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Yamareco

記録ID: 945217
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

前半戦は仲間の北岳挑戦サポート、後半戦は仙塩尾根南部制覇

2016年08月11日(木) 〜 2016年08月14日(日)
 - 拍手
kaz その他2人
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
78:46
距離
45.0km
登り
3,856m
下り
3,580m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:11
休憩
2:02
合計
7:13
6:37
6:45
11
6:56
6:56
113
8:49
9:19
124
11:23
11:35
15
11:50
13:02
41
2日目
山行
5:07
休憩
2:24
合計
7:31
5:30
15
5:45
5:56
19
6:15
7:11
22
7:33
7:34
24
8:29
8:42
38
9:20
9:26
56
10:22
11:17
30
11:47
11:48
46
12:34
12:34
27
3日目
山行
6:42
休憩
0:59
合計
7:41
4:52
25
5:17
5:18
26
5:44
5:45
13
5:58
6:09
44
6:53
6:53
78
8:11
8:13
35
8:48
9:21
18
9:39
9:40
52
11:15
11:16
20
11:36
11:44
28
12:12
12:12
21
4日目
山行
5:48
休憩
2:06
合計
7:54
5:20
34
5:54
5:54
46
6:40
7:10
125
9:15
9:25
27
9:52
9:58
0
9:58
11:18
116
両俣小屋脇の木陰で大休憩
1・2・4日目:テント泊装備で縦走
3日目:熊ノ平小屋にテント設置のままサブザック装備でピストン縦走

1・2日目の北岳山頂まではtomoten、bluesky39も一緒、それ以降はソロ山行
天候 晴れ(但し、2日目以降は2700m以下は雲海ガスガスの中)
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
芦安駐車場を利用(無料 今回は遅い到着だった為、第5駐車場)
入山:芦安からは広河原行きバス(第1便の増発)を利用
下山:野呂川出合から広河原行きバス、その後はジャンボタクシーで芦安へ
コース状況/
危険箇所等
●登山ポスト
広河原山荘入口前に設置されています(紙・鉛筆あり)。

●大樺沢コース(二俣まで)
樹林と渓流の気持ちの良いコースです。水が近いので、風も涼しく、木陰で日差しも遮られるため、暑さでバテることがありませんでした。二俣近くになると、樹林帯を抜けるため、日差しの暑さに少々まいってしまいました。二俣は八本尾コル方面、右俣方面、白根御池小屋方面の道が集まるジャンクション地点です(トイレ設置あり)。

●右俣コース~肩の小屋
稜線に出るまで標高差600mほどの九十九折れの急登が続きます。いくつもお花畑が点在し、急登の疲れを癒してくれます。稜線(小太郎尾根分岐)に出ると、前面に仙丈ヶ岳や甲斐駒などの展望が一気に拓けます。
稜線に出てからはお花畑も点在する前方に北岳を望みながらの歩きを楽しめます。
北岳への肩部分に肩の小屋があります。

●肩の小屋テン場(1泊600円・区画フリー) au携帯圏内
稜線から一段下がったところにテン場があります。一番近いサイトは既に満杯だったため、登山道を少し戻った(下った)ハイマツ帯の脇の富士を展望できる側でテント設営しました。仙丈ヶ岳を展望できる側にもサイトはありますが、風が仙丈ヶ岳側から吹き付けてくるため、富士を展望できる側にテントを張るほうが安全だと思います。小屋の前で水を補給できます(有料100円)。

●北岳~間ノ岳(天空の3000m稜線コース)
鋭利な北岳とひたすら大きな間ノ岳を繋ぐ、言わずもがなの最高の展望を満喫しつつ大きくてたおやかな尾根を歩けるルートです。間ノ岳山頂までいくつかの似せピークが出てくるので、疲れているときはこれが意外とキツイかもしれません。

●仙塩尾根南部(塩見岳〜熊ノ平小屋〜三峰岳〜野呂川越)
間ノ岳から下り基調で進んだ先に三峰岳の尖峰があります。その基部に野呂川越への分岐があります。三峰岳からしばらく痩せ尾根を下り、やがて幅広なガレた尾根に変わり、それを下って樹林帯に入ってしばらくで熊ノ平小屋です。
熊ノ平小屋から塩見岳までは最初は樹林帯のゆるやかな尾根道、途中に安部荒倉岳、新蛇抜山があります(それぞれ縦走路から少しの距離で行けます)。
北荒川岳は一転して崩落地脇のザレ場、展望が利けば眼前に塩見岳が雄々しく見えるのだと思います(今回はガスガスで見えず)。北荒川岳キャンプ場跡からしばらく進んだところから北俣岳分岐までは見通しの効く尾根歩きで、ちょっと白馬大池から小蓮華への稜線道に近い雰囲気があります。最後にザレた急登を登り詰めると北俣岳分岐で、そこから30分少々で塩見岳です(途中のハイマツは背が高くてかき分けて進むのがちょっとシンドイ)。
三峰岳から野呂川越までは、最初は見晴らしのある痩せ尾根下り、樹林帯に入ってからは細かなアップダウンと鬱蒼と繁った苔や倒木の道となり、コースタイム2時間とありますが、実際にはもっとかかりました。途中、見晴らしが良くて右側にザレた傾斜地が出てくるところは、そちらに間違い踏み跡がいくつかあって、迷い込みそうになるので気をつけてください(正解は尾根のハイマツ帯を直進)。私はここで20分ほど迷ってしまいました。

