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Yamareco

記録ID: 3517794
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

高瀬ダムー烏帽子岳ー野口五郎岳ー鷲羽岳ー三俣蓮華岳ー双六岳ー新穂高温泉

2021年09月12日(日) 〜 2021年09月14日(火)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
54:58
距離
43.3km
登り
3,750m
下り
3,925m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:45
休憩
1:11
合計
5:56
6:27
6:32
15
6:47
6:52
28
7:20
7:28
82
8:50
9:00
66
10:06
10:17
23
10:40
10:41
10
10:51
10:51
17
11:08
11:33
11
11:44
11:44
10
11:54
12:00
13
2日目
山行
6:56
休憩
1:32
合計
8:28
5:55
8
6:03
6:04
141
8:25
8:53
15
9:08
9:22
28
9:50
9:50
5
9:55
9:56
64
11:00
11:01
35
11:36
12:04
28
12:32
12:32
11
12:43
12:50
31
13:21
13:33
50
14:23
3日目
山行
6:20
休憩
0:57
合計
7:17
5:54
37
6:31
6:31
7
6:38
6:48
19
7:07
7:07
18
7:25
7:25
14
7:39
7:44
32
8:16
8:16
2
8:18
8:19
14
8:33
8:34
2
8:36
8:37
29
9:06
9:06
10
9:16
9:16
9
9:25
9:27
30
9:57
10:16
3
10:19
10:23
26
10:49
10:49
13
11:02
11:03
10
11:13
11:14
15
11:29
11:29
26
11:55
11:56
16
12:12
12:18
11
12:29
12:30
10
12:40
12:40
10
12:50
12:51
12
13:11
13:11
0
13:11
ゴール地点
天候 3日間ともに高曇り、ときどき晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
信濃大町のアルピコ支社に高瀬ダムまでのタクシーを予約。15日まで自車を留め置いてもらう。下山後は平湯温泉で後泊し、翌朝松本経由で信濃大町に戻り車を回収
コース状況/
危険箇所等
・裏銀座コース、危険箇所はほぼ無し。烏帽子岳の山頂付近の鎖のみ注意
・高瀬ダムから烏帽子小屋までのコースタイムはやや甘めの模様。よく整備されているので、急登でも登りやすい
・野口五郎岳から水晶小屋までは思っていたよりもハードコース。体力注意
・安全マージン取るなら、烏帽子小屋ー水晶小屋までかなと
・鷲羽岳の下りはザレガレで後半ゆえに転倒に注意
その他周辺情報 下山後、「ひらゆの森」に後泊
ロックフィル型の高瀬ダム
2021年09月12日 06:04撮影 by  SM-F700N, samsung
9/12 6:04
ロックフィル型の高瀬ダム
ここでタクシーを降車しスタート
2021年09月12日 06:10撮影 by  Pixel 3, Google
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9/12 6:10
ここでタクシーを降車しスタート
トンネルを越えて、つり橋を渡る
2021年09月12日 06:23撮影 by  SM-F700N, samsung
2
9/12 6:23
トンネルを越えて、つり橋を渡る
しばらく沢沿いを歩く
2021年09月12日 06:38撮影 by  Pixel 3, Google
9/12 6:38
しばらく沢沿いを歩く
裏銀座スタート地点
2021年09月12日 06:42撮影 by  Pixel 3, Google
2
9/12 6:42
裏銀座スタート地点
とりあえず到着。コースタイムはやや甘めの模様
2021年09月12日 10:08撮影 by  Pixel 3, Google
9/12 10:08
とりあえず到着。コースタイムはやや甘めの模様
烏帽子岳へ向かうが、燕岳と雰囲気が似ている
2021年09月12日 10:33撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/12 10:33
烏帽子岳へ向かうが、燕岳と雰囲気が似ている
前烏帽子から烏帽子岳
2021年09月12日 10:40撮影 by  SM-F700N, samsung
9/12 10:40
前烏帽子から烏帽子岳
手前、高瀬ダムと、奥、七倉ダム
2021年09月12日 10:42撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
9/12 10:42
手前、高瀬ダムと、奥、七倉ダム
振り返ると、燕岳から大天井岳
2021年09月12日 10:42撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/12 10:42
振り返ると、燕岳から大天井岳
烏帽子岳山頂付近に鎖あり
2021年09月12日 11:08撮影 by  Pixel 3, Google
9/12 11:08
烏帽子岳山頂付近に鎖あり
トラバースの鎖も
2021年09月12日 11:10撮影 by  SM-F700N, samsung
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9/12 11:10
トラバースの鎖も
2021年09月12日 10:43撮影 by  SM-F700N, samsung
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9/12 10:43
烏帽子岳山頂
2021年09月12日 11:13撮影 by  Pixel 3, Google
9/12 11:13
烏帽子岳山頂
山頂標識よりも高い場所
