショウ）

7/22 9:51

スゴ乗越小屋の女性スタッフさんの話では「いつもこの時間出るのよねー」
とのこと…確かにどんどん雲が湧いてきました

7/22 10:09

なので広場になってるスゴ乗越に腰を下ろして二日目ランチ！
今日は栄螺ちゃんカレーのアレンジ！（(c)山と食欲と私）

7/22 10:30

7/22 10:31

7/22 10:33

スゴ乗越から先いきなりロープ場で慎重に通過
樹木帯に入りつつ長い登り返しが続きます

7/22 10:52

撮ってる場合じゃないぐらい急登が続くんですが
(エゾシオガマ)

7/22 11:41

霧やらガレ場やらの急登のスゴの頭
しかもスゴの頭からはザレ場な急降……ぐええ
（イワギキョウ）

7/22 12:04

7/22 12:12

7/22 12:37

7/22 12:40

なんやかんやで我慢のアップダウンでした
気温計をみてみると山頂の気温28度……えええ
(越中沢岳)

7/22 12:56

暑くなければさっくり通れる感じがするんですが
くらくらするこの暑さでこのアップダウンは正直…

7/22 12:57

またモクモク
今日も天候忙しい

7/22 13:04

淡い桃色がこの花のゴージャス感映えポイント
（ハクサンシャクナゲ）

7/22 13:14

と思ったらまた晴れ…
雲で涼しい時間は10分も持たない…

7/22 13:15

7/22 13:17

越中沢乗越までまた下りに下るんですが
広々として天空の散歩感
（現地は阿鼻叫喚の灼熱地獄）

7/22 13:47

そして登り返し
また種類が変わった！
（ハクサンフウロ）

7/22 13:49

一向にペースは上がらないのに気温は上がる一方
（ウサギギク）

7/22 13:51

　／　zzzz...＼
あ、クルマユリ…って寝てる！

7/22 14:05

と、突然ひやっと気温が下がったと思ったら恐れていたことが…
…雨です

7/22 14:05

7/22 14:18

でも気圧は下がってないので通り雨だろうと待機…
鳶山までまだまだ先なのに…

7/22 14:23

ライチョウの羽根かなあ

7/22 14:29

山腹では雨を上手くやり過ごせましたが稜線上は逃げようがなく…
とにかく雨が弱まるまで待機を三回くらい繰り返して

7/22 14:43

やっとやっと最後のゴールが見えてきました

7/22 14:44

狭い稜線上での雨はほんと辛かった…

7/22 14:46

でも引き続き雲が迫るので必死に登り進んで

7/22 14:49

やっと！
（鳶山）

7/22 14:51

ここが…ここが五色ヶ原！

7/22 14:54

天国！

7/22 15:03

問答無用の花畑群！

7/22 15:07

ああ…ついにここが夢にまでみた

7/22 15:12

／でもライチョウまた撮れなったな＼
まあ…うん…

7/22 15:12

／ライチョウなんかより＼
？

7/22 15:12

／カッコイイ俺っちを撮るってのはどうだ？（キリッ＼
そだねー

7/22 15:36

山荘着いたら本格的なドシャブリの雨！
（五色ヶ原山荘）

7/22 15:42

そしてやっぱり虹！

7/22 16:31

普段は入れないんですが「みんな疲れてるだろうから」
とお風呂を解放してくれました…心からありがたいいい…

7/22 16:57

えびふらい！

7/22 17:26

スーパードラァーイ！

7/22 17:28

7/22 17:28

7/22 19:04

7/23 3:43

あさー

7/23 4:10

7/23 5:47

今日も晴れ―
…マジかよ今日も熱射が続くなこりゃ

7/23 5:49

ちとー
五色ヶ原の池塘も美しい

7/23 5:56

水滴きれー

7/23 5:57

朝陽と水滴でキラッキラ
（ハクサンコザクラ）

7/23 5:59

7/23 6:03

7/23 6:10

7/23 6:11

水滴キラッキラすぎる…

7/23 6:15

あ！ここだ！
ここなんだカルデラ！
（立山カルデラ）

7/23 6:16

ここぞとばかりお荷物になってたマクロレンズで
（トウヤクリンドウ）

7/23 6:20

ザラ峠手前までは木道が続くので
たのしー天空の花畑散歩

7/23 6:21

7/23 6:23