●熊ノ平小屋テン場(1泊600円・区画フリー) 小屋から5分にau携帯圏内地点あり
目の前に農鳥岳が望める、小さなサイトが点在するテン場です。水は無料、豊富でおいしい。小屋の前に大きなウッドテラスがあって、まったり休憩に丁度良いです。

●両俣小屋
休憩だけで利用しましたが、林間で涼し気なテントサイト、豊富な水、キレイなトイレ、一度テン泊してみたいなと思わせるところでした。
その他周辺情報 ●金山沢温泉(第5駐車場横にある日帰り温泉施設):大人850円
コンパクトな浴槽(室内・露天)と洗い場の施設ですが、キレイな施設です。
バーベキュー場も営業していて、炭焼きの香ばしい匂いと子供の歓声が賑やかでした。
初日朝は快晴 広河原から北岳もバッチリ、友人のテンションもUP
2016年08月11日 06:35撮影
8/11 6:35
初日朝は快晴 広河原から北岳もバッチリ、友人のテンションもUP
大樺沢ルートの二俣近辺は明るくてお花もあって良いとこです
2016年08月11日 08:58撮影 by  iPhone 6, Apple
8/11 8:58
大樺沢ルートの二俣近辺は明るくてお花もあって良いとこです
振り返れば鳳凰三山、その高さ比で、どれくらい登ってきたかを測れます(^^)
2016年08月11日 08:59撮影 by  iPhone 6, Apple
8/11 8:59
振り返れば鳳凰三山、その高さ比で、どれくらい登ってきたかを測れます(^^)
鳳凰三山の稜線と目線があってくれば稜線まであと少し
2016年08月11日 11:28撮影 by  iPhone 6, Apple
8/11 11:28
鳳凰三山の稜線と目線があってくれば稜線まであと少し
北岳と八本歯のコル
2016年08月11日 11:52撮影 by  iPhone 6, Apple
8/11 11:52
北岳と八本歯のコル
魅惑的に延びる池山吊尾根、いつかあのルートで登りたいなあ
2016年08月11日 11:52撮影 by  iPhone 6, Apple
8/11 11:52
魅惑的に延びる池山吊尾根、いつかあのルートで登りたいなあ
小太郎尾根分岐到着。甲斐駒の白が目立ちます
2016年08月11日 11:52撮影 by  iPhone 6, Apple
8/11 11:52
小太郎尾根分岐到着。甲斐駒の白が目立ちます
鳳凰三山と高嶺、それぞれの特徴ある山頂がよくわかります。
2016年08月11日 11:53撮影 by  iPhone 6, Apple
8/11 11:53
鳳凰三山と高嶺、それぞれの特徴ある山頂がよくわかります。
見えてきました、北岳。肩の小屋も小っちゃく見えてます。
2016年08月11日 13:06撮影 by  iPhone 6, Apple
8/11 13:06
見えてきました、北岳。肩の小屋も小っちゃく見えてます。
堂々とした風格、さすが南アルプスの女王・仙丈ヶ岳。
2週間後に同行友人2名に3名加えたメンバーで登る予定。
2016年08月11日 13:06撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/11 13:06
堂々とした風格、さすが南アルプスの女王・仙丈ヶ岳。
2週間後に同行友人2名に3名加えたメンバーで登る予定。
当初はすぐそこの小太郎山ピストンを予定してたけど、睡眠不足で気力がイマイチのため中止。
どんどんガスが湧いて甲斐駒を包みます。
2016年08月11日 13:06撮影
8/11 13:06
当初はすぐそこの小太郎山ピストンを予定してたけど、睡眠不足で気力がイマイチのため中止。
どんどんガスが湧いて甲斐駒を包みます。
午後になってガスが湧く鳳凰三山
2016年08月11日 13:06撮影 by  iPhone 6, Apple
8/11 13:06
午後になってガスが湧く鳳凰三山
小太郎山への稜線、百高山87位のお山、山頂は次の機会に
2016年08月11日 13:08撮影
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8/11 13:08
小太郎山への稜線、百高山87位のお山、山頂は次の機会に
鋸と甲斐駒
2016年08月11日 13:24撮影
8/11 13:24
鋸と甲斐駒
肩の小屋に到着
2016年08月11日 13:44撮影
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8/11 13:44
肩の小屋に到着
小屋近くのテン場は既に満杯、ちょっと離れてるけど良い場所を見つけて設営(ハイマツ脇の展望良い平地の青テント)
2016年08月11日 14:28撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/11 14:28
小屋近くのテン場は既に満杯、ちょっと離れてるけど良い場所を見つけて設営(ハイマツ脇の展望良い平地の青テント)
北岳山頂はすぐそこ
2016年08月11日 14:28撮影 by  iPhone 6, Apple
8/11 14:28
北岳山頂はすぐそこ
3代目マイテントのデビューは北岳肩の小屋テン場となりました。速乾性で丈夫で設営が楽チンなダンロップテント。
2016年08月11日 16:05撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/11 16:05
3代目マイテントのデビューは北岳肩の小屋テン場となりました。速乾性で丈夫で設営が楽チンなダンロップテント。
夕方、テン場でブロッケン現象に遭遇
2016年08月11日 16:15撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/11 16:15
夕方、テン場でブロッケン現象に遭遇
2日目朝 好天を約束する空模様です
2016年08月12日 04:44撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/12 4:44
2日目朝 好天を約束する空模様です
雲海に浮かぶのは南八ヶ岳
2016年08月12日 04:44撮影 by  iPhone 6, Apple
8/12 4:44
雲海に浮かぶのは南八ヶ岳
黒々と雲海に浮かぶ鳳凰三山
2016年08月12日 04:44撮影 by  iPhone 6, Apple
8/12 4:44
黒々と雲海に浮かぶ鳳凰三山
肩の小屋メインのテン場と富士山と雲海
2016年08月12日 04:56撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/12 4:56
肩の小屋メインのテン場と富士山と雲海
どっしりと仙丈ヶ岳、左後ろは中央アルプス
2016年08月12日 04:56撮影 by  iPhone 6, Apple
8/12 4:56
どっしりと仙丈ヶ岳、左後ろは中央アルプス
キリッと屹立する甲斐駒
2016年08月12日 04:56撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/12 4:56
キリッと屹立する甲斐駒
甲斐駒と仙丈の揃い踏み その奥にはウッスラと北アルプス
2016年08月12日 04:59撮影 by  iPhone 6, Apple
8/12 4:59
甲斐駒と仙丈の揃い踏み その奥にはウッスラと北アルプス
色とりどりのテントが構図に色を添えてイイ感じ
2016年08月12日 04:59撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/12 4:59
色とりどりのテントが構図に色を添えてイイ感じ
8月12日のご来光〜
2016年08月12日 05:02撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/12 5:02
8月12日のご来光〜
テントと富士と朝日と雲海
2016年08月12日 05:02撮影 by  iPhone 6, Apple
8/12 5:02
テントと富士と朝日と雲海
朝日で薄ピンクに染まる北岳
2016年08月12日 05:02撮影 by  iPhone 6, Apple
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朝日で薄ピンクに染まる北岳
