折立〜雲ノ平〜三俣〜槍ヶ岳〜新穂高

2023年08月10日(木) 〜 2023年08月13日(日)

• GPS: 31:58
• 距離: 45.6km
• 登り: 3,712m
• 下り: 3,612m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:59
• 休憩: 1:47
• 合計: 9:46

7:06 折立
7:51 7:51 太郎坂
8:28 8:28 青淵
8:38 8:38 積雪深計測ポール
9:01 9:11 ベンチ
9:39 9:39 五光岩ベンチ
9:56 9:57 太郎兵衛平
10:25 10:38 太郎平小屋
11:08 11:13 第一徒渉点
11:17 11:17 第二徒渉点
11:23 11:23 薬師沢第2ベンチ
11:33 11:34 第三徒渉点
11:37 11:37 薬師沢ベンチ
12:15 12:15 カベッケが原
12:25 12:51 薬師沢小屋
14:54 14:58 アラスカ庭園
15:28 15:28 奥日本庭園
15:47 16:34 雲ノ平山荘
16:52 雲ノ平テント場

2日目

• 山行: 4:52
• 休憩: 3:08
• 合計: 8:00

4:30 雲ノ平テント場
4:57 4:58 祖父岳分岐
6:17 6:17 黒部川水源地標
7:37 8:44 三俣山荘
9:45 11:45 鷲羽岳
12:30 三俣山荘

3日目

• 山行: 9:37
• 休憩: 1:52
• 合計: 11:29

3:02 三俣山荘
3:45 3:46 三俣峠
4:58 4:59 双六岳中道分岐
5:17 5:36 双六小屋
6:13 6:13 樅沢岳
7:01 7:01 硫黄乗越
7:53 7:54 左俣乗越
9:24 9:25 千丈乗越
10:33 11:36 槍ヶ岳山荘
13:51 14:17 槍ヶ岳
14:31 槍ヶ岳山荘

4日目

• 山行: 5:11
• 休憩: 0:39
• 合計: 5:50

4:19 槍ヶ岳山荘
4:27 4:27 飛騨乗越
5:32 5:32 飛騨沢千丈乗越分岐
6:42 7:01 槍平小屋
7:38 7:44 藤木レリーフ
7:47 7:48 滝谷避難小屋
8:49 8:49 白出沢出合
9:20 9:31 穂高平小屋
9:54 9:54 小鍋谷ゲート
10:06 10:08 新穂高温泉駅
10:09 ゴール地点

天候

8/10 快晴
8/11 快晴
8/12 快晴ときどき霧
8/13 快晴

アクセス

利用交通機関：

バス

毎日あるぺん号折立行き　22:30竹橋発→翌6:50折立着

コース状況／危険箇所等

事前情報以上の特段のものはないが、水場に関しては、
雲ノ平キャンプ場：水場は枯れ気味(スタッフ曰くここ数日で枯れるだろうとのこと)
三俣山荘：水場あり
双六小屋：水場あり

写真

8/10 10:29

サクサク登って2年ぶりの太郎平。

8/10 10:30

快晴！暑っ！この先は長いので、あまり寄り道せず、サクサク薬師沢へ向かいます。

8/10 12:33

沢水をグビグビ飲みながら降り、薬師沢小屋。飲み物がキンキンに冷えている。

8/10 12:50

直後に待ち受ける雲ノ平への600mアップ。8年の登山人生で一番苦手な道でした。休めど休めど高度が上がらない‥。

8/10 15:25

一番苦手なゴーロ急登を越えて、ようやく雲ノ平へ。しかし天気がよう保つなあ。

8/10 16:04

Cheers!

