合戦小屋です。カンカン照りではないのでキツくは無かったのですが、結局台風一過はどこへやら・・・
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合戦小屋です。カンカン照りではないのでキツくは無かったのですが、結局台風一過はどこへやら・・・
名物スイカです。しっかり頂きました。
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名物スイカです。しっかり頂きました。
この時点では燕山荘もよく見えています。
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この時点では燕山荘もよく見えています。
コマクサがピークで目を楽しませてくれました。このような悪環境の中、逞しいですね。
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コマクサがピークで目を楽しませてくれました。このような悪環境の中、逞しいですね。
稜線の向こうはガスの中でした。強風がまだ続いており大天井方面に向かう人もほとんど見かけません。
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稜線の向こうはガスの中でした。強風がまだ続いており大天井方面に向かう人もほとんど見かけません。
ガス、、、と言えば雷鳥さんが出動です。今回も会えました(^^)
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ガス、、、と言えば雷鳥さんが出動です。今回も会えました(^^)
ガス、曇、小雨が繰り返される嫌な天気です。蛙岩(げえろいわ)が見えてきました。
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ガス、曇、小雨が繰り返される嫌な天気です。蛙岩(げえろいわ)が見えてきました。
蛙岩を通り抜けます。不思議な岩ですね。
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蛙岩を通り抜けます。不思議な岩ですね。
「大下り」に入る辺りです。風雨が強くなってきました。
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「大下り」に入る辺りです。風雨が強くなってきました。
景色も望めないので淡々と進みます。
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景色も望めないので淡々と進みます。
ガスも一段と濃厚になりました。風もかなり強いです。
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ガスも一段と濃厚になりました。風もかなり強いです。
切通岩を下った所に、この道を開いた「小林喜作」レリーフがあります。
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切通岩を下った所に、この道を開いた「小林喜作」レリーフがあります。
大天井岳との分岐点です。
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大天井岳との分岐点です。
大天井岳のトラバース道は結構な岩場です。雨の中ペンキ印が目立ちます。
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大天井岳のトラバース道は結構な岩場です。雨の中ペンキ印が目立ちます。
大天井岳から下って来る道に合流します。眼下に大天井ヒュッテが見えてきました。
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大天井岳から下って来る道に合流します。眼下に大天井ヒュッテが見えてきました。
13時過ぎに着きましたが、雨は一日止まず。翌日の天気予報も期待薄で、夜時点ではほぼ北鎌尾根行きは中止と決めていました。お弁当も朝食に切り替えて、まぁ一応朝4時に起きてみようかな、、、という気持ちでした。 悪天候のため大天井ヒュッテが空いていたため快適に眠れたのは救い・・・ (当日は燕山荘、槍ヶ岳山荘などは超満員だったらしいです)
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13時過ぎに着きましたが、雨は一日止まず。翌日の天気予報も期待薄で、夜時点ではほぼ北鎌尾根行きは中止と決めていました。お弁当も朝食に切り替えて、まぁ一応朝4時に起きてみようかな、、、という気持ちでした。 悪天候のため大天井ヒュッテが空いていたため快適に眠れたのは救い・・・ (当日は燕山荘、槍ヶ岳山荘などは超満員だったらしいです)
月5日朝起きてみると、微妙な雲行きながら月と星が出ていました。 「よし!行こう!」 これで北鎌行きが決まりました。お弁当を朝食に変えていたため、4時半過ぎからの朝食を食べた後、北鎌行きにしては大変ゆっくりな4:45ヒュッテをスタートしました。最悪ツェルトでビバークという気持ちででした(^^;。まずは喜作新道を少し西岳方向に進みます。普通はヘッドライトでスタートすると言いますが、既に充分明るい時間です。
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月5日朝起きてみると、微妙な雲行きながら月と星が出ていました。 「よし!行こう!」 これで北鎌行きが決まりました。お弁当を朝食に変えていたため、4時半過ぎからの朝食を食べた後、北鎌行きにしては大変ゆっくりな4:45ヒュッテをスタートしました。最悪ツェルトでビバークという気持ちででした(^^;。まずは喜作新道を少し西岳方向に進みます。普通はヘッドライトでスタートすると言いますが、既に充分明るい時間です。
大天井ヒュッテから水平距離で1km、15分程歩いた所、地図上に"2549"と表示される地点に「貧乏沢入口」の標識がひっそりとありました。
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大天井ヒュッテから水平距離で1km、15分程歩いた所、地図上に"2549"と表示される地点に「貧乏沢入口」の標識がひっそりとありました。
入口から見上げました。この低い尾根を越えた向こうは未知の世界です。
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入口から見上げました。この低い尾根を越えた向こうは未知の世界です。
低い尾根に登り、数メートル程藪こぎをすると視界が開けました。眼前に貧乏沢と北鎌尾根が見えています。まずは貧乏沢 標高差800m程を下らねばなりません。
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低い尾根に登り、数メートル程藪こぎをすると視界が開けました。眼前に貧乏沢と北鎌尾根が見えています。まずは貧乏沢 標高差800m程を下らねばなりません。
さらに数メートル進んだ出だし部分です。一気にガレ場が落ち込んで行っています。昨日の雨で岩も濡れており、藪もビショビショなので、雨合羽を着こむことにしました。5:06ガレガレの岩の上を下降開始です。
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さらに数メートル進んだ出だし部分です。一気にガレ場が落ち込んで行っています。昨日の雨で岩も濡れており、藪もビショビショなので、雨合羽を着こむことにしました。5:06ガレガレの岩の上を下降開始です。
上のガレ場を下ると樹林帯の中の急降下になりました。下りの沢筋は一本なので木をかき分けながらひたすら下って行きます。
5:15 標高差100m程下った辺り、ずっとこんな感じでした。
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上のガレ場を下ると樹林帯の中の急降下になりました。下りの沢筋は一本なので木をかき分けながらひたすら下って行きます。
5:15 標高差100m程下った辺り、ずっとこんな感じでした。
5:30 さらに100m程下った標高2,300m付近です。樹林帯から飛び出て、右岸から合わさったガレ沢に入りました。浮石だらけの急な下りははるか下まで続きます。(とはいうものの本谷左俣のガレ場の方がよほど脆かったような気がします)
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5:30 さらに100m程下った標高2,300m付近です。樹林帯から飛び出て、右岸から合わさったガレ沢に入りました。浮石だらけの急な下りははるか下まで続きます。(とはいうものの本谷左俣のガレ場の方がよほど脆かったような気がします)
5:34 2,280m付近です。ガレ場はずっと続いていますが、左岸のブッシュ帯に踏み跡がついていました。
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5:34 2,280m付近です。ガレ場はずっと続いていますが、左岸のブッシュ帯に踏み跡がついていました。
5:56 2,120m付近。雪渓が現れました。ちょうど貧乏沢を半分位下った付近です。
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5:56 2,120m付近。雪渓が現れました。ちょうど貧乏沢を半分位下った付近です。
5:59 右岸より沢が合流しました。ご覧の通り雪渓はかなり急です。足場を確認しながら、周りの木々をつかみながらずるずると下降します。
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5:59 右岸より沢が合流しました。ご覧の通り雪渓はかなり急です。足場を確認しながら、周りの木々をつかみながらずるずると下降します。
大丈夫と思って掴んでも、こんな感じに枝が丸ごとスッポ抜けました。ヒヤッとしますね(^^;
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大丈夫と思って掴んでも、こんな感じに枝が丸ごとスッポ抜けました。ヒヤッとしますね(^^;
貧乏沢のちょうど中間近辺。右岸から豊富な水流が合流します。写真右奥から雪渓上を下って来ました。
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貧乏沢のちょうど中間近辺。右岸から豊富な水流が合流します。写真右奥から雪渓上を下って来ました。
眼前の北鎌尾根に陽が射して来ました。先ほどは眼下に見えていたのに・・・ずいぶん下って来ました。
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眼前の北鎌尾根に陽が射して来ました。先ほどは眼下に見えていたのに・・・ずいぶん下って来ました。
6:05 標高2,070m付近から振り返りました。雪渓が残っていたのはこの辺りだけでした。
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6:05 標高2,070m付近から振り返りました。雪渓が残っていたのはこの辺りだけでした。
傾斜も緩み、天上沢が近づいて来たように見えますが、まだ標高差300m位あります。 沢はガレガレで水流も出てきたため、自由に歩きにくくなってきました。
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傾斜も緩み、天上沢が近づいて来たように見えますが、まだ標高差300m位あります。 沢はガレガレで水流も出てきたため、自由に歩きにくくなってきました。
歩きにくくなったら・・・左岸の樹林帯に入って踏み跡をたどります。こんな感じの林の中・・・歩ける所が道なのです。
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歩きにくくなったら・・・左岸の樹林帯に入って踏み跡をたどります。こんな感じの林の中・・・歩ける所が道なのです。
6:29 樹林帯を下っていると3m程の垂壁に出くわしました。そこにはお助けロープが・・・ 大天井ヒュッテのスタッフが取り付けて下さったものですね、お陰で楽々下る事が出来ました。感謝感謝(^^)です。
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6:29 樹林帯を下っていると3m程の垂壁に出くわしました。そこにはお助けロープが・・・ 大天井ヒュッテのスタッフが取り付けて下さったものですね、お陰で楽々下る事が出来ました。感謝感謝(^^)です。
上の垂壁から再び沢に入りました。振り返ると水流も多く、この辺りは沢の中を下るのは厳しそうですね。
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上の垂壁から再び沢に入りました。振り返ると水流も多く、この辺りは沢の中を下るのは厳しそうですね。
眼前にはこれから向かう北鎌尾根が立ちはだかっています。登り・・・キツそうです。でも良い天気!
