薬師岳・黒部五郎岳・鷲羽岳【テント泊・3泊4日】

2021年07月28日(水) 〜 2021年07月31日(土)

• GPS: 42:46
• 距離: 50.7km
• 登り: 4,346m
• 下り: 4,304m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:10
• 休憩: 1:19
• 合計: 10:29

3:42 折立
4:53 4:53 太郎坂
5:37 5:45 青淵三角点
6:03 6:05 積雪深計測ポール
7:18 7:19 五光岩ベンチ
7:46 7:46 太郎兵衛平
8:14 8:15 太郎平小屋
8:53 9:28 薬師峠
9:59 10:05 薬師平
10:46 10:55 薬師岳山荘
11:35 11:36 薬師岳避難小屋跡
11:56 12:05 薬師岳
12:19 12:21 薬師岳避難小屋跡
12:50 12:55 薬師岳山荘
13:43 13:43 薬師平
14:11 薬師峠

2日目

• 山行: 10:36
• 休憩: 0:22
• 合計: 10:58

4:40 薬師峠
5:02 5:02 太郎平小屋
7:11 7:11 神岡新道分岐
7:23 7:23 北ノ俣岳
8:29 8:29 赤木岳
9:18 9:18 中俣乗越
11:25 11:26 黒部五郎の肩
11:39 11:43 黒部五郎岳
11:52 11:53 黒部五郎の肩
13:02 13:18 黒部五郎の肩
15:38 黒部五郎小舎

3日目

• 山行: 7:46
• 休憩: 0:47
• 合計: 8:33

5:00 黒部五郎小舎
6:49 6:50 三俣蓮華岳巻道分岐
8:10 8:20 三俣山荘
10:14 10:37 鷲羽岳
11:09 11:10 ワリモ岳
11:25 11:26 ワリモ北分岐
11:38 11:48 岩苔乗越
12:28 12:29 祖父岳
12:55 12:55 祖父岳分岐
13:33 雲ノ平テント場

4日目

• 山行: 9:10
• 休憩: 0:47
• 合計: 9:57

3:54 雲ノ平テント場
4:16 4:16 雲ノ平山荘
4:32 4:45 奥日本庭園
5:21 5:23 アラスカ庭園
7:16 7:18 薬師沢小屋
7:29 7:30 カベッケが原
8:22 8:23 第三徒渉点
8:48 8:49 第二徒渉点
8:55 9:00 第一徒渉点
10:09 10:27 太郎平小屋
10:46 10:47 太郎兵衛平
11:05 11:05 五光岩ベンチ
12:05 12:05 積雪深計測ポール
12:29 12:30 青淵三角点
12:57 12:57 太郎坂
13:45 13:46 十三重之塔 慰霊碑
13:47 13:48 折立
13:51 ゴール地点

天候

前半：雨、後半：晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

折立駐車場：前日の7/27に到着し、車中泊（無料ですが林道通行料が1900円）

コース状況／危険箇所等

三俣巻道：雪渓あるが、滑り止めは不要
雲の平：早朝の木道は濡れており、非常に滑りやすい
アラスカ庭園〜薬師沢小屋：苔生した大石と木の根の急坂で非常に滑りやすく、下りはかなり危険