2021年09月12日 11:25撮影 by  Pixel 3, Google
9/12 11:25
山頂標識よりも高い場所
鎖を登って下を見ると・・・
2021年09月12日 11:19撮影 by  Pixel 3, Google
9/12 11:19
鎖を登って下を見ると・・・
烏帽子小屋の夕食はカレー
2021年09月12日 17:04撮影 by  SM-F700N, samsung
9/12 17:04
烏帽子小屋の夕食はカレー
日の入り
2021年09月12日 18:09撮影 by  SM-F700N, samsung
1
9/12 18:09
日の入り
2日目は一気に三俣山荘まで歩く
三ツ岳を登っているとこだけど、風が強く体感温度も低い
2021年09月13日 06:46撮影 by  SM-F700N, samsung
1
9/13 6:46
2日目は一気に三俣山荘まで歩く
三ツ岳を登っているとこだけど、風が強く体感温度も低い
野口五郎岳と、奥に槍ヶ岳が見えてきた
2021年09月13日 07:19撮影 by  SM-F700N, samsung
1
9/13 7:19
野口五郎岳と、奥に槍ヶ岳が見えてきた
平坦に見えるけれども、わりと歩きづらい道が続く
2021年09月13日 07:29撮影 by  SM-F700N, samsung
9/13 7:29
平坦に見えるけれども、わりと歩きづらい道が続く
野口五郎小屋で休憩して、お湯を購入してコーヒータイム
2021年09月13日 08:53撮影 by  SM-F700N, samsung
9/13 8:53
野口五郎小屋で休憩して、お湯を購入してコーヒータイム
野口五郎岳
2021年09月13日 09:10撮影 by  Pixel 3, Google
9/13 9:10
野口五郎岳
振り返って歩いてきた道
2021年09月13日 09:21撮影 by  SM-F700N, samsung
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9/13 9:21
振り返って歩いてきた道
これから歩く道
2021年09月13日 09:25撮影 by  Pixel 3, Google
9/13 9:25
これから歩く道
だいぶ槍が近づいてきた
2021年09月13日 09:54撮影 by  SM-F700N, samsung
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9/13 9:54
だいぶ槍が近づいてきた
ここから水晶小屋までが今日のハイライト
(この写真に水晶小屋は見えている)
2021年09月13日 10:50撮影 by  Pixel 3, Google
2
9/13 10:50
ここから水晶小屋までが今日のハイライト
(この写真に水晶小屋は見えている)
そこそこのアップダウンが続き、体力を持っていかれる
2021年09月13日 11:29撮影 by  SM-F700N, samsung
9/13 11:29
そこそこのアップダウンが続き、体力を持っていかれる
水晶小屋到着
2021年09月13日 11:50撮影 by  Pixel 3, Google
1
9/13 11:50
水晶小屋到着
歩いてきた稜線。長かった・・・
2021年09月13日 11:51撮影 by  Pixel 3, Google
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9/13 11:51
歩いてきた稜線。長かった・・・
2021年09月13日 11:53撮影 by  SM-F700N, samsung
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9/13 11:53
黒部五郎岳と雲ノ平
2021年09月13日 12:05撮影 by  Pixel 3, Google
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9/13 12:05
黒部五郎岳と雲ノ平
今日のラスボス、鷲羽岳へ
2021年09月13日 12:11撮影 by  SM-F700N, samsung
9/13 12:11
今日のラスボス、鷲羽岳へ
今日、最後の登り
2021年09月13日 12:52撮影 by  Pixel 3, Google
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9/13 12:52
今日、最後の登り
黒部源流方面
2021年09月13日 13:16撮影 by  Pixel 3, Google
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9/13 13:16
黒部源流方面
鷲羽岳
2021年09月13日 13:27撮影 by  SM-F700N, samsung
9/13 13:27
鷲羽岳
鷲羽岳から振り返って今日の行程。野口五郎岳は彼方に・・・
2021年09月13日 13:20撮影 by  SM-F700N, samsung
1
9/13 13:20
鷲羽岳から振り返って今日の行程。野口五郎岳は彼方に・・・
鷲羽池と槍ヶ岳
2021年09月13日 13:33撮影 by  SM-F700N, samsung
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9/13 13:33
鷲羽池と槍ヶ岳
やっと今日最後の下り。三俣山荘が見えてホッとする
2021年09月13日 13:47撮影 by  SM-F700N, samsung
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9/13 13:47
やっと今日最後の下り。三俣山荘が見えてホッとする
こっちから見る鷲羽岳はカッコいい
2021年09月13日 14:21撮影 by  SM-F700N, samsung
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9/13 14:21
こっちから見る鷲羽岳はカッコいい
三俣山荘到着
2021年09月13日 14:24撮影 by  SM-F700N, samsung
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9/13 14:24