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眼前にはこれから向かう北鎌尾根が立ちはだかっています。登り・・・キツそうです。でも良い天気!
6:41 間もなく天上沢出会いでしょうか、、、前方左手に沢は下っています。まだ距離ありそうですね・・・ 沢の岩を選びながら進んでいきます。
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6:41 間もなく天上沢出会いでしょうか、、、前方左手に沢は下っています。まだ距離ありそうですね・・・ 沢の岩を選びながら進んでいきます。
上と同地点で後ろを見た図です。どこをどう下って来たのやら・・・
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上と同地点で後ろを見た図です。どこをどう下って来たのやら・・・
6:44 標高1,780m 天上沢に到着しました。水流が眩しいです。下り出しからノンストップ 1時間38分で到着出来ました。私は登りが遅いので、貧乏沢の下りで時間を稼げたのは大きいのです。5分程休んで北鎌沢に向かいます。
この辺りは水流が激しく渡れませんので、素直に右岸を遡上します。沢幅が広がり歩けなくなったら樹林帯に入りながら数分進むと・・・
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6:44 標高1,780m 天上沢に到着しました。水流が眩しいです。下り出しからノンストップ 1時間38分で到着出来ました。私は登りが遅いので、貧乏沢の下りで時間を稼げたのは大きいのです。5分程休んで北鎌沢に向かいます。
この辺りは水流が激しく渡れませんので、素直に右岸を遡上します。沢幅が広がり歩けなくなったら樹林帯に入りながら数分進むと・・・
天上沢の真っただ中です。広々としており、深山にいるとは思えません。正面には東鎌尾根が見えており、気持のよい沢歩きです。この辺りは「孤高の人」の主人公が吹雪の中下山していった所です。伏流が多くなり、細くなった沢を渡りながら15分程で北鎌沢出会いに到着です。
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天上沢の真っただ中です。広々としており、深山にいるとは思えません。正面には東鎌尾根が見えており、気持のよい沢歩きです。この辺りは「孤高の人」の主人公が吹雪の中下山していった所です。伏流が多くなり、細くなった沢を渡りながら15分程で北鎌沢出会いに到着です。
7:05 貧乏沢出合から15分程で、標高1,830m北鎌沢の出合に到着です。
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7:05 貧乏沢出合から15分程で、標高1,830m北鎌沢の出合に到着です。
目指す北鎌沢右俣は、北鎌のコルまで一直線に突き上げています。まずは標高差650mの登りです。
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目指す北鎌沢右俣は、北鎌のコルまで一直線に突き上げています。まずは標高差650mの登りです。
一段登った所からの眺めです。左俣と分岐する辺りまでは比較的広くて緩めの勾配です。でも、当然岩は全て不安定です。昨日までの雨のせいか水量は豊富です。
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一段登った所からの眺めです。左俣と分岐する辺りまでは比較的広くて緩めの勾配です。でも、当然岩は全て不安定です。昨日までの雨のせいか水量は豊富です。
7:19 (標高1,910m)左俣との分岐に到着。10分で到着予定だったのですが、前日の合戦尾根の疲れが残っているのか、既に遅れ気味。これから先が思いやられます。(まだ始まったばかりなのに・・・・・・)軽い栄養補給を兼ねて早速10分休憩です。ちょっと分かりにくいですが、写真に写っているのは左俣です。
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7:19 (標高1,910m)左俣との分岐に到着。10分で到着予定だったのですが、前日の合戦尾根の疲れが残っているのか、既に遅れ気味。これから先が思いやられます。(まだ始まったばかりなのに・・・・・・)軽い栄養補給を兼ねて早速10分休憩です。ちょっと分かりにくいですが、写真に写っているのは左俣です。
で、右俣はこのように細く一直線に続いています。 7:29出発。
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で、右俣はこのように細く一直線に続いています。 7:29出発。
7:51 (2,040m付近)この辺りから勾配が俄然急になってきます。大きい岩をよじ登りながら高度をかせいでいきます。といいつつ7分休憩。表銀座の東側から昇った太陽が背後から照りつけるようになり暑さが増して来ました。水もバシャバシャ流れていましたがこの暑い中救われます。
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7:51 (2,040m付近)この辺りから勾配が俄然急になってきます。大きい岩をよじ登りながら高度をかせいでいきます。といいつつ7分休憩。表銀座の東側から昇った太陽が背後から照りつけるようになり暑さが増して来ました。水もバシャバシャ流れていましたがこの暑い中救われます。
さらに2分程登りました。遠く尾根に見える白い樹を目指す感じですね。
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さらに2分程登りました。遠く尾根に見える白い樹を目指す感じですね。
8:01 上の写真とほぼ同じ地点から少しアングルを変えました。かなり急であるのが分ります。まだ結構な水流がありましたので、喉を潤わせながら進めました。
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8:01 上の写真とほぼ同じ地点から少しアングルを変えました。かなり急であるのが分ります。まだ結構な水流がありましたので、喉を潤わせながら進めました。
8:10 (2,100m)眼前に大岩出現。ここは右岸を巻きました。
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8:10 (2,100m)眼前に大岩出現。ここは右岸を巻きました。
8:13 大きな岩が増えてきました。巻道ぽい所もありますが、基本的には中央突破で進みます。北鎌のコルまで脇の草付内を登ったのは上の一か所だけでした。
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8:13 大きな岩が増えてきました。巻道ぽい所もありますが、基本的には中央突破で進みます。北鎌のコルまで脇の草付内を登ったのは上の一か所だけでした。
8:18 (2,130m) かなり天上沢が眼下に遠くなりましたが、この辺りでやっと半分です。
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8:18 (2,130m) かなり天上沢が眼下に遠くなりましたが、この辺りでやっと半分です。
ほぼ同じ辺りです。沢筋がだいぶ細くなってきました。
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ほぼ同じ辺りです。沢筋がだいぶ細くなってきました。
8:31 (2,190m)再び大岩出現。ここは中央から右の岩を攀じりました。
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8:31 (2,190m)再び大岩出現。ここは中央から右の岩を攀じりました。
8:35 (2,200m) ここで6分休憩。(少々前にも3分休憩している(^^;) 暑さが応えます・・・
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8:35 (2,200m) ここで6分休憩。(少々前にも3分休憩している(^^;) 暑さが応えます・・・
8:41 (2,200m)北鎌のコルまであと標高差270m程の地点です。
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8:41 (2,200m)北鎌のコルまであと標高差270m程の地点です。
ひたすら急登が続きます。
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ひたすら急登が続きます。
9:18 (2,340m付近) 下の方を撮った写真ですが・・・はい!実は道間違えました(^^;。 あれほど「最後の一つ前以外は右に進む!」と思っていたのに、そのまた一つ前の分岐を左に行っていました。そう言えば「これは分岐と言える程の枝沢では無い」と感じた沢がしばらく手前にありました。
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9:18 (2,340m付近) 下の方を撮った写真ですが・・・はい!実は道間違えました(^^;。 あれほど「最後の一つ前以外は右に進む!」と思っていたのに、そのまた一つ前の分岐を左に行っていました。そう言えば「これは分岐と言える程の枝沢では無い」と感じた沢がしばらく手前にありました。
なぜそれに気づいたかと言うと・・・
9:23 あらら・・・何やら怪しい踏み跡が左岸を直上する感じで現れました。
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なぜそれに気づいたかと言うと・・・
9:23 あらら・・・何やら怪しい踏み跡が左岸を直上する感じで現れました。
見上げると、かなりの人が通った形跡があります。また、次の目的にしていた木の丘がはるか上、ちょうど正面に見えています。方角的にはこちらが正しそう・・・