8/10 17:42

雲ノ平キャンプ場で幕営。水がチョロチョロしか出ず、2L入れるのに30秒くらいかかるイメージ。山荘スタッフによれば、あと数日で枯れそうとのこと。

8/10 17:50

今日はガーリックトマトパスタでした。マジで暑いね

8/10 18:44

アーベントロート。綺麗〜！

8/11 4:46

日の出前、キャンプ場を離れる。どこまでも広がる庭園の数々。人と全然すれ違わない。

8/11 6:03

黒部源流到着。沢筋は涼しい。テンカラやっている人がいましたね。水をグビグビ頂きました。

8/11 8:23

三俣山荘到着！7時着でほぼほぼ一番乗りに近かったので、Aサイトの特等席が取れました。

8/11 9:46

鷲羽岳と槍方面。サイダー美味しい

8/11 9:58

同行者の腰の調子が良くなさそうなので、水晶はやめて、ここで2時間駄弁って帰りました笑。

8/11 11:36

鷲羽池と槍方面。天気が本当に良いので、日傘の人をよく見かける。もう必需品ですね。

8/11 12:29

三俣山荘から見える槍方面。新緑と青空の爽やかさ

8/11 13:05

豪遊してサイフォンコーヒーとりんごケーキ。あとジビエ丼も食べました。幸せだね

8/11 18:22

テントから鷲羽岳。

8/12 2:51

夜明け前、今日も満点の星空。昨日今日で、流れ星を10個ほど見ました。流星群かしら。

8/12 5:04

双六小屋への下り。今日も最高の天気

8/12 5:12

双六小屋からの日の出

8/12 6:12

カンカン照りの中、樅沢岳到着。この直後の下りで転倒・滑落しました。幸い大事には至らず‥しかしあと少しでこの記録を書けていなかったと思います

8/12 6:13

槍がハッキリ見えます。

8/12 6:14

だんだん急峻な尾根が見えていきます

8/12 8:46

西鎌尾根を始めとする急峻な尾根が、各方向から槍ヶ岳に集まってくるたくましい姿が、北アの盟主たらしめていると思います

8/12 11:25

西鎌尾根と九十九折の道を越えて、槍ヶ岳山荘着！あと10分遅かったら、殺生ヒュッテに張ることになっていたと思います。セーフ。

8/12 11:42

この日は槍の穂先まで3時間かかりました(CTの3倍！) 渋滞キツいですね。

登頂しました。北鎌から上がる人が来るたびに、どよめきが起こる山頂笑

8/13 4:11

最終日の朝も最高の天気(これしか言ってませんね)。穂先には日の出を求めた人々の煌めき

8/13 4:26

下りのモルゲンロート

8/13 10:05

長い長い登山道を経て、新穂高に降りてきました。風呂！風呂！

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット

感想

taro

＜総評＞
　雨に降られないで、しかも日中は全て快晴という北アらしくない最高の登山日和の中、王道のコースで山行が出来ました。思う存分北アを満喫する、本当に幸せな山行でした！黒部源流をしっかり目に焼き付けたので、今年予定している下ノ廊下に対するモチベーションが高まったなと思います。飛び交う言葉も多国籍で、北アの素晴らしさが実に多くの人に知られているのだなとも感じました。
　同行者は腰と足首の痛み・日焼け、私は乾燥による皮膚炎の悪化で、手に赤切れがたくさんでき、靴擦れがひどく、また後述の滑落による擦り傷、そしてやはり日焼けで何かと色々痛かったですが、降りられました‥。
＜3日目樅沢岳直後の転倒・滑落＞
　樅沢岳直後の細尾根の下りで、たった一つの石を踏み外し、左前方に転倒、そのまま尾根から落ちる形で横に2回転し、灌木に捕まり回転を止めました。2mほど滑落したことになりますが、あと2m落ちていたら、数十m落ちていて、この記録を書けていなかったと思います。幸いにして、四肢の軽い擦り傷・打撲で済んだ為、深呼吸し落ち着いたのち、開けた場で消毒等の措置を行いました。
　初めて自分がこうした事故に遭遇したので、相当怖かったですが、無事で何よりでした。いつどんな時にも、本当にひょんなことにも、こうした事故の芽は存在していることを改めて実感しました。自戒をしつつ、傷病対応が万全に出来る様に、これからも知識をアップグレードしていこうと思います。