雲海の上に全部出た〜
2016年08月12日 05:06撮影
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8/12 5:06
雲海の上に全部出た〜
2016年08月12日 05:07撮影
8/12 5:07
空は夏というより秋の様相かな〜
2016年08月12日 05:18撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/12 5:18
空は夏というより秋の様相かな〜
北岳途中から、肩の小屋、テン場を見下ろす
2016年08月12日 05:45撮影
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8/12 5:45
北岳途中から、肩の小屋、テン場を見下ろす
中白根沢ノ頭分岐からの甲斐駒、八ヶ岳
2016年08月12日 05:58撮影
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8/12 5:58
中白根沢ノ頭分岐からの甲斐駒、八ヶ岳
2016年08月12日 05:58撮影
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仙丈ヶ岳
2016年08月12日 05:58撮影
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仙丈ヶ岳
中央アルプス
2016年08月12日 05:58撮影
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中央アルプス
2016年08月12日 05:58撮影
8/12 5:58
塩見の鉄兜な形がわかりやすいね
2016年08月12日 05:58撮影
8/12 5:58
塩見の鉄兜な形がわかりやすいね
北岳山頂には多くの人々が
2016年08月12日 06:11撮影
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8/12 6:11
北岳山頂には多くの人々が
北岳から間ノ岳へと続く、魅惑の天空の3000m稜線
2016年08月12日 06:11撮影
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8/12 6:11
北岳から間ノ岳へと続く、魅惑の天空の3000m稜線
日本第2位 北岳山頂
2016年08月12日 06:22撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/12 6:22
日本第2位 北岳山頂
仙丈ヶ岳と左奥に中央アルプス、右奥遠くに乗鞍岳と槍穂稜線
2016年08月12日 06:22撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/12 6:22
仙丈ヶ岳と左奥に中央アルプス、右奥遠くに乗鞍岳と槍穂稜線
仙塩尾根と中央アルプス
2016年08月12日 06:22撮影 by  iPhone 6, Apple
8/12 6:22
仙塩尾根と中央アルプス
北岳山荘を経て間ノ岳へと延びる天空の稜線と左奥に農鳥岳、右奥に塩見岳
2016年08月12日 07:22撮影 by  iPhone 6, Apple
8/12 7:22
北岳山荘を経て間ノ岳へと延びる天空の稜線と左奥に農鳥岳、右奥に塩見岳
八本歯のコルへの分岐
2016年08月12日 07:36撮影
8/12 7:36
八本歯のコルへの分岐
雲海に浮かぶ富士
2016年08月12日 07:36撮影
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8/12 7:36
雲海に浮かぶ富士
気持ち良く歩ける間ノ岳へと続くなだらかで太い稜線
2016年08月12日 08:07撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/12 8:07
気持ち良く歩ける間ノ岳へと続くなだらかで太い稜線
間ノ岳、大きくてカッコイイ
2016年08月12日 08:21撮影
8/12 8:21
間ノ岳、大きくてカッコイイ
このあたりはちょっとしたお花畑
2016年08月12日 08:22撮影
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このあたりはちょっとしたお花畑
三角錐な北岳
2016年08月12日 08:51撮影
8/12 8:51
三角錐な北岳
北岳山荘
2016年08月12日 08:51撮影
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北岳山荘
間ノ岳へと延びる稜線を登ります
2016年08月12日 08:51撮影
8/12 8:51
間ノ岳へと延びる稜線を登ります
仙丈ヶ岳
2016年08月12日 08:51撮影
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仙丈ヶ岳
中白根山
2016年08月12日 09:21撮影
8/12 9:21
中白根山
間ノ岳まではまだまだ
2016年08月12日 09:21撮影
8/12 9:21
間ノ岳まではまだまだ
天空の稜線を反対側から 鋭利な北岳を真ん中に、左奥に甲斐駒、右奥に鳳凰三山
2016年08月12日 09:25撮影 by  iPhone 6, Apple
8/12 9:25
天空の稜線を反対側から 鋭利な北岳を真ん中に、左奥に甲斐駒、右奥に鳳凰三山
ガスがどんどん湧き上がってきます
2016年08月12日 09:25撮影 by  iPhone 6, Apple
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ガスがどんどん湧き上がってきます
2016年08月12日 09:39撮影
8/12 9:39
間ノ岳へのルート上にヒョッコリ出てきたライチョウの子供。全然人間を怖がっていないで堂々としてました。
2016年08月12日 09:39撮影 by  iPhone 6, Apple
8/12 9:39
間ノ岳へのルート上にヒョッコリ出てきたライチョウの子供。全然人間を怖がっていないで堂々としてました。
広大な間ノ岳山頂部と富士
2016年08月12日 10:23撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/12 10:23
広大な間ノ岳山頂部と富士
間ノ岳山頂から西農鳥、塩見、悪沢
2016年08月12日 10:24撮影 by  iPhone 6, Apple
8/12 10:24
間ノ岳山頂から西農鳥、塩見、悪沢
いつもはここを右の農鳥方面ですが、今回は三峰岳方面へ
2016年08月12日 10:24撮影 by  iPhone 6, Apple
8/12 10:24
いつもはここを右の農鳥方面ですが、今回は三峰岳方面へ
2016年08月12日 10:25撮影
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8/12 10:25
2016年08月12日 10:26撮影
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あの突き出ている三峰岳まで下り基調で稜線伝いに進みます
2016年08月12日 11:21撮影
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あの突き出ている三峰岳まで下り基調で稜線伝いに進みます
三峰岳2999m これだけの標高があるのに、独立峰ではなく間ノ岳の属峰なんですね
2016年08月12日 11:51撮影
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8/12 11:51
三峰岳2999m これだけの標高があるのに、独立峰ではなく間ノ岳の属峰なんですね
三峰岳から間ノ岳への稜線を見上げる
2016年08月12日 11:51撮影
8/12 11:51
三峰岳から間ノ岳への稜線を見上げる
標高を下げると雲海ガスガスの中へ
2016年08月12日 12:33撮影
8/12 12:33
標高を下げると雲海ガスガスの中へ