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見上げると、かなりの人が通った形跡があります。また、次の目的にしていた木の丘がはるか上、ちょうど正面に見えています。方角的にはこちらが正しそう・・・
2分程考えていると足下に赤いテープ発見・・・ もう一つテープを巻いた石もありました。
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2分程考えていると足下に赤いテープ発見・・・ もう一つテープを巻いた石もありました。
と、いうわけで草付を思いっきり直登します。
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と、いうわけで草付を思いっきり直登します。
30m程直登すると、水平に横断する踏跡に出たので、今度は40m水平移動。
9:31 再び右俣本流に戻りました。時間的には少しでしたが余計な体力を使いました・・・この景色を過ぎて次の分岐が左へ向かう部分です。
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30m程直登すると、水平に横断する踏跡に出たので、今度は40m水平移動。
9:31 再び右俣本流に戻りました。時間的には少しでしたが余計な体力を使いました・・・この景色を過ぎて次の分岐が左へ向かう部分です。
ここまで登っても水が出ていました。雨の恵みです。顔を洗って喉を潤します。
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ここまで登っても水が出ていました。雨の恵みです。顔を洗って喉を潤します。
9:36 ここが左への分岐ですね。右は険悪な沢に進んでいました。「分かれば右に行くハズなんてないなぁ、」と思いながら左に進路を取ります。(直前間違ったのにいい気なもんです)
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9:36 ここが左への分岐ですね。右は険悪な沢に進んでいました。「分かれば右に行くハズなんてないなぁ、」と思いながら左に進路を取ります。(直前間違ったのにいい気なもんです)
9:38 北鎌のコルが眼前に見えてきました。ここがコル直下の最後の分岐です。右の沢は草に隠れてよく見えません。大天井ヒュッテのページに掲載されている情報ですと分岐がはっきり分かります・・・行く時期により景観もルートも変わってしまう事があるからルートファインディングが重要なのです。
※最後の分岐を間違い、事故になるケースが多いため、2010年8月大天井ヒュッテによって「×」マークが付けられたようです※
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9:38 北鎌のコルが眼前に見えてきました。ここがコル直下の最後の分岐です。右の沢は草に隠れてよく見えません。大天井ヒュッテのページに掲載されている情報ですと分岐がはっきり分かります・・・行く時期により景観もルートも変わってしまう事があるからルートファインディングが重要なのです。
※最後の分岐を間違い、事故になるケースが多いため、2010年8月大天井ヒュッテによって「×」マークが付けられたようです※
少し進み、中央の岩稜に登ります。
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少し進み、中央の岩稜に登ります。
9:43 登って来た北鎌沢右俣を振り返りました。
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9:43 登って来た北鎌沢右俣を振り返りました。
9:47 (2,470m)北鎌のコルに到着です。・・・登りはキツいです・・・途中6回で合計32分も休憩取っていました(^^;ので、2時間42分かかりました。
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9:47 (2,470m)北鎌のコルに到着です。・・・登りはキツいです・・・途中6回で合計32分も休憩取っていました(^^;ので、2時間42分かかりました。
天上沢側眼下を見下ろしたところです。北鎌のコルでしばし休憩です。
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天上沢側眼下を見下ろしたところです。北鎌のコルでしばし休憩です。
いよいよ北鎌尾根上を槍ヶ岳に向かって進み出します。
10:00 北鎌のコルを出発です。
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いよいよ北鎌尾根上を槍ヶ岳に向かって進み出します。
10:00 北鎌のコルを出発です。
先ほど下って来た表銀座の稜線に近づきました。大天井岳も見えています。
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先ほど下って来た表銀座の稜線に近づきました。大天井岳も見えています。
「さぁ尾根上だ!」と言っても「天狗の腰掛」までは今までの北鎌沢右俣の延長のような草付、樹林、ハイマツ帯の急登が続きます。踏み跡はしっかりしています。
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「さぁ尾根上だ!」と言っても「天狗の腰掛」までは今までの北鎌沢右俣の延長のような草付、樹林、ハイマツ帯の急登が続きます。踏み跡はしっかりしています。
「あ、あんな所まで登るの?・・・」とへこんだ辺りです。この区間標高差300mを登ります。槍ヶ岳までの半分もいきませんが、私にとって北鎌尾根で一番辛かったのは、この区間の登りだったかもしれません。北鎌沢の登りで結構疲れて、本当に自分の体力で山頂にたどり着けるのか? 身分不相応ではなかったか? ・・・暑い、喉が渇く、水の消費が激しい、山頂までもつのか?、ビバークになったら水は足りるのか? など色々心配しまくっていたのがこの区間です。(水は大天井ヒュッテから3Lを持っており実際は余裕だったのですが・・・)
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「あ、あんな所まで登るの?・・・」とへこんだ辺りです。この区間標高差300mを登ります。槍ヶ岳までの半分もいきませんが、私にとって北鎌尾根で一番辛かったのは、この区間の登りだったかもしれません。北鎌沢の登りで結構疲れて、本当に自分の体力で山頂にたどり着けるのか? 身分不相応ではなかったか? ・・・暑い、喉が渇く、水の消費が激しい、山頂までもつのか?、ビバークになったら水は足りるのか? など色々心配しまくっていたのがこの区間です。(水は大天井ヒュッテから3Lを持っており実際は余裕だったのですが・・・)
10:22 尾根を回り込むと正面に独標が見えてきました。しかし、上に書いたように「心配」しまくっていたため、独標を天狗の腰掛と思いこんでしまったのでした。「えー、天狗の腰掛ってあんなに遠いのか」と尚更へこんだ瞬間です。この独標の光景は行く前にも多くの人のホームページで見ていたのに、一瞬地図を見れば良いだけだったのに・・・ 心配と不安が思い込みを呼んでしまった例です。
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10:22 尾根を回り込むと正面に独標が見えてきました。しかし、上に書いたように「心配」しまくっていたため、独標を天狗の腰掛と思いこんでしまったのでした。「えー、天狗の腰掛ってあんなに遠いのか」と尚更へこんだ瞬間です。この独標の光景は行く前にも多くの人のホームページで見ていたのに、一瞬地図を見れば良いだけだったのに・・・ 心配と不安が思い込みを呼んでしまった例です。
眼前にP8が迫って来ました。まだまだ登りです。
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眼前にP8が迫って来ました。まだまだ登りです。
下を振り返るとP7以前のピークがゴツゴツと続いていました。
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下を振り返るとP7以前のピークがゴツゴツと続いていました。
10:48 ハイマツ掴みの直登(←勝手に名前を付けた)です。道なりに行き、正面右の岩を攀じ登ります。しっかりした手がかりが無いので、上に生えるハイマツを掴みながら登ります。2m程のたいしたことない登りなのですが、いやらしいのは登り出しの足場はそんなに良い訳ではなく、登っている時振り返ると右下の絶壁下がよく見えるのですね(だったら振り返るな、、、という感じですが(^^;)。で、ズルっと落ちるとはずみがつきますから、足場でバウンドして右下の方に落ちてしまいます。こういう高度感を味わう登りが今後随所で出てくることになります。
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10:48 ハイマツ掴みの直登(←勝手に名前を付けた)です。道なりに行き、正面右の岩を攀じ登ります。しっかりした手がかりが無いので、上に生えるハイマツを掴みながら登ります。2m程のたいしたことない登りなのですが、いやらしいのは登り出しの足場はそんなに良い訳ではなく、登っている時振り返ると右下の絶壁下がよく見えるのですね(だったら振り返るな、、、という感じですが(^^;)。で、ズルっと落ちるとはずみがつきますから、足場でバウンドして右下の方に落ちてしまいます。こういう高度感を味わう登りが今後随所で出てくることになります。
先ほど下って来た貧乏沢の沢筋がよく見えます。
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先ほど下って来た貧乏沢の沢筋がよく見えます。
もう一登りでP8です。
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もう一登りでP8です。