三俣山荘到着
NHKの取材来てるっぽい
2021年09月13日 16:52撮影 by  SM-F700N, samsung
9/13 16:52
NHKの取材来てるっぽい
なんか撮ってる...
2021年09月13日 14:39撮影 by  Pixel 3, Google
1
9/13 14:39
なんか撮ってる...
サイフォンで淹れるコーヒーが人気
2021年09月13日 14:40撮影 by  Pixel 3, Google
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9/13 14:40
サイフォンで淹れるコーヒーが人気
展望喫茶から
2021年09月13日 14:48撮影 by  SM-F700N, samsung
9/13 14:48
展望喫茶から
夕食はジビエシチュー
2021年09月13日 16:54撮影 by  Pixel 3, Google
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9/13 16:54
夕食はジビエシチュー
夕食後に喫茶をやってて小屋の歴史を流していた
2021年09月13日 18:38撮影 by  Pixel 3, Google
9/13 18:38
夕食後に喫茶をやってて小屋の歴史を流していた
三俣山荘、良い小屋でした
2021年09月14日 06:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
9/14 6:07
三俣山荘、良い小屋でした
三俣蓮華岳
2021年09月14日 06:43撮影 by  SM-F700N, samsung
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三俣蓮華岳
双六岳
2021年09月14日 07:44撮影 by  Pixel 3, Google
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双六岳
双六岳から槍ヶ岳
2021年09月14日 07:46撮影 by  SM-F700N, samsung
9/14 7:46
双六岳から槍ヶ岳
双六岳から槍ヶ岳
2021年09月14日 08:00撮影 by  Pixel 3, Google
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9/14 8:00
双六岳から槍ヶ岳
双六小屋(こんなに大きかったっけ?)
2021年09月14日 08:38撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/14 8:38
双六小屋(こんなに大きかったっけ?)
自販機設置中
2021年09月14日 08:31撮影 by  SM-F700N, samsung
9/14 8:31
自販機設置中
弓折乗越。もう登りは無い
2021年09月14日 09:34撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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弓折乗越。もう登りは無い
鏡池山荘
2021年09月14日 09:55撮影 by  Pixel 3, Google
9/14 9:55
鏡池山荘
こちらも自販機設置中
2021年09月14日 10:00撮影 by  SM-F700N, samsung
9/14 10:00
こちらも自販機設置中
わりと寒いのに・・・
2021年09月14日 10:02撮影 by  SM-F700N, samsung
1
9/14 10:02
わりと寒いのに・・・
10食限定のかき揚げうどん
2021年09月14日 10:06撮影 by  SM-F700N, samsung
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9/14 10:06
10食限定のかき揚げうどん
鏡池で逆さ槍
2021年09月14日 10:21撮影 by  SM-F700N, samsung
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9/14 10:21
鏡池で逆さ槍
秩父沢を渡り
2021年09月14日 11:28撮影 by  SM-F700N, samsung
9/14 11:28
秩父沢を渡り
わさび平小屋
2021年09月14日 12:19撮影 by  Pixel 3, Google
9/14 12:19
わさび平小屋
バスの時間を計算しつつ、ラムネ休憩
2021年09月14日 12:15撮影 by  SM-F700N, samsung
9/14 12:15
バスの時間を計算しつつ、ラムネ休憩
下山。信濃大町まで戻れるかわからなかったので、後泊のため平湯へ
2021年09月14日 13:14撮影 by  SM-F700N, samsung
9/14 13:14
下山。信濃大町まで戻れるかわからなかったので、後泊のため平湯へ
ひらゆの森に1泊。なにわともあれ温泉♨
2021年09月14日 14:36撮影 by  Pixel 5, Google
9/14 14:36
ひらゆの森に1泊。なにわともあれ温泉♨
肉!
2021年09月14日 18:03撮影 by  SM-F700N, samsung
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9/14 18:03
肉!
魚!
2021年09月14日 18:20撮影 by  Pixel 5, Google
9/14 18:20
魚!
温泉を堪能し、翌日、平湯から松本へ
温泉を堪能し、翌日、平湯から松本へ
松本から大糸線で信濃大町駅へ
松本から大糸線で信濃大町駅へ
信濃大町で車を回収
1
信濃大町で車を回収
信濃大町の「くんくん亭」で、チキンカツミニセット(ミニではない)https://tabelog.com/nagano/A2005/A200502/20023935/
信濃大町の「くんくん亭」で、チキンカツミニセット(ミニではない)https://tabelog.com/nagano/A2005/A200502/20023935/
帰りに「大町山岳博物館」に寄り道
帰りに「大町山岳博物館」に寄り道