農鳥へのトラバース道分岐
2016年08月12日 12:38撮影
8/12 12:38
農鳥へのトラバース道分岐
上空は晴れているけど、2700mくらいに拡がっている雲海ガスガスで上の展望は時折見えるだけ(向こうは農鳥の稜線)
2016年08月12日 12:39撮影
8/12 12:39
上空は晴れているけど、2700mくらいに拡がっている雲海ガスガスで上の展望は時折見えるだけ(向こうは農鳥の稜線)
ガスガスに囲まれた熊ノ平小屋とテン場が見えてきた
2016年08月12日 12:43撮影
8/12 12:43
ガスガスに囲まれた熊ノ平小屋とテン場が見えてきた
熊ノ平小屋に到着
2016年08月12日 13:02撮影
8/12 13:02
熊ノ平小屋に到着
メインのテン場はすでに満杯だったので、2段高台の見晴らしの良いサイトを確保
2016年08月12日 13:41撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/12 13:41
メインのテン場はすでに満杯だったので、2段高台の見晴らしの良いサイトを確保
3日目 農鳥の肩からご来光
2016年08月13日 05:14撮影
8/13 5:14
3日目 農鳥の肩からご来光
塩見への最後の登りまではずっとこんなガスガス展望のない樹林稜線歩き
2016年08月13日 05:14撮影
8/13 5:14
塩見への最後の登りまではずっとこんなガスガス展望のない樹林稜線歩き
2016年08月13日 05:14撮影
8/13 5:14
日本百高山第93位 安部荒倉岳山頂2693m しかし三角点のみで標識なし。おまけに縦走路から外れているので気づきにくいかも。
2016年08月13日 05:22撮影
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8/13 5:22
日本百高山第93位 安部荒倉岳山頂2693m しかし三角点のみで標識なし。おまけに縦走路から外れているので気づきにくいかも。
新蛇抜山も縦走路から外れてます
2016年08月13日 05:59撮影
8/13 5:59
新蛇抜山も縦走路から外れてます
ガスが無ければ展望地かも
2016年08月13日 06:03撮影
8/13 6:03
ガスが無ければ展望地かも
日本百高山 第100位 新蛇抜山2667m きっと百位じゃなければ登路も標識も付けられないだろうお山です
2016年08月13日 06:03撮影
8/13 6:03
日本百高山 第100位 新蛇抜山2667m きっと百位じゃなければ登路も標識も付けられないだろうお山です
樹林から拓けているところに何という花かわからんけど群生してました
2016年08月13日 06:42撮影
8/13 6:42
樹林から拓けているところに何という花かわからんけど群生してました
ガスガス視界無しの日本百高山 第91位 北荒川岳2698m
いきなり崩落ガレ場脇の三角点だけで山頂標識なし。
2016年08月13日 06:57撮影
8/13 6:57
ガスガス視界無しの日本百高山 第91位 北荒川岳2698m
いきなり崩落ガレ場脇の三角点だけで山頂標識なし。
きっと展望地なんでしょうねえ
2016年08月13日 06:57撮影
8/13 6:57
きっと展望地なんでしょうねえ
山頂の三角点を振り返る
2016年08月13日 06:58撮影
8/13 6:58
山頂の三角点を振り返る
このあたりは砂礫地で他とは異なる植生
2016年08月13日 07:08撮影
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このあたりは砂礫地で他とは異なる植生
あの向こうが北荒川岳山頂部
2016年08月13日 07:08撮影
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あの向こうが北荒川岳山頂部
あの向こうに本当は巨大な塩見岳が展開しているんだろうなあ
2016年08月13日 07:09撮影
8/13 7:09
あの向こうに本当は巨大な塩見岳が展開しているんだろうなあ
北荒川岳キャンプ場跡
2016年08月13日 07:11撮影
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北荒川岳キャンプ場跡
キャンプ禁止だそうです
2016年08月13日 07:13撮影
8/13 7:13
キャンプ禁止だそうです
あのガスガスを登り抜けると塩見岳が見えるんだろうな
2016年08月13日 07:32撮影
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あのガスガスを登り抜けると塩見岳が見えるんだろうな
2016年08月13日 07:33撮影
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あのハイマツに模様のコントラストがあるところが雪投沢 水場があるらしく、テント一張ありました
2016年08月13日 07:35撮影
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あのハイマツに模様のコントラストがあるところが雪投沢 水場があるらしく、テント一張ありました
いよいよ、北ノ俣岳分岐までの登り、ガスの上は好天そう
2016年08月13日 07:46撮影
8/13 7:46
いよいよ、北ノ俣岳分岐までの登り、ガスの上は好天そう
上に登るとガスがとれてきて、振り返ると歩いてきた稜線がハッキリと
2016年08月13日 08:05撮影
8/13 8:05
上に登るとガスがとれてきて、振り返ると歩いてきた稜線がハッキリと
稜線までもう少し
2016年08月13日 08:05撮影
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稜線までもう少し
2016年08月13日 08:05撮影
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ガスガスの上は抜けるような青空
2016年08月13日 08:05撮影
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ガスガスの上は抜けるような青空
仙塩尾根と間ノ岳、濃鳥岳
2016年08月13日 08:11撮影 by  iPhone 6, Apple
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仙塩尾根と間ノ岳、濃鳥岳
向こうの稜線は白根南嶺
2016年08月13日 08:12撮影 by  iPhone 6, Apple
8/13 8:12
向こうの稜線は白根南嶺
北ノ俣岳
2016年08月13日 08:12撮影 by  iPhone 6, Apple
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北ノ俣岳
向こうには蝙蝠岳の三角
2016年08月13日 08:12撮影 by  iPhone 6, Apple
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向こうには蝙蝠岳の三角
分岐で休憩 塩見まであと少し
2016年08月13日 08:13撮影
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分岐で休憩 塩見まであと少し
2016年08月13日 08:14撮影
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登ってきた尾根を見下ろす
2016年08月13日 08:14撮影
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登ってきた尾根を見下ろす
2016年08月13日 08:14撮影
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2016年08月13日 08:15撮影
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2016年08月13日 08:15撮影