11:03 P8到着。今まで無かったヤセ尾根が姿を現しました。いよいよ本格的な北鎌尾根の始まりです。ここで10分休憩します。
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11:03 P8到着。今まで無かったヤセ尾根が姿を現しました。いよいよ本格的な北鎌尾根の始まりです。ここで10分休憩します。
眼前に見える岩場をまっすぐ登ればすぐP9(天狗の腰掛)に着きます。(しかしこの時、まだ私はそれに気付いていませんでした・・・(>_<))
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眼前に見える岩場をまっすぐ登ればすぐP9(天狗の腰掛)に着きます。(しかしこの時、まだ私はそれに気付いていませんでした・・・(>_<))
「天狗の腰掛はまだ遠いなぁ、どうやって登るんんだ?」などとへこみながらこの景色を見上げていたのですが、「ん?どこかで見た事がある形・・・独標?」 はい、やっと気づいたのでした(^^;。 色々な事考えて混乱していたとはいえ情けない限りでした・・・ しかし、「と、いう事はかなり予定通りのタイム?」となるわけで、逆に俄然パワーが湧いてきた瞬間なのでした。
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「天狗の腰掛はまだ遠いなぁ、どうやって登るんんだ?」などとへこみながらこの景色を見上げていたのですが、「ん?どこかで見た事がある形・・・独標?」 はい、やっと気づいたのでした(^^;。 色々な事考えて混乱していたとはいえ情けない限りでした・・・ しかし、「と、いう事はかなり予定通りのタイム?」となるわけで、逆に俄然パワーが湧いてきた瞬間なのでした。
独標のトラバース道と有名なオーバーハング岩部分です。おまけに先行パーティーが見えています。今日は誰もいないかと思っていただけに少しウレシイ瞬間でした。
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独標のトラバース道と有名なオーバーハング岩部分です。おまけに先行パーティーが見えています。今日は誰もいないかと思っていただけに少しウレシイ瞬間でした。
眼前にある次のピークが天狗の腰掛(P9)ですね。
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眼前にある次のピークが天狗の腰掛(P9)ですね。
天狗の腰掛を過ぎた辺り。上の写真と殆ど同じ・・
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天狗の腰掛を過ぎた辺り。上の写真と殆ど同じ・・
天狗の腰掛を過ぎると、岩稜帯のアップダウンが始まります。
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天狗の腰掛を過ぎると、岩稜帯のアップダウンが始まります。
「どこをどう進むんだ!」という感じに見えますが、歩いているとしっかり道が見えてきます。この辺りで迷うことは無いと思います。
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「どこをどう進むんだ!」という感じに見えますが、歩いているとしっかり道が見えてきます。この辺りで迷うことは無いと思います。
そっくりの写真だらけ・・・
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そっくりの写真だらけ・・・
11:36 北鎌沢左俣 源頭部に到着。左俣にはビッシリ雪渓が残っていました。
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11:36 北鎌沢左俣 源頭部に到着。左俣にはビッシリ雪渓が残っていました。
独標が圧倒的な迫力で迫って来ました。
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独標が圧倒的な迫力で迫って来ました。
噂(?)のトラバース道
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噂(?)のトラバース道
11:55 独標トラバース入口そばの広場に到着。 時間的、精神的にも余裕が見込めたので、大の字になって15分程昼寝をしました。ここまでの登りからも解放され、とても気持ち良いひと時でした。
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11:55 独標トラバース入口そばの広場に到着。 時間的、精神的にも余裕が見込めたので、大の字になって15分程昼寝をしました。ここまでの登りからも解放され、とても気持ち良いひと時でした。
12:10 体力も回復。独標トラバース開始です。
出だしの部分、フィックスロープもあり難なく通過です。
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12:10 体力も回復。独標トラバース開始です。
出だしの部分、フィックスロープもあり難なく通過です。
進むに従って踏み跡がはっきり見えてきます。
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進むに従って踏み跡がはっきり見えてきます。
ミヤマオダマキが満開でした。この辺りには沢山咲いていました。きれいなお花には癒されます。
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ミヤマオダマキが満開でした。この辺りには沢山咲いていました。きれいなお花には癒されます。
ガレ場を進みます。そんなに悪くはありませんが、落石などにも気をつけながら進みます。写真中央から左上にバンドを登って行きます。
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ガレ場を進みます。そんなに悪くはありませんが、落石などにも気をつけながら進みます。写真中央から左上にバンドを登って行きます。
ガレ場を通り抜けてトラバースルートを振り返った図です。ずーっと向こうに見えますが、トラバースの入口は岩峰なのです。その辺りの基部に上のフィックスロープがあります。
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ガレ場を通り抜けてトラバースルートを振り返った図です。ずーっと向こうに見えますが、トラバースの入口は岩峰なのです。その辺りの基部に上のフィックスロープがあります。
しばらく進むと眼前で道が途切れたように見える所に着きました。この先を左に回り込むと有名なオーバーハング岩です。こんな険しい登山道の左右にも色とりどりの沢山のお花が咲いています。でも、右下に目をやると・・・
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しばらく進むと眼前で道が途切れたように見える所に着きました。この先を左に回り込むと有名なオーバーハング岩です。こんな険しい登山道の左右にも色とりどりの沢山のお花が咲いています。でも、右下に目をやると・・・
こんな感じにスッパリと切れ落ちています
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こんな感じにスッパリと切れ落ちています
オーバーハング岩の下を四つん這いで通るか、一段下にある足場を通るか、選択肢は二つですが、荷物も重いので四つん這いでハングした岩の下を通り抜けました。ザックが岩に当らないように注意です。
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オーバーハング岩の下を四つん這いで通るか、一段下にある足場を通るか、選択肢は二つですが、荷物も重いので四つん這いでハングした岩の下を通り抜けました。ザックが岩に当らないように注意です。
続いて細いバンドのトラバースです。写真で見るよりかなり歩きやすかったです。ちょうどこの辺りで、先ほど先行していたパーティが直上の岩肌を進んでいた(独標へ向かおうとしていたよう・・・)ため、一旦停止頂いて、先にトラバースさせて頂きました。(いくらベテランでも落石されたら怖いですからね・・・)
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続いて細いバンドのトラバースです。写真で見るよりかなり歩きやすかったです。ちょうどこの辺りで、先ほど先行していたパーティが直上の岩肌を進んでいた(独標へ向かおうとしていたよう・・・)ため、一旦停止頂いて、先にトラバースさせて頂きました。(いくらベテランでも落石されたら怖いですからね・・・)
細いバンドを越えるとハイマツ混じりの道です。わずかに行ってこの道が行き止まると有名(?)なチムニーに到着します。
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細いバンドを越えるとハイマツ混じりの道です。わずかに行ってこの道が行き止まると有名(?)なチムニーに到着します。
右手に目をやると広々とした千丈沢の向こうに荒々しい硫黄尾根、そして鷲羽、水晶の峰々がいつもと違う角度から望めました。
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右手に目をやると広々とした千丈沢の向こうに荒々しい硫黄尾根、そして鷲羽、水晶の峰々がいつもと違う角度から望めました。
12:28 行き止まった所はこれまた有名な残置ハーケンのあるチムニーの登り口。誰でも簡単に登れそうに見えますが、高さは3m弱あり垂直。足をかける場所によっては登るのに難渋するかもしれません。写真を撮っている私の背後は絶壁ですから、失敗して落ちるとバウンドして谷底行きです(^^;。 さっさとA0でクライミングさせて頂きました。