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 GPS ガイド地図(ブック) 常備薬 携帯 時計 タオル カメラ

感想

ホシガラスと歩く北アルプス裏銀座

1日目 烏帽子岳への登り

前日にあまり寝れなかったのでフラフラしつつ、高瀬ダムの雄大さにテンション上がってスタートでした。

急登というだけあって、登山口の時点で距離的にはすで当日行程の1/3ぐらいが終わっていました。
準備段階から今回の山行ではストックをしっかり使っていこうと思っていたので、スタートからストックのばして登っていきます。
徐々に遠くの景色が見えてくるのはやはり良いものです。烏帽子岳の登山道は標高約100mごとに標識が置かれているので進捗わかりやすい。

木の幹をまたいでひたすらトラバースするような局面がない分、昨年登った餓鬼岳よりもずっと登りやすいという印象でした。

烏帽子小屋は斜面を回り込んだ配置にあるので、登っているあいだは最後の最後までみえません。
段々とスタミナが切れてきて行動食パックを追加開封するか、はたまた手持ちのおにぎりを消費するかと考え始めたあたりで小屋到着でした。

山頂への道は山小屋からぱっと見るよりも厳しいもので、今回の行程で唯一の鎖もありました。
烏帽子岳山頂の巨岩がとにかくかっこ良いので、少なくとも近くまで行ってみる価値はあります。

初日を終えて、足の疲労感はあまりない状態。ストックさまさまです。

山小屋で今期購入できる昼食はアルファ米カレーとあんぱんのみなので、基本的には自分で用意することになります。
水補給、それにお湯も有料でお願いできるのでありがたいものです。インスタントコーヒーで自分の好きなものを飲めます。
普段あまり山荘グッズは購入しない(荷物を増やしてしまうから)のですが、烏帽子小屋の手ぬぐいはめちゃくちゃ可愛かったので購入しました。

夕食。
予約時から晩ご飯はおかわり不可のカレーのみなので物足りないかもしれませんと言われていました。
それをカバーするように?ご飯がかなりドカ盛り。お腹いっぱいになりました。
「ごはん多めにお願いします」とリクエストしている人も居ましたが、事前案内どおり普通に断られていました。