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塩見まで意外とまだあるね
2016年08月13日 08:31撮影
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塩見まで意外とまだあるね
塩見岳東峰3052mに到着
2016年08月13日 08:54撮影 by  iPhone 6, Apple
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塩見岳東峰3052mに到着
昔、三伏峠からサブザックで蝙蝠岳日帰りピストンしたなあ
2016年08月13日 08:55撮影 by  iPhone 6, Apple
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昔、三伏峠からサブザックで蝙蝠岳日帰りピストンしたなあ
悪沢岳はガスガスの向こうで残念
2016年08月13日 08:55撮影 by  iPhone 6, Apple
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悪沢岳はガスガスの向こうで残念
塩見からぐるっと蝙蝠へ続く稜線
2016年08月13日 08:55撮影 by  iPhone 6, Apple
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塩見からぐるっと蝙蝠へ続く稜線
またまたガスが湧いてきて間ノ岳と農鳥岳の山頂だけがかろうじて
2016年08月13日 08:55撮影 by  iPhone 6, Apple
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またまたガスが湧いてきて間ノ岳と農鳥岳の山頂だけがかろうじて
2016年08月13日 08:56撮影
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2016年08月13日 08:56撮影
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塩見岳は双耳峰、向こうが三角点のある西峰(東峰より少し低い)
2016年08月13日 08:56撮影
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塩見岳は双耳峰、向こうが三角点のある西峰(東峰より少し低い)
2016年08月13日 08:56撮影
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2016年08月13日 09:23撮影
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2016年08月13日 09:25撮影
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2016年08月13日 09:51撮影
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ガスガスの中へ仙塩尾根のもときた道を下ります
2016年08月13日 09:51撮影
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ガスガスの中へ仙塩尾根のもときた道を下ります
2016年08月13日 09:52撮影
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北荒川キャンプ場跡近くの草原
2016年08月13日 10:22撮影
8/13 10:22
北荒川キャンプ場跡近くの草原
向こうの展望地は竜尾見晴
2016年08月13日 11:27撮影
8/13 11:27
向こうの展望地は竜尾見晴
竜尾見晴から ガスガスじゃなければ展望が良さそう
2016年08月13日 11:33撮影
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竜尾見晴から ガスガスじゃなければ展望が良さそう
2016年08月13日 11:41撮影
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縦走路にある小さな看板(安部荒倉岳山頂分岐) 気をつけてないと見落とすほどの地味さ
2016年08月13日 12:15撮影
8/13 12:15
縦走路にある小さな看板(安部荒倉岳山頂分岐) 気をつけてないと見落とすほどの地味さ
2016年08月13日 12:20撮影
8/13 12:20
予想よりもかなり早く熊ノ平小屋に戻ってこれました
2016年08月13日 12:36撮影
8/13 12:36
予想よりもかなり早く熊ノ平小屋に戻ってこれました
この後、小屋前のウッドデッキでラーメン&ビールで午後のマッタリ
2016年08月13日 12:36撮影
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この後、小屋前のウッドデッキでラーメン&ビールで午後のマッタリ
2016年08月13日 14:12撮影
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マイテントと農鳥岳
2016年08月13日 14:48撮影 by  iPhone 6, Apple
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マイテントと農鳥岳
ここのテン場は小さなサイトが点在(私のテントは右上の高台)
2016年08月13日 17:32撮影 by  iPhone 6, Apple
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ここのテン場は小さなサイトが点在(私のテントは右上の高台)
夕方、農鳥岳山頂が夕日に照らされてクッキリ
2016年08月13日 17:59撮影
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夕方、農鳥岳山頂が夕日に照らされてクッキリ
農鳥岳アップ
2016年08月13日 17:59撮影
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農鳥岳アップ
最終日
やはりガスガスの中
2016年08月14日 05:56撮影
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最終日
やはりガスガスの中
でも標高を上げていくと徐々にガスが薄れて
2016年08月14日 05:57撮影
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でも標高を上げていくと徐々にガスが薄れて
三峰岳の尖峰が見えてきた
2016年08月14日 06:13撮影
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三峰岳の尖峰が見えてきた
2日目はもっとガスガスだったので解らなかったけど、痩せ尾根な場所だったんですね
2016年08月14日 06:20撮影
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2日目はもっとガスガスだったので解らなかったけど、痩せ尾根な場所だったんですね
三峰岳山頂から
登ってきた熊ノ平小屋方面。遠くに塩見岳
2016年08月14日 06:43撮影 by  iPhone 6, Apple
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三峰岳山頂から
登ってきた熊ノ平小屋方面。遠くに塩見岳
2016年08月14日 06:43撮影 by  iPhone 6, Apple
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向こうは中央アルプス
2016年08月14日 06:43撮影 by  iPhone 6, Apple
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向こうは中央アルプス