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12:28 行き止まった所はこれまた有名な残置ハーケンのあるチムニーの登り口。誰でも簡単に登れそうに見えますが、高さは3m弱あり垂直。足をかける場所によっては登るのに難渋するかもしれません。写真を撮っている私の背後は絶壁ですから、失敗して落ちるとバウンドして谷底行きです(^^;。 さっさとA0でクライミングさせて頂きました。
12:32 チムニーを越えると大きなスラブ状の岩場に出会います。ここを直登すると独標ピークに向かえます。(ヤマケイのDVDでもここを直登されていました(^^)...) 天狗の腰掛以前はへたっており独標は巻くつもりでいましたが、岩場に入って元気が出てきました。 時間にも余裕が出たため、独標ピークを踏むことにし、写真中央を真っ直ぐに稜線目指して登ります。
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12:32 チムニーを越えると大きなスラブ状の岩場に出会います。ここを直登すると独標ピークに向かえます。(ヤマケイのDVDでもここを直登されていました(^^)...) 天狗の腰掛以前はへたっており独標は巻くつもりでいましたが、岩場に入って元気が出てきました。 時間にも余裕が出たため、独標ピークを踏むことにし、写真中央を真っ直ぐに稜線目指して登ります。
少し登って眼下を見ると、独標を巻いていく踏み跡が続いていました。
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少し登って眼下を見ると、独標を巻いていく踏み跡が続いていました。
10分程直登すると稜線に出ました。槍ヶ岳はガスの中ですが、これこそ北鎌尾根という岩稜帯が眼前に現れました。ここから5分程北側に戻ると独標のピークです。
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10分程直登すると稜線に出ました。槍ヶ岳はガスの中ですが、これこそ北鎌尾根という岩稜帯が眼前に現れました。ここから5分程北側に戻ると独標のピークです。
東鎌尾根もいつもと違う角度から見えて新鮮です。
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東鎌尾根もいつもと違う角度から見えて新鮮です。
どんどん良い天気になってきました。独標から北側を眺めた図です。遠く針ノ木岳が見えています。
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どんどん良い天気になってきました。独標から北側を眺めた図です。遠く針ノ木岳が見えています。
独標ピークにある草地です。今までの岩稜帯がウソのような穏やかな場所です。
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独標ピークにある草地です。今までの岩稜帯がウソのような穏やかな場所です。
独標(P10)ピークから登って来た北鎌尾根を振り返りました。(ヤマケイDVD添付地図、国土地理院の地図、GPSトラックを見比べるとどうもP9と天狗の腰掛が違うピークのように感じます。実のところはどうなんでしょうね?)
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独標(P10)ピークから登って来た北鎌尾根を振り返りました。(ヤマケイDVD添付地図、国土地理院の地図、GPSトラックを見比べるとどうもP9と天狗の腰掛が違うピークのように感じます。実のところはどうなんでしょうね?)
今朝方下って来た貧乏沢が良く見えています。表銀座稜線から大天井岳の眺めも最高です。
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今朝方下って来た貧乏沢が良く見えています。表銀座稜線から大天井岳の眺めも最高です。
反対側には硫黄尾根を挟んで裏銀座の稜線が続いています。
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反対側には硫黄尾根を挟んで裏銀座の稜線が続いています。
そうこうしていると槍ヶ岳のガスも飛びました。今まで見た事もない荒々しい槍ヶ岳の姿です。
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そうこうしていると槍ヶ岳のガスも飛びました。今まで見た事もない荒々しい槍ヶ岳の姿です。
独標ピークから続く北鎌尾根岩稜帯です。
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独標ピークから続く北鎌尾根岩稜帯です。
独標ピーク到着は12:42。トラバース開始から32分で着いてしまいました。 北鎌のコルからも2時間42分とまぁまぁのペースまで上がりました。・・・という訳で、草地でしばらく昼寝です。あーここで一日ゆっくりしたい・・・
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独標ピーク到着は12:42。トラバース開始から32分で着いてしまいました。 北鎌のコルからも2時間42分とまぁまぁのペースまで上がりました。・・・という訳で、草地でしばらく昼寝です。あーここで一日ゆっくりしたい・・・
13:00 独標を出発。 いきなり稜線突破、と登った所は絶壁。というわけで少しトラバースしていると、後方から先ほどのパーティがやってきました。独標は後方のピークなので迂回を決めたようですね。(独標へは斜面を右上に直登します)
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13:00 独標を出発。 いきなり稜線突破、と登った所は絶壁。というわけで少しトラバースしていると、後方から先ほどのパーティがやってきました。独標は後方のピークなので迂回を決めたようですね。(独標へは斜面を右上に直登します)
稜線に戻りました。眼前にP11のピークが見えてきました。
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稜線に戻りました。眼前にP11のピークが見えてきました。
画面左手側より、稜線に忠実に進みます。
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画面左手側より、稜線に忠実に進みます。
少し進んで登りはじめ部分です。
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少し進んで登りはじめ部分です。
さらに少々進みました。小ピークが続くので結構アップダウンの連続です。ヤマケイDVDの地図ですとこのピークがP11になっています。 "ヤマケイDVDの"と言ったのは、どうも人によってピーク位置の解釈が違うようなので・・・私もどれが正しいのかよく分りません(^^; 共通認識なのはP13とかP15位みたいです。
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さらに少々進みました。小ピークが続くので結構アップダウンの連続です。ヤマケイDVDの地図ですとこのピークがP11になっています。 "ヤマケイDVDの"と言ったのは、どうも人によってピーク位置の解釈が違うようなので・・・私もどれが正しいのかよく分りません(^^; 共通認識なのはP13とかP15位みたいです。
上の写真の右方鞍部からルンゼを下れそうです。眼前にP12が迫ります。
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上の写真の右方鞍部からルンゼを下れそうです。眼前にP12が迫ります。
ルンゼを降り切って振り返った図です。結構急でザレています・・・
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ルンゼを降り切って振り返った図です。結構急でザレています・・・
P12に着いて振り返ると先ほどのパーティが2名。どうやら天上沢側(写真右側)へ下ってしまったようで、ルート探しに難渋されていました。私が下って来たのは左端に見えるルンゼです。
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P12に着いて振り返ると先ほどのパーティが2名。どうやら天上沢側(写真右側)へ下ってしまったようで、ルート探しに難渋されていました。私が下って来たのは左端に見えるルンゼです。
上の写真はズームですので、ひいてみるとこんな感じ。なかなか高度感があります。ピークの左端には「窓」が見えています。天上沢側(右側)に下るとルートが行き詰まりがちなのが分かると思います。
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上の写真はズームですので、ひいてみるとこんな感じ。なかなか高度感があります。ピークの左端には「窓」が見えています。天上沢側(右側)に下るとルートが行き詰まりがちなのが分かると思います。
再び進路を見ます。槍ヶ岳の穂先は少しガスの中です。
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再び進路を見ます。槍ヶ岳の穂先は少しガスの中です。
次のピークはP13(地図上2873mのピーク)です。
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次のピークはP13(地図上2873mのピーク)です。
鞍部への下りは千丈沢側をとりました。
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鞍部への下りは千丈沢側をとりました。
稜線から少し戻り気味にクライムダウンしました。
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稜線から少し戻り気味にクライムダウンしました。