その他周辺情報

ゆ〜ランド・立山吉峰温泉：綺麗な施設と露天風呂、620円

写真

7/28 3:41

車中泊して、AM4時前に折立を出発。熊出そうなので、手に鈴をもってしつこく鳴らす。

7/28 6:01

樹林帯を抜け、曇天の中で目立つ人工物（積雪計？）。

7/28 7:04

徐々にガスが抜けて、晴天が・・・。今日は期待大？

7/28 8:10

しかし、そう甘くはなかった。薬師峠への木道はまたガスに・・・

7/28 9:15

薬師峠のテント場に一番乗り。9時ごろOPENの詰所で幕営料1000円を支払う。

7/28 9:48

身軽になって薬師岳に向かう。断続的にシャワーのような雨に・・・

7/28 10:46

薬師岳山荘、キレイな小屋です。

7/28 10:51

視界不良、以降横殴りの雨でびしょ濡れになりながら進む。

7/28 11:57

薬師岳登頂。雨が強くて滞在不可、早々に下山します。

7/28 12:32

薬師岳山荘付近で振り向くと、ガスが取れそうに・・・

7/28 13:17

急速に天候回復。悪天候後のこの景色は格別にきれいです。

7/28 17:30

天気が良いので、外でウィスキーをやりながら炊飯します。

7/28 18:54

夕景を見に、NIKONをもって太郎平小屋方面に・・・。夕日はダメでしたが、積乱雲が朱に染まり迫力あり。

7/29 6:06

2日目、黒部五郎に向け出発。天気も良さそう。

7/29 6:45

しかし、その後、横殴りの雨と雷に・・・

7/29 7:23

北ノ俣岳に到着、何も見えません・・・

7/29 11:39

黒部五郎岳に到着、引き続き何も見えません・・・

7/29 11:41

これ迄の登山の中で最悪の天気。もしかして仏様怒ってらっしゃる？？

7/29 13:19

徐々にガスが取れてきて、黒部五郎のカールが段々と見えてきた。

7/29 14:21

雷岩？写真で見るよりもずっと大きいです。

7/29 14:27

完全にガスが抜け、カールの全貌が目前に、結構感動。途中で引き返さなくてよかったです。

7/29 15:32

やっと黒部五郎小舎に到着。コースタイムよりも結構時間かかりました。

7/30 4:59

小舎前で身支度をして、3日目スタート。

7/30 6:30

黒部五郎のカールが見事に見えます。でも、山頂は見えず・・・

7/30 6:56

薬師岳も見えます。晴れた時に行きたかった・・・

7/30 7:30

これから登る鷲羽岳、迫力あり。テント装備で登れるのか、少し不安。

7/30 7:55

やっぱり北アルプスは晴れると綺麗です。

7/30 8:14

三俣山荘に到着、結構にぎわってます。

7/30 8:44

おっ、槍ヶ岳がとうとう姿を見せた

7/30 8:44

鷲羽岳の中腹から、三俣方面を望む。やっぱり来てよかったな！

7/30 9:46

黒部水源地から雲の平への登りは厳しそう・・・

7/30 9:59

槍ヶ岳と鷲羽池。

7/30 10:27

鷲羽岳到着。この山行で初めて晴れのピークを踏みました。ちょっと雲が多いですが、問題なしです・・。

7/30 10:46

ワリモ岳への稜線はカッコよいです。

7/30 11:09

ワリモ岳、地味でした。素通りします。

7/30 11:27

これから行く、祖父岳方面。天気持てばいいですが・・・

7/30 12:28

祖父岳到着。標識はなに書いてあるか？？？です。

7/30 12:31

雲ノ平山荘が見えてきました。もうすぐです。

7/30 14:33

キャンプ場にテント設営してから、料金払いに（勿論ビールも・・・）雲ノ平山荘まで20分程てくてく歩く。

7/30 14:39

雲ノ平山荘、いい感じです。なお売ってるビールは冷えてませんので、後でテント場の水場で急速冷却要。

7/30 16:52

テント場から祖父岳を望む。

7/30 18:54

夕立ち後の黒部五郎岳。やっぱり全容は望めません。

7/31 3:59

4日目の最終日、薬師沢経由で折立まで。特に見どころありません。

7/31 4:43

雲の平らしい、もやっとした朝。

7/31 5:03

早朝の濡れた木道、超危険です。滑らないように小股で進む。

7/31 5:11

おっと、とうとう黒部五郎岳が・・・。おまけに虹まで付けてくれました。この景色に注意が向き、その後、木道で転ぶ・・・。

7/31 5:18

アラスカ庭園から薬師岳を望む。

7/31 8:23

薬師沢の渡渉点。ここ迄の間、写真撮る余裕が全くなしでした。薬師沢小屋への下り、恐ろしすぎでした・・・

7/31 10:15

太郎平小屋でコーク・タイム。

7/31 11:12

折立に戻ります。薬師沢でかなり疲れていたようで、この後何もない下りで大コケ。ザックが破けてしまった・・・、買ったばかりの・・・。

7/31 13:47

やった、折立に戻ってきました！

7/31 13:52

取り敢えず、無事？に戻ってこれてよかったです。これから千葉まで軽バン飛ばして帰ります。

撮影機器：

D3400 ボディ ニコン

iPhone XR 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ 靴下 グローブ 雨具 着替え ザックカバー サブザック 行動食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

keysaku

【登山動画】




念願の北アルプスの長期テント泊山行に出かけてきました。当初は、毎日アルペン号を予約して、折立から新穂高温泉の縦走を計画しておりましたが、新コロの新規感染者が急増しており、狭いバスに何時間もいることは避けた方が良いと判断し（これで感染した場合の社会的制裁を考慮）、軽バンで折立まで行き、雲の平を通って周遊するコースに変更しました。

新しい大型ザックを購入し、筑波山の歩荷トレで準備を重ね、ようやく出発といった前週の金曜日、いきなり台風が出現し、出発日の調整を余儀なくされました。自家用車なので、細かい調整は問題ないのですが、もし事前にバスをキャンセルしていなければ、チャージされるところでした。結構バスも日程のリスクがあるとの所感。

今回、百名山は薬師岳、黒部五郎岳、鷲羽岳の3山でしたが、かろうじて晴れていたのは鷲羽岳のみとの寂しい結果になりました。特に楽しみにしていた黒部五郎岳は横殴りの雨と雷で、途中で太郎平に引き返そうと思いました。それでも前に進めたのは、同方向や、すれ違う登山者と愚痴を言いあったりしたおかげかなとの思いです。当方、単独行ですが、山ではそのようなつながりが持てるので、寂しいと思ったことはあまりありません。

最後に反省点ですが、自分の体力に比べてザックの重量が重すぎたことでした。自宅で図った時点で18kgでしたので、2リットルのプラティパスに水を入れると、20kgとなり、これで3泊4日の行程はちょっと辛かったです。少なくとも一眼レフと三脚の計2.5kgは余計であり、これらは持って行くべきでは無かったと感じました。最終日の太郎平からの下りでバランスを崩したのですが、疲れていたのか、ザックに振られて大コケをして、買ったばかりのザックが破けてしまいました。負傷することに比べたら問題ない（いや、やはりちょっと痛いか・・）ですが、荷物に振られて転倒した事は記憶になかったので、今後は体力レベルに合わせた重量を考えていきたいです。破れたザックのパッチ当てがよいリマインドとなるかな？

コメント

yukonakanaka

お疲れ様でした！同じ時間に黒部五郎岳を登っていた者です。本当に大変な天気でしたが、みなさんとお話ししたおかげて乗り切れたと思ってます。同志ですね！

keysaku

コメントありがとうございました。ご無事に下山されましたようで何よりです。
ただでさえ横殴りの雨の中、例の「罰ゲーム」はメンタルにきましたね。
あの後、分岐のたびに地図見るようになりました！