仙塩尾根北部と仙丈ヶ岳
2016年08月14日 06:43撮影 by  iPhone 6, Apple
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仙塩尾根北部と仙丈ヶ岳
ガスに包まれた甲斐駒も
2016年08月14日 06:43撮影 by  iPhone 6, Apple
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ガスに包まれた甲斐駒も
農鳥と富士
2016年08月14日 06:44撮影 by  iPhone 6, Apple
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農鳥と富士
見上げる間ノ岳
2016年08月14日 06:45撮影
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見上げる間ノ岳
2016年08月14日 06:45撮影 by  iPhone 6, Apple
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2016年08月14日 06:46撮影
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塩見岳の左奥にちょっと悪沢岳も見えた
2016年08月14日 06:46撮影
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塩見岳の左奥にちょっと悪沢岳も見えた
ガスに包まれてちょっと北岳も
2016年08月14日 06:50撮影
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ガスに包まれてちょっと北岳も
アップで塩見岳と悪沢岳
2016年08月14日 06:51撮影
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アップで塩見岳と悪沢岳
アップで農鳥岳
2016年08月14日 06:51撮影
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アップで農鳥岳
アップで仙丈ヶ岳
2016年08月14日 06:51撮影
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アップで仙丈ヶ岳
仙丈ヶ岳の奥に見える北アルプス(槍穂)をアップで
2016年08月14日 06:52撮影
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仙丈ヶ岳の奥に見える北アルプス(槍穂)をアップで
北岳の山頂も一瞬見えた
2016年08月14日 06:52撮影
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北岳の山頂も一瞬見えた
ガスに包まれた甲斐駒とギザギザが見えた鋸岳
2016年08月14日 06:52撮影
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ガスに包まれた甲斐駒とギザギザが見えた鋸岳
2016年08月14日 06:53撮影
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この分岐であの尾根を伝って野呂川越へ
2016年08月14日 07:13撮影
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8/14 7:13
この分岐であの尾根を伝って野呂川越へ
こうやって見ると、倒木の多い鬱蒼とした樹林尾根には見えないけど
2016年08月14日 07:13撮影
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こうやって見ると、倒木の多い鬱蒼とした樹林尾根には見えないけど
下ってきた尾根を振り返る
あのザレた部分でルートミスして斜面を下ってしまいました
2016年08月14日 07:36撮影
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下ってきた尾根を振り返る
あのザレた部分でルートミスして斜面を下ってしまいました
尾根の途中の急降下部分を降りてから見上げる
急斜面な感じが写真では伝わらんなあ
2016年08月14日 07:54撮影
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尾根の途中の急降下部分を降りてから見上げる
急斜面な感じが写真では伝わらんなあ
いかにも仙塩尾根な感じの樹林帯
2016年08月14日 08:36撮影
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いかにも仙塩尾根な感じの樹林帯
甲斐駒は解りやすいね
2016年08月14日 08:52撮影
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甲斐駒は解りやすいね
ようやく野呂川越に到着 ここまで意外と時間かかった
2016年08月14日 09:19撮影
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ようやく野呂川越に到着 ここまで意外と時間かかった
ここで仙塩尾根の稜線とお別れして、一気に両俣へ下ります
2016年08月14日 09:19撮影
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ここで仙塩尾根の稜線とお別れして、一気に両俣へ下ります
両俣小屋 名物女将にもお会いできました
2016年08月14日 10:01撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/14 10:01
両俣小屋 名物女将にもお会いできました
あの濃い木陰の下に広いベンチがあって、そこで大休息
2016年08月14日 10:01撮影 by  iPhone 6, Apple
8/14 10:01
あの濃い木陰の下に広いベンチがあって、そこで大休息
小屋の猫 人見知りせずにじゃれてきました
2016年08月14日 10:08撮影 by  iPhone 6, Apple
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小屋の猫 人見知りせずにじゃれてきました
木漏れ日が気持ち良さげなテン場 小屋も近いし、水場やトイレも近いし、泊まってみたいテン場ですね
2016年08月14日 11:22撮影
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木漏れ日が気持ち良さげなテン場 小屋も近いし、水場やトイレも近いし、泊まってみたいテン場ですね
野呂川出合までは長い林道歩き 最初は渓流沿いで良いけど、後半はずっと渓流からかなり上に上がって山腹を巻いて林道が延々と続きます
2016年08月14日 11:31撮影
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野呂川出合までは長い林道歩き 最初は渓流沿いで良いけど、後半はずっと渓流からかなり上に上がって山腹を巻いて林道が延々と続きます
途中で見えた、たぶん北岳山頂部と中白峰沢ノ頭だと思われる
2016年08月14日 11:51撮影
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途中で見えた、たぶん北岳山頂部と中白峰沢ノ頭だと思われる
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え サンダル ザック ザックカバー サブザック 行動食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ
備考 今回はアルファ米ではなく、無洗米を炊飯しました。炊き立てご飯はやはりおいしいです(ふりかけだけで充分に食べられました) 炊飯量を調節できるし、アルファ米よりも軽量化できました。今後のテント泊山行は炊飯メインに変更しようかなと。