7/23 6:35

濡れイワオトギリ

7/23 6:37

濡れミヤマリンドウ

7/23 6:40

オダマキかな？と思ったけどこれもリンドウかも
水滴きれー

7/23 7:06

マルバダケブキ群生

7/23 7:14

ハシゴやら超えて獅子岳中腹からザラ峠を撮影
ここを佐々成政が超えたのかな？歴史好きにはわくわくする峠

7/23 7:29

やっと獅子岳急登の終わりがみえてきた

7/23 7:31

黒部湖もきらっきら

7/23 7:33

先に見えるのは餓鬼岳や燕岳かな

7/23 7:33

そしてどどーんと劔

7/23 7:39

はーいい景色…なにもかもがいい景色

7/23 7:40

山頂までちょっとしたガレ場が続きます

7/23 7:48

…あった！

7/23 7:48

途中のお花畑地点で佐々成政ゆかりの呪いの百合がぽつぽつと

7/23 7:49

故田中澄江せんせい曰く
「高山に咲く花にひとを呪うなどといういまわしい心をあてるのはふさわしくない」
とのこと

7/23 7:50

でもこのアバンギャルドなカラーリング…
花言葉が『恋』『呪い』にふさわしい妖しさ内包する名花です

7/23 7:51

こんなに湖が近くで観れるルートなんですね
五色ヶ原から黒部湖に降りるルートも楽しそうだなあ…

7/23 7:54

天涯の湯や砂防ダムでしょうか

7/23 7:59

さて獅子岳を超えて今日の核心部

7/23 8:11

鬼岳の雪渓超えです

7/23 8:21

7/23 8:22

7/23 8:22

7/23 8:28

雪渓そのいち
切ってくれてあるので楽々

7/23 8:37

雪渓そのに
切ってくれてはいてもなかなか距離とグズグズの雪質
下りは念のためアイゼンあったほうがいいのかも

7/23 8:46

なんとかノーアイゼンで通過
すれ違いが大変

7/23 9:14

鬼岳東雪渓超えたら龍王岳の西側を巻いていきます

7/23 9:21

それにしても疲れ果てた…

7/23 9:40

山頂にはいきませーんの×印？
（龍王岳）

7/23 9:42

ああ…ついに…
（浄土山南峰）

7/23 9:49

5年前の初の立山登山
ここから鬼岳を獅子岳を、そして先にある五色ヶ原を夢みて
「いつかこの先へ…」と思いを馳せていました

7/23 9:49

ここからぐぐっと登山者が増えます

7/23 9:52

しかし今日も暑さバテで疲れてしょうがない…雄山遠い…

7/23 10:12

5年前は秋の立山だったんですが
残雪期もいいなあ…としみじみ…

7/23 11:22

とか――
感傷に浸っててもしょうがない！二度目の登拝達成！
（雄山山頂）

7/23 11:38

このルートを歩いてきたなら！
ここから薬師岳見ないと山行終えられませんよね
（薬師岳）

7/23 11:42

しかし今日もいい天気

7/23 11:43

でも雲海に包まれててなんだか「あそこから歩いてきたんだなー」
感が湧かない

7/23 12:02

奥宮は激混んでるので後ろから拝みつつ今回は御朱印をいただきました
聞いてた通りやっぱり夏の雄山の行列はスゴかったです

7/23 12:07

そしてこちらも5年前のリベンジ
台風で開設期間に間に合わず食べられなかったカレーを！
（大汝休憩所）

7/23 12:11

って売り切れ！
がーん……でも主人のお兄さんが「焼きうどんならできる！うどんも美味いから！」と
自信満々にオススメしてくれました

7/23 12:23

というわけでそのうどん
…！エスニックな香りのナポリタン風うどん！おいしい！
ジャスミンティーもうんま！

7/23 12:34

はーごちそうさまでした
いやしかし…中の雰囲気といいスゴイ休憩所でした

7/23 12:54

富士ノ折立を通過して降下するこの滑りやすいザレ場…

7/23 12:57

眼前すっごいカール…
写真では伝えきれない圧倒的な存在感です

7/23 12:58

わー…絶景…

7/23 13:05

7/23 13:10

一息いれた大走分岐の瓦礫の上

7/23 13:10

ミヤマクワガタがカールを見守っていました

7/23 13:12

個人的に最後のライチョウポイントだと思ってるこのルートへ！

7/23 13:27

なんだろこの虫…

7/23 13:42

ツガザクラだ