トラバース気味にP13との鞍部に進みます。
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トラバース気味にP13との鞍部に進みます。
P13に登りながら後ろを振り返った図です。高くそびえる岩尾根のピーク部分が前話で出てきたP11(人によってはP12)ピークです。(一番左上の岩峰が窓開き岩です) 眼下のコルまでだいぶ下がってきた事が分かります。
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P13に登りながら後ろを振り返った図です。高くそびえる岩尾根のピーク部分が前話で出てきたP11(人によってはP12)ピークです。(一番左上の岩峰が窓開き岩です) 眼下のコルまでだいぶ下がってきた事が分かります。
こんな岩稜帯でも健気に咲き誇る高山植物、大事にしたいですね。
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こんな岩稜帯でも健気に咲き誇る高山植物、大事にしたいですね。
P13からの下りではチムニー状になった地帯を下りました。
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P13からの下りではチムニー状になった地帯を下りました。
続いてP14への登り、白くて脆い岩地帯に入ります。千丈沢側(向かって右側)を巻いていく踏み跡も見えますが、計画通り正面突破。ど真ん中左よりのクラック部分から攀じることにします。
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続いてP14への登り、白くて脆い岩地帯に入ります。千丈沢側(向かって右側)を巻いていく踏み跡も見えますが、計画通り正面突破。ど真ん中左よりのクラック部分から攀じることにします。
上の写真の真ん中辺りに小さなハイマツ帯が見えますが、その少し左下に見えるクラック部分まで登ってきました。ところがこのクラック部分登り難い・・・そこで少し左手の足場になりそうな辺りから攀じることにしました。ステップも小さいし、手がかりも少なく脆いので、ここの攀じりが一番イヤでしたね。
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上の写真の真ん中辺りに小さなハイマツ帯が見えますが、その少し左下に見えるクラック部分まで登ってきました。ところがこのクラック部分登り難い・・・そこで少し左手の足場になりそうな辺りから攀じることにしました。ステップも小さいし、手がかりも少なく脆いので、ここの攀じりが一番イヤでしたね。
この岩峰も有名ですね。 上の写真撮る場で振り返った図、P13からの下りになります。どこを下るの?という感じですが、千丈沢側(振り返っているので画面左側)に進路を見出せれば難なくクライムダウン出来ます。
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この岩峰も有名ですね。 上の写真撮る場で振り返った図、P13からの下りになります。どこを下るの?という感じですが、千丈沢側(振り返っているので画面左側)に進路を見出せれば難なくクライムダウン出来ます。
相変わらず癒しの高山植物。
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相変わらず癒しの高山植物。
地図で見るとこのあたりがP14の頂点になります。(この辺もヒトによって微妙に解釈が違うみたいです) 続いて進路にはP15に向けての登りが待ち構えています。
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地図で見るとこのあたりがP14の頂点になります。(この辺もヒトによって微妙に解釈が違うみたいです) 続いて進路にはP15に向けての登りが待ち構えています。
右下にはかなりはっきりした巻き道が見えています。この辺りの巻き道は深みにはまると大変時間をロスする可能性が大きいみたいです。
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右下にはかなりはっきりした巻き道が見えています。この辺りの巻き道は深みにはまると大変時間をロスする可能性が大きいみたいです。
上の写真から少し進みました。(同じ景色です)私は眼前の岩棚を中段まで登り右手にトラバース、ガレ場から左手に斜上というルートをとりました。
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上の写真から少し進みました。(同じ景色です)私は眼前の岩棚を中段まで登り右手にトラバース、ガレ場から左手に斜上というルートをとりました。
またしても振り返りの図。一番向こう側がP11です。結構アップダウンが続くのが分かると思います。先ほど私の後ろにいたパーティーは二つ向こうのピーク(白く脆い岩の辺り)で天井沢側(画面右側)に下ってしまったようで、ハイマツ帯と格闘されていました。迷っても天井沢側には進路をとらない、これ基本ですね。
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またしても振り返りの図。一番向こう側がP11です。結構アップダウンが続くのが分かると思います。先ほど私の後ろにいたパーティーは二つ向こうのピーク(白く脆い岩の辺り)で天井沢側(画面右側)に下ってしまったようで、ハイマツ帯と格闘されていました。迷っても天井沢側には進路をとらない、これ基本ですね。
ここも正面のピークに向けて稜線伝いに進みます。稜線には必ずと言ってよいほど踏み跡がありました。
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ここも正面のピークに向けて稜線伝いに進みます。稜線には必ずと言ってよいほど踏み跡がありました。
二つ上と同じような写真です・・・
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二つ上と同じような写真です・・・
ちょっとガスって来ました。 尾根伝いの一番左奥がP15です。まだかなりありますね。 こちらも目先の岩場を直登します。
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ちょっとガスって来ました。 尾根伝いの一番左奥がP15です。まだかなりありますね。 こちらも目先の岩場を直登します。
いよいよ最後のピーク P15への登りに入ります。眼前に見えているのはP15の前に控える小ピークです。ここはどうも岩が不安定そうに見えるので前半部分は千丈沢側を巻き気味に進み、ハイマツ帯の辺りから稜線に戻ることとしました。
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いよいよ最後のピーク P15への登りに入ります。眼前に見えているのはP15の前に控える小ピークです。ここはどうも岩が不安定そうに見えるので前半部分は千丈沢側を巻き気味に進み、ハイマツ帯の辺りから稜線に戻ることとしました。
スラブ帯から稜線に戻れそうですので、写真左上部を目指して登ります。ちょうどスラブを越えてガレに入った所で、足をかけていた50cm強の岩がいきなりザーッと崩れ落ちました。ひょい、とどいたから良かったものの、両足で乗っていたら危ないところです。乗り切るまではビクともしないのにね・・・そんな浮石だらけの所なのです。(もちろん下のトラバースに人がいたら大変です。逆に稜線に人が向かっていたら、続行して登らないこと! ←これは前日大天井ヒュッテの主も言われていた事です)
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スラブ帯から稜線に戻れそうですので、写真左上部を目指して登ります。ちょうどスラブを越えてガレに入った所で、足をかけていた50cm強の岩がいきなりザーッと崩れ落ちました。ひょい、とどいたから良かったものの、両足で乗っていたら危ないところです。乗り切るまではビクともしないのにね・・・そんな浮石だらけの所なのです。(もちろん下のトラバースに人がいたら大変です。逆に稜線に人が向かっていたら、続行して登らないこと! ←これは前日大天井ヒュッテの主も言われていた事です)
上記稜線に戻って振り返った所です。眼下はるか下に千丈沢が見えています。転げ落ちたら止まりません・・・
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上記稜線に戻って振り返った所です。眼下はるか下に千丈沢が見えています。転げ落ちたら止まりません・・・
P14までに比べると灰色の巨岩が増えてきました。槍ヶ岳が近づいてきた事が岩質からも感じられます。 まっすぐに前方の岩稜を登ります。
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P14までに比べると灰色の巨岩が増えてきました。槍ヶ岳が近づいてきた事が岩質からも感じられます。 まっすぐに前方の岩稜を登ります。
ここだけ見ていると大キレットの岩場と似ていますが、何より違うのはこちらの巨岩はあちこちグラつくことです。
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ここだけ見ていると大キレットの岩場と似ていますが、何より違うのはこちらの巨岩はあちこちグラつくことです。
累々とした岩場を進みます。
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累々とした岩場を進みます。
この辺りがP15のピークになります。前方、北鎌平に辺りにはちょうどガスがかかっています。
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この辺りがP15のピークになります。前方、北鎌平に辺りにはちょうどガスがかかっています。
「諸君頑張れ」の碑がありました。 頑張りますよー!!