感想

今年新たに制定された新祝日「山の日」。
金曜日に休みをとれば4連休で夏山に行けるということで、あれこれ考えていたところに、高校同期友人が北岳に登ってみたいと言う。その望みに応えつつ、3泊4日でガッツリ歩ける山行が作れないかで、作りだした今回の山行ルート。
一番のポイントは軽身で熊ノ平から仙塩尾根で塩見ピストンして、仙塩尾根の南半分を走破することと、その尾根上にある日本百高山のマイナーな3山(安部荒倉岳、新蛇抜山、北荒川岳)を制覇しておくこと、そして残す仙塩尾根北半分を走破するために事前に両俣小屋&テン場を見ておくこと。

初日と二日目の北岳山頂まではtomoten、bluesky39と一緒、以降は単独でガッツリ南アルプス奥深くに入って、はじめてのエリアを堪能してくる、二つの目的を組み合わせた、なかなか贅沢で中身の濃い4日間を堪能してきました。

初日は北岳登山の人気ルート、広河原から大樺沢、右俣コースで小太郎尾根分岐へ登って肩の小屋まで。「山の日」ということもあってか、人出が多い。ルート途中、二俣の休憩でたまたま話をし、以降ほぼ同じペースというのもあって、一緒に行動した鹿児島からの植物に詳しいネイチャーガイドのお兄さんと意気投合、結局テン場でもお隣同士になり、4人楽しい道中で肩の小屋まで。
当初、小太郎山ピストンを計画するも、前夜の寝不足でその元気もなくなったこともあり、早々と肩の小屋へ入ったものの、小屋近くのテン場はすでに満杯、しかたなく小屋から少し離れた、でも展望もあって平地でハイマツが喧噪を遮ってくれるサイトを見つけ、テントを設営、あとは4人で簡単な宴会となり、初日は終了。
(小屋は大混雑でこの日は一枚の蒲団に二人で寝るギュウギュウ詰めとのこと)