7/23 13:56

でも結局ライチョウには会えず
（ライチョウ平）

7/23 14:10

今日3回目の雪渓歩き

7/23 14:25

下り終えました
達成感よりも疲労感とライチョウ撮れなかった徒労感マシマシ

7/23 14:25

雪解け水が混じる沢はすっごく綺麗

7/23 14:33

沢に架かる木橋を渡って雷鳥沢キャンプ場を通っていきます

7/23 14:41

あああ…心も身体もボロボロ…
なんとか着いたあ
（雷鳥沢ヒュッテ）

7/23 15:04

湯に浸かってしまうと景色が見れないんですが
手前に座ると目の前に絶景広がるゴージャスなふくらはぎ湯（笑）

7/23 17:40

生ルービー！
ワインや日本酒メニューも豊富！

7/23 18:07

まさか山小屋でアイスが食べられるとは…
（スーパーカップかモナカジャンボ）

7/23 18:58

7/23 19:00

7/23 19:07

イワツバメたちが明日の相談中
雷鳥沢ヒュッテの玄関屋根にも巣がありました

7/23 20:31

ちらっと月昇り

7/23 20:36

テント場の灯りキラキラ

7/24 2:59

……あー
星の軌跡よりもナイトハイクする登山者たちの灯りのほうが綺麗かも（苦笑）

7/24 3:18

7/24 3:25

7/24 4:42

あさー
ライチョウ探しに朝のミドリガ池まで

7/24 4:44

7/24 4:45

7/24 4:48

なあんだイワヒバリくんか

7/24 4:50

　　　　／おはよ＼
おはよ

7/24 5:08

7/24 7:05

あさー
まさか4日間も晴れるとは

7/24 7:16

7/24 7:22

見る位置で鏡が変わって面白い
（血の池）

7/24 7:33

ここだけみると西欧の風景みたい

7/24 7:35

7/24 7:36

7/24 7:46

あれ？室堂のライチョウ像は？と探したら中に移動してました

7/24 8:12

とろりーばすー

7/24 8:33

そのあとロープウェーで降りて

7/24 9:06

けーぶるかー

7/24 9:20

で黒部ダム上から徒歩で進みます

7/24 9:21

これが黒部湖…
一度きてみたかった

7/24 9:35

そういえばこれも虹だ
虹にはじまり虹で終わる山行だったなあ

7/24 9:40

ヒイヒイ言いながら階段を登り展望台に着くと湧き水を発見
…うんま！恐ろしくクリアな名水

7/24 10:18

でんきばすー

7/24 10:30

黒部ダムカレー！

7/24 11:09

扇沢駅にてバス乗車まで時間あったのでこちらへ
このバスがここに保存される経緯が知れてなるほどー
（トロバス記念館）

7/24 12:08

信濃大町駅前に着いて即タクシーで5分ほど
（大町山岳博物館）

7/24 12:22

3階から1階へ順路を巡る
山と人と自然を学べる博物館です
この3階窓からの景色もなかなかですが2階のコーナーも圧巻です

7/24 13:37

オススメは一階にある初代大沢小屋を原寸再現スペース
框に座れば100年前の山小屋にタイムスリップ…！

7/24 13:56

隣にある付属園で飼われてる保護野生動物たちを無料で見られます
ニホンライチョウは繁殖のため公開休止中
でもスバーバルライチョウは見れますよ！ちょこちょこ歩いててカワイイ！

7/24 13:58

かもしかー

7/24 14:02

と、とんび…

7/24 14:40

併設カフェ「もるげんろーと」にて水出しコーヒーをば…おいしー！
グッズも書籍も山岳関係多くて見てるだけで楽しい

7/24 15:04

長々とお読みいただきありがとうございました。

午後からの天気急変や太陽の厳しい熱さ…
そして険しい岩稜の峰々とたくさんの高山植物…
じつにベターな夏の北アルプス堪能できた山行でした。

いまこうして
目を閉じても花の香りや稜線の絶景がフラッシュバックする夢のような4日間…
ああ夏山…素晴らしいです

撮影機器：

OM-D E-M5 Mark III ボディ オリンパス

装備

備考

ほとんど稜線歩きなので日焼け止め対策は必携です。
雪渓に対する軽アイゼンやヘルメットなどは憂慮し持参ご判断を。
あと雷鳥沢ヒュッテ前でイワツバメ撮ってたらブユに2箇所かじられました…痛ひ…。
なので虫対策も念の為