19時までは食堂がお茶スペースとして開放されています。20時消灯なので平和です。雲がかかっていたので星は見えないなと諦めてさっさと寝ました。

2日目 烏帽子小屋〜三俣山荘

烏帽子小屋は風が通る場所にあり壁の構造的にも隙間風が入りやすいので、寝る前に多少着込んでおきました。
明け方は一層風が強まっていたので、念のため防寒手袋(テムレス)も出動させてスタート。
薄暗いうちは天気悪いかなと思いましたが、歩き始めたタイミングでは遠くの山までよく見える状態でした。

稜線を歩く時間が長いので普段のようにスタート後すぐに上着を脱ぐ、とはいかず。しばらく身体の片側は寒くて部分的には汗をかくぐらいの中途半端な状態で歩き続けます。太陽がのぼってくるとさすがに暑さが上回ってくるので徐々に枚数を減らしていきました。

黒部五郎小屋ではまたしてもお湯をわけて頂いてコーヒータイム。その後はしばらく平和な道のりですが、赤い斜面を水晶小屋へと登るシーンはかなりしんどみありました。

ひとつひとつの山がメインコンテンツ感ある規模なので、じわじわ歩いていると2時間ぐらいすぐに時間が飛んでいきます。
鷲羽岳への登りも、ガレている下りもなかなか歩きづらくて大変。

情熱大陸で見た、ハイマツの一帯を切り開いた小屋に到着してコーヒー頂いてほぼ終わり。
下りの段差大きめな場面も多かった分か、若干弱り気味の膝がすこしだけ痛みました。

夕暮れのマジックアワーも山荘から少し見えてきれいでした。夕暮れを見ているとなぜか無性に寿司をキメたくなった。心が寿司を求めてしまう。

3日目 三俣山荘〜わさび平小屋
双六岳の有名スポットらしい山頂部分でエモ写を撮ったり、鏡平小屋でコーヒーフロートを頂いたり逆さ槍の写真を撮ったりとコンテンツを浴びてあとはひたすら下山でした。
下山ペースは早かったので、やはり膝に負担が来た模様(翌日には軽減)です。

ハイマツ帯を歩いていると時折顔を出して飛び去っていく(そして稜線の風と格闘して戻ってきたりする)ホシガラスが終始かわいい道のりでした。そして計画から何からtomovwgtiさんのお世話になりっぱなしでした多謝

高瀬ダムから烏帽子小屋まで、急登ということで覚悟していくも、燕岳と同じように整備されていて登りやすい。

ハイライトは予想通り2日目で、スタートから風が強いが、天気は悪くないので淡々と歩を進める。野口五郎岳は山容は緩やかなれど、足元は浮石も多く注意しながら歩く。野口五郎岳の先、真砂岳から水晶小屋まではアップダウンが多く、お昼前という時間もあり一番体力消耗したエリアだった。水晶小屋でおでんで栄養を補給。2日目最後のボス、鷲羽岳はガレザレなので転倒に注意しつつ、三俣山荘が見えてテンションが上がる。

三俣山荘のホスピタリティは高く、サイフォン式のコーヒーは美味いし、夕食後の喫茶など良い感じ。小屋の従業員の方々が楽しそうに仕事してて、非常に好感が持てます。

3日目は三俣蓮華岳、双六岳を通過すると、個人的には数年前に通った道ゆえ、安心感が増す。あとはひたすら小池新道を下りるのみ。予定より早めに下山

今回は、下山後に信濃大町まで車を取りに戻れるか怪しかったので「ひらゆの森」を後泊に利用したが正解かなと。小屋3泊にしてもよかったけれども、下山後ゆっくり過ごす日程にすると帰りがかなり楽になることに気づいてしまった

表銀座コースも歩いてますが、表銀座の方が圧倒的に歩きやすいです。東鎌尾根がちょっとキツイだけですね...

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この記録に関連する登山ルート

技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [3日]
ブナ立尾根〜烏帽子岳〜裏銀座〜水晶岳〜読売新道〜黒部ダム
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [5日]
笠ヶ岳・水晶岳
利用交通機関:
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

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