2日目、テント撤収して小屋前でご来光を拝み、前日に続いての好天のなかを4人で北岳山頂へ。それにしても人気のお山は人が多い。
四囲の山々が雲海に浮かぶ絶景の山頂↓



朝食休憩も兼ねてゆっくり山頂を満喫し、ここでtomoten、bluesky39とはお別れし(彼らは来た道を戻って、白根御池小屋経由で下山予定)、鹿児島のお兄さんと先へ進んで、北岳山荘へ(途中の斜面に咲く色々なお花の名前や特徴など、ネイチャーガイドさんならではの豆知識を教えてもらえてこれは嬉しかった)。
北岳山荘でお兄さんとお別れし、今回の山行の第2部・単独行へ。

青空の下、間ノ岳へと続く天空の稜線を満喫し、間ノ岳山頂で昼食休憩、ここでも話しかけてきた北海道から最近転勤してきたお兄さんと山談義で盛り上がりました(彼はこのルート初めてとのことで、農鳥への道や大門沢のこと等、知っていることを色々アドバイスしました)。

間ノ岳山頂からは初めてのエリアへ。分岐を三峰岳へ下り、午後で湧いてきたガスに包まれて展望の利かない道をどんどん下って、熊ノ平小屋に行くと、なんとここもテン場が満杯。前日同様、小屋から離れた高台のサイトを確保して設営完了。後はノンビリ昼寝したり飲んだくれたりで時間潰し。夕方までどんどんテント山行者が到着してきて、高台サイトも満杯、登山道脇や小屋脇のスペースまで臨時テン場となる始末。早めに入っておいてヨカッタです。この熊ノ平小屋は前日、TJAR参加者が通過していったとのことで、いろいろ話をしてみると、その応援やTJARに興味を持つトレラン系登山者が多かったです(テン場にもツェルトが多かった)。

そして、今回の一番の核心部・3日目。
この日は重い装備とはお別れして、テントを定置したまま軽身で塩見岳ピストン。
荷物が軽いと足取りも軽い、ガスガスの樹林帯稜線を良いペースで歩いて、安部荒倉岳、新蛇抜山、北荒川岳と日本百高山の3つの山頂を踏んで、最後の北俣岳分岐への急登でガスガスを突き抜けると、その上は青空と絶景。
北俣岳分岐へ登り詰め、これで仙塩尾根南部走破と間ノ岳と塩見岳の赤線が繫がりました。
塩見岳東峰からは悪沢岳・赤石岳方面は湧き上がるガスガスで視界がなかったけど、蝙蝠岳や白根南嶺、農鳥・間ノ岳・仙塩尾根がガスガスに包まれながらも一望のもとに↓




来た道を戻り、またガスガスの中に下って、仙塩尾根を熊ノ平小屋へ戻って3日目は終了、予想以上に快調に歩けて、小屋にも早めに着けたので、小屋前のウッドデックでラーメン&ビールでマッタリ休憩し、ここでも集まってた人たちと山談義(やはりTJAR県連の話題が多かったね)。この日も前日ほどではなかったけど、テン場は盛況、いやはやこんな山深い熊ノ平でこれだけテン場が込み合うとはビックリです。

そして最終日。
ここまで夕立も含めて雨に全然遭遇しないで4日間も山行できたことに感謝しつつ、テントを撤収。雨ではないが、この日もガスガスに包まれて出発。2日前に登った三峰岳へ登り返すと、この日も標高の高いところはガスガスの上で青空好天。
歩いてきた仙塩尾根から塩見岳や間ノ岳、農鳥岳、富士山、そして仙丈ヶ岳や甲斐駒、中央アルプスが一望のもとに↓




高峰からの絶景展望を目に焼き付けて、いよいよ下山開始。
徐々に高度を下げながら、ゆるゆる延々と続く稜線を2時間以上歩いて、行き過ぎてはいないかと不安になる頃にようやく野呂川越に到着し、ここで仙塩尾根とはオサラバ。両俣小屋のある野呂川まで一気に下り、早々に小屋で大休憩。野呂川出合のバス時間までかなり時間があったので、ビール&カップラーメンでお腹を満たし、靴下も脱いでサンダルになって、木陰のベンチでゴロゴロ時間潰しをし、バス時間に合わせて、小屋を出発、延々と続く林道を歩いて、野呂川出合に到着。ここでバスに乗って広河原に戻って、ジャンボタクシーに乗り合って芦安へと無事に帰着しました。

奥深い南アルプスでの人との出会い談笑の機会が多かった4日間、天気にも恵まれて無事に終了。しっかりリフレッシュできました。

今回のテント3泊では、はじめて全食を無洗米を炊飯。アルファ米と比べて、かさばらないし、量も柔軟に調整できるし、なんといっても炊き立ては美味くてふりかけだけでも食べられる。今後も炊飯山行がクセになりそうです。

この山行で日本百高山でもマイナーな3つを制覇できて、これで85座達成、あと15座、なんとか完全制覇したいなあ。そのためにもどこかで小太郎山を制覇しておかないとね。

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コメント

良いルートですね
kazさん充実の山行お疲れ様です。
今回は米炊きすべてうまくいったようで何よりです。私も仙塩尾根歩きたいなーと思ってますが、なかなか行けないですね。kazさんのレコ参考にさせてもらいます。
仙塩北部は是非一緒に行きましょう!
2016/8/24 12:28
Re: 良いルートですね
YAMAさん、そうですね、ぜひ仙塩尾根北部は一緒に行きましょう(^O^)/
YAMAさんと一緒なら美味しい食事も期待できるし!(^^)!
2016/8/25 23:18
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