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「諸君頑張れ」の碑がありました。 頑張りますよー!!
P15を過ぎると尾根は細く険しくなります。遠く左から東鎌尾根が近づいてきました。
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P15を過ぎると尾根は細く険しくなります。遠く左から東鎌尾根が近づいてきました。
ガスがとれて槍ヶ岳が姿を現しました。今までに見たことの無い、荒々しい槍ヶ岳の姿です。ひと登りした(写真中段)辺りが北鎌平です。
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ガスがとれて槍ヶ岳が姿を現しました。今までに見たことの無い、荒々しい槍ヶ岳の姿です。ひと登りした(写真中段)辺りが北鎌平です。
北鎌平に向けて最後の登りが眼前に控えます。コース取りを考えて向かいますが・・・
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北鎌平に向けて最後の登りが眼前に控えます。コース取りを考えて向かいますが・・・
真下に来るとこんな感じなので、考えたコースも良く分かりません。でも登れるところがコースなので、見当をつけて取り付きます。
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真下に来るとこんな感じなので、考えたコースも良く分かりません。でも登れるところがコースなので、見当をつけて取り付きます。
しばし登って振り返った図です。北鎌平に向けての岩場もなかなか険しいのです。左に見えるのが先ほど通過したP15です。
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しばし登って振り返った図です。北鎌平に向けての岩場もなかなか険しいのです。左に見えるのが先ほど通過したP15です。
ほどなく広場が現れました。北鎌平到着です。
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ほどなく広場が現れました。北鎌平到着です。
周りは累々とした岩場ですが、キャンプサイトのような場所もあり、今までに無く落ち着ける場所です。北鎌平まで独標から2時間12分。途中随所で写真を撮りながらでしたから、まぁ合格タイムと言えましょう(自己納得(^^;)
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周りは累々とした岩場ですが、キャンプサイトのような場所もあり、今までに無く落ち着ける場所です。北鎌平まで独標から2時間12分。途中随所で写真を撮りながらでしたから、まぁ合格タイムと言えましょう(自己納得(^^;)
そして、北鎌平から見上げた槍ヶ岳ファミリー(大槍、小槍・・・)です。どこを登るんだろう・・・という感じですね。いつも見る槍ヶ岳とは全く違う山のような険しさです。
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そして、北鎌平から見上げた槍ヶ岳ファミリー(大槍、小槍・・・)です。どこを登るんだろう・・・という感じですね。いつも見る槍ヶ岳とは全く違う山のような険しさです。
歩いてきた北鎌尾根、右のピークが独標、左がP15です。天気もどんどん良くなってきて感無量です。 槍ヶ岳山荘に予約の電話を入れて、しばらく横になって休憩タイムとしました。
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歩いてきた北鎌尾根、右のピークが独標、左がP15です。天気もどんどん良くなってきて感無量です。 槍ヶ岳山荘に予約の電話を入れて、しばらく横になって休憩タイムとしました。
北鎌平、真ん中の大岩の右側に広いスペースがあり、ゆっくり寝ころんで休めました。
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北鎌平、真ん中の大岩の右側に広いスペースがあり、ゆっくり寝ころんで休めました。
「ここが北鎌平」と赤い字で書かれていました。
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「ここが北鎌平」と赤い字で書かれていました。
さぁ、最後の一登りです。15:35出発。
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さぁ、最後の一登りです。15:35出発。
上の写真で小さく見える岩も傍に行くとこんな感じの巨岩です。かなり巨大な岩でも、乗るとグラッとか動くものがいくつもありました。
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上の写真で小さく見える岩も傍に行くとこんな感じの巨岩です。かなり巨大な岩でも、乗るとグラッとか動くものがいくつもありました。
東鎌尾根が眼下になってきました。ヒュッテ大槍からこちらの姿が見えるかな?
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東鎌尾根が眼下になってきました。ヒュッテ大槍からこちらの姿が見えるかな?
どこをどう登るんだろうという感じです。
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どこをどう登るんだろうという感じです。
間近で見た「ハサミ岩」です。
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間近で見た「ハサミ岩」です。
穂先が近付くにつれ一段と急さが増して来ました。登れる所がコースなのです。
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穂先が近付くにつれ一段と急さが増して来ました。登れる所がコースなのです。
北鎌平もだいぶ遠ざかりました。
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北鎌平もだいぶ遠ざかりました。
また東鎌尾根・・・
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また東鎌尾根・・・
天上沢を隔てた表銀座、その向こうには常念岳が見えています。
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天上沢を隔てた表銀座、その向こうには常念岳が見えています。
歩いてきた北鎌尾根です。
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歩いてきた北鎌尾根です。
まだまだ登ります。
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まだまだ登ります。
上の写真部分の斜度。実はかなり急なんです。
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上の写真部分の斜度。実はかなり急なんです。
昔勝手につけられた赤ペンキが一部残っていますが、無視して直上します。
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昔勝手につけられた赤ペンキが一部残っていますが、無視して直上します。
最初に現れるチムニーです。
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最初に現れるチムニーです。
次に現れるのがここ。有名なチムニーです。ここを登れば山頂です。真中に見えている残置スリングまで3m程の高さがあります。チムニーに入り込もうとするとザックが引っかかってしまうので、私は一歩登った後、右側の大岩側を攀じりました。
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次に現れるのがここ。有名なチムニーです。ここを登れば山頂です。真中に見えている残置スリングまで3m程の高さがあります。チムニーに入り込もうとするとザックが引っかかってしまうので、私は一歩登った後、右側の大岩側を攀じりました。
上から見下ろした所。残置スリングが右に見えています。攀じっている時に下を見ると結構高さがあります。で、はるか下の方まで見える、、、というか、落ちたら下まで転がり落ちちゃいますね・・・
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上から見下ろした所。残置スリングが右に見えています。攀じっている時に下を見ると結構高さがあります。で、はるか下の方まで見える、、、というか、落ちたら下まで転がり落ちちゃいますね・・・
16:19槍ヶ岳山頂到着! 北鎌平から44分でした。
大天井ヒュッテから11時間34分(移動時間:10時間5分/休憩時間:1時間29分)の一人旅でした。もちろん結構疲れました。じゃあもう行きたくないか、と聞かれたら、、、また歩いてみたいですね。コースと時間と疲れ具合が分かったので、今度はまた違う北鎌尾根の顔を見てみたいな、と思います。
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16:19槍ヶ岳山頂到着! 北鎌平から44分でした。
大天井ヒュッテから11時間34分(移動時間:10時間5分/休憩時間:1時間29分)の一人旅でした。もちろん結構疲れました。じゃあもう行きたくないか、と聞かれたら、、、また歩いてみたいですね。コースと時間と疲れ具合が分かったので、今度はまた違う北鎌尾根の顔を見てみたいな、と思います。
今日のゴールは槍ヶ岳山荘なので、まだ微妙に続きます(^^;。 ここからは一般ルート、山頂は例によって多くの人で賑わっていました。
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今日のゴールは槍ヶ岳山荘なので、まだ微妙に続きます(^^;。 ここからは一般ルート、山頂は例によって多くの人で賑わっていました。
お約束のハシゴを下ります。
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お約束のハシゴを下ります。
渋滞中(^^;......
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渋滞中(^^;......
槍ヶ岳山荘到着。ここで大天井ヒュッテからの長い道のりが終わりました。山荘から見る槍ヶ岳は、、、いつもの見慣れた槍ヶ岳の姿でした。
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槍ヶ岳山荘到着。ここで大天井ヒュッテからの長い道のりが終わりました。山荘から見る槍ヶ岳は、、、いつもの見慣れた槍ヶ岳の姿でした。
何となく夜中撮った写真。槍ヶ岳と月。手持ちで撮ったのでブレちゃってます。
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何となく夜中撮った写真。槍ヶ岳と月。手持ちで撮ったのでブレちゃってます。
夏の朝の槍ヶ岳。既に山頂まで渋滞が続いています。今朝は山頂にも登らずに下山です。
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夏の朝の槍ヶ岳。既に山頂まで渋滞が続いています。今朝は山頂にも登らずに下山です。
小屋前から見た西鎌尾根〜双六岳方面。良い天気です。
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小屋前から見た西鎌尾根〜双六岳方面。良い天気です。
今日は東鎌尾根を下ってみることにしました。
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今日は東鎌尾根を下ってみることにしました。
結構険悪な道が続いていますね。
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結構険悪な道が続いていますね。
少し下って、槍の穂先を振り返った図です。
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少し下って、槍の穂先を振り返った図です。
細い稜線はなかなか雄大な眺めなのです。
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細い稜線はなかなか雄大な眺めなのです。
昨日登ってきた北鎌尾根です。右端から3分の1程登った辺りが北鎌平です。
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昨日登ってきた北鎌尾根です。右端から3分の1程登った辺りが北鎌平です。
更に下の方・・・。右端のピークが独標です。
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更に下の方・・・。右端のピークが独標です。
槍ヶ岳の眺めが良いので、何回も立ち止まって振り返ってしまいます。東鎌尾根を登って槍ヶ岳に向かうのが、穂先の眺め的には一番気持ちよさそうです。
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槍ヶ岳の眺めが良いので、何回も立ち止まって振り返ってしまいます。東鎌尾根を登って槍ヶ岳に向かうのが、穂先の眺め的には一番気持ちよさそうです。
ヒュッテ大槍に到着。向こうに見えているのは殺生ヒュッテですね。ここから眺める大喰岳はどっしりとした独立峰感があります。
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ヒュッテ大槍に到着。向こうに見えているのは殺生ヒュッテですね。ここから眺める大喰岳はどっしりとした独立峰感があります。
再度北鎌尾根です。ゴツゴツと岩峰が立ちはだかっているのがよく分かります。
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再度北鎌尾根です。ゴツゴツと岩峰が立ちはだかっているのがよく分かります。
槍沢を隔てた南側には天狗原がきれいです。右奥は北穂高岳、正面奥は前穂高岳です。
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槍沢を隔てた南側には天狗原がきれいです。右奥は北穂高岳、正面奥は前穂高岳です。
だいぶ下って来ました。
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だいぶ下って来ました。
細い尾根が続きます。
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細い尾根が続きます。
ちょっとした梯子場もありました。
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ちょっとした梯子場もありました。
槍ヶ岳をバックにニッコウキスゲ。夏山っ、という感じで気持ち良い眺めです。
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槍ヶ岳をバックにニッコウキスゲ。夏山っ、という感じで気持ち良い眺めです。
この辺りまで下ってくると、独標から槍ヶ岳まで北鎌尾根上部全体が良く見渡せます。
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この辺りまで下ってくると、独標から槍ヶ岳まで北鎌尾根上部全体が良く見渡せます。
北側には天上沢の眺めが広がります。昨日通った北鎌沢出合がよく見えています。
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北側には天上沢の眺めが広がります。昨日通った北鎌沢出合がよく見えています。
南側には槍沢が広がります。眼下の沢が曲がっている辺りが「大曲」です。上から見ると、大きく曲がっているのがわかりやすいですね。
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南側には槍沢が広がります。眼下の沢が曲がっている辺りが「大曲」です。上から見ると、大きく曲がっているのがわかりやすいですね。
水俣乗越まで下って来ました。ここで尾根を離れ槍沢に下ります。
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水俣乗越まで下って来ました。ここで尾根を離れ槍沢に下ります。
水俣乗越からの下りは、途中からの眺めもとても雄大です。天狗原から稜線に伸びているのは横尾尾根、稜線の右端が中岳、中央左が南岳ですね。
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水俣乗越からの下りは、途中からの眺めもとても雄大です。天狗原から稜線に伸びているのは横尾尾根、稜線の右端が中岳、中央左が南岳ですね。
大曲りに下りつきました。ここからは上高地までひたすら歩くのみ!
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大曲りに下りつきました。ここからは上高地までひたすら歩くのみ!
ババ平です。今日はとても良い天気なので、ついつい立ち止まって写真を撮ってしまいます。
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ババ平です。今日はとても良い天気なので、ついつい立ち止まって写真を撮ってしまいます。
槍沢ロッヂまで下って来ました。槍沢ロッヂからは槍の穂先が遠望できます。
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槍沢ロッヂまで下って来ました。槍沢ロッヂからは槍の穂先が遠望できます。
さらに下って槍見河原。きれいな三角錐の穂先が望めました。ここで槍ヶ岳ともお別れです。
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さらに下って槍見河原。きれいな三角錐の穂先が望めました。ここで槍ヶ岳ともお別れです。
横尾です。前穂の眺めが雄大なポイントですね。おや?雲が出てきました。
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横尾です。前穂の眺めが雄大なポイントですね。おや?雲が出てきました。
徳沢園には七夕飾りがありました。
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徳沢園には七夕飾りがありました。
梓川の河原(というか川の中?)に立つケショウヤナギの大木。度重なる大雨、氾濫にも耐えて、まだまだ元気そうです。少し早いですが、下山の無事を感謝して上高地に向かいました。
おしまい。
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梓川の河原(というか川の中?)に立つケショウヤナギの大木。度重なる大雨、氾濫にも耐えて、まだまだ元気そうです。少し早いですが、下山の無事を感謝して上高地に向かいました。
おしまい。
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